取り組みのハイライト

カテゴリ:理数探究

78回生1年 理数探究リレー講座(データの分析)

78回生創造科学科の1年生に対して、4月25日(火)、5月9日(火)、16日(火)、30日(火)の6限に20人ずつの2グループに分けて、それぞれ2回ずつ「データの分析」について講義が行われました。
データは物事を判断したり、解明したりするときの根拠になります。現在はICTの発展により、大量のデータを素早く収集し分析できるようになり、得られた「ビッグデータ」はAIにより我々に沢山の価値ある情報を提供してくれます。ただしそれらの情報をもとに「どうすべきか」を判断するのは人間です。探究活動を通して多角的に課題を捉え、さまざまな知識を組み合わせることで判断する力を高めて欲しいと思います。

 

  

令和5年5月16日 30日「理数探究 化学グループ」

5月16日・30日には前半グループが化学基礎実験として野菜の密度の求め方について実験を行った。
メスシリンダーやビーカーを用いながら計測を行い実測値と計算値の違いについて考察をしていた。ほとんどのグループが思っていた値から離れた数値が出た。考察ではなぜその誤差がでたのかを熱く議論した。

 

  

  

令和5年4月25日 5月9日「理数探究 化学グループ」

4月25日・5月9日に後半グループは化学基礎実験としてミョウバン結晶の綺麗な作り方について実験をおこなった。
生徒たちは与えられた課題に対し班毎にさまざまなアプローチをおこない結晶を精製していた。うまくいかないグループもあったが、初めて触る実験器具にも果敢に挑戦していたのが印象的であった。

  

  

令和5年2月21日 理数探究「外国人留学生交流会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科7期生(1年生)40名が兵庫教育大学と神戸大学の留学生と英語を用いて交流会を行った。本校生は「理数探究」で行った自然科学に関する研究についてパワーポイントを用いて英語でプレゼンテーションを行った。

留学生からは「自国の環境問題」をテーマに発表を行った。その後、お互いの国の環境問題についてディスカッションを行い、国による問題となっている環境問題の内容や意識の違いを実感した。最後に各グループ代表生徒が、ディスカッションの内容をまとめて発表を行った。難しい内容ながらも生徒は楽しみながら積極的に留学生と交流することができた。

外国人留学生の出身国:

メキシコ(1名)、ドイツ(2名)、ボツワナ(1名)、バングラディシュ(2名)、ベナン(1名)、ベトナム(1名)

  

  

令和5年2月7日 理数探究「校内発表会」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校ゆ~かり館において9月より取り組んできた理数探究の班別研究の校内発表会を行った。発表会には指導をいただいている神戸大学の大学院生や保護者の方にも参加いただいた。

研究期間が限られているなか、神戸大学の大学院生の方のサポートのもとテーマの設定から研究計画を立て、実験、観察、フィールドワークを行い、得られた結果をまとめて分析し考察を深める活動を行ってきた。授業時間だけでなく昼休み、放課後や少しの空き時間を利用して熱意をもって研究活動を行ってきた。また神戸大学での実験実習を通して研究を深め、他校との合同発表会を通して他者に研究を伝える際のポイントを実践的に学んできた。

発表会は研究の結果はもちろん、熱意や思いが詰まったものになっていた。

講評をいただいた神戸大学の大学院生からは、「難しい研究内容でも理解を深め、粘り強く取り組もうとする姿勢が感じられた。」「興味深い研究が多く楽しんで発表を聞くことができた。」「考察に関連する論文を示すなど科学的根拠に基づいた考察ができていた。」と評価していただいた。

  

  

令和5年2月4日 理数探究「神戸高校/兵庫高校/明石北高校 3校合同研究発表会」

創造科学科7期生(1年生)の39名が神戸高校講堂において実施された神戸高校/兵庫高校/明石北高校3校合同研究発表会に参加した。3年ぶりに3校が集まり対面で実施することができたこの発表会は、1年生から科学技術分野に関する探究活動を推進する3校が合同で発表会を行うことで生徒の交流する力、発表する力、質問する力、議論する力などを向上させるとともに、科学技術への興味・関心を高め、学習意欲の高揚を図ることを目的としている。高校生ならではの身近な科学に関する内容を題材にした内容の発表が多く、他校の生徒がどのように研究を進め、どのように考察を深めているのかを知る機会となった。また質疑応答を行うことで研究内容をより深く理解し、実験方法や考察内容を再考するきっかけにもなった。発表後は発表を聞いた生徒からのアドバイスシートの内容をもとに班ごとに振り返りを行った。今回の発表をもとに2/7(火)実施の校内発表会の内容をブラッシュアップしていく。

 また、当日各校の教員が審査員となり、各校1つの班が優秀賞として選ばれた。兵庫高校からは5班の「新湊川におけるなじみ深い生物の生息の有無とその周辺環境との関係性」が優秀賞に選ばれた。

  

  

生徒振り返りより【一部抜粋】

本日の合同研究発表会で、主に二つを得ることができた。まず1つ目が、相手に質問をすることの大切さだ。今回の発表会でも、質疑応答の時間があり、いろいろと質問をしたりされたりしたが、質問をされたときは、相手がしっかり理解できるようにいろいろ考えて、逆に質問をするときは相手の話を聞きながら内容もしっかり理解して、質問を考えなければいけない。とても大変だが、答えてもらっても理解を深められるし、逆に自分が答えても、そもそも自分が内容をしっかり理解できていないと答えることができないので、調べたことをより自分のものにできる。これらを今回の合同発表会で身にしみて感じたので、これらを今後の発表会でしっかり質問ができるようにいかしていきたいと思った。2つ目は、新しい関係だ。今回、明石北高校と神戸高校の方々と交流をして、意見を深めあうことができ、実際に仲良くなることもできた。この新しくできた関係を今後の活動でいかしていきたいと思った。

令和5年1月31日 理数探究「探究活動⑧【発表練習】」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校化学教室において理数探究のポスター発表練習を行った。今週末2月4日に神戸高校で実施される神戸高校総合理学科、明石北高校自然科学科との3校合同研究発表会に向けて、完成した発表ポスターを用いた練習を行った。まずは班内で発表の分担を決め、7分の時間内で発表が完結できるかを確認した。その後、本番を意識し、2班でペアになり、お互い発表し質疑応答の練習も行った。校外での研究発表は初めてだが、これまでの活動や学びを振り返りどのような発表が他者に伝わりやすいのかを考えながら発表内容を練磨した。

  

  

令和5年1月17日 理数探究「探究活動⑦【発表準備】」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校PC教室において理数探究の授業で研究発表用のポスター/スライド作成を行った。理数探究での実験/観察/フィールドワークで得られたデータをまとめ、発表用のポスター/スライドの作成を班ごとに進めた。2月には「他校との交流発表会」や「校内発表会」、「外国人留学生との交流会」と発表会が立て続けに実施される。冬休み期間にも作成に取り組み、その内容や構成を班内で再度検討した。各担当教員の指導のもと、より聴者に伝わりやすく、興味関心が湧きたてられるにはどうすればいいかを相談しながら作成を進めた。「外国人留学生との交流会」では英語での発表となるため、英語でのスライド作成にも取り組んでいる。

  

令和4年12月18日 「理数探究」 甲南大学リサーチフェスタ2022

創造科学7期生(1年生)の生徒5名(1団体)が、理数探究の研究内容を甲南大学リサーチフェスタ2022に参加しオンラインを用いた口頭発表を行った。

 リサーチフェスタは、文系・理系問わず幅広い研究発表を高校生、大学生、大学院生の発表合わせて500件以上の発表・審査を行うもので、1年生の理数探究では初めての外部発表会であった。今回、「癒し系と苛々系~虫の鳴き声の受け取り方」の研究タイトルで発表を行い、参加者・審査員の方から様々な質問、指摘、アドバイスをいただいた。午前中に1回前発表を行い、そこで気付いたこと、指摘を受けたことをもとに短時間で発表スライドを改善して午後からの本発表30分の時間内で3回行った。

また他校の生徒の非常に幅広い分野の発表を多く聞き、今後の校内発表会や他校との交流発表会に向けて内容をさらに考察を深め、内容をブラッシュアップしていく。

  

令和4年12月13日 理数探究「探究基礎講座【英語でのプレゼンテーション】」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校PC教室において理数探究の探究基礎講座を受けた。今回は、「英語でのプレゼンテーションの方法」について学んだ。これは2月に予定されている留学生に対して理数探究で研究した内容を英語でプレゼンテーションを行うことをうけて、日本語でのプレゼンテーションとの違いや、注意点などのポイントを学んだ。

英語で発表スライドを作成するときの流れや、質疑応答の際の答え方など実践的な部分も学んだ。今後、他校との交流発表会や校内発表会など多くの発表の機会がある。自分たちの研究内容を積極的に発信していく上で大切となる知識や技術を実践的に身に付けていく。