日誌

特色ある教育活動

神戸学 須磨の観光を探究する④ 最終プレゼン

 11月27日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、須磨の観光コンセプトに関する最終プレゼンを行いました。中間発表に引き続き、須磨区地域協働課からも職員の方がお越しくださり、生徒たちが考えた、須磨の魅力を活かした観光コンセプトを聞いていただきました。また、プレゼン後には、座談会形式で「須磨」について語り合いました。

 生徒たちのプレゼンは、中間発表のときからより具体的な内容になっており、須磨区役所の方からも「斬新で面白いアイデア」だと言っていただきました。これらの活動を通して、生徒たちは須磨の魅力を再確認し、観光を通してどのように地域を活性化させていくことができるのかを学ぶことができたと思います。

 〈生徒の感想〉

・須磨に住んでいるけれど詳しく知らなかったので、今回細かいところまで知ることができ理解が深まった。また、神戸市民という意識が強かったけれど、今回調べたことで行ってみたい場所が増え、すごく愛着がわきました。

・須磨は生活する場で、遊びに行く場というイメージがなかったのですが、観光について考えていくにつれて、新たな発見が次々と生まれてきて、深く須磨を知ることができました。

・18年間、須磨に住んでいるけれど、須磨のりや須磨サーモンのことは知らなかった。須磨の良さだけでなく、源平合戦など歴史的な背景についても理解が深まった。

  

比較文化@流通科学大学

 2・3年次対象の選択科目「比較文化」では、他国の文化や国際理解について学ぶことを目的としています。前年度に引き続き、今年も流通科学大学にて留学生と交流活動を3回行いました。

 第1回から第3回までの間、若者文化、恋愛・美容、生活スタイルなど自由なテーマで話し合ったり、留学生の母国の言語や諸問題についてディスカッションしたりする中で、異なる社会や文化に触れ、知識を深めてきました。留学生並びに本校生徒も、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢があり、両者にとって良い機会となりました。

  

1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究③

 11月29日(金)、クロスカリキュラム探究「小学生に防災に関する企画・授業をしよう」の講座で、神戸市立多井畑小学校4年生の児童を対象とした防災授業を本校の生徒が行いました。授業の進行から生徒だけで行い、6つの班がクイズや劇などそれぞれ違った内容の授業を実施しました。

 指導案を書いてプレ授業を行うことで授業の改善を行ってきましたが、本番の授業では各自が小学生と積極的に関わって防災知識を楽しく伝えることができました。

  〈生徒の感想〉

 ・今回の授業を行うにあたって、1ヵ月前から入念に計画を練りました。そこでは、自分たちの防災知識の獲得から始め、得た知識を小学生にどうやったらわかりやすく正しく伝えられるかを工夫しました。結果、本番では少しミスをしたものの、小学生のみんなは熱心に私たちの説明を聞いてくれて、何とかうまくできました。この体験から、「自分たちのやってきたことが正しかったのだな」と実感し、「何かを一生懸命やることで最後に得られるものは努力の結果なのだ」と感じました。これは、今日出会った小学生のみんなの溢れる笑顔が教えてくれました。今回の授業を終えて私たちの反省点や良かった点がはっきりしたので、今回学んだことを将来活かしていきたいと思いました。

 ・小学生に授業をすることで、発表する姿勢や積極的に授業に取り組む姿など学ぶことがありました。とてもいい経験になりました。

  

神戸学 ジャズに関する講演会&演奏

  11月13日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、講師として岡村正史先生をお招きし、「神戸のジャズ文化」と題した講演会を実施しました。また、神戸を中心に複数のジャズセッションホストや多くのユニットバンドを務める竹俣様もお越しくださり、お二人でジャズの演奏を披露していただきました。

 神戸は日本における「ジャズの発祥地」とされています。そこで、神戸におけるジャズ文化の影響や、アメリカにおけるジャズの歴史について、当時の社会的な背景を踏まえながら解説していただきました。神戸が持つ文化的な特徴について、深く理解できる時間となりました。

 

神戸学 須磨の観光を探究する③ 中間発表

 10月30日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、須磨の観光コンセプトに関する中間発表を行いました。須磨区地域協働課からも職員の方がお越しくださり、生徒たちが考えた、須磨の魅力を活かしたアイデアを聞いていただきました。どのグループも、高校生ならではの視点が盛り込まれ、実現するのが楽しみになるような発表でした。まだ探究の途上ですので、いただいた助言やアドバイスをもとに、最終プレゼンに向けてブラッシュアップしていきます。

  

1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究②

 10月25日(金)、クロスカリキュラム探究「小学生に防災に関する企画・授業をしよう」の講座で、NPO法人プラス・アーツの協力のもと、ネパールから講師の先生方をお招きしました。講師の方々は、ネパールの学校で防災教育を行っており、災害が多い日本ではどのように防災の学習が行われているのかを学ぶために来訪されました。

 授業内では、ネパールにおける防災活動の紹介をしていただいた後、実際にネパールで行っている防災について学ぶゲームを2種類体験しました。生徒たちはネパールの先生と積極的に交流し、自分たちの活動にどのように活かせるのかを考えながら授業を受けていました。

〈生徒の感想〉

・ネパールの方々からの講話を通して、災害が起こった際には互いに協力しあうことや、周りへの配慮をすることが大切だと気づくことができました。

・お互いに自然災害が多い日本とネパールが防災交流を行うことで、防災知識の共有や防災意識の広がりにつながっていくと思いました。

・ネパールの先生が楽しい授業をしてくれたように、自分も小学生を盛り上げられるようにしっかり準備していきたいと思いました。

   

1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究①

 10月11日(金)、1年次「産業社会と人間」の時間に、クロスカリキュラム探究が始まりました。クロスカリキュラム探究では、1つのテーマに対して複数の教科の視点からアプローチし、学びを深めていきます。今年度は全9ゼミに分かれ、「地域のSafety Coreとしての学び」をコンセプトとした地域との協働学習を行います。実社会の課題に対して、地域の関連機関と協働しながら取り組んでいく予定です。導入となる第1回目の授業では、各テーマの概要に関する講義等が行われました。

   

令和6年度高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学

 11月2日(土)、京都大学国際科学イノベーション棟の西館5階において高大連携課題研究合同発表会がおこなわれました。京都大学大学院教育学研究科の明和政子教授による記念講演の後、ホワイエにて本校2年次の生徒4名(4組園田さん、5組有本さん、6組呉さん、6組谷口さん)が質疑応答含め15分間、課題研究の取り組みについてポスター発表をしました。その後のグループ討議も通して、京都大学の先生方、大学院生、大学生、他校生徒からアドバイスや講評を頂き、大きな刺激を受けた一日となりました。頂いた貴重なアドバイスをもとに、研究を進めていって欲しいと思います。

    

神戸学 須磨の観光を探究する② 観光学講義

 10月9日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、流通科学大学 人間社会学部 観光学科の西村典芳先生をお招きし、「成長が期待される日本の観光市場」と題したご講義を行っていただきました。

 日本の観光学の現状や世界の観光市場、また訪日外国人観光客の特徴などについて教えていただきました。講義の後には生徒たちの質問に丁寧にお答えくださり、今後、須磨の観光コンセプトを考えていく上で大変勉強になりました。

神戸学 須磨の観光を探究する① 神戸市「出前トーク」

 3年次の学校設定科目「神戸学」では、2学期より「須磨の魅力を活用した観光誘致」をテーマに、「観光客が訪れたいと思う明確なイメージを創るために、須磨はどのような地域を目指すのか」を探究しています。

 10月2日(水)には、神戸市 経済観光局観光企画課と建設局公園部整備課より、神戸市職員の方にお越しいただき、今年6月にオープンした神戸須磨シーワールドと須磨海浜公園について、その魅力や再整備計画についてご説明していただきました。

  

3年次「課題研究Ⅱ」実学探究 マナー講演会

 3年次では、新たな取り組みとして「実学探究」が始まりました。「実学探究」では、単にこれからの実生活に役立つ知識や利用方法を知るだけでなく、取り組みの中で各自が問題を見つけ、その意味や意義について考えます。

 9月30日(月)には、株式会社Y’Sプロ・voice Japan 代表取締役の友井川泰子様をお招きし、マナーや接遇の大切さを考える講演会を実施しました。適切な態度・言葉や心地よさにつながる「おもてなし」の心など、良好な人間関係を築く基本を教えていただきました。

 

2年次「課題研究Ⅰ」全体中間発表会

 9月30日(月)、LHRの時間に2年次「課題研究」の全体中間発表会をおこないました。今年は6つの系列ごとに代表者3~4名の発表を行いました。8名の大学の先生方(神戸女子大学、関西学院大学、神戸芸術工科大学、神戸常盤大学)にお越し頂き、専門的な見地からアドバイスと全体の講評を頂きました。5分間で各系列の代表生徒が研究の途中経過を発表し、約5分間の質疑応答をおこないました。

 代表生徒は緊張しながらも、各系列の代表として堂々と発表しました。質疑応答では大学の先生方からの的確な質問に返答し、丁寧なアドバイスに耳を傾けて研究を進展させようとする意気込みが感じられました。代表生徒以外の生徒も自分自身の研究に照らし合わせて「自分ごととして」聴くことが出来ていました。今回の中間発表会を通じて、自分たちでは気付けない沢山の視点を頂きました。2年次の生徒全員があらためて自分自身の研究を振り返り、研究の軌道修正をするまたとない機会となりました。

 〈生徒の感想〉

・どの発表者も「きっかけ」がしっかりしていて、本当に自分の調べたいことを研究している感じがして説得力も感じました。

・先行研究や研究内容に関する情報などアプローチが足りていない部分に気づけた。

・データの客観性や正確性が重要視されることがわかった。また、実験においての条件の統一性や実験を「何回するか」が大切になってくることがわかった。

・大学の教授の方々のアドバイスがとても参考になった。私たちよりはるかに色々な視点を持っていて、多くの研究への配慮が必要だとわかった。また、研究において客観性がとても大切であることが分かった。

  

3年次「課題研究Ⅱ」全体発表会

 3年生全員が、2年次から取り組んできた課題研究をプレゼンスライドにまとめゼミ内発表をしました。今年度は2.3年継続のゼミではなく系列を混ぜた新たなメンバーに組み替えたので、お互いの研究を興味深く聴けたようです。

 各ゼミの代表として18名が「全体発表会」に出場しました。発表会では、教員だけでなく生徒たちも評価をしながら真剣に研究の内容や発表の表現などを観ました。全体発表会の結果、年次代表に選出された生徒は、学校説明会(11月)や総合学科発表会(1月)で成果発表を行います。

 〈生徒の感想〉

・課題研究を通して多面的に物事を見ることができるようになった。

・課題研究を通して、1つの事柄について詳しく調べたり考えたりする能力が日常生活でも活かされるようになり、授業でも少し疑問に思うことがあると家に帰ってその事を詳しく調べたり考えるようになった。

・課題研究を通して、発表で人に伝えることにあまり緊張しなくなり、以前より前向きに考えられるようになった。

  

1年次「産業社会と人間」職場訪問全体発表会

 9月27日(金)に、職業研究の全体発表会があり、職場ごとの発表で選ばれた代表者22名が、1年次生全員の前でプレゼンテーションを行いました。

 班別の発表から1週間しかありませんでしたが、さすが代表者だけあり、内容がさらにブラッシュアップされていてどの生徒の発表も見応えのあるものでした。発表者は大変緊張していましたが、その緊張感が利き手にも伝わり、聞いている生徒もいい刺激をたくさんもらえたようです。発表の機会はまだまだたくさんあるので、今回の経験が今後の活動に活かされることを期待しています。

 

【生徒の感想】

・人に「伝える」ために工夫されたプレゼンには、各々の色が見られて、「働く」ということの意味について改めて考えさせられた。今回の職場訪問を通して、今一度将来について考え、「働く」ということに実感を持とうと考えた。

・今回22人の発表を聞いて、「コミュニケーション能力」や「協力」といった言葉が共通して聞けたので、仕事は違っても、その仕事で大事になるものは似たようなものなのだと気づきました。

・どの職業にも、共通するところはあり、今の高校生活で学んだことが、将来になって約9立つことも学べた。今はまだ将来どんな仕事に就きたいか決まっていなかったが、今夏の職場訪問で学んだことを活かして仕事選びをしていきたい。

 

  

1年次「産業社会と人間」職場訪問

 7月10日(水)・11日(木)・30日(火)、職場研究の一環として職場訪問に行きました。中学校で実施されている「トライやるウイーク」のような仕事体験を目的にするのではなく、「働くこと」が社会にとってどんな意味があるのかや、社会での自分の生かし方を考えるための探究を目的としています。

 本年度は3日間で23の企業・施設・学校にご協力いただきました。それぞれの訪問先について調べ、実際に働いておられる方にインタビューをしたり、調べた内容を発表したりすることで「働くこと」について考え、学ぶことができました。2学期には、今回の訪問を踏まえてそれぞれ発表することになっています。それぞれが学び、感じたことをどのように発表するのか、楽しみです。

<生徒の感想より>

・物事に対して瞬時に判断をしたり、それを行動できる人は人から信頼されると思うので、今のうちから少しずつでも 自ら行動していこうと思いました。

・働いている方は常に自分は何ができるか考え行動していた。僕も高校にいる間にそれができるように、まずは常に自分は何ができるか考え気付けるように部活でもプレー以外のところも大切にしたい。

・今回の職場訪問で、必ず誰かと助け合いながら行動することの大切さを学んだ。全員が一丸となってお客様のことを考えながら働いている姿が素敵だと思った。

 

-ご協力いただいた企業・施設・学校-

 頌栄保育園(認定こども園) ANA(全日本空輸)神戸空港事業所 エム・シーシー食品株式会社

  オリバーソース 株式会社    神戸市立 きぼうの丘幼稚園    生活協同組合 コープこうべ

  兵庫トヨタ自動車株式会社    株式会社 ナンバースリー    神戸フィルムオフィス

  株式会社 M.Lab(ミムラボ)     ユニクロ 大丸須磨店      株式会社 ラジオ関西

 神戸聖隷福祉事業団 愛生園                     株式会社 伍魚福                          神戸地方裁判所 

    三井住友銀行 須磨支店      小林製麻株式会社            神戸須磨消防署

           株式会社 千代田精機             神戸市立 多井畑小学校              神戸市立 王子動物園

              兵庫県立美術館                  一般社団法人 ことばの道

1年次「産業社会と人間」プレゼンテーション講演会

7月8日に、講師として吉田大作先生お呼びして、1年次対象のプレゼンテーション講演会を行いました。吉田先生のプロフィールや問いかけを交えながら、「人に物事を伝える上で何が大切なのか」、「どのような準備をしなくてはならないのか」などを楽しくお話してくださいました。普段の学校生活の中では聞くことのできないお話に、生徒も関心をもって聞くことができていました。今後の発表に期待したいと思います。

 

〈生徒の感想〉

・講演会を聞くまで、プレゼンテーションは、「上手に発表すること」だと思っていました。しかし、プレゼンテーションはプレゼントなため、「相手をどのような気持ちにさせるのか」がポイントなのだと知ることができました。

 

・講演会前は、発表の際に、頭が真っ白になってしまうのは、本番のための練習が足りていないからだと思っていました。しかし、講演会では、緊張するのはプレゼンの内容を理解できておらず、情報収集が甘かったが故だということが分かりました。

  

3年次「課題研究Ⅱ」ゼミ内発表会

 3年次から行ってきた各自の課題研究をパワーポイントにて発表しました。今年度は、4月から系列が混ざった新メンバーでゼミ活動を行ってきたので、ゼミ内発表会といえども、多様な内容で、お互いに楽しく興味の幅を刺激しあうことができました。

 相互評価し、各ゼミから代表生徒が選出され、7月16日・17日に行われる全体発表会で3年次全員の前で発表をします。代表生徒たちは7分間の発表のために、本番の直前まで最善を尽くしてくれそうです。

  <全体発表会にむけて代表生徒の声>

・パワポを作るのが難しかったけど、ゼミのみんなのパワポを見てたくさん工夫点を学べた。

・人前で話すのは本当に苦手だけど、練習するよい機会と思って取り組みたいです。

・2年次で1年間かけて行ってきた課題研究を学年全体の前で発表する機会を得ることができた。ゼミ内発表会でも改善点がたくさんできたので、ゼミの先生のアドバイスを受けながら見てくれる人が分かりやすいような発表をできるようにしていきたいと思う。

・他の人の発表を聞いて参考になることもあったので自分の発表に活かしたいです。たくさん練習してみんなに分かってもらえるようがんばります。

  

1年次「産業社会と人間」学問分野別講演会

 5月31日に、18の大学・専門学校から20学部(学問分野)の講師の方々を本校にお招きし、学問分野別講演会を行いました。興味・関心のある学問や、名前は知っていても何を学べるのか具体的には分からない学問の話を聞き、以前までのイメージが変わったという生徒や、新しい学部に興味を持ったという生徒が多くみられました。生徒たちの将来への選択肢が、少しは広がったのではないかと感じます。

 〈生徒の感想〉

・今回の講演会では、学部の紹介だけではなく、今の私たちがすべきことについて教えてもらいました。講演会を聞いて、今の私たちには、外国語の知識をつけることが必要だと感じました。そのためにも、日ごろからネイティブの発音に慣れることや、会話をすることで力がつくと考えました。

 ・今回のお話を聞いて、どの仕事も「人の役に立っている」ということが分かりました。人の役に立ちたいから医療系を選んだ私にとって、とても心に残った言葉でした。どんな仕事も無くてはならないもので、いろんな場面で活躍しているのだなと納得しました。

  

1年次「産業社会と人間」職業人講演会

 5月24日に、本校の卒業生を含む10名の職業人の方々をお招きし、職業に関する講演会を行いました。生徒たちはキャリアプランニングの授業で、事前に自分に向いている職業や適性を知り、それを踏まえて、興味のある職業人の方々のお話を伺いました。職業の内容だけでなく、「働くとは」「仕事のやりがいや苦労」など、様々な話を聞き、今までの認識が変わったという生徒や、より詳しく知りたいと思う生徒など、今回の講演会で、各々気づきや発見があったように思います。

 〈生徒の感想〉

・2つの仕事の講演会を聞いて、人とコミュニケーションをとることが共通していることが分かりました。ヨガインストラクターやダンサーは、人を楽しませるために、鍼灸院は患者さんを安心させるために必要だと聞きました。コミュニケーションをとることは、たくさんの目的があって、人のためになるということが分かりました。

 ・自分の夢を叶えるために仕事をするという話が印象に残りました。私も将来、自分の仕事に誇りをもって、楽しみながら仕事をして、自分の夢を叶えられるようにしたいです。

  

1年次「産業社会と人間」ハテナソンワークショップ

 5月2日(木)、1年次の「産業社会と人間」の授業では、京都産業大学より佐藤賢一先生をお招きし、「自ら問いを立てる学び方を実践し、対話するハテナソン授業」と題したワークショップを行いました。

 生徒たちは、日常から何気なく浮かんだ「ハテナ」に対して、互いに問いを投げかけ、議論や思考を深めていくといった「問い重ね」と呼ばれるワークを行いました。日常生活に溢れているどんな些細な「ハテナ」でも、問いをぶつけていくことで議論や思考が深まったり、いつもは話さない友達と活動することで、いつもの自分では気が付かない発見に触れ、視野が広がったことを実感できたと思います。

〈生徒の感想〉

・私は、講演を聞いて、思い込みや先入観にとらわれず、データに基づいた検討や判断をすることが大事だと学びました。今後は、いくつかの情報を手に入れた上で、全ての情報を鵜呑みにするのではなく、判断材料として参考程度に扱っていきたいと思いました。

・今回の講演を聞いて、自分の中で思い込んで捉えてしまっていることがたくさんあることに気づかされました。例えば「問い」です。私は「問い」とは、「答えるもの」だと思っていました。しかし講演を聞いて、「答えを探すだけでなく、その背景や意図を探り新しい問いを立てるもの」と言う考え方があることを知りました。