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「GIS(地理情報システム)を探究活動に利用する」研修会開催
1月11日(土)、12日(日)の2日間、本校マルチメディア教室で「GIS(地理情報システム)を探究活動に利用する」研修会を開催しました。これは、兵庫咲いテク委員会(兵庫県のSSH校主催)の取組みとして、8年前より実施しているものです。今回は、京都府や大阪府からも申込みがあり、11校の高校から教員16名、高校生11名が参加しました。
1日目基礎編 人と自然の博物館の三橋先生による「地理情報システムとは何か、これを利用することで何ができるか」について講義を行い、フリーソフトであるQGISの基本的な使い方を学びました。また、GISを探究活動に利用する実例の紹介として、昨年の研修会に参加し、今年度、GISを使って課題研究を行っている2年次生に研究を発表してもらいました。
2日目応用編 環境保全事務所EnVisionの工藤知美先生による「環境保全対策にGISがどのように使われているか」についての講義の後、参加者がテーマを決めて地図を作成する実習を行いました。「クマの生息地と地形」「人口の増加率と交通網」「三田市の昆虫と森林」など、それぞれユニークなテーマを設定し、地図による可視化に取組みました。
参加者の感想
・GISについてよくわからずに興味だけで参加してしまっていましたが、情報と地理を合わせ見ることで何が必要なのかを考えられると知り、自分でもいろいろなデータを統合して新たな視点を見出してみたいな、と思いました。
・QGISについての情報をあまり詳しく知りませんでしたが、実際に研修を受けてみて、学校でやっている探究活動でできることの範囲が一気にこれまでと比べて広がったように感じました。今回だけにとどまらず、実際に利用していこうと考えています。
・非常に有意義な研修でした。大阪から来た甲斐がありました。
研修会の情報はこちら⇓
https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/shoun-hs/NC3/setting/9afa1f90813ba4be2bdc406ff3c54bbd/page_20240723074124/page_20240723074245
SSH講演会が行われました
12月17日、アハメド・シャハリアル三条市立大学学長をお招きして、2024年度SSH講演会
「グローバルな視点からキャリアを考える」が1,2年次生対象に開催されました。
シャハリアル大学長は、バングラディシュから日本に入学された後、数々の経歴を経てご活躍されておられます。工学経営、グローバルの考え方、自分のキャリア形成、日本についてなど、多くの示唆に富んだ講演をしていただきました。
また、終了後は会議室にて希望者との座談会が行われました。生徒から次々と出る質問に熱意をもって答えていただき、時間があっという間に過ぎました。
このお話は、生徒のみなさんのキャリア形成の1つのヒントになることでしょう。
2年次生は大講義棟
1年次生は教室で聴講
アハメド・シャハリアル学長
座談会 20名が出席しました
サンテレビ「NEWS×情報キャッチ+」出演しました
12月18日 サンテレビ「NEWS×情報キャッチ+」部活中継が放映されました。
本校ロボカップジュニアサッカーチーム「team.祥雲」の活動を取り上げていただきました。
リンク 放映内容 Youtube動画
さすが機械好きの集まり、撮影機材に興味津々です。サンテレビスタッフの皆様お付き合いいただきありがとうございます。
「ブルーウエーブ」すみかわさん・四番サード西澤さんに放映中多くのフォローを入れてもらい活動報告をすることができました。
ロボカップジュニアJAPAN サッカー初優勝をめざしてがんばります。
祥雲SSHシンポジウム 宇宙への挑戦
12月14日(土)、祥雲SSHシンポジウム「宇宙への挑戦」を開催しました。毎年2回行っている三田市こうみん未来塾「祥雲星空教室スペシャル」との共催イベントです。大講義棟に、小・中学生から高校生、大学生、社会人、計190名が集まり、宇宙の話題を楽しみました。
シンポジウムの前半は、いろいろな団体の研究発表です。まず始めは、こうみん未来塾探究コース「天文・宇宙」クラスで活動した小学生4人です。一人一人が自分で考え、調べたことを堂々と発表していました。次に、三田祥雲館高校科学部天文班の研究発表「撮像からポンブルックス彗星の位置を推測する」です。他校の高校生から質問もあり、高校生どうしの良い交流の場にもなったと思います。
3番目は、関西学院大学理学部物理・宇宙学科の研究室紹介です。関学の大学生が、NASAでロケットを打ち上げる研究をしていることを知り、みんなびっくりでした。
後半は、いよいよ基調講演。大阪大学理学部教授の寺田健太郎先生による「月と地球の不思議な関係~月の科学の最前線」です。寺田先生は、地球の酸素が月まで到達していることを発見し、世界中から注目された研究者です。とても楽しくてわかりやすくお話してくださったため、会場から鋭い質問が次々と出て大いに盛り上がりました。
下の写真は、寺田先生が持ってきてくださった月の石です。講演の中に、月には白い石と黒い石があるというお話がありましたが、実物を見ることができて感激でした。
講演会の後は、観望会です。これまで4年連続で天気が悪く、観望会を開催できませんでしたが、今年はやっと晴天に恵まれました。里山駐車場に、祥雲館と三田天文クラブの望遠鏡を並べて、土星や星雲など、いろいろな星を見ていただくことが出来ました。肉眼でもじゅうぶんに見えるお月様も、月のお話を聞いた後に、天体望遠鏡で見ると感慨もひとしおです。里山駐車場での観望会と並行して、関学の天体ドームの見学会も実施しました。右の写真は、真っ暗な中、関学へ移動しているところです。大きなツリーのイルミネーションが素敵でした。
関学の天体ドームでは、大学生による丁寧な解説と共に、木星の4つの衛星や土星の環を見せていただきました。
小学生から大人まで、みんなが宇宙について学べる大変充実した会となりました。ご協力いただいた皆さま、参加してくださった方々、本当にありがとうございました。また、来年も三田祥雲館高校でお会いしましょう!
【高校生の感想】宇宙について知らないことばかりだったので、今回このプログラムに参加して、とてもたくさんのことを学ばさせていただきました。私は質問をすることが苦手なのですが、たくさんの人たちが熱心に講義や研究発表を聞き、質問していて、知らなかったことを知ることや物事を追求することの楽しさなどを知ることができました。また、小学生の子たちもたくさん質問をしていて、負けないように頑張らないとなと勇気をもらうこともできとても楽しい時間を過ごせました。
ひょうご×大阪大学 質問力を鍛えるワークショップ2024 に参加しました
12月14日(土)に大阪大学で行われた
「ひょうご×大阪大学 質問力を鍛えるワークショップ」に8名が参加しました。
これは、大阪大学と兵庫県教育委員会が主催するワークショップで
「良い質問とはなにか?」「課題研究を深化させるためにどんな考え方ができるか」
を兵庫県内の高校生が学校の垣根を越えて交流するものです。
始めに、 立命館大学の柿澤寿信准教授から
「良い質問とはなにか?」を考えるための講義を聞き、
その後、自分たちの課題研究を他校生や大阪大学の大学院生にむけてプレゼンしました。
「論理的」とは? この問は「知識」「論拠」のどの点に関する質問か。
など、を細かく分類して考えました。
午後はいよいよ自分たちの課題研究をスライド形式で発表しました。
他校生からの質問や大学院生からの指摘を受けながら課題研究を見つめなおしました。
参加した生徒は「思っていたよりずっと楽しかった!」や
「自分たちの課題研究の足りない部分が見えてきた」と感想を話しました。
昼休みには広大な豊中キャンパスのツアーもあり、受験に向けて大学の雰囲気を味わう
貴重な機会になりました。
液体窒素実験(サイエンス探究基礎)
11月26日(火)7限目
大講義棟にて「サイエンス探究基礎」の時間に、大阪大学基礎工学部電子物理科学科物性物理科学コースの井澤公一先生をお招きして、「極低温の世界 電子が織りなす不思議な量子現象」と題して講義をしていただきました。
常温での物質の性質を高等学校では学びますが、極低温の世界では性質(電導性・磁性等)が変わり不思議な現象が見えます。
講義の後も残った生徒に、液体窒素を使用した実験や説明をしてくださいました。
1年次生「プログレス探究A」里山学習
11月23日(土)、1年次生希望者対象のSSH特別科目「プログレス探究A」の第6回授業を行いました。テーマは「里山学習」。「里山」という言葉は、よく耳にするけれど実態はよくわからない人が多いと思います。そこで、人と自然の博物館の橋本佳延先生に講師をお願いし、この日1日、里山についてしっかりと学びました。
午前中は座学です。里山の保全が生物多様性の維持につながることを知りました。右端の写真は、午後の実習の装備を確認しているところです。腰に剪定ばさみとノコギリをぶらさげ、ヘルメットをかぶります。
本格的な装備を身に付け、午後は、博物館の近くの「ブイブイの森」で実習です。この森の管理を行っておられるボランティア団体「ブイブイの森クラブ」のみなさんにお手伝いいただきました。まずは挨拶、そして準備体操です。
森の管理の基本は、林床に光を入れるため常緑樹を減らしていくことです。始めに大きな木を1本切り倒し、処理をすることになりました。選ばれたのは、高さ約10m、樹齢50年~60年のアラカシです。まず、橋本先生が木を切り倒すための目印を付けます。木を切るには切口の反対側に受口が必要なことは、午前の座学で学びました。目印を目安に受口を切り取ります。みんな少しずつのこぎりを挽いてみました。簡単そうに見えたのに、実際やってみると、とても硬くて少しずつしか切ることが出来ず、とても大変な作業だということが身に沁みました。
受口が出来たら、反対側から切り倒します。ゆっくりと倒れるように切り方にもコツがあります。
切り倒したら終わり、ではありません。枝をはらい、短くカットして1カ所にまとめていきます。
幹も1mくらいに切り分けます。生徒全員が、のこぎり体験!
たった1本の木を伐り処理をするだけでも大変な作業でしたが、みんな楽しそうに取組んでいました。休憩中に大きなカブトムシの幼虫を見つけて大喜びの生徒もいました。ブイブイの森は腐葉土がたっぷりなので、カブトムシやクワガタがたくさんいるそうです。
後半は、班ごとに細めの木を伐り処理しました。道具の使い方にも慣れてきましたね。
最後の記念撮影。橋本先生、ブイブイの森クラブのみなさま、ご協力ありがとうございました! 真ん中の写真でみんなが見ているのは・・・虹です。作業中、雨がパラパラと降り、途中で撤収しないといけないかとヒヤヒヤしましたが、予定通り無事実習を行うことが出来ました。そして最後にこんな素敵な光景を見ることが出来、本当に良い1日になりました。
【生徒の感想】木を切ることは大変だったけれど、同じグループの人と話したり、ボランティアの方々からお話を聞きながら活動ができて楽しかった。里山を管理することは思っていたよりも大変で手がかかるけれど、1度手を加えたからには責任をもって管理し続けることが大切で、人が手を加えることで壊れてしまう環境があると同時に人が手を加えることで守られる環境もあると学べた。
プレ探究発表会(SS探究Ⅰ)
11月13日(水)3,4時間目
1年次生の「プレ探究発表会」
が開催されました
事前に行われた分野別発表会で選ばれた代表班が、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに取り組んできた成果を披露します。各班が発表資料を作成し、自分のタブレットをスクリーンに映して発表しました。
発表後の質疑応答も活発に行われ、有意義な発表会となりました。
関西学院大学研究室訪問(サイエンス探究基礎)
11月12日(火)7限目
2年次「サイエンス探究基礎」受講の理系生徒が8グループに分かれて、関西学院大学の理学部物理宇宙学科、生命環境学部生物科学科、建築学部建築学科、工学部物質工学課程の研究室うち1つを訪問し、化学学生実験室と環境応用化学学生実験室のうち1つを見学させていただきました。
研究内容の説明を受けたり、高校にはない整った実験環境や高価な装置などを見せていただき、みんな興味津々、大学生活のイメージもふくらんだようです。お時間を作ってくださった大学の先生方、学生のみなさん、ありがとうございました!
兵庫県総合文化祭自然科学部門発表会
11月9日(土)~10日(日)、神戸市の青少年科学館にて第48回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会が開催され、科学部Robitics班、天文班、生物班の30名が参加しました。
1日目は、口頭発表。天文班が「撮像からポン・ブルックス彗星の位置を推定する」というテーマで発表しました。
2日目は、ポスター発表。写真左から、Robo班、天文班、生物班です。各班それぞれ日頃の成果を発揮し、個性豊かな発表を行いました。
生物班は、ポスター発表優秀賞と環境・普及活動発表優秀賞を受賞しました。
竹炭つくりに挑戦 科学部生物班
10月26日(土)、科学部生物班が、学校の敷地で広がっている竹を使って竹炭づくりに挑戦しました。
まずかまどを作ります。煙突も立てて本格的です。右の写真の奥に写っているペール缶の中に炭にするための竹をぎっしりと詰めてあります。
竹の詰まったペール缶を火の上に伏せて置き、蒸し焼きにします。煙を見て燃やす時間などを判断する、とネットの情報にはありますが、なかなか火加減がわかりません。
こんなものかなと、出してみましたが・・・生焼けでした。それでも端の方は炭になっているものあったので、その部分だけ集めたものが、右下の写真です。
ついでに入れていた芋は上手く焼けており、みんなで美味しくいただきました。
きれいな炭ができるよう、作戦を立て直しまた挑戦します。
放置竹林問題は、日本の大きな課題です。竹の有効活用法を楽しみながら考えていきたいと思っています。
プログレス探究A「プログラミング&電子工作入門講座」
10月26日(土)午後、1年次生対象SSH特別授業である「プログレス探究A」第5回授業「プログラミング&電子工作入門講座」を行いました。
Arduinoとブレッドボードを使って、電子回路をプログラミングで制御する方法を学びました。「ボタンを押すとLEDが点灯する」という簡単なものから徐々にレベルを上げ、最後は「手をかざすとブザーが鳴る(防犯装置)」という課題に挑戦しました。
【生徒の感想より】
・プログラミングにはとても苦手なイメージがありましたが、今回の授業を受けて少しそのイメージが減りました。実際にやってみて、LEDがついたり、音が鳴ったり、プログラミングした事がちゃんと伝わっているのが嬉しかったです。ピーという音じゃなくて代わりに音楽が鳴るプログラムとかにしてみても面白いなと思いました。情報の授業も頑張りたいです。
・私の中学校の技術の授業では半田付けをして回路を組んだのですが、もしブレッドボードを使用して回路を組むことになると火傷のリスクも下がり安全です。さらに半田ごての数が限られていたので進度がばらばらになってしまっていたのですがクラス内の進度もばらばらにならずに済むのではないのかなと思い、もしかしたらブレッドボードを使用するほうが半田付けよりいいのではないかと今回の活動を通して考えました。プログラミングと聞いて難しく複雑なイメージでついていけるか心配だったのですが今回の活動を通して入力する数字を変えるだけで手をかざすと音が止まるプログラムから手をかざすと音が鳴るように変わったりととても面白かったです!!
宇和島東高校 SSH科学部交流
10月12日(土)午後、愛媛県立宇和島東高校の物理部、化学部、生物部、地学部の27名の生徒が来校し、祥雲館の科学部25名と交流しました。まず、情報2教室に集まり、お互いの学校や活動を紹介しました。
交流は3部構成としました。まず第1部は、宇和島東高校生のポスターセッションです。 SRルームと理数センターに12本のポスターを並べました。始めはどちらも緊張していましたが、徐々に打ち解け積極的なセッションが出来ていました。ミカンなど特産品に関する研究も多く、とても興味深い内容でした。
2部は、本校の活動紹介・体験です。科学部の3つの班がそれぞれこの日のためにプログラムを準備しました。
Robotics班 ロボカップの紹介の後、Arduinoを用いた電子工作を体験してもらいました。Robo班の生徒がサポートし、箱を開けるとブザーが鳴るシステムを作ってみました。
天文班 日頃行っている小惑星の観測について説明しました。また、天体望遠鏡の仕組みの解説も行いました。簡単なようにみえて、とても難しい天体観測の実際をわかってもらえたと思います。
生物班 まずドローンで上空から里山を見ていただきました。その後、実際に里山に入りました。生物教室では、里山のトレールカメラで撮影した動物たちの動画やアップサイクルクレヨンなどを紹介しました。
3部は、共同実習「ホバーシューター作成コンペ~じゃこ天カップ~」です。宇和島東生と祥雲生で3~4人の班を作り、規定の材料を使って、ゴム動力によってプロペラで動くホバークラフトを作成し、360cmのレーン上のターゲットの近い位置に到達させる、という競技です。ああでもない、こうでもないと話し合い、どの班も楽しそうに工作を進めていました。
ユニークなホバークラフトが出来上がっています。どの形がうまく進むでしょうか。
競技は3回行い、その平均で勝敗を決めます。左の写真のテーブルに貼ってある黒シールがターゲットです。2枚目の写真が優勝チームの記録です。(テーブルから落ちたり、進まなかったものは、200cmと記録されます。)練習では、ターゲットに数センチのところまで到達したチームもありましたが、本番ではなかなかうまくいかなかったようです。優勝チームと最も近くまで達したチームには、宇和島東の先生から、宇和島名物「じゃこ天」が贈られました。
このような他県の高校生との交流は初めてのことでしたが、とても充実した半日になりました。宇和島東高校のみなさん、三田まで来てくださりありがとうございました。
最後の写真は、おみやげにいただいたお餅を早速食べているところです。美味しい!!とみんな喜んでいました。
第5回祥雲探究祭 Part 4
3年次 課題研究ポスター発表
第3部 3年次生がポスター発表を行いました。第1部では緊張気味でしたが、いきいきと研究を発表する姿が見られました。
閉会式
関西学院大学の先生方よりご講評をいただきました。
今年度も3年次生は全員発表をしました。他学年との交流もあり、様々な分野の研究を知ることができた研究を楽しむ1日になりました。
第5回祥雲探究祭 Part 3
2年次生 課題研究中間発表
第2部 2年次生は8つの教室に分かれ、中間発表を行いました。2年次生の発表に3年次生と大学教員がアドバイスします。
4枚プレゼンで発表しています。
2年次生の発表を聞いて、3年次生がアドバイスをしています。
大学教員よりアドバイスをいただいています。
これからの研究に活かしていきましょう
Part 4へつづく
第5回祥雲探究祭 Part 2
1年次生 Share our Experiences!!
第2部 1年次生は大講義棟にて、「1年次生の体験発表(ミュージアムツアー、プログレス探究A、オーストラリア研修)」「3年次生発表」「SS探究Ⅰ活動シェア」を行いました。
ミュージアムツアー
プログレス探究A
オーストラリア研修
うまくまとめてわかりやすく発表する工夫をしていて、お互いの体験を共有しました。
積極的に質問の手もあがり、みんな素晴らしかったです。
3年次生発表
先輩の活動報告や探究活動で大切なこと等を教えてくれました。さすが3年生!でも、先輩たちも1年次の時は「みんなの前で発表なんて…。」と言っていましたね。「伝えたい思いが大切!」です。
SS探究Ⅰ
お互いの活動をシェアしました。
Part 3へつづく
第5回祥雲探究祭 Part 1
9月27日(金)
「第5回祥雲探究祭 研究を楽しむ1日~伝えよう、考えよう、語り合おう~」
が開催されました。
3年次課題研究口頭発表
第1部では、3年次生全員が23教室に分かれ、1グループ1回15分の口頭発表を行いました。今まで研究してきたことを聴衆者に伝えます。
Part 2へつづく
祥雲SSHシンポジウム「生物多様性って誰のため?」開催
9月28日(土)、令和6年度第1回祥雲SSHシンポジウム「生物多様性って誰のため?」を開催しました。三田市こうみん未来塾との共催で、地域の小中学生、高校生や大人が集まり、科学について語り合うイベントです。毎年、秋のシンポジウムは「生物多様性」をテーマとし、人と自然のあり方について考えを深めています。
今年で5回目となる生物多様性シンポジウムですが、今回初めて開会前にミニマルシェを開きました。販売したものは・・・
① 1年次生対象のSSH学校設定科目「プログレス探究A」の農業チャレンジチームによる落花生。6月に苗を植え、少しずつ農業について学びながら栽培に挑戦し、当日の朝、収穫したものです。いくらでどのように売るかも自分たちで考えました。袋に注目してください。校内の不用品のリサイクルですが、個性豊かな手書きのパッケージです。
② 科学部生物班は、藍染小物を販売しました。種から育てたタデアイの生葉で染めた布で、アイデアを出し合いポーチ、髪ゴムなど色々な小物を手作りしました。藍色を活かしたクジラ、かわいいですね。その他に生物班では、4月から取り組んでいる「アップサイクルクレヨン」の展示も行いました。描き心地を試してもらい、アンケートに答えた方には、コーヒーかすで作った茶色のクレヨンをプレゼントしました。
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③ ゲストとして有馬高校人と自然科に来ていただきました。きゅうり、にんにく、サツマイモの他に、なんと青パパイヤにバナナまで!!学校の温室で栽培した国産のバナナ、その場で食べましたが絶品でした。人と自然科の底力を感じました。
2時からは、いよいよ大講義棟でシンポジウムです。第1部は、10分ずつの研究・活動発表。1番は、有馬高校人と自然科果樹と緑班の3人による「放置竹林問題に立ち向かえビートルズ!」。竹パウダーのカブトムシ飼育マットに始まり、幼虫の糞の利用も考えるなど、とても興味深い内容でした。2番目は、株式会社コスモス食品による「おいしいをつくる多様な生きものたち」。コスモス食品はフリーズドライの会社ですが、「全活循環」を目指して農業にも関連し、様々な取組みを行っておられます。地域の乳酸菌や酵母菌、糀菌を使った調味料を開発されているというお話が印象的でした。フリーズドライ、奥が深いです。最後は、「三田市皿池湿原公園の生物多様性」。三田市テクノパークのすぐ近くにある皿池湿原には、多くの絶滅危惧種の昆虫や植物が生息していること、人が手を入れることでその自然が守られていることを学びました。こんな近くにそのような場所があることを、会場の多くの人が初めて知ったと思います。
2部は、コンサベーションインターナショナル・ジャパンの浦口あやさんの講演「自然を守ることは人間を守ること」です。世界中で起こっている自然破壊の現状とその原因について、丁寧にわかりやすく語っていただきました。「人間は自然を必要としているけれど、自然は人間を必要としていない」という言葉に感銘を受けた人が多いのではないでしょうか。3部は、人と自然の博物館の研究員の三橋弘宗先生にファシリテーターをお願いし、今回発表してくださった方々と祥雲館科学部班長をパネラーとしてパネルディスカッションを行いました。会場からの質問に答える形で、生態系をどうやって守っていくのがよいのか、人と自然のあり方について考えを深めていきました。プロ探Aの生徒もよい質問をしていましたね。
今回も大変有意義な会となりました。ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。
次回は、12月14日(土)「宇宙への挑戦~月と地球の微妙な関係~」です。夜の観望会もやります。ご期待ください。
祥雲探究祭前日(SS探究Ⅲ)
9月26日(木)祥雲探究祭前日のSS探究Ⅲの様子です。
発表に向けて、準備とこれまで探究してきたことを伝える練習をしました。
明日はいよいよ本番です
研究を楽しむ1日にしましょう
SSH生徒研究発表会
8月7日(水)~8日(木)、神戸国際展示場でSSH生徒研究発表会が開催されました。全国のSSH校代表による課題研究発表会です。
三田祥雲館高校からは、「海水を避ける海の貝~タマキビガイの謎にせまる~」というテーマで、科学部生物班の生徒2名がポスター発表を行いました。また、1,2年次生希望者35名も見学として参加しました。全国から集まる大勢の方々とお話することができ、これからの探究を考える大変良い機会になりました。
全国高校生プレゼン甲子園5
大会終了後、決勝出場チームと主催者や協賛企業の方々が交流する機会が
設けられていました。
全国各地からこのプレゼン甲子園のために集まった高校生が
お互いの取り組みについてさらに詳しく意見を交換していました。
「一緒に何かやりませんか?」「このアイデアすごく面白いです!」
など、もうここから新たなプロジェクトが生まれそうな勢いです。
本校生徒も「自分たちのプレゼンをきっかけに食物アレルギーの視点を
他校の人が持ってくれたことがうれしい」
「三田市から福井県に来て、全国の高校生に出会えた。まるで外国に来たみたい」
と新たな仲間との出会いを楽しんでいました。
明日は「福井の魅力発見ツアー」に参加します。
今日、交流した他校の方々ともさらに仲が深まりそうです。
【決勝大会結果発表】全国高校生プレゼン甲子園4
いよいよ本番を迎えました。
「緊張しすぎて胃がキリキリします…」というメンバーもいる中、
トップバッターの重圧を跳ね飛ばしてプレゼンに臨みました。
質疑応答では「なぜ、この活動がウェルビーイングにつながると思ったのか」
「近畿ブロック予選からブラッシュアップしたアイデアについて」
「アレルギーそのものの知識について」様々な視点からの質問が飛び交う中、
3人で助け合って答えていました。
気になる大会の結果は…
特別賞を受賞することができました!
10チームのうち1チームしか受賞できない文字通り「特別な賞」です。
努力が形になりました。
これからもプロジェクトは続くそうです!
みなさん応援ありがとうございました!
このあとは企業の方々、参加チームの交流会があります。
全国高校生プレゼン甲子園3
決勝大会の配信はこちらから(全国高校生プレゼン甲子園公式サイト)
https://presen.or.jp/presen_koshien4/presen_koshien/
いよいよ決勝大会当日です。
参加メンバーは朝も練習に励んでいました。
本番も楽しんで、熱い思いを伝えます。
全国高校生プレゼン甲子園2
ホテルで打ち合わせをした後、
会場となる「ハピリンホール」にて
リハーサルが行われました。
スライドの映り方や立ち位置、マイクの調整を行います。
他のチームの姿に刺激を受け、積極的に交流する場面も見られました。
会場はあたたかな雰囲気で、マイクで話す人に対して拍手が響いていました。
どのチームも興味深い内容で明日の発表が楽しみです。
夕飯はそれぞれ福井の名物をチョイス。夜も打ち合わせをするそうです。
明日はいよいよ本番です。今大会はライブ配信が行われます。
(URLは明日掲載します。「プレゼン甲子園」公式サイトでも確認できます。)
皆さん応援よろしくお願いします。
全国高校生プレゼン甲子園1
本日から福井県で開催される
「第4回全国高校生プレゼン甲子園」決勝大会。
その様子をお届けします。
特急サンダーバードと北陸新幹線「はくたか」を乗り継ぎ、福井を目指します。
琵琶湖を望む車窓からは鮮やかな空と稲穂のコントラストが見えました。
いよいよ福井駅に到着しました。
駅前では恐竜たちがお出迎えをしてくれます。
本日は夕方から会場でのリハーサルが行われます。
宿泊手続きをすませ、最終確認を頑張っています。
全国高校生プレゼン甲子園0
明日から「プレゼン甲子園」の決勝大会に出発する
探究Ⅲ人文社会C班の3年生が
本日大講義棟にて前日リハを行いました。
スライドの映り具合や立ち位置など
確認する中で更なる改善点が見えてきました。
本番は明後日24日です。明日は福井県の現地会場にて
リハーサルを行います。
さらに工夫を重ねて本番に挑みます。応援よろしくお願いします。
ミュージアムバスツアー
8月6日にミュージアムバスツアーを行いました。
このイベントは
「兵庫の魅力発見」と「専門家に出会う」
という二つの目的をもとに昨年から開催しています。
今回は姫路市立美術館と兵庫県立考古博物館に訪問しました。
まずは姫路市立美術館です。姫路城をバックに、
美しい赤レンガの建物が迎えてくれました。
開館と同時に期間限定展示の「霧の彫刻」を体感ました。
霧なのに彫刻?
噴霧された「霧」によって姿をがらりと変えた美術館。
没入型のアート体験でした。
学芸員さんに「美術館の役割」「作品保護」について
のお話を聞き、彫刻や絵画を鑑賞しました。
「この作品を一つもらえるとしたら?」「この彫刻、どこから風が吹いている?」
自由な鑑賞のコツを教えてもらえました。
お昼を食べて、午後は兵庫県立考古博物館に向かいます。
カンカン照りの中、学芸員さんがお迎えしてくださいました。
考古博物館では「火おこし体験」を行いました。
「小さい子はなかなか難しいけれど高校生はどうかな!?」
ボランティアさんの力を借りて、まずは二人で火をおこします。
「煙が出るだけではダメ!炎を見ないと!」
「もっと強く押すよ~」「点火カウント10.9.8.7・・・」
みんなの声援を受けて、無事全員が火おこしに成功。
全員が協力してきりもみ式(高難易度)の火おこしも体験。
これは着火する確率がかなり低いのですが、参加者全員で何とか点火することができました。
「ガスって便利…」「昔の人はすごい…」身をもって体感しました。
体験の後は学芸員さんによるレクチャーです。
「学芸員の仕事とは?」に始まり
「進路の決め方」「歴史を学ぶ楽しさ」まで様々な視点から専門家のお話を聞くことができました。
館内には体験コーナーが多数あり、兵庫の歴史を実際に展示物を触って楽しみました。
参加した人からは「学芸員の仕事に興味があり、実際に参加してみて良かった!」
「兵庫にこういう場所があるということを初めて知った!」といううれしい意見が
寄せられました。
この後もオプショナルイベントは続きます。皆さん、ぜひ参加してみてください。
プログレス探究A「阪大基礎工学部で最先端科学にふれる」
8月2日(金)午後、第3回プログレス探究Aで阪大基礎工学部を訪問しました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。
「大阪大学基礎工学部で最先端科学にふれる」というテーマで、大学の紹介、実験体験をさせていただきました。
まず、基礎工学部の説明です。工学部の違いが今一つわかっていなかった私(教員)も納得のお話でした。
次に、祥雲館の卒業生である大学院生からお話を聴くことが出来ました。祥雲館1年次生の時の文化祭での写真から始まり、生徒は一気に親近感をもって聞き入っていました。右は最後のまとめのスライドですが、今回参加した25名だけでなく、祥雲生全員に聞いてもらいたい内容でした。こんなにステキな先輩がいることがわかり、とてもうれしかったです。
その後は、先輩や先生方へ質疑応答です。先生方がみな気さくな方々で、何でも聞いていいねと促しくださり、途切れることなく30分も質問が続きました。中には、「入試の面接はどんなところをみるのですか?」というものもあり、その回答を聞けて、参加した生徒はかなり得をしたと思います。
次は、いよいよ実験体験です。実験は、1光ピンセット、2有機EL、3極低温 の3つに分かれました。
1光ピンセットの実験の様子です。実際にレーザー光の力で3㎛の粒子を捕まえることができ、まさに「最先端科学に触れ」ました。
【生徒の感想】
・初め基礎工学部で授業をすると聞いて正直自分には何にもわからないのではないかと、不安に思っていたけど先生方がわかりやすく教えてくれたおかげで、難しいことでもしっかり理解することができました。私はまだ進路があんまり決まっていないけど、今回のことを生かしたりして自分の進路を決めて行きたいなと思いました。自分にとってとてもいい経験になりました。
・大学でも基礎の中学の時の勉強の内容も関係していて自分が以前から持っている知識を利用して、新しいことを理解していくことがワクワクしたし、何より楽しかったです。今まで文系にするか理系にするか悩んでいたのですが、この経験を通して、実験や、新しいことを発見することが好きなことが分かったので、理系に進みたいと感じました。
・祥雲館を卒業した先輩の実際の話を聞いて、自分の高校卒業後の進路について少し現実的に考えられるようになった。
今年も「さんだサイエンスフェスティバル」に出展いたしました。(SSH)
7月27日(土)まちづくり協働センター(キッピーモール6F)にて「さんだサイエンスフェスティバル」が開催されました。
今年は三田市内から29団体が参加、本校からは科学部(天文班・生物班・Robotics班)の3団体が出展いたしました。
まずはRobotics班【ロボカップジュニアサッカーロボットの研究&模擬戦】
今年12年目となる「自律制御型ロボット」の研究の成果及び、小学生に体験していただくために、リモート型ロボットを出展しました。
皆さんが操縦する「リモートロボット」も第3世代となりました。
自律制御ロボットに勝てましたか?
天文班【宇宙まで届け! かさ袋ロケット】
宇宙を観察することがメインの私たちですが、今日はその「宇宙に届くようなロケットの開発?」を小学生の皆さんとチャレンジしました。
「真っすぐ安定した飛行をする」ためにはロケットの重心をどこに持っていけばよいでしょうか?
あなたの記録は何mでしたか?
生物班【藍のたたき染めに挑戦!!】
藍染めといえば、藍の葉を発酵させて 濃い紺色に染色する「建て染め」が有名ですが、生の葉っぱでも、きれいな青色に染まります。今回は、簡単にできる「生葉染め」に挑戦します。
プランターで育成した「タデアイ」の葉を摘み取って、木槌で葉っぱをトントンたたきます。
どんな染ものができましたか?
13:30~「ロボカップジュニアサッカーの魅力」をステージで発表
ロボットは自分でボールを探し相手ゴールにシュートを打ちます。どんなプログラムで動くのか?
競技ロボットはどのように考えているのか「アルゴリズム」伝えます。
本校のチーム【team.shoun】は「RoboCupJunior Japan Open 2024名古屋」第2位を受賞し、
「RoboCup 2024 Eindhoven(オランダ世界大会 7/24~28)」に出場、ベスト16入りをしました。
中学生の皆さん、「SSH&科学部」は8/1「祥雲館オープンハイスクール」で、管理棟1Fホールにて展示紹介をします。是非見に来てくださいね。お待ちしています。
プログレス探究A 農業チャレンジ第2回
7月24日(水)15時~、6月にスタートした今年度の新企画プログレス探究A「農業チャレンジ~栽培した作物を販売しよう~」第2回を1年次生13名が参加して実施しました。暑い夏の午後、みんな麦わら帽子が似合っています。
今回も堂阪農園の堂阪先生のご指導のもと、農作業に取組みました。
先月植えた落花生の苗は元気に育っていますが、雑草まみれです。まずは、草抜き。その後、肥料をやって土寄せしました。 暑い中の重労働で、農業の大変さが身に沁みました。それでも、みんな元気に作業を楽しんでいて頼もしかったです。
栽培している落花生は9月28日(土)の祥雲SSHシンポジウム ミニマルシェで販売します。それまで、水やり、草引き、しっかり頑張りましょう。
落花生の作業が終わった後、3人が残って「園芸入門」でやり残していたサツマイモの苗植えの作業をしてくれました。耕運機の使い方を教えていただき、畝を耕しました。初めての耕運機に振りまわされ、悪戦苦闘しましたが、最後までやり遂げました。へとへとになりましたが、良い体験ができました。耕した畝には、サツマイモを植えました。秋には、おいしい焼き芋を食べられますように。
SSH ロボカップ2024 オランダ 10
今朝は7時に朝食をとり、9時前にアイントホーヘン中央駅に移動しました。11時前にスキポール空港に到着し、チェックインおよび出国審査を終え、14時の搭乗開始を待っています。予定通りいけば、日本時間の10時20分に到着予定です。
この10日間オランダでたくさんの貴重な経験ができました。今後は世界大会で新たに見つかった課題に取り組み、さらにパワーアップしていきたいと思います。
私たちを支えて下さった多くの方々に感謝を申し上げ、「SSH ロボカップ2024 オランダ」シリーズを終了します。
ありがとうございました!
SSH ロボカップ2024 オランダ 9
今日は「テクニカルチャレンジ」2日目でした。ジュニアサッカーとジュニアサッカーライトウェイトの競技の枠組みを超えた試合にも挑戦し、特別で充実した時間を過ごすことができました。
その後、閉会のセレモニーが行われ、この1週間の健闘を讃え合いました。また、大会終了後には日本チームで記念写真を撮りました。
ホテル帰着後、最後の市内観光に出かけ、一緒に夕食をとりました。21時過ぎにはホテルに戻り、明日のフライトに向けて荷物の整理をしました。
明日は9時過ぎの特急電車に乗って、スキポール空港に向かいます。現地時間14:40発の飛行機に搭乗予定です。
SSH ロボカップ2024 オランダ 8
本日は他チームと協力して試合を行う、「スーパーチーム」がありました。結果は2試合とも敗れてしまいましたが、海外のチームと一緒に試合する貴重な機会となりました。
その後、「テクニカルチャレンジ」という課題挑戦型のイベントが行われ、チーム祥雲は4つ中2つのチャレンジに臨みました。課題に合わせて機体を調整することに苦労しながらも、最後まで他国のチームと一緒に取り組んでいました。明日は残り2つが実施される予定です。
本日は気温が30度近くまで上がり、会場内も熱気で大変暑い中、生徒たちは最後の競技までやり遂げました。
現地時間20時過ぎにホテルに無事帰着しました。今夜も機体の調整を行った後、就寝します。
SSH ロボカップ2024 オランダ 7
本日は昨日に引き続き残り4試合が行われました。
5試合目 VS カナダ
前半より終始相手チームのペースで試合が進み、6対19で敗れました。
6試合目 VS シンガポール
前半は接戦で互角の試合展開でしたが、後半は相手チームの力が勝り、8対14で敗れました。
7試合目 VS オーストラリア
前半は接戦で同点で後半戦に突入しました。後半は相手チームのミスにも助けられ、12対9で見事に勝利しました。
8試合目 VS イタリア
前半より相手の正確なロングシュートに苦しみ、最後までうまく対応できず、8対15で敗れました。
最終結果は、4勝4敗で25チーム中16位でした。世界大会という慣れない環境の中で、思うように行かないことが多く、苦労しましたが、上位チームと試合を重ねる中で多くの刺激をもらい、チームの課題を再認識することができました。
明日は他チームと協力して(3〜4チームで1組)試合を行う「スーパーチーム」が行われます。
土日で交通の便が悪いようですが、明日も早朝より頑張ってきます。
プログレス探究B PCSHSチェンライ校オンライン交流
2年次生対象のSSH学校設定科目「プログレス探究B」では、タイ王国のプリンセスチュラボーンサイエンスハイスクールチェンライ校(PCSHSCH)とオンラインで共同研究を行います。
7月18日(木)、今年度の受講者6名が第1回目の交流を行いました。
お互いの学校の生徒がそれぞれ2名ずつ3班に分かれてチームを作ります。今回は、自己紹介と研究テーマについて相談しました。
英語の得意・不得意に関わらず、何とか相手の言っていることを理解し、こちらの意見を伝えようと、みんな頑張り、活発なコミュニケーションがとれていました。
この取組みは、おおよそ1か月に1回のペースで約半年間続けます。どんな研究になっていくのか楽しみです。
SSH ロボカップ2024 オランダ 7
本日より大会がスタートしました。本大会はスイス式トーナメントにより順位を決定していきます。本日は全8試合のうち4試合が行われました。
1試合目 VS ドイツチーム
相手の勢いと慣れない会場への調整不足が響き、3対16で敗れました。
2試合目 参加チームが奇数のため、不戦勝扱いとなりました。
3試合目 VS スロバキアチーム
1試合目の課題を見事に克服し、前半こそ接戦でしたが、後半はチーム祥雲のリズムで得点を重ね、15対8で勝利しました。
4試合目 VS 香港チーム
相手チームの機体が本調子ではなく、一方的な展開となりました。結果28対1で勝利しました。
初日は機体の調整にかなり苦労しましたが、3勝1敗とまずまずのスタートを切ることができました。
試合後にはジュニアパーティが開催され、参加チーム同志で交流を深めました。現地時間21時にホテルに無事に帰着しました。
今夜も明日に向けて機体のメンテナンスを行い、就寝します。明日も楽しんできます!
全国高校プレゼン甲子園_神戸新聞取材
本日、神戸新聞様による
8月に行われる「第4回全国高校プレゼン甲子園」決勝大会出場
についての取材がありました。
チームのメンバーそれぞれ自分の言葉で大会に対する思いを語っていました。
新聞に掲載されるのが楽しみですね。
プログレス探究A 地理情報システム入門
7月16日(火)午後、第2回プログレス探究Aで「地理情報システム入門」を行いました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。
講師として、人と自然の博物館から三橋弘宗先生をお招きし、地理情報の意義から、オープンソースのフリーソフトであるQGISの基本的な使い方までを学びました。
世の中の情報の70~80%には地理情報が含まれていること、したがって、地理情報を解析することはあらゆる分野で有効であることを知り、驚きました。3時間という短い時間に講義、実習が詰め込まれ、みんなへとへとになっていましたが、情報分析の技術の一端を習得することで、視野がぐっと広がる授業となりました。
【生徒の感想より】
今まで1つの情報、例は飲食店の多さ、など1つの情報のことしか考えることができなかったけれど、このQGISというものを使えば、飲食店が多いところはどういう土地との関わりがあるのかなどを知ることができた。そして、このソフトを使えばさらに3つ、4つの情報を合せて見ることができて、すごいなと感じた。
地理情報システムは、思っているよりもとても身近で、今の生活や、安全のために必要不可欠なものだと思った。中高生の間に学んでおくことが将来にとても役立つのでもっと学びたいと思いました。
これからAIが大きな役割を担っていくであろう社会の中で、AIに全部任せるのではなくて、どんな情報を組み合わせてどんな資料を作るのか、どう活用できるのかは人間が考えて、そのバラバラの情報を組み合わせてまとめ、活用できるデータ資料とするのはコンピューターに任せるという形が理想だと考えた。また、うまくデータを持ってこれなくて質問ばかりになっていまった部分もあったから悔しかったけど、この技術を活用できるようになればあらゆる分野で必ず大きな力になると感じた。だからこそ信用できる情報の提供と入手、情報モラルが重要だと思う。
SSH ロボカップ2024 オランダ 6
現地時間9時過ぎよりセットアップを開始し、途中オープニングセレモニーを経て18時30分ごろまで機体の調整を行いました。会場の照明に対するビジョンシステムの調整や、サーフェスの違いに苦労しながら何とかセットアップを終えました。19時にホテルに帰着し、機体の最終調整を行いながら、今晩は明日に向けて身体を休めます。
SSH ロボカップ2024 オランダ 5
今朝は7時よりホテル13階のレストランでビュッフェ形式の朝食をいただきました。9時に大会会場入りし、受付を済ませました。現在は、明日の本番に向けてセットアップを行っています。この後現地時間15時より開会式が行われる予定です。
SSH ロボカップ2024 オランダ 4
現地時間14:30ごろに本大会の開催地であるアイントホーフェンに到着しました。その後、最寄りのホテルにチェックインし、会場の下見に向かいました。会場まではバスで10分ほどの距離でした。ホテル周辺には多くのレストランやお店があり、周辺を散策して本日の活動を終えました。明日からは会場内でのセットアップを行います。
SSH ロボカップ2024 オランダ 3
アムステルダム中心地に到着し、午前中は散策をしました。アムステルダムの街並みや運河の美しさを堪能しました。午後からは、大会会場のあるアイントホーフェンに電車で移動します。
SSH ロボカップ2024 オランダ 2
およそ14時間のフライトを経て昨夜日本時間深夜2時過ぎに無事にアムステルダムに到着しました。ホテルにチェックインしたのは日本時間5時ごろでした。今朝は現地時間6時30分より朝食をとり、8時過ぎにホテルをチェックアウトして、アムステルダム中心地に移動します。空港には同じくロボカップに出場する関係者が多く見られました。今日から大会に向けて準備を整えていきます。
皿池湿原観察会 科学部生物班
7月13日(土)、三田市里山保全課のご協力により、科学部生物班6名が皿池湿原の視察を行いました。皿池湿原は、県下有数の生物多様性を誇る貴重な湿原で、兵庫県天然記念物にも指定されています。普段は、立ち入り禁止の区域に入れていただき、ハッチョウトンボやヒメタイコウチ、ヒナノシャクジョウなど、貴重な動植物を沢山観察することが出来ました。また、里山は人の手で管理することで生物多様性が維持されていることを知り、環境の保全の在り方について考える貴重な機会となりました。
9月28日(土)に本校で開催する祥雲SSHシンポジウムにおいて、「皿池湿原の生物多様性」を紹介します。ぜひ、ご参加ください。
SSH ロボカップ2024 オランダ 1
昨日7/14 18:30発成田空港行きの便で、成田にひとまず移動し、21時30分にホテルに到着しました。今朝は6:30より朝食をとり、現在成田空港第一ターミナルにてチェックインカウンターのオープンを待っています。科学部robotics班の3人は元気で、のんびり過ごしています。12時35分発のアムステルダム行きに搭乗予定です。
2年次探究アワー
7月12日(金)2、3時間目は2年次の探究アワーでした。
夏休みや探究祭に向けて、研究計画などを話し合い、これからの探究について進めていきました。
決勝大会出場へ!「第4回プレゼン甲子園近畿ブロック大会」
SS探究Ⅲ 人文社会C「食物アレルギーってなあに?~みんなに伝えるホントの情報~」
の探究チームが「第4回全国高校生プレゼン甲子園」の近畿ブロック予選を勝ち抜き、
8月24日に福井で行われる決勝大会に駒を進めました。
全国高校生プレゼン甲子園は、テーマについて深く考察し、自分の考えや念(おも)いを
「伝える」ことで、論理的思考力、表現力、創造力等を養うとともに、
互いの発表を通して、総合的なプレゼンテーション能力の向上を図ることを目的とする大会です。
第1次予選大会は全国から755チームが参加し、
“Well-beingな社会をつくるために今私たちができること“
をテーマにそれぞれが学校の内外で考えたり、実際に実践したアイデアを
動画で発表しました。
今回行われた第2次ブロック予選はその中から選ばれた21組が決勝を目指して
zoomでの質疑応答を行いました。
結果が出た後、出場した生徒たちは
「取り組みの積み上げが評価されてうれしい」
3人でこれまでやってきた頑張りを称え合いました。
プログレス探究A 農業チャレンジ
三田祥雲館のSSH事業では、本校独自のSTEAM教育=祥雲STREAMプログラムを開発しています。その中で、祥雲館の特色と魅力を活かし、STEAMの「A」を「Agricultre(農業)」、「E」を「Environment」と位置付けています。そこで、1年次生対象の希望者選択科目「プログレス探究A」では、この2年間、放課後農業体験実習行っていました。今年度は、その内容を発展させ、農業の専門家からアドバイスを受けながら栽培・販売までを体験し、これからの農業経営について考えるプログラムを開発します。名付けて「農業チャレンジ」!。
6月19日(水)の放課後、第1回目を行いました。プロ探Aの中でも希望者を対象としましたが、半数以上の19名が集まりました。
9月28日(土)に開催する祥雲SSHシンポジウムで販売できる作物を作ることを目標に、落花生栽培します。「畑仕事は初めて」という生徒が半分以上で、農業の先生に方法を教えていただきながら、1人1株の苗を丁寧に植え付けていきました。
苗を植えた後、倉庫の前で車座になり、農業経営についてのお話を聴きました。「大量生産大量消費の考えから安いものを大量に売ること」、「ブランド化をはかり高くても品質や売り方にこだわること」、どちらが正しいというわけではなく、最適解を考え選択することが大切だということを学びました。「つくる責任、つかう責任」について真剣に考える良い機会となりました。また、先生の農場で開発中のクラフトコーラの試飲をさせていただく、というお楽しみもありました。香ばしく爽やかな甘酸っぱさがとても美味しく、高校生からも好評でした。
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これから、みんなで交代で世話をしながら落花生を育て、収穫出来たら販売方法まで考えていきます。ちゃんと売れる作物ができるか、これを読んでくださっている皆さまも9月28日のミニマルシェを楽しみにしていていください。
オランダ世界大会に向けて 科学部Robotics班
リツモリカップ(立命館守山高校主催)に参加しました。
4月に行われた「ロボカップジュニアジャパン2024名古屋」Soccer OPEN第1位~第3位、Soccer Lightweight第1位、第2位チームが参加。交流会が行われました。
オランダ世界大会に向けての最終調整ができる貴重な交流会です。
新開発のドリブラー機のデビュー戦です。
第1位Crescent(Re) vs 第2位team.祥雲 A Edition ですが、ドリブラー機は電源まわりの故障のため急遽2台のキッカー機で戦います。
第1位Crescent(Re) やはり強いです。7-1で負けます。
パドック(調整ブース)では、試合画像がライブ中継されています。
科学部Robotics班からは、2年次2チーム、1年次2チームが参加、部内戦のような時間もありました。
試合後、各チームによるテクニカルプレゼンを行いました。今年4月から始めた1年次生にとっては先輩ロボカッパーの話を聞き質問できる貴重な体験ができました。
RoboCup 2024 Eindhoven(オランダ世界大会)
17 – 21 July Genneper Parken Eindhoven
7/14よりオランダに向けて出国します。がんばります!
科学部の祥雲祭
祥雲館の科学部は、天文班、生物班、Robotics班の3つのグループに分かれて活動しています。祥雲祭でも、それぞれが日頃の活動を活かした展示を行い、理数棟2階を盛り上げました。
天文班 「プラネタリウム~宇宙の旅路~」 天体観測で撮影した写真のポストカードなどの販売とプラネタリウムです。プラネタリウムは大人気で行列ができていました。教室で寝転んでみる星空は、ここでしか体験できません。
生物班 「藍染に挑戦」 4月から畑で栽培しているタデアイの葉を使った「たたき染め」体験、学校周辺のオオキンケイギクを駆除して作ったアップサイクルクレヨンの紹介、生飼育している魚や昆虫などの展示、と盛りだくさんの内容でした。
Robotics班 「世界一のプログラマーでなければ世界一のロボカッパーにはなれない」 自律制御型のサッカーロボの実演を行いました。Robo班は、この競技で全国大会2位!の成績を誇り、7月には、オランダで開催される世界大会に出場することが決まっています。祥雲祭には、OBが応援に来てくれました。