特色ある教育活動
神戸学 ジャズに関する講演会&演奏
11月13日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、講師として岡村正史先生をお招きし、「神戸のジャズ文化」と題した講演会を実施しました。また、神戸を中心に複数のジャズセッションホストや多くのユニットバンドを務める竹俣様もお越しくださり、お二人でジャズの演奏を披露していただきました。
神戸は日本における「ジャズの発祥地」とされています。そこで、神戸におけるジャズ文化の影響や、アメリカにおけるジャズの歴史について、当時の社会的な背景を踏まえながら解説していただきました。神戸が持つ文化的な特徴について、深く理解できる時間となりました。
神戸学 須磨の観光を探究する③ 中間発表
10月30日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、須磨の観光コンセプトに関する中間発表を行いました。須磨区地域協働課からも職員の方がお越しくださり、生徒たちが考えた、須磨の魅力を活かしたアイデアを聞いていただきました。どのグループも、高校生ならではの視点が盛り込まれ、実現するのが楽しみになるような発表でした。まだ探究の途上ですので、いただいた助言やアドバイスをもとに、最終プレゼンに向けてブラッシュアップしていきます。
1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究②
10月25日(金)、クロスカリキュラム探究「小学生に防災に関する企画・授業をしよう」の講座で、NPO法人プラス・アーツの協力のもと、ネパールから講師の先生方をお招きしました。講師の方々は、ネパールの学校で防災教育を行っており、災害が多い日本ではどのように防災の学習が行われているのかを学ぶために来訪されました。
授業内では、ネパールにおける防災活動の紹介をしていただいた後、実際にネパールで行っている防災について学ぶゲームを2種類体験しました。生徒たちはネパールの先生と積極的に交流し、自分たちの活動にどのように活かせるのかを考えながら授業を受けていました。
〈生徒の感想〉
・ネパールの方々からの講話を通して、災害が起こった際には互いに協力しあうことや、周りへの配慮をすることが大切だと気づくことができました。
・お互いに自然災害が多い日本とネパールが防災交流を行うことで、防災知識の共有や防災意識の広がりにつながっていくと思いました。
・ネパールの先生が楽しい授業をしてくれたように、自分も小学生を盛り上げられるようにしっかり準備していきたいと思いました。
1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究①
10月11日(金)、1年次「産業社会と人間」の時間に、クロスカリキュラム探究が始まりました。クロスカリキュラム探究では、1つのテーマに対して複数の教科の視点からアプローチし、学びを深めていきます。今年度は全9ゼミに分かれ、「地域のSafety Coreとしての学び」をコンセプトとした地域との協働学習を行います。実社会の課題に対して、地域の関連機関と協働しながら取り組んでいく予定です。導入となる第1回目の授業では、各テーマの概要に関する講義等が行われました。
令和6年度高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学
11月2日(土)、京都大学国際科学イノベーション棟の西館5階において高大連携課題研究合同発表会がおこなわれました。京都大学大学院教育学研究科の明和政子教授による記念講演の後、ホワイエにて本校2年次の生徒4名(4組園田さん、5組有本さん、6組呉さん、6組谷口さん)が質疑応答含め15分間、課題研究の取り組みについてポスター発表をしました。その後のグループ討議も通して、京都大学の先生方、大学院生、大学生、他校生徒からアドバイスや講評を頂き、大きな刺激を受けた一日となりました。頂いた貴重なアドバイスをもとに、研究を進めていって欲しいと思います。
神戸学 須磨の観光を探究する② 観光学講義
10月9日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、流通科学大学 人間社会学部 観光学科の西村典芳先生をお招きし、「成長が期待される日本の観光市場」と題したご講義を行っていただきました。
日本の観光学の現状や世界の観光市場、また訪日外国人観光客の特徴などについて教えていただきました。講義の後には生徒たちの質問に丁寧にお答えくださり、今後、須磨の観光コンセプトを考えていく上で大変勉強になりました。
神戸学 須磨の観光を探究する① 神戸市「出前トーク」
3年次の学校設定科目「神戸学」では、2学期より「須磨の魅力を活用した観光誘致」をテーマに、「観光客が訪れたいと思う明確なイメージを創るために、須磨はどのような地域を目指すのか」を探究しています。
10月2日(水)には、神戸市 経済観光局観光企画課と建設局公園部整備課より、神戸市職員の方にお越しいただき、今年6月にオープンした神戸須磨シーワールドと須磨海浜公園について、その魅力や再整備計画についてご説明していただきました。
3年次「課題研究Ⅱ」実学探究 マナー講演会
3年次では、新たな取り組みとして「実学探究」が始まりました。「実学探究」では、単にこれからの実生活に役立つ知識や利用方法を知るだけでなく、取り組みの中で各自が問題を見つけ、その意味や意義について考えます。
9月30日(月)には、株式会社Y’Sプロ・voice Japan 代表取締役の友井川泰子様をお招きし、マナーや接遇の大切さを考える講演会を実施しました。適切な態度・言葉や心地よさにつながる「おもてなし」の心など、良好な人間関係を築く基本を教えていただきました。
2年次「課題研究Ⅰ」全体中間発表会
9月30日(月)、LHRの時間に2年次「課題研究」の全体中間発表会をおこないました。今年は6つの系列ごとに代表者3~4名の発表を行いました。8名の大学の先生方(神戸女子大学、関西学院大学、神戸芸術工科大学、神戸常盤大学)にお越し頂き、専門的な見地からアドバイスと全体の講評を頂きました。5分間で各系列の代表生徒が研究の途中経過を発表し、約5分間の質疑応答をおこないました。
代表生徒は緊張しながらも、各系列の代表として堂々と発表しました。質疑応答では大学の先生方からの的確な質問に返答し、丁寧なアドバイスに耳を傾けて研究を進展させようとする意気込みが感じられました。代表生徒以外の生徒も自分自身の研究に照らし合わせて「自分ごととして」聴くことが出来ていました。今回の中間発表会を通じて、自分たちでは気付けない沢山の視点を頂きました。2年次の生徒全員があらためて自分自身の研究を振り返り、研究の軌道修正をするまたとない機会となりました。
〈生徒の感想〉
・どの発表者も「きっかけ」がしっかりしていて、本当に自分の調べたいことを研究している感じがして説得力も感じました。
・先行研究や研究内容に関する情報などアプローチが足りていない部分に気づけた。
・データの客観性や正確性が重要視されることがわかった。また、実験においての条件の統一性や実験を「何回するか」が大切になってくることがわかった。
・大学の教授の方々のアドバイスがとても参考になった。私たちよりはるかに色々な視点を持っていて、多くの研究への配慮が必要だとわかった。また、研究において客観性がとても大切であることが分かった。
3年次「課題研究Ⅱ」全体発表会
3年生全員が、2年次から取り組んできた課題研究をプレゼンスライドにまとめゼミ内発表をしました。今年度は2.3年継続のゼミではなく系列を混ぜた新たなメンバーに組み替えたので、お互いの研究を興味深く聴けたようです。
各ゼミの代表として18名が「全体発表会」に出場しました。発表会では、教員だけでなく生徒たちも評価をしながら真剣に研究の内容や発表の表現などを観ました。全体発表会の結果、年次代表に選出された生徒は、学校説明会(11月)や総合学科発表会(1月)で成果発表を行います。
〈生徒の感想〉
・課題研究を通して多面的に物事を見ることができるようになった。
・課題研究を通して、1つの事柄について詳しく調べたり考えたりする能力が日常生活でも活かされるようになり、授業でも少し疑問に思うことがあると家に帰ってその事を詳しく調べたり考えるようになった。
・課題研究を通して、発表で人に伝えることにあまり緊張しなくなり、以前より前向きに考えられるようになった。