「チーム医療」講座紹介

カテゴリ:2023年度

令和5年度「チーム医療」2学期第10回の記録

11月21日(火)実施の2学期10回目の講座は、公立神崎総合病院より看護師の大﨑明美先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「公立神崎総合病院でのチーム医療」です。

 

今回の講義は、神崎郡内唯一の総合病院である神崎病院が担う役割、院内での連携についてお話ししていただきました。

神崎総合病院ではたくさんの職種の方が、互いに連携しながら患者さんと関わっていることを教えていただきました。

メリットがたくさんある「チーム医療」ですが、うまく連携ができないとかえって医療ミスにつながるというデメリットも教えていただきました。

そのために医療従事者には、高い専門性やコミュニケーション能力が求められていると伝えていただきました。

 

講義の後半では血圧計やパルスオキシメーターの使い方を教えていただいたり、医療用ガウンを着用させていただきました。

生徒も気分は立派な医療従事者になっていました。

 

今回の授業で1年間のすべての講義が終了いたしました。

講義をしていただいた先生方にこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後は1年間のまとめを行い、それぞれの希望の進路に向けて考える時間となります。

令和5年度「チーム医療」2学期第9回の記録

11月14日(火)実施の2学期9回目の講座は、アキタケ診療所より医師の秋武宏規先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「地域医療」です。

 

今回の講義は、福崎町内の診療所であるアキタケ診療所の診察内容や町内での役割についてお話しいただきました。

神崎郡内の人口に対して、診療所や総合病院の病床数が不足していることが課題であると話されていました。

 

そうした課題をクリアするために、「広域連携」が行われていると教えていただきました。

近隣の姫路市や加西市、遠いところでは淡路島の総合病院と連携を取り、患者の治療にあたっていることに大変驚きました。

 

診療の合間を縫って講義をしていただき、ドラマのような見事な連携プレーに生徒たちも食い入るように話を聞いていました。

 

次回は11月21日(火)に「公立神崎総合病院におけるチーム医療」について講義をしていただきます。

令和5年度「チーム医療」2学期第8回の記録

11月7日(火)実施の2学期8回目の講座は、福崎町の保健センターより保健師の本城里奈先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「保健師とチーム医療」です。

 

今回の講義は、保健師と看護師の違いや、具体的な仕事内容を教えていただきました。

また、保健センターで行われている保健活動についても詳しく教えていただき、保健師という仕事が私たちの生活と深く関わっていることが分かりました。

 

数名の生徒が将来保健師を目指していることもあり、実際に保健師として勤務されている本城先生の講義は大変貴重な時間になったと思います。

 

次回は11月14日(火)に「地域医療」について講義をしていただきます。

 

令和5年度「チーム医療」2学期第7回の記録

10月31日(火)実施の2学期7回目の講座は、姫路獨協大学より仁田静香先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「作業療法士の仕事、チーム医療における役割」です。

 

講義の前半では、作業療法士とはどのような仕事か、どのような場面で活躍しているかを紹介していただきました。

作業療法士の仕事の中でも、子どもとかかわる部分の仕事内容を中心にお話ししていただきました。

 

講義の後半では、作業療法士が注目する感覚情報とその具体例について教えていただきました。

普段私たちが何気なくとる行動も作業療法の観点から着目すると、新しい視点が生まれることも分かり、大変興味深い内容の講義となりました。

 

次回は11月7日(火)に「保健師とチーム医療」について講義をしていただきます。

令和5年度「チーム医療」2学期第6回の記録

2学期5回目の講座は、姫路獨協大学より為季周平先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「言語聴覚士の仕事、チーム医療における役割」です。

 

講義の前半では、言語聴覚士とはどのような仕事か、どのような場面で活躍しているかを紹介していただきました。

言語聴覚士は小児から高齢者まで幅広くサポートできる仕事であることを学びました。

 

講義の後半では、実際の検査で行われる簡単なテストを行い、認知症のチェックを行いました。

テスト自体はシンプルなのですが、意外と難しい課題もあり、生徒も苦戦する場面が見られました。

最後には、言語聴覚士という仕事が患者のQOL(生活の質)を高めるのに不可欠な存在であることを伝えていただきました。

 

次回は10月31日(火)に「作業療法士の仕事、チーム医療における役割」について講義をしていただきます。

令和5年度「チーム医療」2学期第5回の記録

2学期5回目の講座は、姫路獨協大学より山本洋之先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「理学療法士の仕事、チーム医療における役割」です。

 

講義の前半では、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの職業の特徴や歴史、諸外国との違いなどを教えていただきました。

山本先生ご自身の経験もたくさんお話ししていただき、生徒も興味津々で聞き入っていました。

 

講義の後半では、実際の治療やリハビリテーションで使われる機械を使って、デモンストレーションを見せていただきました。

実際の機械を使いながらの説明は大変分かりやすく、終始楽しい講義となりました。

 

次回は10月24日(火)に「言語聴覚士の仕事、チーム医療における役割」について講義をしていただきます。

 

 

令和5年度「チーム医療」2学期第4回の記録

2学期4回目の講座は、姫路獨協大学より増田智先先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「薬剤師の仕事、チーム医療における役割」です。

 

講義の前半では、薬を飲むときに、なぜ水でなければならないのかを、実際に体験させていただきました。

 

水で飲んだ時と、ジュースで飲んだ時の味の違いを知ることができました。

また、種類によっては、薬の効果が出なかったり、逆に健康に悪影響の出るケースもあると教えていただきました。

 

講義の後半では、「薬剤師」という職業の役割の変遷や、病院でのチーム医療における役割についてお話しいただきました。

医師と同じように6年制の大学に通う必要がある薬剤師の仕事の大切さを改めて理解することができました。

 

令和5年度「チーム医療」2学期第3回の記録

2学期3回目の講座は、姫路獨協大学より杉村宗典先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「臨床工学技士とチーム医療とのかかわり」。

 

講義の前半では、あまりなじみのない臨床工学技士という職業について教えていただきました。

病院のなかでもとくに命にかかわるときに使用される装置などを扱っている職業だということが分かりました。

 

実際に手術をされている写真や最新の機器を使った処置など、普段は知りえないような裏話まで教えていただきました。

 

次回は10月3日に「薬剤師の仕事、チーム医療における役割」について講義をしていただきます。

令和5年度「チーム医療」2学期第2回の記録

2学期第2回目の講座は姫路獨協大学より藤井清美先生にお越しいただき、講義をしていただきました。

講義のテーマは「小児看護の仕事とチーム医療」でした。

 

講義のなかでは子どもの発育や子どもの生活を支える小児看護とはどのような仕事なのか、小児看護における多職種との連携からチーム医療について教えていただきました。

 

また、講義の後半では、赤ちゃんのおむつ替えを体験したり、赤ちゃんの心音を小児用の聴診器を使って聞いたりと、貴重な体験をさせていただきました。

 

次回は9月19日に「臨床工学技士の仕事、チーム医療における役割」について講義をしていただきます。

令和5年度「チーム医療」 1学期まとめの発表

講座「チーム医療」の1学期最後の授業が6月27日の6限目と7限目に行われました。

 

今回は1学期に学んだことをグループごとに発表を行いました。

各班で最も印象に残っているテーマを一つ選び、それについてのスライドをつくりました。

お互いの発表を聞き、その後相互評価をしました。

 

8月4日に行われるコース体験入学に、本講座を受講している生徒も参加し、中学生に向けた発表を行います。

学んだことを中学生に分かりやすく伝えるために、スライドや話す内容を考えていきます。