取り組みのハイライト

カテゴリ:グローバルリサーチ

5月29日(月)15:30~ 第2、3学年(GR、創造科学科)希望者 「ベトナム研修 国内事前研修①」@第2STEAM ROOM

本時は、大阪大学工学研究科の宇山浩教授にご来校いただき、プラスチック素材に関する講義をしていただきました。ベトナムでのフィールドワークの充実を図ることを目的に、現地での研修プログラムの1つである、プラスチック問題について事前研修を行いました。講義では、プラスチック素材の開発史や最先端の素材開発の内容と、今後の開発の視点など、開発の背景について教えていただきました。また、現代の日常生活に欠かせない様々なモノとその素材について、素材開発の現場、製造現場、処理の現場、のように各段階における課題を、特に環境問題を中心に紹介していただきました。

 

令和5年3月11日GRⅠ「観光・まちづくりセミナー」参加

グローバルリサーチⅠ(1年)1名が、公益財団法人ひょうご観光本部主催「観光・まちづくりセミナー」に参加した。この生徒は「観光データサイエンス」の学習活動で在日外国人をターゲットに但馬地区の観光ポスターを作成したことから本セミナーに応募し、当選した。実施内容は、城崎温泉の視察、観光事例の紹介、城崎温泉におけるDX関連の取り組み紹介、芸術文化観光専門職大学の学生のよる但馬観光ワークショップ・キャンパスツアーなどである。生徒は自分が調べた内容を現地視察できたとともに、研究内容を学生と共有することもできた。

  

令和5年2月9日GRⅠ「三ッ星ベルト」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)15名を対象に、三ッ星ベルト株式会社人事部長倉本信二氏に来校していただき、「地元企業の海外進出の現状とSDGsの取組」をテーマに講義をしていただいた。三ッ星ベルトは、本校所在地の神戸市長田区を代表するゴム産業のメーカーです。今回は、長田のゴム産業の歴史から始まり、企業紹介、海外展開とサプライチェーン、SDGsに関する取組みについて講義をしていただいた。生徒はアジア・ヨーロッパ・北米に工場や販売拠点をもつ三ッ星ベルトの強みを理解するとともに、メーカーのSDGsの取組みについて知ることができた。ESG(環境、社会、企業統治)の観点から三ツ星ベルトのあり方を学んだあと、「ダイバーシティ」をテーマに三ツ星ベルトの取組みについて意見や提案を行うワークショップを行った。

  

  

令和5年2月6日グローバルリサーチⅡ「中間発表会」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)17名が、各班で取り組んだ課題研究についてのパワーポイントを使用して発表(6分)、質疑応答(2分)を行った。今回は、龍谷大学経済学部講師の川元康一氏にオンラインで、大阪大学大学スチューデント・ライフデザインサポートセンター特任助教の金泓槿氏と同大学院基礎工学研究科博士後期課程の嶋田仁氏に対面で参加していただいた。講師には生徒の発表に対して、質問や指導助言をしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり

1班「トランスジェンダーが性別を気にせず使えるトイレの提案」

2班「REUSEに最適なペットボトルキャップの提案」

3班「高校生のマスク着用時の外観に関する自己評価-兵庫高校76回生対象の調査より-」

4班「水素発電の可能性を探る」

5班「ベトナムの小学生の栄養に対する改善 -掲示用ポスターを通じた食育の推進-」

  

  

令和4年12月21日GRⅠ「兵庫五国在日外国人向け観光ポスター」

本校コンピューター室において、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)15名が在日外国人をターゲットにした兵庫五国(摂津、但馬、丹波、播磨、淡路)観光ポスターの発表会を行った。生徒はこれまで多文化共生センターやPHD協会の講義を受け、訪日観光客ではなく、日本に在留資格をもって滞在している方々の生活について理解を深めた。そして、今回はデータ活用の手法を用いた観光プランを探究し、成果をポスターにまとめた。

発表内容には(1)タイトルに込めた思い、(2)ターゲット絞り込みのデータエビデンス、(3)データ分析の結果導かれた観光プラン、(4)五国それぞれの特色のアピールを含んだものを指定し、各班が工夫をしながら発表した。発表にはアメリカ合衆国とバングラデシュ出身の教員がコメントや質問をし、生徒がそれに答えた。今後、アドバイスをもとにポスターをブラッシュアップする予定である。

 

〈ポスタータイトル〉

摂津:心に残る一日を in 宝塚

但馬:雄大な自然がくつろぎを約束

丹波:あなたの胃袋が丹波の黒豆を待っている

淡路:七福神で巡る新しい淡路

播磨:播磨を好きちゅーとるの

  

 

令和4年11月21日グローバルリサーチⅡ「中間発表会」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)17名が、夏季休業中に各班で取り組んだ課題研究についてのパワーポイントを使用して報告(発表5分)を行った。今回は、大阪大学大学スチューデント・ライフデザインサポートセンター特任助教の金泓槿氏と大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程の嶋田仁氏に対面で参加していただいた。講師には生徒の発表に対し、タイトルの工夫、研究ストーリーの説明、出典の扱い等について指導を受けた。

発表タイトルは以下のとおり

1班「新しいトイレの在り方を考える」

2班「マイクロプラスチックが発生しないペットボトルキャップのデザイン」

3班「高校生のマスクに対する心理」

4班「水素発電の可能性」

5班「新興国・途上国での肥満増加」

  

令和4年11月12日GRⅡ オープンハイスクール「本校の探究活動紹介」

本校講堂において、普通科グローバルリサーチ受講者(2年)が、学校説明会に参加した中学生計584名に向けて、本校の探究活動について発表した。まず、本校の「総合的な探究の時間(ひょうたん)」の活動について、次にグローバルリサーチ及び研修旅行について紹介した。続いて、各班が研究についてそれぞれ2分程度で簡潔に紹介した。

 

〈発表タイトル〉

1班「新しいトイレの在り方を考える」

2班「マイクロプラスチックが発生しないペットボトルキャップのデザイン」

3班「高校生のマスクに対する心理」

4班「水素発電の可能性」

5班「新興国・途上国での肥満増加」

  

令和4年10月31日GRⅠPHD協会講義「ウクライナ避難民支援の現状」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)15名を対象に、NGO団体PHD協会の佐久間隆氏とオクサナ・ロマノビッチ氏に来ていただき、「ウクライナ避難民支援の現状」をテーマに講義をしていただいた。初めに佐久間氏よりPHD協会の人材育成事業や住居支援活動等の外国人支援について説明があり、次にウクライナ避難民の状況と政府の対応について話をしていただいた。そして、主に兵庫県において実施されているPHD協会の避難民支援の現状、食料・生活・就労・日本語教室について写真を使って紹介をしていただいた。最後に、オクサナ氏よりウクライナの現状やご家族の避難生活等の話をしていただいた。ウクライナ情勢は遠い異国の話ではなく、身近な問題として生徒も真剣に話を聞いていた。

 

 

PHD協会では、物資の支援だけではなくて生活や就労に関する相談を聞いたりとか日本語教室をひらいたりとか住居探し、他団体の紹介など多岐にわたるサポートがされていてすごいと思った。言語の壁はあるけど、専門的な企業に勤めていた避難民の方などを通して企業と強い接点が生まれ、生活支援の手助けになる事があることがわかった。

 

  

 

令和4年10月6日グローバルリサーチ「神戸市教育委員会へのメニュー提案」

神戸市教育委員会において、「神戸市中学校給食の献立の提案-地球温暖化対策に貢献するために-」をテーマに研究してきた普通科グローバルリサーチ受講生(3年)3名が、メニューの提案を行った。神戸市教育委員会事務局からは学校支援部健康教育課中学校給食係長の大浦富男氏と同指導主事の前澤章起氏、管理栄養士の廣岡天子氏に対応していただき、生徒の提案についてコメントをしていただいた。アレルギー対応するために品目ごとに食材のバリエーションをつけることや、調理の手間、調達先の確保などの課題を指摘された。一方で毎日のメニューに季節や年中行事、産地などの意味づけを持たせることから、SDGsや地球温暖化の観点からメニューを考案することは大いに参考になったと評価していただいた。

 

  

令和4年9月26日グローバルリサーチⅡ「夏季休業中活動報告会」

本校第二STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)17名が、夏季休業中に各班で取り組んだ課題研究についてのパワーポイントを使用して報告(発表4分)を行った。今回は、大阪大学大学スチューデント・ライフデザインサポートセンター特任助教の金泓槿氏と大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程の嶋田仁氏には対面で参加していただいた。講師には生徒の報告に対して、アドバイスをしていただいた。

発表タイトルは以下のとおり

1班「新しいトイレの在り方を考える」

2班「どんなデザインのキャップが壊れにくいか」

3班「コロナ後のマスクの使用」

4班「水素発電の可能性」

5班「新興国・途上国での肥満増加について」