カテゴリ:スーパーサイエンスハイスクール
高大連携課題研究合同発表会at京都大学
11月3日(木)、「令和4年度高大連携課題研究合同発表会at京都大学」が開催されました。兵庫県教育委員会の主催で、兵庫県内の京都大学との連携校が集まって、課題研究を発表する会です。
SS探究Ⅱ生物講座の2年次生2名が参加しました。発表テーマは、「日光によるセイタカアワダチソウの色の変化」です。
京大の先生方や学生さんをはじめ、他校の高校生と交流することができ、貴重な体験となりました。
プログレス探究A「里山学習」
10月10日(月)、1年次生対象SSH特別科目「プログレス探究A」で「里山学習」を行いました。ご指導いただいたのは県立人と自然の博物館の橋本佳延先生です。
午前中は、博物館で、「里山の基礎を学ぶ」講義です。「里山」とは何なのか、その特徴や生物多様性に関わる意義について学びました。さらに、午後の実習に向けて安全講習を受けました。森に入る心得として、スズメバチと出会ったらどうするかなど、今日の実習に限らず、これからずっと役に立つ知識を得ることが出来ました。
午後は、「ぶいぶいの森」に移動して、里山管理の実習です。橋本先生の他、地域活動団体「ぶいぶいの森クラブ」の皆さんにお手伝いいただきました。
ヘルメットをかぶり、腰には剪定ばさみとのこぎりを下げて、いざ出発です。
ぶいぶいの森に到着。
森では、「ぶいぶいの森クラブ」のみなさんのご指導のもと、常緑樹の伐採を行いました。初めてのこぎりを使う生徒も多く、最初は緊張し苦戦していましたが、だんだん慣れて作業を楽しんでいました。
博物館に戻り、振返り。たった2時間半の作業でしたが、疲れ切った様子です。里山管理の大変さを身をもって知りました。これをきっかけに、自然環境を守るとはどういうことが考えるようになってくれればうれしいです。
参加した生徒の感想です。
「私は小さい頃よくひとはくや有馬富士に行っていて、自然に触れ合うことが好きだったけれど、久しぶりに体験しながら学ぶことで楽しみながら学習することができた。今回里山学習をして、実際に体験し味わうことが大切だと思った。言葉だけで説明されるよりも、体験しながら身近なものについて学べて面白かった。里山の放置問題が起きている今、積極的にボランティアに参加したり、知っていくことが大切だと感じた。いろんな問題があり一つ一つ見ることは大変だけれど機会があったり、不思議に思ったことがあれば積極的に問題に対して向き合おうと思った。」
第3回祥雲探究祭 Part4
3年次生課題研究ポスター発表
第3部 3年次生がポスター発表を行いました。第1部では、緊張気味でしたが、生き生きと研究を発表する姿が見られました。
閉会式
九州工業大学、関西学院大学の先生方よりご講評をいただきました。
今年度も3年次生は全員発表をしました。他学年との交流もあり、様々な分野の研究を知ることができた研究を楽しむ1日になりました
祥雲SSHシンポジウム「生物多様性とアリ」
9月24日(土)、祥雲SSHシンポジウム「生物多様性とアリ」を開催しました。他校生や地域の方、三田市こうみん未来塾と連携して三田市内の小中学生にも公開し,「生物多様性についてみんなで考える」ことを目的としたイベントです。
開会行事では、学校長のあいさつの後、参加団体の代表者の自己紹介を行いました。姫路西高校、六甲アイランド高校、神戸高校、宝塚北高校、ゆりのき台中学校、こうみん未来塾代表の小学生、けやき台中央公園で活動するボランティア団体「ごもくやさん」、本校からは「プログレス探究A」を受講している1年次生の代表が、このシンポジウムに参加した理由や生物多様性について思っていることを話してくれました。司会は、本校科学部生物班の班長です。
第1部は、関西学院大学生命環境学部の大学院生小菅さんから北條賢研究室で行っている「アリの研究」についてお話していただきました。
第2部は、兵庫県立大学の橋本佳明先生による講演「生物多様性とアリ~生態系を育み、そして破壊するもの~」です。地球上の全アリ類を集めると、全人類の重さと同じになると考えられているアリが、どのように生態系に影響を与えているのか、ヒアリやアルゼンチンアリなど侵略的外来アリがなぜ問題なのか等、わかりやすくお話いただきました。
第3部は、小菅さん、橋本先生をパネラーとし、パネルディスカッション「生物多様性についてみんなで考えよう」を行いました。ファシリテーターは、人と自然の博物館主任研究員の三橋弘宗先生です。途切れることなく質問が出て、1時間があっという間に終わりました。
橋本先生や小菅さんからは、生態系やアリについてだけでなく、研究の面白さや、日々の学習の重要性も教えていただきました。参加した、小・中・高生から「今まで知らなかったことに気づかされた」「生態系について考えが変わった」などの感想が多数あり、大変有意義なシンポジウムになりました。
「アリに興味は無かったけれど、これまでで一番面白い講演だった」という感想もたくさんありました。参加してみなければわからないことはたくさんあると思います。これからも、このようなイベントは続けていくので、みなさん、積極的に参加しましょう。
第3回祥雲探究祭 Part3
2年次生課題研究中間発表
第2部 2年次生は8つの教室に分かれ、中間発表を行いました。2年次生の発表に3年次生と大学教員がアドバイスします。
4枚プレゼンで、中間発表をしています。
2年次生の発表を聞いて、3年次生がアドバイスしています。
大学教員よりアドバイスをいただいてます。
これからの探究に活かしていきましょう
Part 4へつづく
第3回祥雲探究祭 Part2
1年次生 Share our Experiences!!
第2部 1年次生は大講義棟にて、「1年次生の体験発表」「先輩(3年次生)の体験発表」「クラス代表者によるビブリオバトル」を行いました。
サイエンスツアーin東京
プログレス探究A
Global Engagement
環境・未来リーダー育成プロジェクト(3年次生)
ビブリオバトル
本の魅力を熱く語っていました!前を向いてしっかり発表できていたし、積極的に質問の手があがり、みんな素晴らしかったです!
Part3へつづく
第3回祥雲探究祭 Part1
9月29日(木)
「第3回祥雲探究祭 研究を楽しむ1日~伝えよう、考えよう、語り合おう~」が開催されました
マスク着用、換気、各教室に入る人数を制限する等、コロナ対策を行い、実施しました。
3年次生課題研究口頭発表
第1部では、3年次生全員が22教室に分かれ、1グループ1回15分の口頭発表を行いました。今まで研究してきたことを聴衆者に伝えます。
Part 2へつづく
サイエンスイングリッシュ9/22(20回生)
We learned about waves this month in Science English class! Not only can we see waves move, but if they move back and forth between two points quickly, then they look like they are not moving. These waves are called standing waves. In this experiment, we watched waves move along string.
We could change the shape and number of standing waves by changing the weight attached to the string. Changing the weight also changes the frequency, and we used math to check our results.
Thank you students! I was so happy to see that you were interested in physics, and I was glad that many of you asked me questions. Let’s enjoy science together!
-Thalia
Good job following along! J You caught on fairly quickly, and I had fun teaching you all. If you had any questions or anything you wanted to know more about (English or physics), you can always ask me!
-Brandon
祥雲探究祭1週間前(SS探究Ⅲ)
9月22日(木)3、4時間目、SS探究Ⅲの様子です。
祥雲探究祭の1週間前になりました。
発表に向けて、これまで探究してきたことを伝える練習を行いました。
9月29日(木)はいよいよ本番です
研究を楽しむ1日にしましょう
講座内発表会(SS探究Ⅲ)
9月15日(木)3,4時間目
「SS探究Ⅲ」で講座内発表会がありました。
2年次から今まで各グループで探究してきたことを講座内で発表しました。
より分かりやすく伝えるにはどうすればよいか、みんな工夫していました。
2週間後(9月29日(木))は祥雲探究祭です。
伝えよう考えよう
語り合おう
とうきょう総文2022 科学部天文班
8月2日(火)~4日(木)、科学部天文班の3名が第46回全国高等学校総合文化祭東京大会に参加しました。
開会式と研究発表の会場は、東京富士大学です。各都道府県の代表校が集まり、口頭発表とポスター発表が行われました。本校天文班は、昨年度の県大会で最優秀賞を受賞した研究「視差による月までの距離の測定法の検証」をこの半年間でブラッシュアップし、ポスター発表を行いました。
上の2枚の写真は、審査の様子です。堂々と発表し、審査員の質問にも的確に答えていました。
審査以外でも、たくさんの他校生や教員と話すことができ、多くのアドバイスをいただきました。他校の発表も大変レベルが高く、とても勉強になりました。久しぶりのリアルのポスターセッションでしたが、やはり直接話をするという体験は、何ものにも代え難いと実感しました。
3日目の生徒交流会と閉会式は、文京学院大学で行われました。来年度の全国総文祭は鹿児島です。東京と鹿児島のゆるキャラが並び、「かわいい!!」と歓声が上がっていました。鹿児島大会、出場できるといいですね。11月の県総文に向けて、頑張りましょう!!
おまけの写真です。泊まったホテルに近かったので、空き時間に国立科学博物館に行きました。ダイナミックな展示に感動し、ミュージアムショップでいろいろお土産を買いました。
様々なサイエンスに触れることができ、大変有意義な3日間でした。
「第10回さんだサイエンスフェスティバル」出展しました!(科学部)
8月6日(土)まちづくり協働センター(キッピーモール6F)にて「第10回さんだサイエンスフェスティバル」が開催されました。
コロナ禍により3年ぶりの開催となったフェスティバル。本校からは科学部(天文班・生物班・Robotics班)の3団体が出展いたしました。
まずは天文班【宇宙まで届け! かさ袋ロケット】
宇宙を観察することがメインの私たちですが、今日はその「宇宙に届くようなロケットの開発?」を小学生の皆さんとチャレンジしました。
また、8月2日~4日に行われた「全国高等学校総合文化祭 東京大会」出展作品も展示しました。
あなたの記録は何mでしたか?
生物班【プラナリアのかんさつ】
「切っても切ってもプラナリア」で有名な驚くべき再生能力をもつ小さな生物。
驚くほどの再生能力。見ていただけましたか?
そして、Robotics班
【ロボカップジュニアサッカーロボットの研究&模擬戦】
今年11年目となる自律制御型ロボットの研究の成果及び、小学生に体験していただくために、リモート型ロボットを出展しました。
多くの小学生の皆さん見に来ていただいてありがとうございます。
この後も、三田祥雲館では、星空教室・プログラミング教室・祥雲シンポジウムなどのこうみん未来塾のお手伝いをします。是非参加してくださいね。お待ちしています。
Science English
The 2nd grade students made slime for an experiment! ALTs showed how to make it without saying any details. Students had a chance in their groups to make four slimes by changing the quantities of ingredients for each. One group made four perfect slimes, and another failed to make any. They presented their best slimes made from the best recipes at the end of class. It was a good time to enjoy science in English!
「データサイエンス入門」発表会(SS探究Ⅰ)
6月29日(水)4時間目
SS探究Ⅰ「データサイエンス入門」の班内発表がありました。
課題を定め、各自のタブレットを利用して、その課題を解決するための統計データを探し、グラフを完成させ、グラフからわかることを考察したものを発表しました。
関西学院大学研究室訪問(SS探究Ⅱ理系)
6月28日(火)3,4時間目
「SS探究Ⅱ」受講の理系生徒が4グループに分かれて、関西学院大学の理学部、生命環境学部、工学部、建築学部のうち2つの学部を訪問し、見学をさせていただきました。研究内容の説明を受けたり、高校にはない整った実験環境や高価な装置などを見せていただき、みんな興味津々。大学生活のイメージもふくらんだようです。
研究計画発表会(SS探究Ⅱ理系)
6月14日(火)3,4時間目
「SS探究Ⅱ」の理系講座で研究計画発表会がありました。
各班発表後の質疑応答では、わかりにくいところを質問したり、こういうやり方を取り入れてはどうかという提案があったり、発表者も聞き手もお互いに実りのある発表会でした。
SS探究Ⅱ(化学講座・滴定実験)
5月20日(金)2年次「SS探究Ⅱ」の化学講座に、
関西学院大学生命環境学部谷水雅治教授、伊藤茜助教授、学生4名をお招きして、
水のアルカリ度の滴定実験を行いました。
最後に、自分たちの探究を進めていくことについて、いろいろ質問してアドバイスをいただきました。
SS探究Ⅰ「なぜを深めるプロジェクト」発表会
5月18日(水)
SS探究Ⅰ「なぜを深めるプロジェクト」のクラス内発表会がありました。
まずは、各班の中で発表です。
各班の中からそれぞれ代表者を決めて、前へでて発表します。
質疑応答も行われ、クラス全体でなぜを深めました
SS探究Ⅲ 論文執筆
現在「SS探究Ⅲ」では、論文を執筆しています。
今までの研究成果を、4000字以上の論文にわかりやすく詳しくまとめるのは、これまでに制作したポスターとはまた違う難しさがあります。
6月には提出締切日が設定されています。
どのような論文が出来上がるか楽しみです
Science English
毎週1時間、2年次理系を対象にScience Englishが開講されています。
4月~7月においては、English DNA Extractionをテーマにし、英語活動をしています。
4月19日(火)20日(水)には、英語を使いながらバナナとブロッコリーのDNAの検出を行いました。
今後は実験を元にレポートをまとめ、英語でのプレゼンテーションをする予定です。
祝 全国大会第2位【team.祥雲】科学部Robotics班
4月23日24日の2日間、京都府「けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK)」にて「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2022けいはんな」が開催されました。
阪神ブロック第1位【S Edition】第2位【A Edition】の2チームが「WorldLeagueサッカーOpen」に出場しました。
全国各ブロックから勝ち抜いた12チームにより、8ラウンドのスイス式トーナメント方式による競技を行い、7月に行われるバンコク(タイ)で開催される世界大会の出場権を競います。
前日は午後3時より、使用バッテリー及び車検が行われました。車検では、規格通りにロボットが製作されているか、安全性は確保されているかなど自作ロボットの点検が行われます。合格できないと試合コートでの調整ができません。実は、競技を行うより緊張します。
電池及びロボット車検に合格した【team.祥雲】2チームでしたが、残り時間はほとんどなく、各試合コートでの方位測定のみ行いました。明日、朝から調整を行い、実力が発揮できるように頑張ります!
いよいよ2日間の大会がスタートしました。
本日より、学級閉鎖のため自宅待機となっていた【S Edition】プログラマー2名も合流しました。修学旅行を合わせ大会前2週間全くロボットの調整ができずに試合に臨みます。
8:30 パドック(整備場)に入場し、簡易車検を受け調整・練習に入ります。
事前にプログラムを組んでいますが以下の要素を確認しなければ思うように動きません。
【方位確認】会場の柱、電力線等により、同一フィールド上でも異なる。
【ビジョンシステム】カメラでボール・ゴールを認識するため、その場での調整が必要。
【フィールド】白線ペイントの濃淡、カーペットの深さ等、ロボットの制御に影響する。
ロボット輸送に伴う不具合、バッテリーの充電量等、現地で確認しなければなりません。
10:00 キャプテンミーティング
フィールドの仕様・ロボットの構造等、競技規定が大幅に変更したのち3年ぶりとなる全国大会。
念入りに審判団によるミーティングが行われました。
11:00 競技スタート 23日:4ラウンド 24日:4ラウンドが行われました。
スイス式トーナメントは最初のラウンドは抽選で対戦相手を決定しますが、第2ラウンド以降は、【勝点】-【得失点】などを参考にランキングの近いチーム同士を対戦させます。ラウンドを重ねて行くことにより正確なランキングを定めることが出来ます。
同時に【レスキュー】部門【オンステージ】部門の競技も行われました。
試合結果 ロボカップジュニア公式HP
第2位【team.祥雲 A Edition】6勝1敗1引き分け 勝ち点13
第3位【team.祥雲 S Edition】6勝2敗 勝ち点12
また、チームポスター審査の結果、 優秀プレゼンテーション賞を【team.祥雲 S Edition】が受賞しました。
3月開催予定であった名古屋大会が中止となり目標を失いかけていました。
「3年連続オンサイトでの大会をなくすわけにはいかない。」と事務局が奔走していただき、大会に参加できたことに感謝いたします。世界大会(ロボカップジュニア国際委員会)はコロナ禍のため難しいようですが、今後も全国第2位に恥じないようにがんばります。
大会役員、ロボカップOBOG、ボランティアの皆様、3日間本当にありがとうございました。