取り組みのハイライト

普通科探究ブログ

令和3年9月30日グローバルリサーチ「風力発電と風車の羽の形状の研究」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)が研究の実験を行った。3Dプリンターで作った風車にモーターと電圧測定器具(ESP32)を接続して、パソコンに電圧のデータを送信した。風は大型扇風機を使った。途中、発電量が高すぎて計測器具が再起動したため計測不能になるハプニングがあったが、抵抗で分圧して計測電圧を半分にして計測したところうまく計測することができた。計測結果はエクセルで編集して折れ線グラフを作った。今回のデータをもとに、羽の形状と発電量の関係を研究する予定である。

  

令和3年9月27日グローバルリサーチⅡ「夏季休業中活動報告会」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)31名が、夏季休業中に各班で取り組んだ課題研究についてのパワーポイントを使用して報告(発表4分)を行った。今回は、大阪大学大学高等教育・入試研究開発センター特任助教の金泓槿氏と合同会社楽しい学校コンサルタントSecond代表の前田健志氏にオンラインで、大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程の嶋田仁氏には対面で参加していただいた。講師には生徒の報告に対して、アドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり

1班「スマホと睡眠の関係について」

2班「メンタルヘルスの向上を目指して」

3班「未就学児の教育格差をなくそう」

4班「部室棟のトイレ掃除について」

5班「神戸市に温かい給食を!!!」

6班「消防団による災害に負けないまちづくり」

7班「効率の良い風車を3Dプリンターで作り、風力発電に生かす」

8班「フォーより簡単な医療手続き」

9班「いかなご」

10班「情報リテラシーの現状と向上」

     

令和3年9月27日グローバルリサーチ「新聞ワーク」「夏季休業中活動報告」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ(1年生)受講生が新聞ワークと夏季休業中の活動報告を行った。1学期から行ってきた新聞ワークは3回目となり、各自で準備した資料を要領よく発表、議論した。続いて、夏季休業中の活動報告では、KOBE研修やSTEAM特別講座、各自の活動についてパワーポイントにまとめて発表した。次回は多文化共生をテーマに外部講師を招いて講義を行う予定である。

     

令和3年8月29日グローバルリサーチ「WKCフォーラム打ち合わせ」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、WHO健康開発総合研究センター(WHO神戸センター)主催「WKCフォーラム2021Global Health High School Summit ~高校生からの姫路宣言~」における発表者、及び宣言作成者に選ばれた。今回はキックオフミーティングとして、WKCの寺本氏から趣旨説明と今後の流れについて説明があった。本校生徒は「学校と生徒のメンタルヘルス」をテーマに研究を進め、同じテーマの県立姫路西高校の生徒と一緒に説明を受けた。今後はメンターである大阪大学医学部医学科の学生からサポートを受けながら活動を行う予定である。

 

   

令和3年8月25日グローバルリサーチFW「ベトナム夢KOBE」

グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、在日ベトナム人向けの医療手続きの簡略化について、ベトナム夢KOBE代表のズオン・ゴック・ディエップ氏からオンラインでお話を伺った。生徒は主に次の質問を行い、回答を得た。1)ベトナム人からの病院に受信する際の相談内容、2)神戸市内での外国人受け入れ実績のある病院、3)受け入れる病院側の反応。生徒はベトナム人が手続き面での不便さ感じているのではないかと仮定していましたが、診断における医師の専門用語が理解できなかったり、そもそも重症化しなければ医療機関にかからないことなどがわかった。

   

 

令和3年7月29日グローバルリサーチFW「長田消防団」

 長田消防団第一分団詰所において、グローバルリサーチ受講生(2年)3名が、消防団及び女性消防団員について、神戸市長田消防団長の赤木氏はじめ、長田区で初めて女性団員となった第一分団部長の楯川氏、神戸市消防局長田消防署消防防災課消防第2係長の岡氏など8名からお話を伺った。生徒は次の質問を行い、回答を得た。1)消防団の人数、年齢層(消防団全体と女性)、2)消防団の人数が足りているのか、3)仕事内容や男女での役割分担、4)本業や家事の両立ができるのか、5)地域との信頼関係やコロナの流行での変化。また、ヒアリングのあとに、消防団が管理しているポンプを見学させていただいた。

  

令和3年7月13日グローバルリサーチ「ひょうたん発表会」

本校コモンホールと講堂エントランスにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(3年)が、各班の研究テーマについてポスター発表を実施した。2年生からテーマ設定、フィールドワークや文献調査、実験等を行い、それらをもとに考察を行ってきた。ポスターとともに論文も作成し、今回の発表がそれらの集大成となった。グローバルリサーチ受講生(2年)が中心に聴衆となり、発表を聞き、質問をした。最後に、講堂にて大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門の金泓槿特任助教から講評をいただいた。今後は、研究報告書と活動報告書を作成し、グローバルリサーチのまとめを行う予定である。

〈生徒発表テーマ〉

1班「移動の制限と外国人労働者」

2班「初動対応における日英感染症対策の比較」

3班「神戸市の児童虐待に関する三つの課題とSNSを活用した相談場所の提供」

4班「男性の育児参加のための仕事代行 -「ヴィカリエ」制度の提案-」

5班「“成長都市”福岡と比較したこれからの神戸の課題」

6班「西神中央地区におけるテレワーク推進 -職住近接型の働き方の提案-」

7班「淡河に学ぶまちづくり講座 -市街化調整区域での移住・教育・観光を軸に-」

8班「神戸に置ける竹害の実態と対策 -竹の需要増加で生態系を守る-」

9班「日本における地熱発電の現状と提案 -日本有数の名湯有馬温泉での新たな試み-」

10班「日本の技能実習制度の改革 -韓国の雇用許可制を参考に-」

      

令和3年6月22日グローバルリサーチ「新聞ワーク」「夏季休業中活動報告」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ(1年生)受講生が新聞ワークと夏季休業中の活動報告を行った。1学期から行ってきた新聞ワークは3回目となり、各自で準備した資料を要領よく発表、議論した。続いて、夏季休業中の活動報告では、KOBE研修やSTEAM特別講座、各自の活動についてパワーポイントにまとめて発表した。次回は多文化共生をテーマに外部講師を招いて講義を行う予定である。

     

令和3年6月15日グローバルリサーチ「ガイダンス」

本校第一STEAM ROOMにおいて、グローバルリサーチⅠ(1年)17名対象に、授業ガイダンスがおこなわれた。グローバルリサーチの位置付けや授業の流れに説明したあと、名刺を配布し、挨拶や名刺交換の仕方について練習した。

 

【グローバルリサーチの位置付け】

本校は、本年度から文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定、兵庫県教育委員会より「STEAM教育実践モデル校事業」指定校に選ばれました。グローバルリサーチは、創造科学科に限らず普通科クラスにも探究学習を本格的に実施する授業として、グローカル型教育やSTEAM教育の中核として活動します。

   

令和3年6月14日グローバルリサーチ「研究計画」

本校第二STEAM ROOMにおいて、グローバルリサーチ(2年)31名対象に、研究計画の作成を実施した。前回の研究テーマ発表会について、コメントやふりかえりをもとにブラッシュアップし、テーマの明確化や背景知識の整理などを行った。また、夏季休業中を含む今後の予定について班で相談した。なお、今回はグローバルリサーチの3年生6名が生徒の探究活動の補助を行った。

   

令和3年6月7日グローバルリサーチ「探究活動とその進め方」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)が、研究テーマの発表会を実施した。タイトル、研究目的、仮説、検証方法等について2分程度で発表し、大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門の金泓槿特任助教から質問やコメントをいただいた。さらに、甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元一也教授から全体の講評をいただいた。続いて、「探究活動とその進め方~研究計画と調査方法」というテーマで講義をしていただいた。今後、今回の指導をもとにテーマをブラッシュアップし、研究計画の作成、夏季休業中に研究を進める予定である。

〈生徒発表テーマ〉

1班「適度なスマホで頭がよくなる⁉」

2班「リモート診療の現状と課題」

3班「神戸の未就学児の教育格差をなくそう」

4班「部室棟のトイレをきれいにしよう!」

5班「神戸市中学校に温かくておいしい給食を!!!」

6班「消防団の女性参加について」

7班「効率の良い風車を3Dプリンターで作り、風力発電に生かす」

8班「フォーより簡単な医療手続き」

9班「Do you know “Ammodytes personatus”?」

10班「情報とネットとのうまい付き合い方」

  

令和3年5月17日グローバルリサーチ「探究活動とその進め方」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)を対象に、甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元一也教授から「探究活動とその進め方~探究活動の意義と良い課題の設定法」というテーマで講義をしていただいた。まず、コロナが変えた社会情勢や企業が新入社員に求める力など、探究の意義についてお話をしていただいた。次に探究活動のサイクルのうち、課題設定、調査、目的・仮説について具体的な実施方法について教えていただいた。これらをもとに、生徒は担当教員との面談を経てテーマ設定をしていく予定である。

  

令和3年4月21日~23日グローバリサーチ「グローバリサーチ説明会」

本校理科1教室において、普通科1年生を対象に2・3年生のグローバリサーチ受講生が説明会を開催した。上級生からグローバリサーチの研究や発表、論文作成等の取り組みについて、また研修について自身の経験をもとに伝えた。1年生はこの説明会を参考に、今後応募する予定である。

  

令和3年2月22日グローバルリサーチ「中間発表会」(後半)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表7分、質疑応答3分)を行った。今回は、甲南大学フロンティアサイエンス学部教授の甲元一也氏と大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門特任助教の金泓槿氏、龍谷大学講師の川元康一氏にオンラインで参加していただき、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり(発表順)
4班「男性の育児参加の現状とこれから」
10班「韓国の制度を取り入れた介護技能実習生の労働環境の改善について」
7班「市街化調整区域とまちづくり~神戸から30分の秘境に迫る!~」
8班「神戸市の竹害~経済活動と自然保護の両立を求めて~」
2班「日英のコロナ対策」

  

  

令和3年2月8日 GRⅠ 多文化共生センターひょうご講義「コロナ禍における外国人住民の課題」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)31名を対象に、多文化共生センターひょうご代表北村広美氏に「地域における多文化共生『コロナ禍における外国人住民の課題』」をテーマにオンラインで講義、及びワークショップをしていただいた。初めに多文化共生の概念や在留外国人の現状について講義をしていただいた。続いて、在留外国人の課題となる「制度の壁」「コミュニケーションの壁」「文化の壁」についてお話をしていただき、これら3つに加え「情報の壁」についてその対策を考えるワークショップを行った。生徒からは日常的に子供を呼んだイベントで交流を深めることや、半官半民のHPの作成などの提案があった。

  

  

令和3年2月8日グローバルリサーチ「中間発表会」(前半)

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表7分、質疑応答3分)を行った。今回は、龍谷大学講師の川元康一氏にオンラインで参加していただき、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり(発表順)
6班「テレワークによる地域活性化」
1班「移動の制限と国籍-COVID-19と難民-」
5班「成長都市から学ぶこれからの神戸」
9班「日本における地熱発電の現状と提案」
3班「神戸市の児童虐待の現状と改善」

  

  

令和3年2月3日グローバルリサーチ「WHO職員ヒアリング」

普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒2名が、WHO神戸センター テクニカル・オフィサーの茅野龍馬氏からオンラインでお話を伺った。生徒は新型コロナウイルス感染症の4月~5月の日本における緊急事態宣言とイギリスにおけるロックダウンを比較し、それらの有効性について研究しており、茅野氏からWHOとして各国の取り組みについてヒアリングした。茅野氏からは、当時未知のウィルスであった新型コロナウイルスに対し、結果としてどの程度有効であったのかはまだ評価できる段階ではなく、未だに収束が見通せないことから、各国の国際協調をすすめてワクチン接種を進める等の対策が求められるとアドバイスをいただいた。

  

令和3年2月1日グローバルリサーチ「神戸市職員ヒアリング」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒3名が、神戸市都市局市街地整備部市街地整備課再開発・にぎわいづくり担当部長の渡邊智明氏からお話を伺った。生徒はテレワークの推進と神戸市西区西神中央駅周辺のにぎわいづくりを関連付けて、まちづくりをしたいと考え、本校OBでもある渡邊に意見を求めた。渡邊氏からは、テレワークの経済的なよい面とそうでない面があることや、実際のにぎわいづくりには人的資源が欠かせないことなど、生徒の研究をより多角的に分析できるよう指導をしていただいた。

  

令和3年1月29日グローバルリサーチ「大阪大学金先生ヒアリング」

普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の生徒3名が、大阪大学高等教育・入試研究開発センター(CHEGA) 高大接続部門特任助教の金 泓槿氏からオンラインでお話を伺った。生徒は日本の介護技能実習生の法制度について研究しており、金先生からドイツにおける韓国人看護労働者の歴史についてヒアリングした。現代日本とドイツの外国人労働者受け入れについて比較することができ、研究を深めることができた。また、生徒の研究についてもアドバイスをいただいた。

  

令和3年1月18日 GRⅠ 三ツ星ベルト講義「地元企業の海外進出とコロナ禍における課題」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)31名を対象に、三ツ星ベルト株式会社の人事部長 倉本信二氏に「地元企業の海外進出とコロナ禍における課題」をテーマにオンラインで講義をしていただいた。初めに三ツ星ベルトの概要や海外進出の現状、自動車業界との関連についてお話をしていただいた。次に「日系企業の海外進出のメリット」をテーマにペアワークを行い、意見を出し合った。続いて、三ツ星ベルトの海外進出の意義とコロナ禍における生産への影響について講義をしてもらった。そして「製造業の新型コロナウイルス対策」についてペアでディスカッションを行い、全体共有後に実際に三ツ星ベルトで行われた対策について倉本氏から解説をしていただいた。