校章 校訓 校歌

校章


 
 新制高校「兵庫県立山崎高等学校」は、昭和23(1948)年4月、山紫水明の自然環境に恵まれた宍粟郡山崎町の地に多くの希望と期待を背負い発足。学校のシンボルとしての校章を考案すべく、生徒、教職員で議論を重ねた。校区には揖保川の清流が南北に流れ、千メートル前後の山脈が豊かな森林を育んでいた。当時の美術科教諭であった福井政雄氏の案で、清流と山脈に囲まれ、飛翔する山崎高校を象徴する作品が、新制高等学校発足の喜びを表すべく、同年に校章として制定されたのである。


校訓「希望・英知・敬愛」

 
 平成元(1989)年、山高創立80周年(傘寿)を機に、校訓制定の気運が高まり、明冶以来の校風を活かしながら半年をかけて各方面のご意見・ご助言を賜りつつ熟議を重ね、「希望・英知・敬愛」の言葉に同窓相集いての願いを結晶化させた。制定は平成2(1990)年2月。校舎玄関脇に建立した校訓碑の揮亳は第24代校長中山晶弘先生(雅号は師山)。建立は翌平成3(1991)年2月である。


校歌

    
 
 山高では長らく、昭和28(1953)年2月制作の「生徒会歌」が歌われていたが、昭和54年(1979)の創立70周年記念式典に向けて校歌制定の声が高まり、竹中郁先生作詩、川澄健一先生作曲の校歌が遂に成ったのである。リズムは明るく軽快で、天空に向かって高らかに響き渡る感がある。校歌は言わば学校の象徴であり、生徒の心のよりどころである。永久に歌い継がれることを心から祈るものである。写真は、校門の傍の創立70周年記念庭園に建立した校歌碑。


校木「ユズリハ(交譲木)」  学名
Daphniphyllum macropodum

    
 
 新葉が開き始める頃、旧葉が垂れ、旧葉と新葉が入れ替わる。古くから縁起植物として、また、観賞用として多くの人に親しまれて来た。 江戸時代の博物学者によると「ユズリハ、春新葉ととのいて後旧葉落つ故にユズリハと名づく」とある。
 本校では、この木の持つ意味あいを考え、教育の泉が永遠に枯れることなく若い生命を脈々と育むということに夢を託して、昭和40(1965)年、この木を校木として制定したのである。

 

 

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※音源