STEAM
令和3年6月16日 自然科学部・STEAM新入部員募集
少しずつSTEAM教育活動の裾野を広げるため、自然科学部の活動の一部にSTEAMを加え、中途での新入部員の募集を開始した。扱えるモノとして、3Dプリンタ、ドローン(空)、ドローン(陸)、360度天球カメラ、掃除ロボット、高性能PC、タブレットなど、多岐に渡る。STEAMの特性を遵守し、活動内容は部員の意見を尊重して考える。入部希望人数の予測が立たなかったので第2学年に限定して募集を掛けたが、説明会に参加したのは5名であった。総合的な探究の時間および夏期STEAM特別講座で、さらに興味を持つ生徒が増えることを期待する。
令和3年6月11日 STEAM教育教員研修
本校職員53名を対象に、STEAM教育教員研修を行った。函館工業高等専門学校一般系教授で日本STEAM教育学会STEAM教育研究会代表も務められている下郡啓夫氏により、受験勉強とSTEAM、データサイエンスとSTEAMという2つのテーマでご講演いただいた。コロナ禍ということで、オンラインでのご講演であったが、本校におけるSTEAMの方向性についてご指導いただき、学校全体で考えるよい機会となった。
令和3年6月3日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson2
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。具体的には、企業・大学での最新の研究などを中学・高校での学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。教材自体が開発段階であるので、ワークシートや補助教材、評価基準やアンケートなど、必要に応じて準備しており、モビリティを大テーマにLesson2では「ボートの設計」というテーマで波のエネルギー、電気エネルギーへの変換、設計する上で必要な要素についてペアやグループで考えた。今回は通信回線の問題を考量して放送室より各教室に配信したが、教室の音を拾うのが難しく相互コミュニケーションを取るのが難しかった。(授業満足度95%)
令和3年5月26日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson1補足動画アップ
第1学年全生徒(320名)を対象に実施した、総合的な探究の時間(STEAM)Lesson1の補助動画を限定公開でアップした。前回の授業では十分に説明できなかったSTEAMとSociety5.0、モビリティと前回の授業の狙いについて説明し、モビリティの未来について考える全6回の授業であることを伝えた。また、最新のテーマを題材にした学びであるということ、「5つの視点(安全性・企業・生活の質・環境・イノベーション)」で多角的に事象を評価するのが大切だということ、グループで意見を出し合うことに重きを置いているということを付け加えた。(補助動画満足度92%)
令和3年5月6日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson1
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。具体的には、企業・大学での最新の研究などを中学・高校での学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。教材自体が開発段階であるので、ワークシートや補助教材、評価基準やアンケートなど、必要に応じて準備しており、モビリティを大テーマにLesson1では「モビリティの調和」というテーマでモビリティとSociety5.0についてペアやグループで学んだ。第1STEAM ROOMより各教室に配信する予定であったが、通信回線が脆弱であったため、立ち上がりの20分が上手く配信できない教室があった。後日補助動画を作成して配信する。(授業満足度89%)
令和3年3月24日DXスタートアップ研修
普通科グローバルリサーチ受講生(1年)3名と創造科学科4期生(2年)4名を対象に、「DXスタートアップ研修」を実施した。前半はDXの事例として「クラウドオフィスRISA」の体験と創業者の株式会社OPSION 深野崇社長から講義を受けた。初めに、RISAにログインし、仮想空間内つくられたオフィスに、各自で設定したアバターで入った。RISA操作説明とテレワークの現状、テレワークで起きる問題点とRISAによる解決について紹介をしていただいた。続いて、深野社長から「仮想空間の再定義-RISAの開発-」というテーマで、自身の経歴を振り返りながら、起業に向かう姿勢についてお話をしていただいた。また、実際に起業するにあたり、課題設定と仮説、その検証というプロセスを通して事業内容を明確にしていくことの大切さも教えていただいた。RISAについては、オンラインでのコミュニケーションにおいて、相手の状況を「見える化」することにより、より円滑に仕事を進めることを目指したとのことであった。
後半は、BBT大学の斎藤先生から、「ワクワクしながら、新しい事業を考えよう!」というテーマで、初めにご自身の経歴を踏まえながら「ユニコーン」((時価総額10億ドル超の未上場ベンチャー)を目指す経営スタイルから「ゼブラ」(持続可能な成長の目指す スモールカンパニー)型の企業を目指すにいたったことについてお話があった。続いて、「セルフ・コンコーダント・ゴール」(真の欲求に基づいた目標)を考えるために、問いを立てるワークショップを行った。次に、問いを掛け合わせてアイデアを考えた。ワークショップはチームdotのメンバー7名がファシリテーターとなり、本校生徒からアイデアを引き出していった。そして、生徒が考えたアイデアを発表し、斎藤先生からコメントをいただいた。
最後に、本日の研修の締めくくりとして、実際に起業するにあたり、どのような支援を得ることができるのかを知るために、神戸市役所の武田課長から「神戸市スタートアップ支援事業について」というテーマで、神戸市が行っている具体的な支援について講義をしていただいた。
令和3年3月16日DXスタートアップ研修 事前指導
普通科グローバルリサーチ受講生(1年)と創造科学科4期生(2年)を対象に参加希望者を募り、8名がDX研修に応募した。この日は株式会社OPSIONが提供する「クラウドオフィスRISA」のログイン及びアバター設定のデモンストレーションを行った。また、当日はおもに自宅参加となるため、オンライン授業の心得やトラブル対応について確認した。
令和3年2月2日未来探求ゼミナール発表会
本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の成果発表を実施した。班で作成したポスターをもちいて、神戸の課題や魅力について発表した。発表に対して、兵庫県立大学社会情報科学部助教の石橋健氏からコメントをいただいた。
〈発表タイトル〉
1A 台湾人の心をつかめ!~ぽかぽか有馬温泉~
1B 大人も子供も楽しめる~神戸でかわいいスイーツ巡り~
2A 神戸市広報強化していこうや!
2B 三宮のあとは、掬星台でnight
3A 地元の人しか知らない、神戸の魅力。
3B こうべのたべものはおいしい。
4A 愛され神戸
4B KOBE坂道で高齢者に健康を
5A Let’s Go! KITANO IZINNGAI!!!
5B 電車賃が高いんじゃ!!
令和3年1月26日未来探求ゼミナール講義
本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の講義を実施した。前回、個人テーマからグループテーマへ課題設定をしていき、班でポスター原案を作成した。この原案をワールドカフェ形式で共有し、ブラッシュアップしていった。図表を3つ以上用いることや図表の見せ方に着目してポスターを作成した。
令和3年1月12日未来探求ゼミナール講義
本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の講義を受けた。このプログラムは、株式会社JTBが開発したデータサイエンツール「観光予報DS」を用いた探究学習である。今回は第1回ということで、㈱JTB営業第二課の石井浩之氏からこのプログラムの主旨説明と観光予報DSのログイン方法や活用法について講義をしていただいた。次回は個人テーマからグループテーマへ課題設定をしていき、ポスターを作成する予定だ。