ご あ い さ つ

     
学校長 大久保 隆

 

 

 このたび、兵庫県立須磨友が丘高等学校第14代校長に就任しました大久保隆(おおくぼたかし)と申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 本校は、昭和58年(1983年)4月、地元の皆様の強い要望により、「友愛に満ちた仲間が集まる丘」になることを願い、「兵庫県立須磨友が丘高等学校」と命名し、全日制普通科高等学校として創立されました。平成14年(2002年)には普通科から総合学科に改編しましたが、開校以来これまで、1万2千人を超える優秀な人材を輩出してまいりました。

 今日、社会は高度に情報化し、少子高齢化など、予測困難で複雑な社会へとなりつつあります。そのような中で、本校はスクール・ミッションとして、校訓である「知・考・行」の理念のもと、社会に貢献しようとする高い志を抱き、積極的に未来を切り拓こうとするチャレンジ精神、総合的人間力を備え、変化が激しく予測困難なグローバル社会において、時代を越えて変わらぬ真理を探究し続け、心豊かに生き抜くことのできる人材を育成する。ことを定めました。

 このスクール・ミッションのもと、「産業社会と人間」「課題研究」などの総合学科の特徴である「探究型学習」に加えて、様々な特色ある選択科目を設定しており、生徒の関心・個性・進路目標など多様な視点から生徒にとって必要な力を育成しております。また、国際交流活動並びに多くの地域貢献活動を通じて、文化や価値観の異なる人々、地域の方々とも交流を深め、公共心を持ち、人としてのあり方を追究する力を身につけるよう指導しております。さらに部活動・委員会活動も非常に活発であり、生徒の人間力を育むことに大きな役割を果たしております。

 今後もスクール・ミッションを達成していくために、「自ら学ぶ意欲を持ち、自主的に考えて、主体的に行動できること。」「社会に関心を持ち、様々な課題を自分のこととしてとらえること。」「様々な価値観や考えを持つ人々と協力し、協働していくこと。」を生徒が実践していくように指導してまいります、そして、本校のさらなる発展に向けて、全教職員が一丸となって邁進してまいります。

 保護者の皆様、地域の方々におかれましては、本校の教育活動へのご理解とともに、厳しくも温かなご支援ならびにご協力をくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。