山高ブログ

カテゴリ:行事報告

2年生 主権者教育講演会

 11月25日(水)、2学年対象の主権者教育講演会を実施しました。宍粟市選挙管理委員会の方にお越しいただき、「選挙の意義」や「若者と選挙」をテーマに話をしていただきました。平成29年の衆議院議員総選挙における兵庫県内18歳の投票率は、全国で47位だったそうです。人口比率が少ない若者が、投票に行かなければ、政治に若者の意見が反映できなくなることを学び、生徒たちは投票することの大切さを改めて実感することができました。一年後には選挙権を持つことになる生徒たち。選挙や政治について考える良い機会となりました。

 

芸術鑑賞会 アフリカの音楽

 11月4日(水)、芸術鑑賞会を実施しました。今年度の演目は「アフリカンドラム&ダンス TERANGA AFRICA ~テランガアフリカ from セネガル~」でした。アフリカンドラムのリズミカルな音と、力強くしなやかで情熱的なダンスは生徒たちを魅了しました。また、有志の生徒と教員がアフリカンドラムとダンスをステージ上で演奏者とともに披露し、会場は大変盛り上がりました。

  

 また、今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各HR教室に分かれて出演者のコメントや国際理解・人権講話を動画で鑑賞しました。講話ではアマアフリカ代表である浅野晴美氏に、セネガル共和国と日本の文化の違いやアフリカの奴隷制度や歴史などについてお話しいただき、アフリカの人権の現状について深く学ぶことができました。

 生徒の感想には、「あまり聴くことのない異文化の音楽は新鮮でした。1つの太鼓で、いくつもの音を出すことができ、ダンスも楽しそうでした。また、セネガルの人たちの話を聞いて、私たちはもっと親に感謝の気持ちを持って生活したいと思いました。」というものもありました。
 講話の中で、セネガル共和国では家父長制の風習が強くあり、食事をとる際にはまず親が食べ、子どもが食べられるのは残った食事だけであるというエピソードが印象に残った生徒も多かったようです。芸術鑑賞会を通して、触れたことのない異文化にふれ、芸術に心動かし、生徒たちの世界が広がったのではないかと思います。

オープン・ハイスクール ありがとうございました!

 11月1日(日)に森と食科、11月6日(金)、10日(火)に普通科のオープン・ハイスクールを実施しました。約300名もの中学3年生の皆さん、また多くの保護者の方々に参加いただきました。本当にありがとうございました!
 オープン・ハイスクールは吹奏楽部の歓迎演奏から始まりました。その後、日程説明、学校生活の紹介、学科の説明など生徒会執行部の生徒たちが司会・進行を務めました。
 森と食科では、木製のティッシュケースの製作、シイタケと大根の収穫、ピザ作りを体験をしました。普通科では、国・社・数・理・英の5教科に分かれて、授業体験をしました。さらにそのあと、部活動の見学も行いました。
 どの体験でも高校生が多くの場面で活躍し、参加した中学生のアンケートには、「高校生の先輩がすごく優しかった。」「先輩の対応がすごく良かった。」という感想が多くありました。
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、11月に延期されたオープン・ハイスクールでしたが、多くの方に参加していただくことができ、本当によかったです。ありがとうございました。

 


 



 


 

スケアード・ストレイトで交通安全教室

 11月11日(水)、交通安全教室を行いました。今年度の交通安全教室では、実際に事故現場を再現することで、交通安全についてより深く学ぶことのできる「スケアード・ストレイト」を体験することができました。
 まずはじめに、宍粟市警察交通課の方、県民局交通安全室の方からの講義を聞きました。実際に兵庫県や宍粟市でどのような事故が起こっているか、また、多くの生徒が利用する自転車の交通ルールについて話されました。この講義は、例年体育館などに集合して一斉に行っていましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Web会議システムを用いて各教室のプロジェクターに投影する方法で講義を行いました。



 そしてグラウンドに移動して、いよいよスケアード・ストレイトが始まりました。プロのスタントマンの方々により、自動車やトラックを使って、実際に起こった事故が再現されました。大きな音を立ててぶつかる人と車、無残に曲がってしまった自転車、スタントマンの方々の事故の再現はかなりリアリティがありました。生徒たちは目の前で起こる衝突事故や巻き込み事故に衝撃をうけながらも、しっかりと見ていました。特に自転車の交通ルールについて、音楽を聴きながらの運転や傘さし運転、二人乗りなどのルール違反が、どのような事故を巻き起こすか目の当たりにすることができました。

  

 交通安全教室後のアンケートの結果では、「仮想交通事故を見て、交通事故の怖さを感じたか」という質問に89.4%の生徒が「とても感じた」と回答し、「仮想交通事故を見て、自転車の走行をもっと注意しなければならないと感じたか」という質問にも88.2%の生徒が「とても感じた」と回答しました。
 スケアード・ストレイトで実際に交通事故の様子をみることにより、交通事故の恐ろしさ、交通ルールの大切さをさらに実感することができました。登下校時をはじめ、日々の交通安全に努めてほしいと思います。

森林環境科学科・生活創造科 インターンシップ

 10月26日(月)から5日間、森林環境科学科、生活創造科の2年生がインターンシップに取り組みました。
 森林環境科学科の生徒たちは、林業・農業に関連する22の事業所、生活創造科の生徒たちは、保育・福祉・食品関係などといった進路に関係する37の事業所で、就労体験をしました。
 生徒たちはそれぞれの就業所で職場の一員として自覚をもって一生懸命働いていました。自ら就業所で求められていることをよく考えて行動し、事業所の方からお褒めの言葉もいただきました。
 この就業体験を通して学んだ働くことの大切さや仕事の厳しさを、今後の生活に活かしてほしいと思います。