取り組みのハイライト

カテゴリ:創造基礎A

令和4年8月21日「Summer SDGs Festival for Youth」参加

大阪YMCAにおいて、創造科学科7期生(1年)3名が特定非営利活動法人関西NGO協議会主催「Summer SDGs Festival for Youth」に参加した。SDGsに取り組む政府関連機関やNGO、大学、高校、学生団体等が参加しており、生徒はそれらから話を聞き、具体的な内容について理解を深めた。

 

                                                                                                                 

令和4年6月17日創造基礎A 「SDGsカードゲーム」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)を対象に、「SDGsカードゲーム」というワークショップを行った。これは一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)が開発した教育用ゲームで、講師による講義、班によるカードゲーム、振り返りという3つのパートで構成されているワークショップである。講師として同ダイバーシティ・ファシリテーターの猪口綾奈氏とグローバル教育コーディネーターの大西百合恵氏に来校していただいた。カードゲームは前後半で行われ、前半は経済成長を中心に進められる一方で環境や社会政策が軽視されることで持続不可能な世界が出来上がったが、後半は班の間で協力をしてバランスを重視した政策をとるようになった。SDGsの理解が深まるとともに、“自分事”として行動に反映させていくことの重要性を生徒が考える授業となった。

  

  

  

令和4年5月27日創造基礎A「『分散して豊かに暮らす』を考える」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科7期生(1年)を対象に、兵庫県企画県民部計画課の栂井冴斗氏から「『分散して豊かに暮らす』を考える-ひょうごビジョン2050若者出前講座-」というテーマで講義を実施した。まず、ゴールデンウイークの課題として、「HYOGO VISION 2050」について各自で関心ある事項についてまとめた。これをもとに事前学習として、兵庫5国(摂津、淡路、播磨、丹波、但馬)の中核都市についてビジョンに記載されている項目を観点に班で評価し、課題を考えた。また、それらの地域に2050年に向けて取り組むべきアイデアを作成した。当日は、栂井冴斗氏にテーマに関する講義をしていただき、講義をもとに発表資料をブラッシュアップし、2つの班が代表で発表した。

 

  

  

令和4年4月22日 創造基礎A 「創造基礎を創造しよう」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)を対象に、「創造基礎を創造しよう」というテーマでワークショップを行った。入学前課題として同テーマで、各自で授業案を考えた。それを8つの大テーマに分類し、4~6人の班を編成し、お互いに課題を共有してグループの授業テーマを発表した。授業テーマは以下の通り。

・ベストな発電方法を考える

・韓国から見た日本

・アフラーコロナの時代に何が必要か?

・インクルーシブデザイン

・住みたくなるまち神戸

・模擬裁判

・日本経済と国際情勢

・日本での難民受け入れの現状と課題、その改善方法

今後これらのテーマのうち、いくつかを生徒とともに授業準備や講師選定を行い、実施していく予定である。

  

  

令和4年1月26日創造基礎A 薮中三十二氏講義「世界に負けない日本」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、立命館大学客員教授の薮中三十二氏(元外務事務次官)をお招きし、「世界に負けない日本 国家と日本人が今なすべきこと」というテーマで講義を行った。初めてに、自己紹介を兼ねて外交官としてのエピソードをお話しいただいた。準備として、生徒は著作を読んでおり、立体的に外交の現場を知る機会となった。休憩をはさんで、生徒とのディスカッションを行った。米中対立をベースに、日本の安全保障に関して、その切迫感や自衛隊と米軍への期待度合いについてグループで議論した。薮中氏には、生徒の輪の中に入っていただき、直接議論をしていただいた。次に日本は軍備増強するか、抑止力増強のための外交か、信頼醸成のための外交というテーマで議論した。日本が強気一辺倒では国際社会ではうまく行きそうにないことに気付き、ASEANやインドを巻き込みながら、中国との関係構築を進めて行く方向に議論が進んだ班もった。議論は質疑応答含め3時間に及び、生徒からは質問が途絶えることなく熱気に満ちた講義となった。

     

令和3年12月14日創造基礎A「日本の財政の現状・課題」

本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、財務省主計局調査課課長補佐の岡本めぐみ氏から「日本の財政の現状・課題」というテーマで講義を受けた。1)財政の現状と課題、2)新型コロナウイルス対応と財政・経済への影響、3)将来を見据えた財政上の力点・経済対策について説明を受けたあと、質疑応答を行った。事前学習で11月25日に政府が閣議決定した「令和3年度補正予算(第1号)」について政策の優先順位について学習しており、それをもとに活発なディスカッションを行うことができた。

  

令和3年10月29日 創造基礎A「模擬演説会&模擬投票」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年生)が創造基礎Aの授業で模擬選挙を行った。各班がそれぞれ政党になりきり、班から1名が模擬代表として演説を行った。政党については、模擬選挙ネットワークの教材を活用し、第49回衆議院議員総選挙比例代表近畿ブロック届出政党(以下、届出順)のれいわ、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、自民党、共産党、NHK党、公明党、社民党に班分けをした。事前学習で、各党について選挙時に政党ごとに配布された資料やHPから調べて、綱領・コロナ対策・経済政策・社会保障政策・外交政策・その他の主張の項目についてまとめた「政党カタログ」を作成した。そのカタログと模擬代表の演説(各党2分)をもとに評価を行い、模擬投票を行った。投票結果は以下の通り(11月1日開票)。

 

れいわ2、日本維新の会6、立憲民主党6、国民民主党7、自民党7、共産党0、NHK党3、公明党1、社民党0、白票1、棄権2(欠席4名、留学1名)

 

   

令和3年4月13日創造基礎A 「創造基礎を創造しよう」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(1年)を対象に、「創造基礎を創造しよう」というテーマでワークショップを行った。入学前課題として同テーマで各自で授業案を考えた。それをナショナル・グローカル・その他(新型コロナ関連等)に分類し、3~4人の班を編成し、お互いに授業案を共有ってグループの授業テーマを発表した。なお、ローカル課題については、「創造基礎B」の授業で扱う。授業テーマは以下の通り。

〈ナショナル〉

・模擬選挙―若者の投票行動、外国人、選挙権を軸に―

・男女間の育休取得の違いについて

・コロナ禍とアフターコロナの国内経済

・原子力発電所を稼働させるべきか ※ディベート

〈グローバル〉

・南北問題の解決―医療体制やコロナワクチンの不平等―

・尖閣諸島問題について現状と解決策

・世界の人権問題―格差、BLM、外国人労働者―

〈その他〉

・コロナと経済―日英のコロナ対策の比較―

・しあわせ中心社会

・コロナ不況―飲食店を中心に―

今後これらのテーマのうち、いくつかを生徒とともに授業準備や講師選定を行い、実施していく予定である。

  

令和3年2月2日創造基礎A WHO講義「世界における新型コロナウイルス感染症の現状と対策」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(1年)を対象に、WHO神戸センター テクニカル・オフィサーの茅野龍馬氏から「世界における新型コロナウイルス感染症の現状と対策」というテーマでオンライン講義を行った。新型コロナウイルス感染症について、伝播の状況や変異について説明していただいた。次にWHO、及び神戸センターの説明があり、最後にWHOの新型コロナウイルス感染症対策について講義をしていただいた。WHOから3つのメッセージ「Be SAFE」「Be SMART」「Be KIND」をいただき、自分一人ではなく、社会とともに新型コロナウイルスと向き合うことの大切さを学んだ。

  

令和3年1月25日創造基礎A 薮中三十二氏講義「新年 国際情勢と日本外交」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(1年)を対象に、立命館大学客員教授・外務省顧問の薮中三十二氏から「新年 国際情勢と日本外交」というテーマで、オンラインにて講義を行った。前半は、トランプ前大統領と米国の世界に与える影響、バイデン大統領の国際協調の方向性について生徒と議論しながら話を進めていただいた。後半は、中国の大国化と米中対立における日本外交の指針について生徒とディスカッションをしていただいた。議論は質疑応答含め3時間に及び、生徒からは質問が途絶えることなく熱気に満ちた講義となった。