学校行事の報告
マレーシア2校との交流活動を行いました
本日、マレーシアの Kolej Tun Tuanku Haji Bujang および Sains Miri より、教員・生徒あわせて 57名 の皆さまが本校を訪問されました。
到着後は附属中学校にて歓迎セレモニーを行い、中学校では「書写体験」、高校では「英語授業への参加」を通じて交流を深めました。
また、AIを活用した対話活動や、本校生徒とのランチ交流も実施し、互いの文化や考え方に触れ合う貴重な学びの機会となりました。
滞在時間は短いものでしたが、両校にとって大変意義深く、温かい交流の時間を共有することができました。
薬物乱用防止講演会を行いました
11月14日(金)の7時間目に兵庫県警察本部生活安全部少年課の方に来ていただき、1年生を対象に薬物乱用防止講演会を行いました。
薬物には、覚せい剤だけではなく頭痛薬や咳止め薬、お酒なども含まれるということでした。また、使用法を誤ると記憶力の低下や幻聴、幻覚などの症状が現れることがある恐ろしいものだと学びました。さらに、違法薬物に一度手を染めてしまった人は凶悪犯罪や重大な交通事故に巻き込まれることも多いとのことでした。
後半に視聴した動画は、大麻やオーバードーズ(医薬品を一度に大量に服用すること)によって道を踏み外してしまった登場人物たちの話でした。一度それらの物に手を染めてしまうと身体・生活・人生を壊すことになってしまうと教わりました。大麻や覚せい剤を使い始めるきっかけとしては、知り合いからの誘いが6割を占めています。誘惑を回避する方法として「嫌だとはっきり伝える」「はっきりと断る」「その場から逃げる」という3つのことを学びました。
情報モラル講演会を行いました
1・2年生を対象に、5月23日(金)の7時間目に情報モラル講演会を行いました。兵庫県警察サイバーセキュリティ捜査高度化センターの方に来ていただき、『サイバー空間の危険から身を守るために』というテーマでお話をしていただきました。
2023年には455億円だった詐欺の被害額が、2024年には1268億円に急増したということで、詐欺は身近に起こる可能性があることを実感しました。生徒たちもよく使用しているLINEでは、アカウントを乗っ取られた人が友だちのふりをしてメッセージを送ってくる可能性があることを学び、不自然なメッセージが来たときは周りの人に相談する必要があると教えていただきました。
また、さまざまなウェブサイトで設定しているパスワードについては、必ず全て別のものにし、スマホではなく紙に書いて保管しておくのが一番安全だということでした。パスワードの作り方のコツも学んだので、ご家庭でも是非話題にしてください。
自分の個人情報を守るという観点では、SNSに載せていい情報かどうかを判断する方法も学びました。SNSを使う際は安全に使うことを心掛けてほしいと思います。
最後に、家族や友人とのリアルなコミュニケーションを大切にしようというお話で締めくくられました。非常にためになるお話がたくさんあったので、インターネット上での行動を振り返る良い機会になったと思います。
R6サイエンスツアーを実施しました@大阪大学レーザー科学研究所
晴天の5月3日(金・祝)のGW初日、私たちは大阪大学レーザー科学研究所で世界一のパワーレーザーを目指してというタイトルで、余語覚文先生の講義を受講しました。
自然光との違い、レーザー光はレーザーポインタや、Blu-rayディスク、IMAX、自動運転センサーなどに使われているという基礎から学びました。そして、研究所では電力、光変換効率が高く、高繰り返し使用が可能なレーザーの開発を目指しているとのことでした。世界的に、この分野は1960年にレーザーが発明されてから、2022年にレーザー核融合点火に成功させているそうです。科学者たちの苦労に向き合ってきており、そして講義のタイトルにあるように、今もさまざまな課題と困難に立ち向かい新たな挑戦を続けているとお話がありました。今後は宇宙デブリの除去、ミニ核融合炉、エネルギー変換への応用が期待されているそうです。講義を聞いて、生徒が気になったアクティブミラーのエネルギー収支や、この技術の発展に伴う法整備などについて質問すると、丁寧に答えてくださり、より深い学びを得ることができました。
第2部は実験、研究施設で実物を見学しました。そこでは光を一点に同時に当てる原理や工夫、プラズマ発生の原理や、超伝導体と、その応用について実演を踏まえて、面白く、楽しく学ぶことができました。
また、午後からは万博記念公園周辺を散策しました。多くの人が訪れており、活気に溢れていました。2025年度、55年ぶりに大阪万博が開催される予定ですが、1970年を象徴する太陽の塔は今も変わらず、健在です。かつて、各国の科学技術を集めた地を訪れられたことで、来年度の大阪万博にも関心を持って、そして世界にも目を向けてもらえたらと思います。
今回のサイエンスツアーも、生徒の皆さんにとって、大学や、最先端の研究内容や現場を知り、さらに科学への関心を高める、よりよいきっかけになったと思います。参加者からは、進路や将来の職業選択を考えるきっかけになったり、学校で習ったような事実が分かりやすく示されていて面白かったといった感想がありました。
最後になりましたが、今回、附属高校の生徒を受け入れてくださった大阪大学レーザー科学研究の皆さま、長時間バスで送迎していただいた県大バスの皆さまに感謝を申し上げます。
前期終業式、表彰伝達・壮行会がありました。
9月27日(水)体育館にて、中高合同の前期終業式が執り行われました。
総長先生・校長先生からは、短い期間ではあるものの秋季休業中の過ごし方において、何を学ぶのか、どう区切りをつけて正しく「振り返り」を行いその前・その後から充実させていくかなどのお話をしていただきました。また、前期評価の数字一つ一つにどういう意味があるかを各自しっかり見つめることの大切さについてもお話しされていました。
式後には陸上競技部・水泳部の多くの選手の表彰伝達が行われました。
その後、水泳部近畿大会出場者への壮行会も行われ、顧問の先生からの選手紹介・近畿大会での抱負などが語られ、全校生からの多くのエールが送られました。さらなる活躍を期待しています。
平成29年6月5日より
令和3年2月25日:983898