育友会 活動
令和5年度兵庫県公立高等学校PTA連合会研究大会
12月2日(土)淡路市立しづかホールにおいて、県下480名にも及ぶ多数の参加者のもと表記の大会が開催されました。本校からは塚本校長先生と育友会役員7名で参加してきました。
PTA活動の活性化と家庭・学校・地域の連携強化
~子どもたちがVUCA時代をしなやかな強さで生き抜くために~
※VUCA時代(先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代)
というテーマでした。
メンタルプロデューサー川谷潤太氏が「潜在脳力の高め方~答えのない未来を生き抜く知恵とコツ ~」と題して講演してくださいました。
川谷氏の原点は中学時代の何でも出来るスーパーマンのような友達の研究から始まったそうです。その友人の全て真似をし、自身も友人と同じ行動をし、友人のような人物を目指したがなかなか上手くいかない…そして塾の先生との出会いがあり…というような興味深い話からはじまりました。
そのような川谷氏自身の様々な経験を踏まえ、また数々の指導実績を残されてきた結果から我々に伝えてくださったことは、方法や行動を真似しても心(潜在意識)が変わらない限り能力(脳力)は高まらないということでした。
問題は本質的に解決し、意識は未来に向けよう(先手力)!
夢、目標実現のために過去に囚われず「日に新た」の精神で目の前のことに集中力を高めていこう!
意識をマイナス(過去、内向性、自分のため)ではなくプラス(未来、外向性、誰かのため)となるようにすること!
ということが大切と教えてくださいました。講演内で色んなワークもしてくださいましたが、それが講演内容をより具体的に肉付けするもので楽しくもあり大変勉強になりました。
その後、3校の実践発表があり、時代性や地域性を考慮・模索しながらのPTA運営をされていることを教えてもらいとても参考になりました。
令和5年度 育友会研修旅行
10月14日(土)4年ぶりに育友会研修旅行を実施し、育友会員及び先生方の合計24名に参加していただきました。本年度の行先は徳島の大塚国際美術館と大鳴門橋遊歩道渦の道でした。道中のバス内では、参加者の皆様に自己紹介をしていただき、それぞれの趣味の発表もあり、わきあいあいと出発しました。
大塚国際美術館は、陶板画とはいえ実寸大で世界の名画を1ヶ所で見ることが出来るのは圧巻でした。鳴門グランドホテル海月にて海の幸を中心とした料理をいただいた後、大鳴門橋遊歩道渦の道の遊歩道でスリルを満喫しました。
当日は午後から雨の予報でしたが、旅行中はほとんど降らず、龍野高校に帰着・解散後すぐに本格的に雨が降ってくるという幸運な天候に恵まれました。
また、校長先生をはじめ、先生方との交流も深めることができ、非常に有意義な一日を過ごすことができました。
今回の研修旅行の実施にご協力していただいた皆様、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
第72回全国高等学校PTA連合会大会宮城大会
カメイアリーナ仙台において8月24、25日の2日間、表記の大会が開催されました。
コロナ禍明けということもあり参加者が全国から約6000人という規模で盛大に執り行われました。本校からは育友会役員6名で参加してきました。
24日は第2分科会(他5会場で他分科会同時進行)に参加しました。
「ICTで広がるキャリアデザインの光」~多様なデザインで広がる世界~というテーマで広島工業大学教授の安藤明伸氏によるAI時代に求められる学びとキャリアの変化、それに伴うキャリアデザインと未来の展望について基調講演がありました。
講演後、教育現場へのICTの導入で高校生が広い視野を持ち自身のキャリアを考える機会が増えている昨今、ICT活用実態と課題を保護者向けに共有する形で安藤氏と3名のパネリストでディスカッションをしてくださいました。私たち保護者が教育を受けた時代とは違い、社会がデジタル化していく中で子ども達とともに私たちも成長していかなくてはいけないなと痛感しました。
25日は表彰式と仙台育英高校野球部監督の須江航氏の記念講演でした。選手権大会決勝戦が23日、24日の夕方に甲子園から仙台に帰ってきて、その翌日の午前中すぐに講演というハードスケジュールで大変お疲れだったと思いますが、そんなことも私たちに感じさせないパフォーマンスで「伝わる言葉~失敗から学ぶ ~」という演題で講演してくださいました。
甲子園出場の可能性が高いことと母親の知り合いのお子さんが仙台育英野球部だったという理由で埼玉県から仙台育英に入学し野球部に入部したものの、周りのレベルが高すぎて〖来るところを間違えたと感じた〗と…その後、選手になることに見切りを付けて学生コーチになり、監督と選手の橋渡しの役を担ったそうです。その経験から「伝わる言葉は一つしかない。それは相手が聞きたい言葉」「相手が何を知りたいのか相手に聞いて、求めるものを知るしかない」とコミュニケーションの大切さを勉強され、現在、監督として「ネガティブな感情を与える叱り方」ではなく「後出しじゃんけんにならないように予測力を高めて先に伝える」という考えのもと選手たちと向き合っていると教えてくださいました。
このことは私たち保護者が大人が子ども達に接するときに本当に必要なスキルだと感じました。今後、実践していきたいと思います。
この2日間、とても勉強になることばかりで有意義な時間でした。
第48回近畿地区高等学校PTA連合会大会 滋賀大会
YMITアリーナ(草津市)において、表記の大会が近畿全域から約1,000名というたくさんの方の参加で盛大に執り行われました。本校からは塚本校長先生と育友会役員6名で参加してきました。
ウェルカムパフォーマンスとして守山高校吹奏楽部の素敵な演奏がありました。コロナ禍の活動制限を吹き飛ばすかの如く、生徒たちのいきいきとした姿がとても印象的で心の底から感動しました。
記念講演では世界的に教育制度が社会情勢に合わせて変わり始めている今、PTA(育友会)もこれに連動して新しい方向性を見出す時ではないか?という内容でした。
ドイツ在住の高松平蔵氏が、ドイツからの眼差しで日本のPTAに対して感じていることを伝えてもらえたことで、PTAの在り方を未来志向で考えるきっかけやヒントを頂くことができました。本校としても持続可能な育友会になるようにこの講演を参考にしながら活動していきたいと感じました。
昇龍祭模擬店参加
6月22日の昇龍祭にて、育友会としては4年ぶりに模擬店参加(フランクフルトの販売)をいたしました。4年ぶりの参加ということで、初参加の方がほとんどで不安いっぱいの中でのスタートでした。しかし、当日は生憎の天候にもかかわらず、委員の皆様が抜群のチームワークを発揮してくれたおかげで、用意したフランクフルトを無事完売することができました。フランクフルトを美味しそうに食べながら、笑顔いっぱいに昇龍祭を楽しむ生徒たちの姿を間近に見ることができ、今年は参加することができて本当によかったなあとしみじみと思いました。この度はご購入いただきました皆様、ご協力いただきました皆様に感謝申しあげます。