日誌

2024年12月の記事一覧

神戸学 須磨の観光を探究する④ 最終プレゼン

 11月27日(水)、学校設定科目「神戸学」の時間に、須磨の観光コンセプトに関する最終プレゼンを行いました。中間発表に引き続き、須磨区地域協働課からも職員の方がお越しくださり、生徒たちが考えた、須磨の魅力を活かした観光コンセプトを聞いていただきました。また、プレゼン後には、座談会形式で「須磨」について語り合いました。

 生徒たちのプレゼンは、中間発表のときからより具体的な内容になっており、須磨区役所の方からも「斬新で面白いアイデア」だと言っていただきました。これらの活動を通して、生徒たちは須磨の魅力を再確認し、観光を通してどのように地域を活性化させていくことができるのかを学ぶことができたと思います。

 〈生徒の感想〉

・須磨に住んでいるけれど詳しく知らなかったので、今回細かいところまで知ることができ理解が深まった。また、神戸市民という意識が強かったけれど、今回調べたことで行ってみたい場所が増え、すごく愛着がわきました。

・須磨は生活する場で、遊びに行く場というイメージがなかったのですが、観光について考えていくにつれて、新たな発見が次々と生まれてきて、深く須磨を知ることができました。

・18年間、須磨に住んでいるけれど、須磨のりや須磨サーモンのことは知らなかった。須磨の良さだけでなく、源平合戦など歴史的な背景についても理解が深まった。

  

比較文化@流通科学大学

 2・3年次対象の選択科目「比較文化」では、他国の文化や国際理解について学ぶことを目的としています。前年度に引き続き、今年も流通科学大学にて留学生と交流活動を3回行いました。

 第1回から第3回までの間、若者文化、恋愛・美容、生活スタイルなど自由なテーマで話し合ったり、留学生の母国の言語や諸問題についてディスカッションしたりする中で、異なる社会や文化に触れ、知識を深めてきました。留学生並びに本校生徒も、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢があり、両者にとって良い機会となりました。

  

1年次「産業社会と人間」クロスカリキュラム探究③

 11月29日(金)、クロスカリキュラム探究「小学生に防災に関する企画・授業をしよう」の講座で、神戸市立多井畑小学校4年生の児童を対象とした防災授業を本校の生徒が行いました。授業の進行から生徒だけで行い、6つの班がクイズや劇などそれぞれ違った内容の授業を実施しました。

 指導案を書いてプレ授業を行うことで授業の改善を行ってきましたが、本番の授業では各自が小学生と積極的に関わって防災知識を楽しく伝えることができました。

  〈生徒の感想〉

 ・今回の授業を行うにあたって、1ヵ月前から入念に計画を練りました。そこでは、自分たちの防災知識の獲得から始め、得た知識を小学生にどうやったらわかりやすく正しく伝えられるかを工夫しました。結果、本番では少しミスをしたものの、小学生のみんなは熱心に私たちの説明を聞いてくれて、何とかうまくできました。この体験から、「自分たちのやってきたことが正しかったのだな」と実感し、「何かを一生懸命やることで最後に得られるものは努力の結果なのだ」と感じました。これは、今日出会った小学生のみんなの溢れる笑顔が教えてくれました。今回の授業を終えて私たちの反省点や良かった点がはっきりしたので、今回学んだことを将来活かしていきたいと思いました。

 ・小学生に授業をすることで、発表する姿勢や積極的に授業に取り組む姿など学ぶことがありました。とてもいい経験になりました。