保健室より
ストレスマネジメントについて
昨年度末のアンケートで、ストレスについての質問や効果的なストレス解消方法を生徒の皆さんから教えてもらいました。それに関して、それそれのカウンセラーの先生のアイデアから、教えていただける内容をそれぞれの形でお届けしていこうと思います。今回は、カウンセラーだよりによるメッセージです。
皆さんからは具体的な考え方や対応スキルを問う質問も多かったように思います。一つの参考にしてみてくださいね。
保健だより(7月)
本当に暑い夏です。皆さんは、どんな風に毎日の体調管理をしていますか?暑い夏は涼しくして、水分と塩分をこまめに補給しつづけること、細くなりがちな食をコンスタントにとっていくことが求められます。日々の活動で疲れたら、シャワーを浴びてタオルドライとクールダウン。そしてよく眠ることで、次へのエネルギーを再生できます。
海外の研修旅行を控えている人は、新型コロナウイルス感染症も気になりつつある中、今までの感染予防で学習してきたことを自分自身で考えて実施できるはずです。家族や周囲の協力をあおぐと共に、自己防衛、予防と準備(マスクと手洗い・消毒、換気、食生活などで抵抗力をつける…)あるのみです!
夏休みの間に治療受診や検査が必要な人はすぐに対処して報告が出来るようにしておくこと。自分の体にあったメンテナンスをしつつ、勉強もその他の体験についても、有意義な時間を送れる自分自身の夏休みにしていきましょう!!
マダニなど害虫注意です
県内でマダニによる感染症が発生しています。SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を発症したことが確認されています。SFTSは、マダニが媒介する発熱や下痢などを引き起こすウイルス性の感染症で、致死率も10%から30%と高いものです。
マダニは、春から秋にかけて活動が活発になることから、県は、草むらややぶなどマダニが多く生息する場所ではかまれないように長袖や長ズボンなどを着用し、肌の露出を少なくするなどの感染予防対策をとるよう、注意を呼びかけています。
刺された場合、皮膚に吸着したマダニを無理に取ろうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿してしまうことがあります。 マダニに刺されたら無理に取らず、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。
①普段から長袖や長ズボンで防御すること、②虫よけスプレーで事前予防しておくこと、③刺されたら無理に取らずに医療機関を受診すること (いつでも予防できるように準備をお願いします!!)
➡ 確認してください 厚生労働省チラシ①.pdf 厚生労働省チラシ②.pdf 0国立感染症研究所チラシ.pdf
保健だより(6月)
6月は歯と口の健康習慣があります。歯科検診の結果が今月返却される予定です。6月以降、皆さんからいただいたテーマ、ニーズを参考に少しずつ、歯と口の健康に関係する情報を何らかの形でお伝えできたらと思っています。
歯と口のケアはセルフケアの中でも毎日自分の意思で心がけられるもの。一日の生活習慣では、歯磨きは健康管理のスタートポイントで、夜寝る前はしめくくりのポイントにもなります。
毎日、課題や部活、塾・習い事、行事他など忙しく取り組む中では、何度か飲食をしていると思いますが、歯や口の正しいケアは習慣づいているでしょうか?
兵庫県県歯科医師会HPのテーマパーク8020や神戸新聞社の過去記事も一つの参考になるかと思います。定期的にのぞいてみてくださいね。 基本的な歯磨きの方法については、今一度確認してみましょう。
兵庫県歯科医師会HP テーマパーク8020 兵庫県歯科医師会HP内(神戸新聞「歯の豆知識」)
そして、海外の歯磨き方法について一つご紹介です。
2222.pdf postbrushing.pdf 出典:東京都予防医学協会広報誌「よぼう医学」(2021年冬号)P12, 同(2023 冬号),P12
保健だより(5月)
5月も半ばを過ぎました。4月から新しい環境に入り、学校行事とともにあっという間に夏前の時間が過ぎたのではないでしょうか?少しずつ環境が落ち着きつつある今も、新たな勉強に向かって忙しい毎日だと思います。
生活の見直しとして、今一度、睡眠や朝の食事などの生活習慣はもちろんのこと、心が安らぐ景色や光景を見たりイメージしながら呼吸を整え瞑想や散歩、ストレッチの時間を5分でも夜や朝にとりあえずつづけてみるなど、心の疲れのリセットにも意識的に取り組んでみると、いつの間にか色んな心の疲れが無くなっているようなこともあるようです。
SNS相談窓口(参考)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_sns.html
これから日差しが強くなり、帽子や日焼け止めが必要になります。基本は食事をしっかりとって、こまめな水分補給で熱中症を防止しましょう。なお、5月以降、夏前の雨の降る日は、山ビルに注意。長ズボンを着用したり山道を避けたりするなど、季節の変化に応じて、自己防衛をしてくださいね。(吸いついた山ビルを離すためには、虫よけだけでなく、塩やアルコールをかけると良いようです)
ほかに、感染症の予防でマスクをしている場合は夏の暑さで苦しくなりがちなので、様子を見てはずしながら、体調管理に努めましょう。特に睡眠不足の試験明けや気温・湿度の変化の激しい梅雨明けの2つの時期は危険度の高い時期です。自己管理に努めましょう!
熱中症を防ぎましょう(厚生労働省)
保健だより(4月)
新しい春、色々なことが始まります。新たな気持ちで良いイメージを思い浮かべながら、1年を有意義に過ごしていきましょう!!今年も検診から始まります。よろしくお願いします。
保健だより(3月)
3月も早いもので、残り1週間となりました。1年間お疲れ様でした。新しい年度に向けて、あちこちで、もうすでに動き出しているようです。コロナの感染予防は、場面によって、皆さんの状況判断が、より求められるようになります。基本的な手洗いや換気は忘れずに、場面や距離、体の向き、声の強弱を意識して調整していきましょう。
新学期の準備などで、みんなが色々と忙しくなりますが、適度な休暇は心身への栄養になります。自分の健康と相談し、バランスをとりながら、少しずつ前進していけたら良いですね!
たよりの中に、アロマの紹介があります。嗅覚に敏感な人もいます。使用の時には、適度な量と使用場所を選びましょう!
保健だより(2月)
もう2月も半ばを過ぎました。教室に感染予防対策の一環として、空気清浄機が入りました。今までと変わらず、常時、対角線上に窓を少し開けておくように意識し、登校時・休み時間・昼休み・掃除時間には少しでもドアを開けての換気をお願いします。換気扇も常時併用してくださいね。
春の訪れ。新しい環境に向け、人々が別れと出会いをまた重ねていきます。
1年生や2年生は、進級して新たな時期を迎えます。年度の節目を前に、新学期に向けた大切な準備の時です。心身を整え、良い1年を始められるよう、休み中の時間も有効に、バランス良く使いきりましょう!!
3年生はコロナの流行期と高校生活がそのまま重なり、本当に大変な3年間だったと思います。高校時代に思い描いていたことが出来ずに味わった悔しさも、新たな環境でのチャレンジに向け、躍動していくエネルギーに変えていってほしいと思います。新しい環境でも、大学等の保健管理センターや居住する自治体の相談窓口・事業など健康維持のために活用できる社会資源は早めに把握してイメージしておくことも大切です。勉強や仕事も大事ですが、自分自身が積極的に健康をまもるだけでなく、周囲にも伝え、思いやりを行動に繋げられる人として、活躍してもらえたらうれしいです。
卒業まであと少し、追い上げの段階にいる人もいると思います。皆さんの不断の努力が今後花開いていきますよう心より願っています。
保健だより(1月)
新しい年となり、もう半月を過ぎました。本当に早いですね。
皆さんの今年の抱負は何でしょうか?節目は気持ちを新たに何かを始めるのには良い機会です。
健康面でも、何か新しい事を始めてみませんか?
冬には「こたつにみかんタイム」、「スクリーンタイム」だけでなく、朝からエネルギーを得て、日光の下での散歩や体操など、少しの間でも身体をゆっくり動かして気分をリフレッシュさせたりすることは、ストレスのコントロールとしても良い作用があるようです。
また、以前から虫歯や歯周病が気になっている人は、かかりつけの歯科医の先生に確認しながら、フッ化物での洗口方法を生活の中に取り入れることを考えてみても良いと思います。
自分を大切にすること、何かを始めてみることで、何かしら良い方向が見えてくるかもしれませんね。
~ お知らせ ~
各HR教室に空気清浄機が入ります。普段の基本的な手洗いや換気、マスク着用、加湿などに気を付け、上手に活用していきましょう!
保健だより(12月)
年末年始、色々な行事がありますね。クリスマス、大掃除、お正月、初詣など、家族や友人と集まる機会も多くなります。3年生は受験の最中なので、試験準備の仕上げと休憩を上手に取って、健康面でのコンディションづくりも1週間ぐらい前から(起床時間を早めにする)など、整えておいてください。
新型コロナウィルス感染症だけでなく、冬はインフルエンザも拡がっていく時期です。ワクチン接種もそうですが、人込みを避け、出来るだけ身体を温かくして、家庭や塾・習い事、その他の外出の際にも、換気や湿度調整、手洗い、マスクなど感染予防を心がけて行きましょう。
保健だより(12月)
オミクロン株対応ワクチンQ&A(厚生労働省)
インフルエンザQ&A(厚生労働省)
インフルエンザ流行マップ(厚生労働省)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-map.html
アルコールの作用・アルコールによる健康障害・若者の飲酒と健康、事件・事故との関係
e-ヘルスネット > 飲酒(厚生労働省)
保健だより(11月)
今月の保健委員、保健だよりにインタビューの内容を入れて、意欲的に作成してくれました。 20221110175607.pdf
『よいとこ健診』では、高齢者の方々から良い生活習慣について語っていただいたり、同じ地域で暮らすお仲間と談話をしながら知恵を共有することで、学生とだけでなく、お仲間と同じような立場で気持ちを共感し、新たに学んだり、効果的な術を発見して、一緒に挑戦する意思を持てる場になっているのかもしれませんね。
楽しい気持ちだけでなく、大変な思いも共感できる仲間がいると、それだけでも心丈夫になり元気になれるものです。皆さんも、普段から何気ない会話ができる関係を大切にしましょう。
また、子供の健診について触れてありました。基本的に大人とは違う内容になるかもしれませんが、生活習慣の内容によっては、大きく健康度も変わってきます。健康面からの生活習慣の確認は、ご家族と一緒に定期的に実施していくことも大切ですね。
保健だより(10月)
10月も半ばを過ぎました。本格的な秋に入り、校舎周辺にも紅葉が目立ち始めましたね。
10月10日はお馴染みの目の愛護デーですが、同じく10日は世界メンタルヘルスデーとされています。秋は毎年ストレスチェック(反応と対処)も実施しています。1年生は9月に実施ししました。2・3年生は11月に予定しています。今一度、目や心の健康についても、振り返る機会にしてもらえたらと思います。
shiryokuteika.pdf (教育機関向け こどもの目の健康啓発ガイドブック ロート製薬より)
ほけんだより 10月.docx (健康教室10月号 東山書房 より)
保健だより(9月)
9月になり、秋らしくなって来ています。夏の終わりから秋にかけて、まだまだ暑い日がありますので、熱中症の対策は新型コロナウィルス感染症の予防対策とともに継続しながら、行事や試験に向け、それぞれが今出来ることをその都度考え、後悔のない学校生活にしていきましょう。
秋は、防災や体育関係の行事が多く、救急についても確認する良い機会です。AEDの使用を伴う心肺蘇生やけがのRICE処置は基本的なものですが、アレルギー対応についても基本的なこととして皆さんに知っておいてほしいものです。夏休み前には、体育系の部活動の部員対象にした救急の講習(3時間の認定講習)を西はりま消防署の職員の方々に来ていただいて、アナフィラキシーショックについても説明していただいています。(特に食後の運動時の体調不良や蜂刺され後の急な症状、特に喉がつまる感じや呼吸しづらい場合には要注意です。体を起こさずに安全な場所に寝かせ、その場で救急車を呼びましょう!)
救急の前に、AEDの場所(保健室前、体育教官室、グラウンド、中学の玄関と保健室、寮の男子棟フロント横)、搬送器具(車椅子:4階保健室・相談室横、担架:2階エレベーター横、教室棟3階階段下、体育教官室前、体育館2階出入口脇)の場所、各救急箱の中などは、確認しておきましょう!
ほけんだより9月.docx(健康教室 東山書房9月号より)
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/anzen_school/bousi_kenkyu/tabid/1956/Default.aspx#handbook
(日本スポーツ振興センター スポーツ事故防止ハンドブック/スポーツ事故対応ハンドブックより)
保健だより(7月)
じめじめした梅雨がようやく明けようとしています。年間で、一番湿度が高いですが、それが明けた時季が熱中症の一番危険な時です。まだまだこれから暑さが増していきますが、それに慣れるまで、意識して熱中症対策をしていきましょう。
繰り返しますが…
①朝ごはんは言うまでもなく、食事はきちんと摂取する
(その際に、必ず塩分と水分が入ります。夏こそ、スープ類を摂りましょう!)
②時間単位で水分と塩分を並行して摂取する
③室内外を問わず、通気性の良い着衣や帽子など身に着けるものを工夫する
④換気を含め、温度・湿度を意識して空調を整えたり、陽射しを避け、物陰に入ったりする。
⓹マスクは必要に応じて着脱する
(気持ちがゆるみやすいですが、新型コロナウイルス感染症<第7波>は意識しておく)
⑦睡眠は意識して時間を決めてとる
(起床時間を決めて、水分摂取して身体を徐々に暑さに慣らしていく習慣を!)
⑧熱中症を疑ったら、無理せず、身体を冷やす(首、脇、脚の付け根の他に手の平も効果的)
⑨喉が渇く前(脱水注意)に水分と塩分補給(糖分で虫歯に注意)
(手の甲をつまんだりや指の爪を押して、元に戻る時間が遅い場合は、脱水症状あり)
⓾風を送って涼み、適度に汗をかいて、身体を慣らす(クーラー病に気を付けて!)
☆彡☆彡☆彡
高校生からの健康づくりのために…コンディショニングの資料をご紹介します。
たくさんの情報がありますが、目次の各項目を見て、ぜひ、参考にしてください!
「高校生コンディショニング(一般用).pdf」 「運動部活動生のためのコンディショニング.pdf」
大塚製薬健康情報提供サイトより
保健だより(6月)
新しい生活様式が始まってから、3年目の夏です。マスク生活に慣れることで、熱中症のリスクがより高まる時季となっています。周囲の人と距離を取れる場合や、まったく話をしない場面、スポーツ等マスクで息苦しくなることを避ける時など、その都度、自分や仲間で判断してマスクの着脱は、場面に応じて行うようにしましょう!
また、起床時、朝食時、10時ごろ、昼食時、15時ごろから夕刻、夕食時、入浴前、就寝前など時間を決めて、こまめに水分と同時に塩分補給を努めてすること。汁物などのスープ類や麦茶もおすすめです。規則正しい食事は熱中症予防には基本的なことで、重要であることもお忘れなく。
6月の4日~10日は。歯と『口の健康週間』です。今年も歯科検診が終わりました。歯科の予防については、自分自身で毎日行うセルフケアと専門家が定期的に行うプロフェッショナルケアの2つで健康を維持させていくことが求められています。虫歯が無くても、歯肉他のことも含めて定期検診を受けることで、口の健康状態と対応について確認できます。
海外、特に欧米では、全体的に歯科保健に関する意識が高く、検診は定期的に行い、普段の歯磨きにおいても、デンタルフロスの使用率が非常に高いそうです。日本では、1歳半、3歳、高校までの学齢期に検診がされていますが、大人になって定期検診を受けている人の割合は、半分程度に低下しているそうです。歯や口の健康は、全身の健康とも関係しています。最近では、歯周病が、糖尿病や脳梗塞、心臓病、誤嚥性肺炎以外にも、認知症との関連についても言われており、健康に年齢を重ねるためには、決して無視できないところとも言えます。
今回、歯科の先生から、保健だより掲載用にと、上記の資料をいただきました。歯科検診の治療勧告書をもらった人もそうでない人も、是非、一読して、今後に役立ててください。長く自分の歯を愛用してあげてくださいね。
保健だより(5月)
保健だより.pdf https://www.wbgt.env.go.jp/
5月は日差しが強くなり、熱中症も少しずつ気になってくる季節です。季節の変わり目で心身を整えるための予防策として、「熱中症警戒アラート」の登録など、熱中症についても自己管理していきましょう!
また、新しい環境に入って、少しずつ疲れも出てくる時期かもしれません。専門の先生(3名)のカウンセリングの受付もしていますので、申し込みについて、保健室や身近な先生に気軽にきいてみてください。(前期は、午前から来られています。)
検診の結果では、特に視力や歯科治療の勧告について、毎年、治療や調整の必要な人が本当に多いです。高校生の時期、特に受験期には状態が悪くなることが非常に多いので、必要な場合は、出来るだけ早めに治療に行ってください。また、予防できることは早めに実行していくことが大切です。(身体、特に眼や歯は自分だけの一生の宝、検診結果を無駄にせず、後悔することのないように。身体のメンテナンス面においても、自分を大切にしてくださいね。)
保健だより(4月)
4月は入学・進学など、新たな気持ちにリフレッシュする良い機会です。新型コロナウイルス感染症予防のさらなる継続の日々の中、何かと緊張感もありますが、新しい環境にとけ込むために、あいさつを交わしていけたら良いですね。
あいさつがとびかう環境には、良い空気が生まれ、その場が発展の気風の変わっていくそうです。クラスや学校、部活だけでなく、家の中や自分のまわりでも交わしていけたら素敵ですね!
保健だより(3月)
新しい年度に向けての春休み。新型コロナウィルス感染症の予防生活が定着する一方、気を許しがちな時かもしれません。基本的な感染予防の対策を続けることが、自分や周囲の健康を守ります。少し緊張しっつ、新しい目標に向けて気持ちのいいスタートを切れるような行動を選択出来るようにしていきましょう。
室内での活動で、音楽や音声をイヤホンで聴く機会も多くなっていると思います。適度な音量や適度な使用時間、ノイズキャンセリングなど、イヤホンの機能選択が耳の健康を守ります。4月には、対象の学年に聴力検査がありますが、気になる人は、普段でも声をかけてみてください。
保健だより(2月)
保健委員からのメッセージです。2月保健だより.pdf
コロナ感染対策では、皆さん一人一人の心がけが大事になります。学校の活動が止まってしまうと、皆さんの大切な思い出となる行事の実施も難しくなってきます。
延々と続く予防対応に疲労も蓄積してきていると思いますが、予防を習慣化し、冬の単調な生活の中にも、新たな目標を設定したり、時間のメリハリをつけて、自分にとって意味のある時間へと変化をつけたいですね。その上で、人々の感染による影響、特に重症化を防ぐために、思いやりを持った行動選択をしていく意識や気風を周囲に拡げて行きましょう!!
免疫を高めるためには、睡眠を生活習慣によってコントロールする意識も大切です。翌日の準備は前日の夜から始まっています。①就寝前にスマホなどの画面を見る制限時刻の設定、②睡眠時間帯(成長ホルモン分泌のゴールデンタイム22~2時)や③睡眠時間(出来れば通常7時間前後から)の見直し、④起床後にカーテンと窓を開け、外気を入れて日光に当たる(体内リズムのリセット)、⑤起床時刻をそろえ、朝食で胃腸のスイッチをオンにする。⑥夕方に軽い運動をして体温を上げたり、日中しっかり勉強したりして、夜はリラックスする(日内の活動にメリハリをつけて快眠を図る)など、その効果を期待しながら生活習慣を送るよう、一日の流れを見直し実行してみましょう。少しずつでも継続していくことで健康管理にも自信を持てるようになり、体調も変わってくると思います。
保健だより
新しい年の幕開けと共に、新型コロナウィルスの感染の急速な拡大が起こっています。今一度、自分自身や周囲の感染予防の再確認をお願いします。
今回のオミクロン株については、感染力がかなり高いものとなっています。今までとは数段違う予防意識と実践が求められます。自分自身も周りの人も、疾患を持っている人を命の危険に巻き込むことのないよう、効果的に(特に黙食や着替え時のマスク、公共交通機関内で私語や大人数での外食を慎むなど)、十分な感染対策をしていきましょう!
また、二酸化炭素の濃度についても換気の度合いを測る情報となります。防寒対策を十分にして、常に窓・ドアを閉め切らず、対角線状に換気を励行して、学習・生活環境を整えていきましょう!!
平成29年6月5日より
令和3年2月25日:983898