活動の記録

サイエンス部 明高祭

6月8日(木)と9日(金)は明高祭でした!

サイエンス部は毎年、透明骨格標本や生物や物質をモチーフとした雑貨を作製して、

物品販売をしています。

4月に入部したばかりの新入生もDNAストラップや立体プラ板加工、ガラス細工など、

楽しく製作していました。

今年の新商品としてはメンダコストラップや、クラゲストラップの新色、

化学で習う、あの人気の!結晶格子!!!など、様々な商品を販売しました。

 

おかげさまで、今年は過去最高の売上を叩き出すことができました!!!

 

 

サイエンス部 加古川生物採集

毎年恒例、加古川の用水路での生物採集は、

コロナ後ということもあり、

多くのライバルのいる中実施しました。

 

早い人は車中泊までして採集しに来る猛者もいる中、

様々な魚やエビなどを捕まえて帰り、

化学室の水槽に仲間入りしました。

 

サイエンス部 サイエンスフェアin兵庫

1月29日(日)に開催された「第15回サイエンスフェアin兵庫」には、

口頭発表「透明骨格標本作製方法の検討」・・・2年

パネル発表「透明骨格標本作製方法の検討」・・・1年

で出展しました。

 

新型コロナウイルス流行以降、会場で実施されるサイエンスフェアは久しぶりでしたが、前日遅くまで準備し、良い発表ができたと思います。また、スパコン「富岳」の見学やサイエンスカフェ、他校や大学、企業の発表など、刺激的な1日になりました。

サイエンス部 総合文化祭自然科学部門発表会

11月5日(土)~11月6日(日)に開催された

総合文化祭自然科学部門発表会は、コロナに近い形で実施されました。

11月5日(土)は進行や計時などを行い、

口頭発表を支えました。

11月6日(日)はパネル発表に出展するとともに、

進行や計時などを行いました。

残念ながら受賞することはありませんでしたが、

他校の研究をもとに、多くの勉強ができたことと思います。

サイエンス部 青少年のための科学の祭典(神戸会場)

9月3日(土)は久しぶりに開催された科学の祭典の神戸会場に出展してきました。

例年は本校のブースだけでも2日間で200組超の参加者があるこのイベントも、

人数制限のためかなり閑散としていました。

今年度春から購入になったタブレットを使い、実験を上手く説明しました。

サイエンス部 小学生教室

8月22日(月)に実施された小学生教室は、

長年の信頼と実績により、いつも大人気の講座となっております。

抽選に残念ながら落選された方は、また来年度に申し込みをお願いします。

今回は次のような実験を行いました。

①ムラサキキャベツでお絵描きをしてみよう! 

②バスボムを作ってみよう!

③魔法の粉で雪をみよう!

④ろ紙で色をわけよう!

⑤アルミ缶をつぶすようすを見てみよう!

サイエンス部 鉱物採集会

8月15日(月)は奈良県の竹田川と京都府の木津川に鉱物採集に向かいました。

天気が良すぎて熱中症にならないかと心配しつつ、2地点での採集を実施しました。

今回のメンバーはパンニング技術が高く、

ガーネットだけでなく、サファイアが採取されているのではないかと、

期待ができます。

サイエンス部 青少年のための科学の祭典(東はりま会場)

8月6日(土)~8月7日(日)は久しぶりに実施された科学の祭典に

出展してきました。

静電気の実験という事で、そもそもハードルが高かったのですが、

さらに、事前申し込み制で少人数かつ時間が十分あるために実験を盛り込んだ結果、

大変ハードなイベントになりました。

来場者の子どもたちと保護者には大好評でした。

サイエンス部 家島合宿

今年の家島合宿は8月2日(火)~3日(水)に無事に実施しました。

流木を集めて火をおこし、調理をするというのは誰しも憧れがありますよね。

ウニの受精体験では、受精膜ができ、卵割していき、胞胚が泳ぎ始め、

変形して原腸胚になる過程まで観察することができました。

日中は海で狩りをし、夜には大量の人工衛星や流れ星を観察したりと、

充実した2日間を過ごすことができました。

最後に行ったごみ拾いでは、拾ったことを後悔するぐらいの

大量のごみを拾うことができました。

わに

胞胚原腸胚

朝日

サイエンス部 明高祭2022

6月10日(金)は明高祭でした。

サイエンス部は例年、商品製作と研究に心血を注いでおり、

部員の活躍により、今年は大量の透明骨格標本を販売することができました。

また、ウェザーグラスや立体プラバン細工、ビーズ細工など、

様々な商品を製作、販売することができました。

研究発表動画を公開

1月に開催予定だったサイエンスフェアin兵庫が新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったので、そこで発表する予定だった研究発表の内容をオンラインで限定公開します。

タイトル「透明骨格標本の作製過程の検討」

要旨

普段から透明骨格標本の作製を行っているが,魚の透明骨格標本の作製中に組織が膨張して裂けてしまい,失敗してしまうことが多々あった。私たちはこれを防ぐことはできないかと考え、研究するに至った。

作製方法 ① HCHO aq 20 %で固定する。② 蒸留水につけてHCHOを抜く。③ 燃料用アルコールにつけて脱水する。④ NaOH aqにつけて組織を透明化する。⑤ アリザリンSを加えたNaOH aqにつけて硬骨染色をする。⑥ もう一度,NaOH aqにつけて組織の透明化を進めるとともに余分な染色液を抜く。⑦ グリセリンで,細胞に浸透した水溶液を置換し,チモールを加えて保存する

Ⅰ 浸透圧の影響の確認:NaClを用いることでの筋肉の細胞と皮膚の細胞の膨張率の違いを検討した。その結果、筋肉の細胞は平均60 µm以上膨張しているのに対し,皮膚付近の細胞は平均25~30 µm,最高でも45 µmまでしか膨張していないので,皮膚付近の細胞は筋肉より膨張しにくいといえる。

Ⅱ 透明化過程でのNaClの添加:アジをHCHO aq 8日間,蒸留水2日,アルコールに4日つけた後,NaCl 0 %,1 %,3 %加えたNaOH 2 %にそれぞれ浸け,30 ℃で反応を進めた。NaOH aqにNaClを加えることで,細胞の膨張を軽減できた。

Ⅲ 固定期間の影響の検討:Ⅱの結果を踏まえ,HCHOを抜く段階の蒸留水をNaCl aqを用いて行った。その結果、固定の日数に関係なく,同じNaCl濃度においてほとんど同じ日数で組織が裂けた。固定の期間の長さは組織が裂ける現象に影響がないと考えられる。