日誌

特色ある教育活動

第4回 SDGs探究×研究サイエンスフォーラム

3月24日(日)、第4回 SDGs探究✕研究サイエンスフォーラムが神戸女学院大学で開催されました。本校からは、2年次の大住花音さんが参加し、グッドポスター賞を受賞しました。

 1年間かけて研究してきた成果を発表し、大学の先生や他校の先生との質疑応答やディスカッションを行いました。生徒にとっては、自分の研究に自信が持て、今後さらに研究を発展させていくためのポイントも教えていただくなど、大変貴重な機会となりました。

 

  

1年次 講演会「課題研究に向けて」

 3月8日(金)、神戸女子大学より鈴木宏節先生、曽田里美先生をお招きし、講演会を行いました。第1部では鈴木先生より「なぜ研究するのか?」と題して、課題研究に取組む意義やテーマ設定のコツなどのお話を伺いました。第2部では曽田先生の研究内容をご紹介いただき、研究とはどういうものか、どのような手法でどう活かしていけるかをお話していただきました。最後に、第3部でお二人先生が対談される形で、曽田先生がどのような経緯で今のテーマで研究をするようになったのかを伺いました。

 大学の先生から具体的に研究内容を伺うことができ、2年次から始まる課題研究を進めていくにあたってとても有意義な講演会となりました。

<生徒の感想より>

・私はこの講演会で、課題研究とは自分を成長させるための探究と分かりました。また、研究をするうえで、様々なことにチャレンジし、試行錯誤することで、自分なりの答えを見つけたり、失敗できるうちに人生の選択肢を豊かにすることも大切だと思った。

・勉強と課題研究の違いを知り、この春から答えのない問いに向き合い、自分で答えをつくっていかなければいけないんだという実感が湧きました。

・僕は、テーマ設定をする上で、研究だから大きなテーマじゃないとダメだと勝手に思い込んでいたけれど、そんなことはなく、身近な事柄から考え、小さなテーマでもいいと知り、少し安心できたし、研究の明確なイメージをすることができました。

            

 

           

「with… 若き女性美術作家の生涯」鑑賞会

 3月7日(木)に「産業社会と人間」の時間で「with… 若き女性美術作家の生涯」を鑑賞しました。本校卒業生である佐野由美さんの生き方をテーマにしたドキュメンタリー映画です。

 1階ロビーには佐野さんの絵画が飾られていますが、大抵の生徒が今回の鑑賞会で、いつ、どこで、誰が、どのような気持ちで描いたものかを知ることになったと思います。

 生徒たちは今回の映画を見て、佐野さんの生き方・考え方に感銘を受け、自分が今後の高校生活でどのような行動をしていくべきか道標ができたように思えます。

 

〈生徒の感想〉

・由美さんのようにまだ行動に移すことはできないけれど、何時か私も行動に移すことができるようになりたいと思いました。

 ・私は佐野さんの絶望から光をみつけて這い上がっていく姿勢にとても勇気づけられて、自分ができることを精一杯やり切る大切さを学びました。

 ・私自身、まだまだ未熟で人生やりたいことがまだまだあります。私も佐野さんのようにやりたいことはやって、他人にも勇気を与えられるような人望の熱い人になって、「楽しかった」と思える一生を作っていきたいです。

 ・これからの人生、いつどこで、一瞬で終わってしまうかわかりません。どういうように生きていくか、もう一度考えようと思います。

 ・私はたまたま日本に生まれ、ネパールの人よりも数倍も良い暮らしができています。それは別に悪いことではないし、何の罪でもありません。ですが、自分、そして日本人以外にも、必死に生きている命と人生があるということを忘れてはいけないと再認識できました。

 

第9回 高校生国際シンポジウム

2月21日~22日、第9回高校生国際シンポジウムが鹿児島県の宝山ホールで開催され、本校2年次の前田雛璃さんがポスターセッション部門に参加しました。全国各地からの参加者を前に堂々と研究成果を発表し、審査員や参加者からの質問を通して、自身の研究の可能性や課題に気づくことができました。

2日間の日程の中では、発表以外にも基調講演、パネルディスカッション、進路座談会など、さまざまな企画が用意されており、これらを通して自分の生き方やこれからの進路を考えることができ、貴重な機会となりました。

 

     

1年次 キャリア講演会

 3月5日(火)、一般社団法人イドミィより代表理事の高橋淳さんをお招きし、「一歩ふみだすことの大切さ」を中心とした講演会を行っていただきました。

 高橋さんからは、ご自身の日本周回の体験や、それをきっかけとしたたくさんの出会い・気づきをもとに、ユーモアたっぷりにお話していただきました。生徒たちは高橋さんが発する言葉に感動し、休み時間の間も高橋さんを囲って質問する姿が見られました。

 今後、この話を聞いた生徒たちが、将来に向かって一歩ふみだすことを期待したいです。

 

〈生徒の感想〉

・今日の講演会で、「他人の目を気にせずに行動する」ということをしたいと思いました。淳ちゃんが日本一周するといったとき、周りから「やめておけ」と言われても行動に移し、やりきったことに、私は本当にすごいと思いました。

・今回の講演会を受けて、批判的な言葉や、マイナスなことばをかけられても、自分を信じ、自分のやりたいことで、自分の人生を切り開いていくことがとても重要だということをしることができました。

・先生は「日本一周」をきっかけに様々な経験をしたり、生き方が変わったとおっしゃっていたので、自分もこれからの学校生活や色々な人との出会いをもっと大切にしていきたいと思った。

・今回の講演会で僕は、「今しかできないことは今しかできない」ということを大切にして生きていきたいと思いました。今は面倒なこともいつか思い出になると思うし、後悔だけはしたくないから、できることを目一杯しようと思いました。

 

第22回総合学科発表会

令和6年1月27日(土)、第22回総合学科発表会が開催されました。発表会の直前に、急遽プログラムを変更で2年次のポスターセッションを延期することになりましたが、当日はどの発表者もステージで堂々と発表してくれました。十分な準備ができない中での開催でしたが、1年間の取り組みの成果が見える発表会でした。

発表者にとっては、自分自身の学びを他者に伝えるという行為を通して、自信を培ったり、達成感を感じられる体験になったと思います。発表を聞いていた生徒にとっては、2年次は自分の研究をより深めたいと考えたり、1年次は次年度の課題研究が楽しみになったりと、前向きな意欲を感じることもできました。

 

〈生徒感想〉

・来年からの課題研究の授業が楽しみになってきた。⾃分が決めたテーマについてとことん調べて失敗を恐れず研究しようと思った。

・2 年⽣や 3 年⽣の課題研究の発表は、とても説得⼒があり、考えられているもので、とてもこれからの私たちが参考にできるものでした。アドバイスまでいただき、今回学べたことをしっかりと⾃分のものにしていこうと思います!

・これからは様々なことに問いを持つようにして、たくさんの⼈の意⾒を聞きつつも、⾃分が正しいと思う答えを⾒つけていきたいと思う。

 

オープニング「音楽基礎」リコーダーアンサンブル               開会あいさつ

1年次「産業社会と人間」

2年「課題研究Ⅰ」

海外語学研修

3年「課題研究Ⅱ」発表

講評                                    閉会あいさつ

作品展示

 

また、発表会当日の様子を、ビバ・ニュータウンに取材していただきました。

2024.02.28 ビバ・ニュータウン記事「第22回総合学科発表会」

 

令和5年度 兵庫県立高等学校探究活動研究会@神戸国際会議場

2月10日(土)神戸国際会議場において令和5年度兵庫県立高等学校探究活動研究会が開催されました。本校から2年次の中村優希さん、栢野舞祐さん、村上晴香さん、前田雛璃さん、能島侑里さんの5名が参加しました。午前の部は大阪教育大学イノベーションデザインセンターの仲矢史雄教授の基調講演がありました。生徒各自のスマホを活用した双方向参加型の講演で、探究活動における”比較と対比”の重要性について学びました。午後からは神戸国際会議室にて、各自が20分×2回のポスター発表ならびに2回の聴講をおこないました。大きな会場での発表のため、緊張が感じられましたが、発表が始まるとジェスチャーも交えて聴講者に熱心に説明する姿が見られ、質疑応答の10分間も余すことなく、白熱した議論が飛び交いました。今回の経験が、今後の課題研究に活かされることを願っています。

  

 

  

第25回兵庫県総合学科高等学校研究発表会

令和6年2月3日(土)、兵庫県立豊岡総合高等学校にて、第25回兵庫県総合学科高等学校研究発表会が開催され、本校からは3年次の下川いずみさんが参加しました。

この発表会は、県下の総合学科15校が集い、各校の学びを発表するとともに、相互に交流し、学びを深める場です。当日は豊岡総合高校をはじめとする4校の発表を体育館で行ったのち、各教室に分かれて11校の発表が行われました。発表後のグループワークでは、各発表の印象に残った点や学校ごとの違いについて、異なる学校の生徒同士で話し合い、最後には今後の目標を設定する時間がもたれました。

 

〈生徒の感想〉

 他校の発表では、地域をテーマに研究しているものが印象的で、地元の方の協力を受けながら、自分たちが住んでいる地域を盛り上げようとしているのがすごいと思いました。須磨友が丘高校では、自分の関心にそって課題研究のテーマを決めるので、同じ総合学科でも違いがあることに新鮮さを感じました。また、須磨友が丘高校で学んできた「産業社会と人間」や「課題研究」のプログラムは当たり前のものだと思っていましたが、活動のありがたさも感じました。

 自分の発表に対しては、様々な角度からフィードバックをいただきました。自分ではあまり意識していなかったことも含め、視点や活動内容を認めてもらえて嬉しかったです。改めて、総合学科での学びの深さを感じる一日になりました。

産業社会と人間 2分間スピーチ

 2月22日(金)の1年次「産業社会と人間」の時間に、これまでの学習を振り返り、この1年間で学び、感じ、考えたことを発表するスピーチを各クラスで行いました。
 産社の授業では、自己理解・職業理解・学問理解を目標として、将来の自分の立ち位置、生き方について考察してきました。一人一人の生徒が、職場研究やブックトーク、カタリ場や各種講演会で様々な人たちから学んだこと、体験したことを振り返り、2年次以降の課題研究や、将来の進路選択への抱負を語ってくれました。 

会議・研修 第17回 総合学科発表会 開催!

 平成30年度第17回総合学科発表会を29()に実施しました。来賓の方々をはじめ、中学生の皆さんや保護者の皆様にもたくさんお越しいただき、大変充実した会になりました。今年度は神戸甲北高校の生徒とのパネルディスカッションや、2年次全員による課題研究ポスターセッションなどを新しく企画し、昨年とはまた一味違う発表会でした。
 パネルディスカッションでは新しい時代の学び方@総合学科というテーマで、これまで総合学科で学んだ経験をもとに、これからの社会で自分のキャリア実現を果たすために総合学科でいかに学べばよいか学校の枠を越えて意見交換ができました。1年次生は「働く・学ぶ・生きるを考える」という発表の中で、「産業社会と人間」を活かして自己のキャリアビジョンをどう描いていくのか代表生徒が各自の考えを伝えました。3年次生は総合学科における学びの集大成である課題研究・クロスカリキュラムの発表を通して、目指すキャリアを具体的に見据えた研究活動の成果を堂々と披露しました。また、2年次ポスターセッションでは自分の興味関心がある研究だけでなく、多様な研究発表に真剣に耳を傾け、積極的に質疑応答している生徒たちの姿が印象的でした。そのほか特色ある授業での取り組みや学習成果の展示では美しく興味深い作品がたくさん並び、熱心に鑑賞する生徒で賑わいました。
 総合学科でこれまで身に付けてきた能力を発揮できたとともに、これからの学びの形を考えるきっかけを得た発表会になりました。
 ご来校頂きました皆様、ありがとうございました。

会議・研修 2年「子どもの発達と保育」特別授業

    2月6日 5・6限目、2年次生対象授業「子どもの発達と保育」において、神戸親和女子大学 発達教育学部 児童教育学科 勝木洋子教授 による特別授業を行いました。
 保育の現状や現在大きな社会問題となっている子どものLGBTなどについて、スライドを交えながら、興味深いお話をしていただきました。
 LGBTについては、昨年末にも医師の立場からのお話を聞かせていただきました。生徒たちは、いろいろな立場からLGBTの話を聞かせていただくことで、この問題を多角的にとらえることができたように思います。

兵庫県総合学科高等学校研究発表会 参加

 2/2(土)に、県立加古川南高校で行われた第20回兵庫県総合学科高等学校研究発表会に参加し、本校からは3年次生2名が、産業社会と人間・課題研究を中心とした本校の3年間の学びについてポスター発表を行いました。特に、近年力を入れている「クロスカリキュラム探究」についての発表は、聞いてくださった加古川南高校の生徒さんも興味ありそうな様子でした。発表を予定していた1名が急遽来られなくなったにもかかわらず、残った2名が臨機応変に対応し立派な発表をすることができました。これも3年間で培ってきた力なのではないでしょうか。
 加古川南高校さんの舞台発表で印象的だったのが、2名の卒業生による発表でした。授業や課題研究の時間の中で能動的に自発的に行動したことが、現在のベースになっているというお話をしていただきました。総合学科ならではの学びをもっと大切にしていきたいと強く思いました。

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異文化理解講演「ペルー文化」

 1月30日(水)、ひょうごラテンコミュニティ講師の山内リリーさんをお迎えし、ペルーの文化や歴史についての講演を行いました。
 ペルーはセルバ(ジャングル地帯)・コスタ(海岸地帯)・シエラ(山岳地帯)から成り、それぞれに特徴ある食文化や生活様式があることや、スペインの植民地時代から独立までの道のり等について分かりやすく教えていただきました。ペルーは先住民だけでなく、スペインやアフリカなど様々な地域にルーツがある多民族国家であることがよく分かりました。
 ペルーなど南米から日本へ移住した子どもたちへの学習支援や、スペイン語が話せない子どもたちへの母語教育の重要性にも触れられ、貴重なお話を聞くことができました。

魅力・特色づくり活動発表会 参加

 1/19 (土)にあかし市民広場で行われた「平成30年度高等学校魅力・特色づくり活動発表会」においてポスター発表を行いました。この発表会は、県下のさまざまな校種の高等学校のうち約30校が集い、自校の特色ある活動を発表しあうというものでした。自分たちの発表を行うだけではなく、他校の発表を聞き新たな知見を得ることも目的の1つです。
 本校からは、3年次生3名が参加し、産業社会と人間・課題研究を柱とした活動の概要と課題研究の内容を発表しました。1回目の発表では緊張した様子で言葉が詰まることもありましたが、2回目の発表では反省を活かせた発表を行うことができました。見てくださった方からの質問にもうまく答えられていたように思います。さすが3年次生という感じでした。
 引率した我々としても、自校&他校の発表を見聞きして、新たに学ぶことが多い発表会でした。これらを今の1&2年次生にフィードバックしたいと思います。

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大雨 神戸学 第8回 フィールドワーク

 1月16日(水)グリコピア神戸に行ってきました。
 神戸とお菓子の歴史は明治維新とともに始まりました。来日した外国人が現在の神戸元町に居住し、貿易業等を営むようになり、その際に洋菓子を持ち込みました。
 神戸は「亀井堂總本店」や「二宮盛神堂」(大正8年頃閉店)、「神戸風月堂」、「ゴンチャロフ」、「ユーハイム」、「H・フロインドリーブ」など多くのお店があることからも分かるようにお菓子との結びつきが大変深い地域です。神戸にとってお菓子は”デザート”という枠を越えて”文化”になっています。
 先週の神戸学の事前学習で、神戸とお菓子の歴史を学び、本日のフィールドワークでお菓子製造を見学することによって、より深く「神戸とお菓子」を考え、神戸の文化を学びました。


病院 スポーツ医療と栄養

 1月15日(火)「スポーツ医療と栄養」では、柔道室で実技を行いました。
 今日のテーマは姿勢。姿勢チェックから始まり、姿勢に関連した筋肉や骨格の復習、姿勢バランスを保つための体幹トレーニング、姿勢を保つために使われる筋肉のケアなどを専門的に学びました。冷え冷えとした畳の上でしたが、姿勢が人の第一印象を決める重要な要素であることを学び、今日で最後の授業となる3年生をはじめ、タロー君(骨格模型)が見つめる中、全員が積極的に取り組んでいました。

ハングル 調理実習

 1月15日(火)「ハングル」の授業で、調理実習を行いました。「ハングル」では、文字の読み書きや短い会話ができるようになることが目標ですが、一方で、文化学習も大切にしています。調理実習以外にも、テコンドー、チマチョゴリ着用体験、映画鑑賞などにも取り組んでいます。
 今日はタッカルビを作りました。辛くなりすぎないようチーズをたっぷりと加えてマイルドな仕上がりになりました。学校長も見学・味見をして、料理の味に感動されていました。

3年次後期クロスカリキュラム探究 最終日‼

   10月から開始した3年次後期クロスカリキュラム探究も、いよいよ今日で最終日です!
  「SDGsゼミ」では、フィリピンの La Salle Green Hills Grade High Schoolの生徒と2回目のTV会議を実施しました。
 今回は各グループが制作した持続可能な開発に関する動画を相手校と共有し、内容について意見交換を行いました。また、La Salle Green Hills Grade High Schoolでは本校と同様、課題研究を行っています。本日のTV会議を通して、お互いが研究してきたテーマに関する情報を交換したり、疑問を解決するチャンスを得たりして有意義な時間を過ごすことができました。

【生徒の声】

「授業で学んだ知識は実際に使うことで定着すると感じました。」

「自分の考えをうまく伝えるためには、もっと経験が必要だと思いました。」

「研究テーマの疑問点に関して生の声を聞くことで解決に繋がった!」





小高連携事業(多井畑小学校)

 12月20日(木) 多井畑小学校3年生の皆さんをお迎えし、本校の部活動部員との交 流会を持ちました。サッカー、バドミントン、ダンス、家庭科、美術、書道、吹奏楽部の各活動場所に分かれ、高校の部活動を体験しました。サッカー、バドミントン、ダンスは楽しすぎて時間を忘れるくらいだったようです。家庭科では白玉を使った甘味を、美術ではきれいな七宝焼きを、書道では大筆を使った作品を、それぞれ部員の指導の下に仕上げました。吹奏楽部に参加した4名は、わずかな時間で初めての楽器に挑戦し、最後には合同で「サンタが街にやってくる」を部員たちと一緒に演奏しました。
 小学生たちをお世話している部員たちも、いつもとはまた違ったいい表情を見せていました。



34回生 人権講演会

 12月19日(水)1・2限目に、弁護士の秋山侑平先生を講師に招き、人権講演会をおこないました。
 労働基本法をはじめとする法令やハラスメントなど、今後起こりえるかもしれない諸問題について例を挙げながら説明していただきました。生徒たちも、他人事ではないので、熱心にメモをとりながら傾聴していました。

産業社会と人間 「カタリ場」

 12月18日(火)の1年次「産業社会と人間」の時間に、大学生の講師約45名をお迎えして、「カタリ場」を行いました。8人の先輩たちが紙芝居形式で、学生時代の挫折や後悔、そして困難を乗り越えた経験を熱く語ってくださり、生徒は熱心に各先輩のお話に耳を傾けました。
 生徒は、先輩のお話を通して個々の悩みや不安と向き合い、今後の自分の課題や将来像について考える良い機会になりました。最後に「約束カード」に自分との約束を記入し、新たな気持ちで高校生活を送る決意を固めました。

平成30年度 「福祉体験作文」表彰式

  12月15日(土)神戸市社会福祉協議会主催「福祉体験作文」表彰式が、兵庫県看護協会ハーモニーホールで行われ、優秀賞を受賞した3年 小澤未悠奈 さんが参加しました。
 小澤さんは看護師になるのが夢で、夏休みにはワークキャンプに参加し、その思いをさらに強くしました。そして、その思いを糧に日々学習を積み、この度、見事神戸市看護大学に合格しました。
 自らの「夢に挑戦し、夢をかなえた」素晴らしい高校生活を総合学科で送りました。



作品につきましては、下のPDFからご覧になれます。
「人の力」小澤 未悠奈.pdf

薬物乱用防止教室 1年次

 12月17日3時間目に、神戸西部サポートセンターより内村警部補に来ていただき、薬物乱用防止教室を行いました。薬物を使うことは犯罪であり、絶対にやってはいけないことであることは、誰もがわかっていることだと思います。「薬物なんで自分には関係ない、遠い世界のごく一部の人々の問題だ」と考えている生徒もいるかもしれません。今回の講演を聞いて、薬物は思っているより身近なところに存在し、誰にでも薬物に出会う危険があること。自分が意識しないうちに、薬物にかかわってしまう可能性があること。それは、自分だけでなく、家族、身の回りの人々も不幸にしてしまう行為であるということを強く認識したと思います。これからも薬物には絶対に手を出さず、健全で充実した学校生活を送ってほしいと思います。

岡村奈津子先生(美術)「帰国報告」

    12月14日(金)エチオピアに2年間滞在し、現地の美術教師の指導のためにご苦心され、この秋に帰国なさった岡村奈津子先生より「帰国報告」がありました。

 「エチオピアで暮らしてみて、不便で物質的には足りないものはあっても心豊かで充実した時間を過ごすことができました。エチオピアでは美術が科目として設定されたものの、先生たちは自分が美術教育を受けた経験がなく、材料も道具も不十分できちんと実技の授業が行われていない状態です。その中で大学で教員になる生徒を同僚とともに教えたり、授業のやり方や材料や道具の作り方を共有したりしました。美術の授業のやり方を本にまとめカラー印刷して大学や美術教育関係や小学校の先生に配布しました。違う背景を持つ人達と過ごすうちに物事は白黒ではなくグラデーションなのだと思うようになりました。
 人それぞれに当たり前と思うこと、幸せだと思うことは違います。それぞれに自分の基準をもって人と折り合いをつけながら生きて行ってください。」

 こんな帰国報告を受ける中で、生徒たちは遠くアフリカの大地に思いを馳せ、国際感覚は磨かれ、視野も広がったようです。

女性の健康教育:かがやきスクール実施 2年次

 神戸市垂水区にある、高取産婦人科の竹内節子先生を講師にお招きして、「女性の健康教育」をテーマに講演をしていただきました。
 今日のお話で、女子は自分の体についての正しい知識を持つことができ、男子は身近な女性やパートナーについての理解と思いやりを深める良い機会になったと思います。女性と男性、相互理解が必要なのは言うまでもありません。今日の話を基にして、自分自身を大切にし、自分たちが望む人生設計、キャリアプランをより深く考え、実現していってくれることを願っています。

36回生 租税教室開催

 本日、12月13日(木)3・4限目に「租税教室」を行いました。「租税教室」とは次代を担う生徒に税の意義や役割を正しく理解してもらい、税に対する理解を広げてもらうことを目的とした活動です。
 今回は税理士の日原勉様に「税の仕組みから社会を考える」をテーマに講演をしていただきました。税の基本的な知識を学ぶだけでなく、税理士の先生ならではの税理士の仕事についてや税の公平な分配に関するグループディスカッションを行い、36回生にとっては税についての学びがどのようなものなのかを知るよい機会になりました。

甲南大学協定校1年次対象講義

    12月12日(水)3・4限に甲南大学法学部との協定校制度の一環として、1年次生を対象に連携講義を行いました。

    甲南大学法学部より櫻井智章先生にお越しいただき、「法律の小さな違い、大きな影響」というテーマで講義をしていただきました。4月1日生まれはなぜひとつ上の学年になるのか?といった身近な例もあげながら、民法から刑法まで幅広く法律について話をしていただきました。本校生にとっては「法学部」での学びがどのようなものなのかを知る貴重な機会になりました。

平成30年度 総合学科合同研修会

 11月28日(水)午後、本校のセミナールームにおいて「平成30年度 総合学科合同研修会(東地区)」を行いました。本来7月に予定されていたものですが、あいにくの荒天で中止になり、この日まで延期になっていました。
 本校以外にも須磨翔風高校・神戸甲北高校・西宮今津高校・伊丹北高校・有馬高校・淡路高校・武庫荘総合高校・和田山高校の各総合学科高校からのご出席があり、50名を超える先生方が、明日の総合学科高校のために講話を拝聴したり、グループ討議で意見を交換したり、話し合いの結果を発表しあったり、総合学科高校で学ぶ多くの生徒たちのために研修を積みました。

第2回 学校説明会開催

    12月1日、第2回学校説明会を行いました。中学生133名と保護者の方・引率の先生を合わせますと計233名という例年になくたくさんの方々にお越しいただきました。お休みのところご来校いただき、ありがとうございました。
 本日は、生徒会の生徒による学校概要説明と座談会に加え、3年次生による課題研究の発表も聞いていただきました。アンケートによるとどちらも好評を得ることができたようで、本校の普段の雰囲気が身近に感じられる機会だったのではないかと思います。
      

「産業社会と人間」 『ブックトーク』発表

 11月30日(金)の1年次「産業社会と人間」の時間に、ブックトークの発表を行いました。3回目となる本日は、ゼミ別にポスターを用いて本の内容を紹介・考察し、これまで学んだことや疑問点をゼミ内で共有する活動です。
 この活動を通して、理解した内容を整理して伝える力や、表現力を養う良い機会になったと思います。テーマに関わる問題について、一人一人が様々な視点で発表し、それらを共有することで、2年次から始まる課題研究の良い準備になりました。

劇表現 (本校の特色ある授業)

 11月21日(水)5・6限に劇表現の授業が行われました。劇表現は、演劇的なゲーム、表現に直結する遊びを通して、自己表現、コミュニケーション能力の向上を図るユニークな人気授業で、30名ほどの2年生と3年生が共修しています。
 今日は、「狼とひつじ」「リーダー当て」「モデル-粘土-アーティスト」という遊びを通じて、狭い場所でのアップ方法や集中力とシンクロ能力の高め方、他人に伝える能力や感受性のアップに取り組みました。
 冷え込んだ柔道室ですが、生徒の笑い声と熱気で、ほっこりムードが流れていました。

神戸学 第7回 フィールドワーク

 11月21日(水)神戸観光局(フィルムオフィス事業部)に行ってきました。
 神戸観光局は神戸市及び周辺地域で形成する「神戸観光圏」における多様な観光資源の魅力を最大限に活かし、地域経済の発展と市民文化の向上を目的とする一般財団法人です。本日は特にその事業の中でも神戸のまちで映像ロケが頻繁に行われるようにするため、映像プロジェクトの神戸への誘致活動などを行う神戸フィルムオフィスで講義を受けました。
 神戸フィルムオフィスでは担当の方から、お仕事の内容やこれまでの支援作品、苦労する点など、日頃聞くことの出来ないお話を多くしていただき、生徒は興味津々でした。自分たちに身近な映画の世界がより親しみやすく感じ、多面的な視点で映画鑑賞が楽しめるようになったようです。


チマチョゴリ着用体験

 11月20日(火)外国語の科目「ハングル」において、チマチョゴリ着用体験が行われました。 ほとんどの生徒がチマチョゴリを着るのは初めてのようで、皆とても楽しそうでした。この科目の目的は、ハングルの読み書きを習得するとともに、文化体験にも力を入れ、日本と韓国の文化交流を行うことです。チマチョゴリ着用体験以外にもテコンドー体験や調理実習なども用意されており、生徒も楽しんで授業に参加しています。

「産業社会と人間」 ブックトーク

 11月16日(金)の1年次「産業社会と人間」の時間に、ブックトークの準備としてポスター制作を行いました。ブックトークは、学問分野研究の一環として、ゼミ別にテーマに沿った書籍を自ら選定し、本の紹介と考察を述べる活動です。
 2回目の本日は、前回までに読んだ本の内容を整理し、ポスターの構成やレイアウトを考える作業です。昨年の先輩が作成したポスターも参考にしながら、一人一人が頭を絞って作業に取り組んでいました。今月末の発表に向けて準備を進めていきます。

神戸学 第6回 フィールドワーク

    11月14日(水)旧居留地めぐりに行ってきました。
 大丸神戸店の方を講師として神戸・元町の旧居留地を散策しながら、明治時代から外国人の居住地、貿易の拠点となっていたレトロモダンな建物などを見てきました。
 神戸の旧居留地は、日本が鎖国から開国したのにともない、神戸港を開港し、当時の神戸村を外国人の居住、貿易のためにもうけた場所で約25万㎡の区画内にモダンなビルが立ち並んでいます。その景観は、ヨーロッパの街並みのようで「東洋一美しい居留地」といわれ、現在は観光地としても人気です。
 講師の方のお話も興味深く、生徒たちは異国情緒あふれる町並みについて今まで知らなかった多くの事を学び、その目にはいつもの風景が少し違って見えていたようです。


第1回学校説明会開催

 11月10日、第1回学校説明会を行いました。300名弱の中学生とその保護者の方・引率の先生にお越しいただきました。お休みのところご来場いただき、ありがとうございました。
 本日は、生徒会の生徒による学校概要説明と座談会に加え、はじめての取り組みとして、平常授業の見学と部活動の体験入部を行いました。どちらも、本校の普段の雰囲気が身近に感じられる機会だったのではないかと思います。
 12月にも学校説明会を企画していますので、須磨友が丘高校に興味はあるがまだ来たことがないという中学生の皆さんは、中学校を通して是非申し込んでください。

※ただし、12月の学校説明会では授業見学と体験入部はありません。

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産業社会と人間「学問分野別講演会―研究およびテーマ設定の方法」

 6系列17学問分野について、大学より先生方をお招きして、課題研究におけるテーマ設定の方法や研究の進め方を学びました。身近な話題から社会問題に至るまで様々な興味深いテーマについて、模擬授業の形式でお話をしていただきました。本日の学びを出発点に、これから取り組むブックトークを通して各自の研究テーマへの種まきをしていきましょう。
 ご来校頂きました先生方、どうもありがとうございました。



ビブリオ・トーク in 図書館

 11月2日(金)放課後に図書委員会主催のビブリオ・トークを行いました。これは、自分の読んだ面白い本を紹介しあう、本の情報交換会のことで、生徒のみならず先生方や育友会からの参加もありました。
 世代を超えて、良い本を紹介しあうことで、世代間交流が進むだけではなく、素晴らしい本は朽ち果てることなく次の世代へと語り継がれていきます。秋にふさわしい文化的な行事となりました。

異文化理解 フィールドワーク

 10月31日(水)の5・6時間目に、三宮・元町方面へフィールドワークに行きました。宗教学習の一環として、神戸中央カトリック教会、神戸栄光教会、神戸モスクを訪問し、各宗教施設の特徴や違い等について学習しました。
 栄光教会では、地震後に修復されたリードオルガンなどの説明をお聞きし、カトリック教会ではステンドグラスや復活像などをゆっくり見学することができました。モスクでも、礼拝や建物の歴史について丁寧にお話してくださり、大変有意義な学習になりました。

ふれあい育児体験

 10月31日(水)2年次生の「子どもの発達と保育」の時間に、近隣の北須磨保育センターで、ふれあい育児体験を行いました。1歳児担当から5歳児担当の5グループに分かれて、保育実習を行いました。お昼寝から起きたばかりの子どもたちは、とても元気で、本校生の訪問を心から喜んでくれました。そして、お別れの時間が来ても、別れがつらく、なかなか本校生を帰してもらえませんでした。
 子どもの愛らしさが、ますます身にしみるような一日となりました。

看護とケア 車椅子実習

 10月24日(水)「看護とケア」の授業で車椅子実習を行いました。
 まずは校内で、車椅子の乗り方・降り方やブレーキの使い方、介助の仕方など、基本的な操作の仕方について教えていただきました。坂道や段差の乗り越えなど、特に危険が伴うような場所を想定しての練習も行いました。
 その後校外に出て、実際の道で車椅子を体験しました。校内と比べて、道の段差や傾きが大きく、予想以上に操作がしづらいことが分かりました。また、車椅子に乗る側の立場も経験したことで、介助者(役の生徒)のタイミングのよい声掛けがあるだけで、安心できるということも実感され、より視野が広がる有意義な時間となりました。

産業社会と人間 職場研究発表会

 10月12日(金)の1年次「産業社会と人間」の時間に、職場研究の各グループ代表者23名による全体発表会を行い、学習の成果を共有しました。
 6月の講演会で効果的なプレゼンの方法を学び、7月に各職場で訪問学習を行った後、9月末までパワーポイントを用いて資料をまとめ、発表の準備を行ってきました。
 多くの代表者が、グループ別発表後に改善を重ねて、優れた発表を披露しました。一人一人が各職場で経験したこと、学んだことをきちんと報告し、今後の高校生活や自分の将来の夢について熱く語ってくれました。

異文化理解講演 「インバウンド論」

 10月10日(水)に神戸山手大学副学長の小野田先生をお迎えし、訪日観光客を増やす取り組みや、魅力ある観光プランについての講演を行いました。
 訪日外国人旅行客は年々増えており、政府は日本の経済成長のために、2030年には6000万人に増やす目標を掲げています。講演では「日本文化を知る」等のテーマ旅行や、欧米からの長期旅行者向けのプラン、奇抜なアートを商品にした旅行プランなど様々な取り組みを教えていただきました。
 グループワークでは、神戸を起点にした10日間200㎞圏内の旅行プランを考えて発表し、楽しく学習できました。

神戸学 第5回 フィールドワーク 

 本日は海外移住と文化の交流センターに行ってきました。
 海外移住と文化の交流センターはもともと国立移民収容所といい、南米を中心に移住する日本の人たちを集めて予防接種や現地事情の研修等を国が無料で行うために建てられた施設でした。現在は、海外移住の歴史・意義を広く一般に伝えると共に、次代に継承するために用いられています。石川達三の『蒼氓』でもこの施設や移民についてのことがセンセーショナルに書かれています。
 本日は、日伯協会(日本とブラジルの交流促進のための活動)の方から最初の移民船「笠戸丸」や日本を離れる移住者にとってのこの建物の意義、展示品の説明など多くのお話をしていただきました。ブラジルに移住する方の不安や希望、苦労の数々を聞き、大変有意義な時間を過ごしました。

スポーツ医療と栄養 実習

 2・3年次対象の選択科目「スポーツ医療と栄養」では、毎週火曜日に講義と実習を通して、スポーツ障害のおこる仕組みや予防法、治療法を学んでいます。
 本日は、5時間目に三角巾を用いた堤肘固定の方法を復習しました。講師の森田先生から、肘関節の角度や結び目の位置など注意点を教えていただき、2人1組でしっかりと取り組みました。
 6時間目は座った姿勢でマッサージを行い、お互いに声掛けをしながら、様々な手技を用いたケアの方法を学びました。最後はストレッチを行い、心身ともにリフレッシュした時間となりました。

34回生課研 須磨友が丘の学びを未来につなげる講演会

 課題研究での学びを振り返り、次のクロスカリキュラム探究や次の進路につなげるために、兵庫県立大学に来年度新設される社会情報科学部(準備室)より笹嶋宗彦准教授をお招きし、講演をしていただきました。
 「今の世の中の諸問題は、多くの利害関係が複雑に絡み合っており、何が正解と答えられるものは非常に稀です。しかしながら、社会に出ると誰しもが、そのような正解のない問題に対して何らかの答えを出すということを求められます。須磨友が丘で行った課題研究は、まさにそのような力を培うものであり、ここの学びが未来につながっていくことを願ってやみません。」
 笹嶋先生、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。

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花丸 赤ちゃん先生

 10月3日(水)2年次の選択授業「子どもの発達と保育」で、赤ちゃん先生による生徒と赤ちゃんのふれあいの授業を行いました。
 5人のお母さんから、最初に「自分の中に新たな生命が誕生したのを実感したのはいつか」という、お話を伺いました。生徒は実感は持てないものの、なんとなく理解した様子で話しに集中していました。
 その後、5人の赤ちゃん先生との触れ合いが始まり、触らせてもらって柔らかさを感じたり、抱っこさせてもらってぬくもりを感じたり、目の前で大声で泣かれてその声の大きさに驚いたり・・・普段できない体験に、「可愛い、可愛い!!」と言いながらも親と子供の絆をしっかりと感じ取っていました。

異文化理解 ネパールの生活と音楽

 10月3日(水)異文化理解の時間に、ネパール出身のバンスリ(竹の横笛)奏者ラム・マハラジャンさんをお迎えし、ネパールの生活と音楽について学びました。
 ネパールの暦では現在2075年であることや、民族が100以上あり宗教も様々であることなど、興味深いお話をたくさん聞くことができました。
 通学するのに大変な地域もあり、ロープを伝ったり川をタイヤで渡ったりする子どもたちがいること、またラムさんが学校への支援を継続して行っていることも教えていただきました。
 バンスリやサーランギーの演奏に感動し、最後に民謡「レッサムフィリリ」を一緒に踊り、楽しい時間を過ごしました。

34回生課研 クロスカリキュラム探究ガイダンス

 これまでに培ってきた知識・思考力・実行力をさらに深化させるため、本校では「クロスカリキュラム探究 (通称「くろかり」)」に取り組んでいます。これは、教科の異なる先生同士がコラボレートし、これまでにない探究的な授業を展開するものです。
 今日は10つあるゼミのガイダンスが行われました。国語と英語、理科と数学といった比較的似た分野のゼミから、英語と家庭科、情報と保健体育といった全く共通性のなさそうな分野のゼミまで、ワクワクするような話を聞くことができました。先生方による渾身の授業を是非楽しんでください。


※4.SDGsについて
SDGsとは、持続可能な開発目標。2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標。

35回生課題研究I ブックトークポスター発表

 35回生(2年次)の課題研究Iの時間に、ブックトークのポスター発表を行いました。
 ブックトークとは、課題研究を進めていく際、自分の立てた仮説を立証するために本を読み、新たな知見を得たり、問題を更に深めたりして、自身の考えをポスターにまとめ、プレゼンすることを目的としたプログラムです。
 多少緊張している発表者もいましたが、興味深い発表も多く、活発な質疑応答も見受けられました。

花丸 練り切りで『花』を作ろう

 9月19日(水)3年次生の選択授業「フードデザインⅠ」で、和菓子製作の実習を行いました。神戸製菓専門学校より、講師の先生にご来校いただき、丁寧でわかりやすいご指導をいただきました。生徒たちは、まず先生の技を間近で見て感動した後、白餡と餅粉とグラニュー糖を練っただけの色の付いていない白い練り切りで練習をし、苦戦しつつも本番に臨みました。
 和菓子離れといわれる最近の若者が、日本伝統の技に触れる貴重な時間となりました。

敬老の日イベント(書道メッセージ)

 9月17日(月)大丸百貨店にて、書道部が敬老の日イベントに参加し、メッセージ色紙の作成を行いました。神戸松蔭女子学院大学との合同企画として、大丸神戸店の協賛で実施されました。
 部員はお客さんのリクエストに応じて、『ありがとう』『元気でいてね』等のメッセージを筆で書き、プレゼントしました。神戸松蔭女子学院大学の先生や学生さんからのアドバイスのお蔭で、色紙にカラフルな装飾を施し、前回の父の日イベントよりも、素敵な作品を提供することができました。
 皆さんは娘や息子、孫からのプレゼントとして色紙を受け取ってくださり、日頃の活動の成果を披露するだけでなく家族のコミュニケーションを仲介するお手伝いができました。

晴れ 神戸学 第4回 フィールドワーク

 本日は神戸税関に行ってきました。
 神戸税関の前身は、慶応3年12月7日(1868年1月1日)の兵庫開港と同時に徳川幕府によって開設された兵庫運上所です。
 明治5年(1872年)11月28日に全国の運上所が税関として名称を統一されることとなったのを機に、翌明治6年1月4日「兵庫運上所」は「神戸税関」と改称されました。
 現在の庁舎は3代目で、平成8年4月に着工し、平成11年3月に竣工しました。3代目の庁舎は、2代目庁舎の姿をそのまま引継ぎ、船をイメージした神戸港の新しいシンボルとして生まれ変わっています。税関内部でお話したいただく前から、美しい本庁舎やレリーフなど建築としても素晴らしいものを見ることができました。
 生徒たちは館内で神戸税関の方から税関の役割や仕事内容などを聞かせていただいたり、展示ゾーンで様々な体験をしたりと実りの多いフィールドワークとなりました。




3年次課題研究発表会【2日目】

 先週に引き続き、課題研究の全体発表会を行いました。今週は、制作を行った生徒の発表が多く見られました。英語の絵本を翻訳したり、学校のプロモーションビデオを制作したり、1年間じっくりと時間をかけて制作してきたことが伝わってきました。
「私の課題研究はまだ終わっていません」という発表生徒の言葉通り、研究というのは終わりはありません。やればやるほど、深みが分かってくるものだと思います。次のステージにおいても、探究心を持ち続けてほしいと願ってやみません。発表した生徒の皆さん、お疲れ様でした。

発表テーマ一覧
 1 本と現代 11 味とうま味の傾向についての研究
 2 子どもたちの未来~子供の貧困を考える~ 12 関西圏の方言について
 3 メンタルが及ぼすパフォーマンスの可能性 13 幼児の成長と栄養
 4 オタク経済 14 The Giant JAM Sandwich翻訳絵本制作
 5 薬の形状(物性)効果について 15 飽きないプロモーションビデオ制作
 6 イップス 16 日本の生活保護
 7  スポーツにおける食事とパフォーマンスの関係性 17 応援が与える影響について
 8  豆腐の栄養素を生かしたレシピ 18 音痴は治るのか?
 9  日本の観光地~世界遺産と比べて~ 19 仮名について
10  かいけつゾロリが時代を問わず小学生にウケ続ける理由 20 江戸時代の女子力

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異文化理解 韓国文化学習

 9月12日(水)異文化理解の時間に講師の先生をお迎えし、韓国語や韓国文化について学びました。兵庫大学現代ビジネス学部教授の李良姫様から、お正月などの年中行事、KPOPやドラマなどの韓流ブームの効果、花粉症がない等についていろいろ教えていただきました。
 また、昨年度の訪日外国人数2位の韓国をはじめ、外国からの観光客を受け入れるのに大事なことは、文化体験機会の提供や、言語サービス、情報発信など様々あることを学びました。
 簡単な挨拶の練習でハングルにも親しみ、楽しい時間を過ごすことができました。

「看護とケア」 施設訪問・実習:フォレスト垂水

 9月12日(水)、「看護とケア」の受講者10名がフォレスト垂水を訪問しました。この施設は、授業を担当していただいている村上京子先生が施設長を務めている介護付有料老人ホームです。
 生徒たちは、事前に自分たちで考えてきたレクリエーションを披露する機会をいただきました。風船バレーやしりとり、マジカルバナナなど、利用者さんに楽しんでもらえるように工夫をこらして行いました。実際にやってみると思うようにいかない場面もありましたが、スタッフの方々が丁寧にフォローしてくださり、安心して取り組めました。
 今回、利用者さんやスタッフの方々との交流を通して現場の雰囲気を感じられ、また施設内も見学させていただき、生徒たちにとって非常によい経験になりました。

3年次課題研究発表会【1日目】

 2年次から1年以上の時間をかけて取り組んできた課題研究の集大成として、全体発表会を行いました。20あるゼミの代表者が集い、その学びを発表するというものです。
 1日目は、自分の部活動に関する身近なテーマや子どもたちの貧困といった社会的なテーマまで、さまざまなプレゼンを見ることができました。スライドや発表方法にも工夫が見られ、さすが3年次生といった感じです。見学に来ていた2年次生も、学ぶことが多かったのではないかと思います。後半組にも期待したいと思います。

平成30年度南落合「ふれあいまつり」

本校の「高校生が考える県政150周年記念事業」に対する取り組みは、地域貢献活動を一歩前進させ、独自の視点で兵庫県の魅力を考察し、地域活性化に向けた提案を地域に対して行うことです。様々な地域の行事や取り組みに企画の段階から参加させていただき、高校生の目線や感覚が生かされるよう提案させていただきたいと考えています。
 県政150周年の節目の年を迎えるにあたり、今年度より新たに南落合自治会とのおつき合いが始まりました。
   
【ふれあいまつりの会場となった神戸市立南落合小学校】


今年は、先陣をきる形でダンス部が参加させていただきました。


「来年からもお願いします。」というアナウンスに、大きな拍手が起こりました。

オープンハイスクール

 8月22、23日の2日間にわたり,オープンハイスクールを実施いたしました。
 本年度も本校の生徒会やたくさんの部活動の生徒が運営に携わり、あらゆるところで生徒が活躍したオープンハイスクールとなりました。
 プログラムも、全体説明会、体験授業①(座学)、体験授業②(実技・実験)の3本立ての構成になり、昨年度よりパワーアップしました。2日間で約1300名の中学生・保護者の方々・引率の先生にご来校いただきました。
 残暑厳しい中、ご参加いただきありがとうございました。
 なお,11月,12月には学校説明会を予定しております。11月の学校説明会は、授業見学の他に、部活動の体験も企画しています。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

感想(抜粋)
・生徒会の皆さんの紹介が丁寧でわかりやすかったです。
・案内してくれる高校生がとても親切でした。
・思っていたより,自分に合った科目選択が可能だと思いました。がんばって合格したいと思います。
・実際に体験授業ができて、とても楽しかったです。

ふる里祭り 8月4・5日

 8月4日、北須磨団地自治会主催の「ふる里祭り」に、生徒会やダンス部が若い力として参加させていただきました。
 朝から30℃を越えるうだるような暑さの中、テント立てや提灯付けに大粒の汗を流しました。夕方から始まるお祭りのために、午前中から近隣の方たちと声をかけ合い、協力し合って働くという普段はできない活動を通して、事前準備の重要性やこうした縁の下の力持ちの必要性を生徒たちは身をもって体験しました。





 夕方から焼き鳥の準備、焼き上げと販売のお手伝いをさせてもらいました。


  西内会長のご挨拶に続き、来賓紹介では、五味校長も挨拶をさせていただきました。


 日も暮れかかった頃、ダンス部が場を一層盛り上げ、拍手喝采を浴びました。


 こうした地域貢献活動通じて、自己有用感が身につき、世代間交流が進めば生徒にとっても地域にとっても素晴らしいことだと感じました。
 また、お手伝いをさせていただくだけではなく、例えば本校の女子生徒に浴衣を着てこのお祭りに参加してもらうなど、どうすればこのお祭りをさらに盛り上げ活性化できるかを、本校生がしっかりと考え、来年に向けて提案をさせていただきたいと思います。
 明日、5日も16時からお祭りのお手伝いをさせていただきます。

小高連携事業(多井畑小学校)

 7月23日(月)、24日(火)の両日、夏の恒例となった多井畑小学校との連携授業が行われ ました。本校生にボランティアを募り、プール補助をお願いしています。水泳部が部として参加をしてくれるようになって3年、子どもたちも楽しみにしています。一緒に水遊びに興じたり、真剣に泳ぎを教えたり、頼もしくて優しいお兄さん、お姉さんは引っ張りだこでした。


2年次進路説明会~模擬講義~

7月13日(金)2年次生対象に進路説明会がありました。

全体会では神戸セミナーの尾鼻様にお越しいただき、「志望校に合格するために必要なこと」というテーマで講演していただきました。その後の分科会では、大学の先生方にお越しいただき、模擬講義をしていただきました。また、専門学校の先生方からは専門学校の学校の選び方や内容説明、就職についてなど専門学校の厳しい面も含めてお話していただきました。皆熱心に講義を聴き、必要なことをメモしていました。また、模擬講義の中には、グループワークやペアワークを実施されている講義もあり、生徒達も積極的に参加していました。


3年次課題研究 ゼミ別発表

 課題研究では、自身の問いについて探究し、自分なりの答えを導きます。この度、1年間の課題研究の成果をプレゼンテーションで発表しました。これまで培ってきた知力・思考力・実行力を存分に発揮した発表会になりました。ゼミの仲間に、自身の研究成果について楽しそうに語る生徒たちの輝いた表情が大変印象的でした。この研究活動で磨いた力を今後の希望進路実現に大いに繋げていきましょう。

神戸学 第3回 フィールドワーク

 本日は兵庫県立美術館に行ってきました。
 兵庫県立美術館は阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして安藤忠雄氏の建築で平成14年に誕生しました。彫刻・版画・洋画・日本画・現代美術など幅広い美術に触れることのできる美術館です。
 それに加えて、現在は特別展としてスペインのプラド美術館展が行われています。プラド美術館から7点ものベラスケス作品が貸し出されており、千載一遇のチャンスともいえる画期的な展覧会です。残念ながら、生徒たちが館内で学芸員の方から説明を受けたり、質問したりして、熱心に学んでいる様子は撮影NGで搭載できません。
   生徒達は美しい芸術作品を見て様々なことを感じ、考えていき、静かに自分の内面を見つめることができたと思います。

異文化理解 ペルシア書道体験

 6月27日(水)の異文化理解の授業で、神戸クロスカルチュラルセンターより講師の先生をお迎えして、ペルシア書道を体験しました。
 イラン出身のナヒドさんが、生徒一人一人の名前をアレンジしてサンプルを用意してくださり、ペルシア文字の書き方や竹の筆の使い方を丁寧に教えてくださいました。最初は未知の文字や竹の筆に苦戦しましたが、何枚も書くうちに慣れ、次第に美しい線が描けるようになりました。
 イランの街並みや人々の様子も写真で数多く見せていただき、異国の文化やアートに触れる貴重な機会となりました。

3年次進路集会「卒業生の話を聴く会」

 本日7時限目3年次対象に卒業生による進路座談会を行いました。
 この日のために、卒業生(30~33回生)計19名が集まってくれました。国公立大学、私立大学、看護系、専門学校、公務員に分かれて話を聴きました。

 どのように自分の志望校を決め、志望校合格に向けてどのような努力をしたのか、また受験時の不安と苦しみへの向き合い方、そして今の学生生活や友が丘高校で学んだことが今どのように活かされているのかなど、それぞれの進路ストーリーを具体的に熱く語ってくれました。先輩方に刺激され、3年次生も自分としっかり向き合い、自分で自分の未来を切り拓いていく決意を新たにした1時間となりました。 
 忙しい中参加してくれた卒業生の皆さん、ほんとうにありがとうございました。

高校生による「父の日盛り上げ隊」

 6月17日(日)大丸百貨店神戸店にて、「父の日」を盛り上げようという試みで、書道部と美術部の生徒がメッセージ色紙と似顔絵の作成を行いました。神戸甲北高校との合同企画に、大丸神戸店が協賛していただき実現しました。 
 書道部は、お客さんのリクエストに応じてお父さんへのメッセージを筆で書いたり、美術部は目の前にいるお客さんや写真を見て似顔絵を短時間で作成し、それぞれプレゼントしました。皆さんは笑顔で色紙を受け取ってくださり、日頃の活動の成果を披露するだけでなく、父の日に家族のコミュケーションを仲介するお手伝いができて、非常にやりがいのある取り組みになりました。

ミニ体験授業

 6月19日(火)の放課後、1・2年次生を対象とした「ミニ体験授業」を行いました。
 これは、来年度の科目選択に向けて、数多くの特色ある授業を、シラバスの詳細な情報に加えて実際に20分間体験してもらおうという企画で、総合学科の本校ならではのきめ細やかな取組です。生徒諸君の科目選択時の貴重な判断材料となっています。
 今週と来週にかけて、4日間のミニ体験授業を行います。
 
【写真】
 左上 「立体造形」           右上 「和楽器演奏」
 左中 「スペイン語」          右中 「心理学」 
 左下 「ソルフェージュ」        右下 「現代の医療と介護」

産業社会と人間 プレゼンテーション講演会

 6月15日(金)の「産業社会と人間」の時間に、京都造形芸術大学の吉田大作事務局長をお招きして『人の共感を得るプレゼンテーション』と題した講演会を行いました。プレゼンテーションの本質や流れについて、分かりやすい例を挙げて丁寧に説明していただきました。
    相手に理解され共感を得るプレゼンを行うためには、十分な情報収集を行い、狙いを元に編集することが非常に重要であることがよく分かりました。7月に行われる職場訪問には、学んだことを活かし「観察力」や「質問力」を高めて臨みたいと思います。

お知らせ 父の日 盛りあげ隊♪

 「父の日」が「母の日」にくらべて、もう一つ盛り上がらないのを、どうにかできないものか、こんな課題に取り組むため、同じ総合学科の神戸甲北高校と本校が手を組み、それに地元企業の大丸神戸店が協賛してくださいました。
 三位一体となりいろいろな角度から問題を検証し、本校では次のような取り組行うことになりました。
  【美術部】 お父さんの似顔絵をその場で描いてプレゼント
  【書道部】 お父さんに贈る言葉を、色紙に書いてプレゼント
 楽しい企画になりそうです。お時間が許せば、是非お出かけ下さい。
   日時 平成30年6月17日(日) 10:00~16:00
   場所 大丸神戸店 東エスカレーター特設スペース
 

                     (大丸神戸店 広告より)

花丸 「スポーツ医療と栄養」 授業風景

 この授業は、スポーツ障害がおきる仕組み、予防法、治療法を学びます。講義だけではなく実習を通してトレーニング前後のケアの仕方を身につけます。専門の講師の先生をお招きして、2・3年生が同じ教室の中で学びます。運動部の生徒を中心に、本校の人気授業となっています。
 本日は、「手技療法」の実習が行われました。1学期に、太郎くん(骨格標本)を用いて、体中の筋肉と骨の名前をすでに覚えており、それを受けた発展的な内容になっていました。友人同士のペアで和気あいあいとした雰囲気の中、実習は進みました。

大雨 新須磨リハビリテーション病院 訪問

    6月6日(水)「看護とケア」の受講生徒10名が、近隣の新須磨リハビリテーション病院を訪問しました。
 回復期のリハビリを目的としたリハビリテーション病院の特徴や理学療法士の役割、そして看護師の仕事などについて、いろいろな角度から興味深いお話を伺いました。また、実際にリハビリを行っているところを見学させていただいたり、病棟やデイルームも案内していただきました。
 現場で働いている方々のお話を直接聞けた上に、親身になって患者さんと関わる職員の皆様のお姿を見て、より将来の目標に向けての意欲が高まる機会となりました。

異文化理解「インドネシアについて学ぼう」

 6月6日(水)異文化理解の時間に講師の先生をお迎えし、インドネシアの風土や文化・言語などについて学びました。大学院生のルドゥフィ・プラティウィー・ボウォさんから、インドネシアは火山国で地震も多く、お米や大豆製品を食べるなど日本と似ている点があることや、多民族・多宗教であるために、小学校から異なる宗教や文化を受け入れて共存する教育を受けていることなどについて教えてもらいました。
 休み時間も質問をしたり、簡単なインドネシア語の挨拶を練習するなど、生徒にとって楽しい時間になりました。Terima Kasih!(ありがとうございます)

お知らせ テコンドー体験

 6月5日(火)外国語の科目「ハングル」(女子生徒13名受講)で、先生をお迎えして、テコンドー体験を行いました。この科目の目的は、ハングルの読み書きを習得するとともに、文化体験にも力を入れ、日本と韓国の文化交流を行うことです。
 本日は、テコンドーの歴史・意義の話しから始まり、入念な柔軟運動の後、蹴りの練習を行いました。「前蹴り」「回し蹴り」「かかと落とし」と技もどんどん高度になって行きましたが、女子生徒も普段とは違うりりしい姿で、練習に打ち込んでいました。その様子に視察に来られていた駐神戸大韓民国総領事館  神戸韓国教育院の院長先生も、思わず拍手を送っておられました。

産業社会と人間 好感度アップ・マナー講座

 6月1日(金)1年次「産業社会と人間」の時間に、キッズ・コーポレーションより講師の先生をお迎えし、職場訪問前のマナー講演会を行いました。
 元テレビ司会者・リポーターの加藤あや様から、自然な笑顔の作り方やハキハキとした声の出し方について教えていただき、相手に良い第一印象を与えるための簡単なトレーニングを行いました。お辞儀や自己紹介の練習を通して、日常から礼儀作法やマナーを意識して行動することの大切さを改めて知ることができました。

異文化理解 校外学習

 5月30日(水)の異文化理解の授業で、生徒14名がJICA関西(国際協力機構 関西国際センター)訪問プログラムに参加しました。
 ODA(政府活溌援助)の実施機関であるJICAの取り組みを教えていただき、発展途上国の開発問題について考える良い機会となりました。また、看護師として派遣経験のある青年海外協力隊OBの柳澤さんから、インドネシアの社会事情や活動についてお話を拝聴しました。現地での健康教育や高齢者の検診・介護などの経験から、帰国後もアジア地域の高齢者介護とリハビリの普及に取り組む姿勢に、生徒は非常に感銘を受けました。
 最後に広報展示室の民族衣装も試着させてもらい、有意義な学習になりました。

大雨 神戸学 第2回 フィールドワーク

 本日は神戸市立須磨海浜水族園に行ってきました。
 神戸市立須磨海浜水族園は「スマスイ」という愛称で親しまれ、平成27年度神戸市の公立施設等の来場者数NO.1(経済観光局調べ)の施設です。
 残念ながら前回と同じく雨模様でしたが、来場者を魅了する仕組みを目にすることが出来たおかげで、生徒達は楽しみながらも、テーマパーク・アミューズメントパークについて、コンセプトが生命であるということや運営の秘密など多くの発見をしました。

産業社会と人間 系列選択ガイダンス

 5月25日(金)の「産業社会と人間」の時間に、系列(課題研究を行う学問分野)選択のためのガイダンスを行いました。近隣の約20大学から講師をお招きし、各学問分野の魅力や研究内容、関連する職業、求められる適性や心構え等についてお話していただきました。2学期に系列選択を控えた1年次生にとって、各学問分野の特徴や研究内容について知る良い機会となりました。

第48回神戸まつり

 5月20日、第48回神戸まつりの総踊り(神戸市婦人団体協議会主催 1300人規模)に本校の生徒会女子生徒が、友が丘婦人会の一員として参加しました。この大集団の先頭を今年は須磨区が任されました。



 友が丘婦人会でも、高齢化が進み、体調を崩されたり、脚を悪くされる方が増え、その穴を埋めるために、本校生が参加させていただきました。
 今年のテーマは「かがやいて神戸 きらめいて笑顔」。そんな踊りができるよう西須磨小学校や須磨区民センターで行われた練習会にも積極的に参加し、質問したり提案したりする中で、しっかりと婦人会の皆様とコミュニケーションがとれるようになりました。


 
 練習会に参加したり、神戸まつり本番に参加する中で、生徒たちは本校を育んでくれている自治会の現状を再認識し、世代をこえたコミュニケーションの重要性を肌で感じ、若い世代がどんどんと提案し汗を流すことが、持続可能な社会には必要不可欠であるということを学んだようです。
 また、神戸まつりという神戸の素晴らしい伝統的行事にふれる中で身につけた踊りを、700人を超える本校生に折に触れて伝えることで、この伝統的な行事の下支えをお願いしたいと思います。


課題研究I(総学) ゼミガイダンス

5/7(月)6限にゼミガイダンスがそれぞれの教室で実施されました。
本校の課題研究は、2年次生240名全員が20のゼミに分かれ、研究及び制作を1年かけて行います。ゼミガイダンスでは、担当教諭が自分のゼミの特徴や学問分野との関連性等を説明され、生徒は真剣に話を聞いていました。



35-2課研_ゼミ一覧PDF ← 詳細は、コチラをクリック

小雨 神戸学 第1回 フィールドワーク

 本校の特色ある授業、人気の神戸学で、本年度最初のフィールドワークに行きました。
 神戸学は、神戸の史跡・観光地・自然環境を学習し、調査することで神戸に関する知識を身につけるとともに、郷土愛を醸成する授業です。今年度は、神戸学の授業の一環として「観光甲子園に参加し、神戸の魅力を伝えることはできないか」と、まず身近な歴史的名刹である須磨寺を訪れました。

 平敦盛遺愛の青葉の笛や弁慶の鐘、さらに敦盛首塚や義経腰掛の松など、多数の史跡に加えて、「おもろいもんめぐり」と呼ばれるご住職の粋な演出もあって生徒は大変楽しく学べたようです。

 今年度は、特色ある授業の様子をいろいろとお伝えできればと考えています。

産業社会と人間 卒業生・社会人講演会

 4月27日(金)の1年次「産業社会と人間」の時間に、本校第31回生の先輩方3名をお招きして、卒業生・社会人講演会を行いました。高校時代の学習や進路選択について具体的にお話ししてもらい、それぞれの進路実現までの道のりを追体験することができました。1年次から進路に対する意識を高く持つことや、一つのことを最後までやり抜く大切さなどについてアドバイスしていただきました。須磨消防署板宿出張所からお越しいただいた松帆さんからは、消防の仕事について詳しくお話しいただき、防災や救助といった仕事の重要性について教えていただきました。

35回生 「課題研究への誘い」

 本日、35回生(2年次)の課題研究I(総合的な学習)の第1回目の授業がありました。「課題研究への誘い」と題し、課題研究とはどのような活動なのか、そしてその目的は何なのかについて、本校教諭によるガイダンスが行われました。目まぐるしく変化していくこれからの社会を生き抜くために必要な力を、課題研究を通して身に付け、磨いてほしいと思います。

36回生 産業社会と人間 マナー講演会

 産業社会と人間の授業において、神戸公共職業安定所(ハローワーク)から2名の方をマナー講演会の講師としてお招きし1年次生に講話をして頂きました。神戸公共職業安定所(ハローワーク)の仕事内容をご説明いただくとともに働くことの意義や高校時代に身に付けておくべき・学んでおくべき事柄など本校が大切にしているキャリア教育にふさわしい内容で生徒も熱心にメモを取りながら傾聴していました。総合学科でのスタートを切るのに、素晴らしい講演会となりました。

花丸 『With...若き女性美術作家の生涯』

本日、1年次生は、「産業社会と人間」の時間に、ドキュメンタリー映画『With…若き女性美術作家の生涯』を鑑賞しました。
 映画の主人公佐野由美さんは、本校の卒業生。
 大阪芸術大学美術学科在学中に、阪神・淡路大震災に被災。自宅が全壊し、瓦礫の下から救出されました。そのときの経験が後に、初の著書「神戸・長田スケッチ 路地裏に綴るこえ」(六甲出版)として出版され、神戸でベストセラーになりました。  
 大学卒業直後の1998年、ネパールに渡り、ボランティアの美術教師として1年間活動し、貧困層の人々の日常に接しながら美術活動を継続。多くの作品を残されました。帰国直前の1999年4月4日、同国南部の山中でトラックの追突事故に巻き込まれご逝去されました。享年23歳。
 3面スクリーンとアップした音響効果のおかげで、素晴らしい鑑賞会となりました。

会議・研修 2年次 金融講座

 3月7日(水)3、4限に第一学習社の岡田陽子氏を講師にお招きして、小論文のガイダンスをおこないました。2月に実施した小論文模試やワークシートを用いて学び直しを行いました。まもなく3年次に進級することもあり、生徒たちは真剣に取り組んでいました。

会議・研修 1年次 金融講座

 3月7日(水)1・2限、SMBSコンシューマーファイナンスの方々をお招きして、「金融教育講座」を実施いたしました。今後のライフプランに必要な知識や今、注意すべき詐欺事案を具体例をあげながら説明してもらい、生徒皆が真剣に取り組んでいました。

お知らせ 1年次 進路講演会

 3月6日(火)1・2限 1年生を対象にベネッセコーポレーションの山本善大様にお越しいただき、進路講演会を行いました。大学や専門学校に合格することがゴールではなく、社会にどう貢献したいのか考えたうえでの進路選択であるという話で始まり、そのための学校選びについて、入試制度や入試の現状、模試の振り返りのしかた、日頃の学習のしかたについて詳しく説明していただきました。皆熱心にメモを取って講義に聴き入っていました。2年生に向けて気持ちの切り替えができた講演会となりました。
 なお、この度、同窓会のご尽力により、C203号教室に長机90台と新品のイス276脚が入り、スクリーンも2枚増設され、アンプもより出力の大きなものと交換になりました。生徒はこれまで以上に、快適な環境で講義を受けることができるようになりました。また、3年次生から卒業記念品として立派な講演台が設置されました。

花丸 クロスカリキュラム Let’s think about world issues in English with ICT!

  先日、3年次後期クロスカリキュラム探究で、本校のゼミ生20名とStella Maris College of Quezon City, Philippinesの生徒40名が世界の環境問題や移民問題について、テレビ会議システムを使ってプレゼンテーションや意見交換を行いました。
  カリキュラムの枠組みを超えたプロジェクトベースの活動を通して、言語運用能力、論理的思考力、協働力、表現力等、様々な力を伸ばすことができました。自分たちのアイディアを熱心に相手校の生徒に伝えたり、解決策や疑問点について積極的に話し合う中で、両国の生徒たちは世界規模の問題を国を越えて共に解決することの意味を再認識したことと思います。
   A challenge to problem solving and becoming a 21st century learner has just started. We will continue to communicate about world issues on poverty, education, environment and many more. We would like to continue the small step we all have started.

                  

お知らせ 第16回 総合学科発表会

 210日(土)第16回総合学科発表会を開催しました。

 来賓の方々、中学生諸君とその保護者の皆様、地域の皆様など多くの方々に鑑賞していただき、舞台上で日頃の学習成果を発表した生徒たちも、授業で製作した作品を展示発表した生徒たちも、皆様の熱い視線に大きな力をいただくことができました。



 本校生徒にとっては、自分が選択していない授業の発表を聴く機会を得て、本校の選択科目の多様性を改めて感じ、総合学科の魅力を再認識した様子でした。また、本校の特色である課題研究の発表においては、3年次生の発表を聴くことが、在校生にとって今後の自らの課題研究の進め方について改めて考え直す良い機会となったようです。



 お足元のお悪い中、本校までお越しいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

晴れ 県総合学科高等学校研究発表会に参加

 2月3日()に伊丹北高校で行われた県総合学科高等学校研究発表会において、2年次生の7名がポスター発表を行いました。本校では、2年次の課題研究Ⅰにおいて、1人1冊研究に関する本を読み、その内容をポスターにまとめ、発表&質疑応答する「ブックトーク」を行っており、その様子を模した発表を行いました。予期せぬことが多々ありましたが、生徒は臨機応変に動き、堂々と発表していたのが好印象でした。今週末10()に行われる本校の総合学科発表会につなげていきたいと思います。

生徒の感想は コチラ


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大雨 神戸学 モトコー ~ 湊川神社

 1月17日(水)、本校の特色ある授業、人気の神戸学で、本年度最後のフィールドワークに行きました。神戸学は、神戸の史跡・観光地・自然環境を学習し、調査することで神戸に関する知識を身につけるとともに、郷土愛を醸成する授業です。
 三ノ宮~神戸間の高架化に伴い生まれた、戦後の闇市がルーツとされているモトコー、生徒たちだけではまず来ないような場所に、引率の先生と足を踏み入れました。タイムスリップしたような感覚に、周囲を見回す生徒たちの目の動きも止まりません。
 モトコーを出た頃には、雨も上がり楠木正成ゆかりの湊川神社へ。いろいろな祈願もかねて、生徒たちも楽しい時間が過ごせました。

グループ 韓国料理 調理体験(ハングル)

 1月16日(火)5・6時間目のハングルの授業で、韓国料理の調理体験を行ないました。
 今回は韓国料理のトッポギ(餅煮込み)とタッカンジョン(甘辛いタレのから揚げ)に挑戦しました。コチュジャンやトックなど、生徒たちは普段とは違う食材を使って、いろいろ苦労しながらも、韓国料理に楽しそうに取り組んでいました。
 最後にできた料理の味は・・・・「マシッソッソヨ~!(とてもおいしかった~!)」みんなとても満足した笑顔で、自分達の作った料理を食べていました。
 今回は、食の異文化体験。思い出に残る経験になりました。

星 異文化理解 講演会

 1月10日(水)異文化理解の授業で、講演会が行われました。世界4大過酷マラソンの一つである、チリ、アタカマ砂漠マラソンに参加された、絵本作家の石本幸四郎さん、奥様で一筆アーティストの石本昭子さんを講師にお迎えし、その時の様子を収めたドキュメンタリー映画を鑑賞したのち、お二人にトークショー形式で当日の様子を中心に語っていただきました。
 生徒たちは、熱心に映画を見た後、マラソン中リタイヤしそうになった時の苦労話や、今までの人生において苦境を乗り越えた話などに、興味深く聞き入ったり、積極的に質問をしたりしていました。人生が深まるような実り多き講演会になりました。

お知らせ 日韓高校生交流事業報告会

 10月に日韓高校生交流事業で韓国を訪れた2年生の川端優紀さんが、本日、2年次の集会でパワーポイントを使って、韓国の高校生等との交流の様子を報告しました。生徒たちも、同じ学年の生徒の発表ということもあり、熱心に聞いていました。
 現地の高校生との交流や、自分が実際に体験して分かった文化や、習慣などの違いが分かりやすく紹介され、実りある訪問であったことがしっかりと伝わってくる良い報告会でした。

会議・研修 産業社会と人間 カタリ場 1年次

 12月18日(月)の3・4限に、1年次の「産業社会と人間」の授業において『カタリ場』というワークショップを行いました。人生の先輩である大学生から、これまでの経験や心の葛藤などを赤裸々に語ってもらいました。暖房の効かない広い体育館での授業でしたが、どの生徒も先輩方の熱いお話に真剣に耳を傾けていました。これまでの学校生活や自身の考え方を振り返り、今後の生き方を考える一助となったことと思います。

花丸 小高連携事業


 12月15日(金) 多井畑小学校3年生の皆さんをお迎えして、本年度第2回目の小高連携事業を実施しました。今年は吹奏楽部が新たに参加し、7つの部活動が協力してくれました。優しくて面白いお兄ちゃんやお姉ちゃんと、かわいらしくてちょっとやんちゃなこどもたちが高校の部活動を一緒に楽しみました。

お知らせ 甲南大学法学部協定校1年次対象講義

 12月14日(木)3・4限に甲南大学法学部との協定校制度の一環として、1年次生を対象に連携講義を行いました。

 甲南大学法学部より尾原宏之先生にお越しいただき、「身近にある政治」というテーマで講義をしていただきました。高校生には身近な、部活動の例もあげながら、政治について話をしていただきました。講義の後半では、具体的に「自分の意見を知る」時間もとっていただき、政治について自分の考えを知る良い機会になりました。

異文化理解

 11月29日(水)の異文化理解の授業で、神戸学院大学講師の佐野光彦先生と、同大学院生メヘディ・ハッサン・カーンさんをお迎えし、バングラデシュの文化やマイノリティー問題について講義を行いました。バングラデシュの歴史や日本との関係について教えていただき、また実際にスパイスや女性の衣服であるサルワカミーズを見せていただきながら、食文化や服装についても知ることができました。マイノリティー(少数であるがために差別されている人々)問題のお話では、カースト制度や障害のために貧困と差別に苦しむ人々のことや、NGOやグラミン銀行の取り組みとその課題について学びました。実体験に基づいた、様々な分野のお話を拝聴する、貴重な機会となりました。

『小論文の書き方』講演会

 11月10日(金)5・6時間目、1年次の「産業社会と人間」の授業において、キッズコーポレーションの下村啓介先生に『小論文の書き方』についての講演をしていただきました。「産業社会と人間」では、今週から12のゼミに分かれて、学問分野研究を行います。指定された課題図書を読み、テーマを設定し、情報を集めて整理・分析し、小論文を書いていきます。また、大学や専門学校の入試などでも出題される小論文について、普段からどのようなことを意識し、取り組んでいけば良いのかなど、将来の進路選択に向けても非常に有意義な内容となりました。今回の講演が、今後の高校生活とその後の人生に大いに参考になることを期待しています。