「チーム医療」講座紹介

総合科学コース 看護医療系講座「チーム医療」の紹介

令和4年度 第5回講座

講座「チーム医療」の5回目が、5月31日の6限目と7限目に実施されました。

 

5回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部診療放射線学科の今井方丈教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「診療放射線技師とチーム医療」。

 

講義の前半は、診療放射線技師の仕事について説明をしていただきました。
診療放射線技師は放射線を扱う唯一の仕事であり、放射線の特徴を理解して職務につく必要があります。放射線は治療に有効な反面、使い方を間違えると非常に危険であることを学びました。

 

講義の後半は、チーム医療における診療放射線技師の役割を説明していただきました。
診療放射線技師の仕事は患者と直接関わる仕事であり、特に医師や看護師と連携することが重要であると学びました。また、診療放射線技師の活躍の場は病院だけではないということも知りました。

 

次回は、6月7日に「歯科衛生士とチーム医療」について学びます。

第5回その1 第5回その2 第5回その3

令和4年度 第4回講座

講座「チーム医療」の4回目が、5月24日の6限目と7限目に実施されました。

 

4回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部医療検査学科の田村周二先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「病院における臨床検査技師とチーム医療」。

 

講義の前半は、医療従事者になるために必要なことをお話していただきました。
自分自身を知ることが、医療従事者になる第一歩であると教えていただき、高校生活をとおして自己分析をすることが重要であると学びました。

講義の後半は、「コロナ感染と医療崩壊」「臨床検査技師の仕事」についてお話していただきました。
医療崩壊の定義を学んだ後、チーム医療の中でも院内感染対策チームについて詳しく教えていただきました。

その後、血液検査や尿検査の映像や写真を見ながら臨床検査技師の仕事について説明をしていただきました。

 

次回は、5月31日に「診療放射線技師とチーム医療」について学びます。

第4回その1 第4回その2

令和4年度 第3回講座

講座「チーム医療」の3回目が、5月10日の6限目と7限目に実施されました。

 

3回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部看護学科の西村充弘先生にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「精神科におけるチーム医療」。

 

講義の前半は、「精神科医療」についてお話をしていただきました。
精神疾患患者が増加している現状を踏まえたうえで、統合失調症が減少して認知症や依存症が増加傾向にあることを学びました。また、各症状の治療方法についても教えていただきました。

 

講義後半は、「チーム医療」と「看護師養成」についてお話をしていただきました。
精神科で活躍している主なチーム医療を紹介していただき、精神保健福祉士との連携が重要であることを学びました。
最後に、看護師・保健師・助産師・養護教諭になる過程について詳しく教えていただきました。

 

次回は、5月24日に「臨床検査技師とチーム医療」について学びます。

第3回その1 第3回その2 第3回その3

令和4年度 第2回講座

講座「チーム医療」の2回目が、4月26日の6限目と7限目に実施されました。

 

2回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部看護学科の島内敦子准教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「妊娠・分娩期におけるチーム医療」。

母性看護学がご専門の島内先生から、周産期医療におけるチーム医療について教えていただきました。

 

講義の前半は、母性看護学や助産学について学んだあとに周産期医療について説明をしていただきました。看護師と助産師の違いや日本では女子しか助産師になれないなど、具体的に分かりやすく教えていただきました。
また、周産期医療の定義や具体的な看護内容について学びました。

 

講義の後半は、周産期医療におけるチーム医療について説明をしていただきました。助産又は妊婦、褥婦が安心で安楽に過ごせるための看護、出産体験を肯定的に捉えるための看護の必要性を教えていただきました。
コロナ禍で、助産の機会が減っているという現状についても説明をしていただきました。

 

次回は、5月10日に「精神科におけるチーム医療」について学びます。

第2回その1 第2回その2 第2回その3

令和4年度 第1回講座

講座「チーム医療」の1回目が、4月19日の6限目と7限目に実施されました。

 

1回目の講座は、神戸常盤大学保健科学部看護学科の尾﨑雅子教授にお越しいただき、講義をしていただきました。
講義のテーマは、「看護職を目指すあなたへ」。
基礎看護学がご専門の尾﨑先生から、「チーム医療とは」「看護とは」について教えていただきました。

 

講義の前半は、「チーム医療とは」についてお話をしていただきました。

まずは、医療の現場に関わるさまざまな職種について紹介をしていただきました。そして、患者を中心に複数の医療専門職が専門性を活かし、共有した目標に向かって協働して医療を実践していくことがチーム医療であることを学びました。

 

講義後半は、「看護とは」について教えていただきました。

ナイチンゲールの教えを学び、看護の概念や看護師の役割について説明をしていただきました。

 

次回は、4月26日に「妊娠・分娩期におけるチーム医療」について学びます。

第1回その1 第1回その2 第1回その3

令和3年度 第18回講座

講座「チーム医療」の18回目が、11月16日の6限目と7限目に実施されました。

18回目の講座は、公立神崎総合病院看護部長の大﨑明美さんにお越しいただき、講義をしていただきました。

今回のテーマは、「公立神崎総合病院におけるチーム医療」。神崎郡で唯一の公立総合病院として、地域住民のニーズに応えながら医療を提供されている現状をお話しいただきました。

 

講義前半は、神崎総合病院の紹介と看護師の仕事について説明をしていただきました。16診療科がある神崎総合病院では高齢者の患者が多く、そのニーズに適した医療を提供されていることを学びました。そして、看護師の仕事では「気づく」ことが大切であり、患者の一番近くにいる看護師が変化に気づき関心を持つことが大切であるということを、グループワークを交えながら教えていただきました。

 

講義後半は、神崎総合病院でのチーム医療について説明をしていただきました。様々なチームの中でも今回は、感染対策チーム・緩和ケアチーム・褥瘡対策チーム・認知症ケアチーム・栄養サポートチーム・退院支援チームについて説明をしていただきました。チーム医療では、各職種の専門性を理解して得られた情報を統合し患者の支援を行うことが使命であり、具体的な患者の事例を取り上げながら詳しく教えていただきました。

 

今回で、医療の専門家の方にお越しいただく講義は終わりました。次回からはこれまでの振り返りを行い、チーム医療に関する理解を深めていきます。

第18回その1 第18回その2 第18回その3

令和3年度 第17回講座

講座「チーム医療」の17回目が、11月9日の6限目と7限目に実施されました。

17回目の講座は、医療法人社団アキタケ診療所の秋武宏規院長先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

今回のテーマは、「チーム医療について ~地域医療連携も含めて~」。学校医として普段からお世話になっている秋武先生に、神崎郡の医療状況や医療従事者に求められる資質について教えていただきました。

 

講義前半は医療連携について、神崎郡の現状を踏まえながら教えていただきました。神崎郡には個人クリニックが約24件あるため充実しているが、総合病院が1件しかなく神崎郡周辺の病院と医療連携が必要であることを学びました。また、患者さんに地域で継続性のある適切な医療を提供するために、医療連携のツールとして紹介状(診療情報提供書)が重要な役割を担っていることを学びました。

 

講義後半は医療従事者に求められる資質について、秋武先生の想いも含めて教えていただきました。求められる資質は様々ですが、秋武先生は「コミュニケーション」「思いやり」「少しの探求心」を重視されているというお話しされました。だからこそ、学校生活で仲間や先生とのコミュニケーションを大切にし、部活動やボランティア活動をとおしてチームでやり遂げる経験を大切にして欲しいという熱い想いを語っていただきました。

 

次回は、11月16日に公立神崎総合病院から看護師さんにお越しいただき、講義をしていただきます。

 

第17回その1 第17回その2 第17回その3

令和3年度 第16回講座

講座「チーム医療」の16回目が、11月2日の6限目と7限目に実施されました。

16回目の講座は、福崎町保健センターから保健師の藤田真由香さんと本城里奈さんにお越しいただき、講義をしていただきました。

今回のテーマは、「保健師とチーム医療」。保健師の種類や仕事内容、他職種との連携について現場の声を交えながら教えていただきました。

 

まずは、保健師の仕事について本校卒業生でもある藤田さんから説明をしていただきました。藤田さんが保健師になった経緯や町の保健師として、実際に行っている業務を具体的に教えていただきました。中でも母子保健について、実際の母子手帳に触れたり、妊婦体験をさせていただきながら学ぶことができました。

 

次に、保健師と他職種との連携について説明をしていただきました。健康教室や健診では、保健師もチーム医療の一員として助産師や栄養士と連携をしていることを教えていただきました。

保健師の仕事を、具体的に分かりやすく教えていただく貴重な機会となりました。

 

次回は、11月9日に校医の先生にお越しいただき、医師の仕事について講義をしていただきます。

 

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令和3年度 第15回講座

講座「チーム医療」の15回目が、10月26日の6限目と7限目に実施されました。

15回目の講座は、姫路獨協大学薬学部医療薬学科の杉本由美教授にお越しいただき、講義をしていただきました。

今回のテーマは、「薬剤師の仕事、チーム医療における役割」。薬剤師になるために必要な能力を知り、チーム医療における薬剤師の仕事を学びました。

 

講義前半は、姫路獨協大学薬学部での学びと薬剤師の仕事について教えていただきました。薬学部は6年制教育であり、どのような学びや実習が行わているのかを学びました。薬局での患者対応については実際に実習動画を見ながら学び、薬局で投薬を行う前に患者に尋ねることとその目的について知ることができました。

 

講義後半は、チーム医療における薬剤師の役割について教えていただきました。医療が高度化し、複雑化した専門的な能力が求められる現在の医療現場ではチーム医療が必須であり、薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが非常に有益であることを学びました。

 

次回は、11月2日に福崎町保健センターから保健師さんにお越しいただき、講義をしていただきます。

 

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令和3年度 第14回講座

講座「チーム医療」の14回目が、10月12日の6限目と7限目に実施されました。

14回目の講座は、姫路獨協大学医療保健学部言語聴覚療法学科の森澤広行先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

今回のテーマは、「言語聴覚士の仕事とチーム医療における役割」。リハビリテーション専門職の「言語聴覚士」の仕事を詳しく説明していただきました。

 

講義前半は、言語聴覚士の担当する障害やどのような場所で活躍しているのかを学びました。言語聴覚士は子どもから高齢者までの幅広い年代の障害に携わり、活躍の場も多岐にわたることを教わりました。また、言語聴覚士の資格を取得するために必要なことを学び、言語聴覚士の仕事のイメージをつかむことができました。

 

講義後半は、脳と人間の活動について実習を交えながら学びました。脳を活性化させる方法を体験しながら、言語聴覚士の具体的な仕事内容を教えていただきました。また、動画を見ながら誤嚥性肺炎の危険性を教えていただき、食べることの大切さを実感しました。

 

次回は、10月26日に「薬学」について学びます。

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