子どもみらい類型

2013年5月の記事一覧

教育入門Ⅱ

 5月29日(水)、「安全教育とボランティア」のテーマで特別講義を行いました。講師は県立舞子高等学校環境防災科長 諏訪清二教諭です。
 諏訪先生は新聞はもちろんテレビやラジオにも数多く出演されるなど防災教育の専門家で、豊富な経験と高い見識に裏打ちされた言葉は生徒達の心に強く響きました。
特に、「がんばろう」という言葉は「がんばらなくてもいい人たち」が「がんばっても先の見えない人たち」に向けて言う言葉という面がある、というお話しからは多くのことを考えさせられました。
 

教育入門Ⅰ

 5/28(火) 3・4限 「救急救命」というテーマで、三田市消防署・救急係の田中氏、石原氏、吉岡氏に実習指導をしていただきました。
 初めに全体講義で、心肺蘇生法とAEDの手順を実践とボードでわかりやすく説明していただきました。その後、班に分かれ、心肺蘇生法の流れとAEDの使い方を体験し、実際の現場の動きを確認することができました。すぐにはうまくいかないこともありましたが、生徒は熱心に実習に取り組み、充実した実習となりました。

教育入門Ⅱ 模擬授業


5月8日(水)、15日(水)の2週に渡り、「模擬授業」を行いました。
7つのグループに分かれ、小学校2年生から5年生までの算数の教科書から授業を行う内容を選んでいきました。
8日は、グループに分かれてから、教科書を見てどの内容を授業で行うかを決めるところからスタートしました。内容が決まると、画用紙や模造紙など用いて、小学生にどうしたら伝わるのかを、考えていきました。本番の授業では、前に立って話すことも慣れていないところもあり、思うように伝わらない班がありました。
15日は、1回目の模擬授業のよかったところ、改善点を振り返り、話し合い、もう一度授業計画を練り直しました。どの班も説明の仕方、教材の工夫や、話す方向が改善されていてとてもよい模擬授業ができました。
 
 

教育入門Ⅰ グループエンカウンター・野外活動

 2週連続で、神戸YMCAの山本亮司先生にご指導いただきました。
 先週5/7は、グループエンカウンターをおこない、交流を深め仲間作りをする方法を学びました。前半は柔道場で、コミュニケーションを図りながらグループを作ったり、そのグループで課題に挑戦したりしながら、実際に仲間作りを体験しました。後半は教室で、「ムシムシデパート」などの活動を通じ、自分と他者を受容するということを学びました。
 本日5/14のテーマは「野外活動」でした。三田市から子どもみらい類型に「三田市サマーキャンプ」の企画依頼があった、という設定で、三田市の小学生5~6年生60人を対象にした夏休み2泊3日のキャンプを計画しました。50分間で企画からプレゼンテーション準備までを行いましたが、限られた時間の中で考えを出し合い、工夫を凝らしたものができあがりました。最後に山本先生から、人と接するときには、「一面的、部分的」でなく、その人「全体」をとらえることが大切だ、ということを教えていただきました。
 2週にわたりさまざまな活動を体験し、みな楽しみながらも仲間作りについてしっかり考えることができました。

教育入門Ⅱ


5月1日(水)、「初等教育入門」と題して、武庫川女子大学文学部教育学科の藤本勇二先生に特別講義をしていただきました。
3年前まで現場の小学校の先生をしておられた藤本先生は、実際に大学で行われている授業をアレンジしながらユーモアたっぷりにわかりやすい授業をしていただけました。
小学校の先生として大切なことを、「繰り返す」「身近から」「問題は子どもが解決する」の3つをテーマに掲げて話されました。ゲームを交えた楽しい活動の中に、教職を目指す心構えや理想の教師論など真剣な話もあり、生徒達は楽しみながらも藤本先生の話に聞き入っていました。
小学校実習での観点などについても話して下さり、有意義な2時間を過ごすことが出来ました。