STEAM探究科ブログ
高企連携授業(千代田テクノル)
令和6年11月29日1年STEAM探究科生徒を対象に、放射線を用いて他分野で商品開発や研究を行っている
株式会社千代田テクノルから会長をお努めの細田様、営業統括本部の平田様をお招きして特別講義をして頂きました。
また明石高校の同窓会の寺田さまも同席してくださいました。
(細田様、寺田様は明石高校の卒業生で生徒たちの大先輩になります。)
「放射線が日常生活の中で身近な存在であると体感する」という講義目標に向けて放射線の基礎知識や種類をお話頂いたり、
途中にはグループに分かれて身近にある試料からの放射線量を計測機「ベータちゃん」を用いて測定するという実習も行いました。
終盤にはクイズも交えて楽しみながら「放射線の活用例」を学びました。
放射線に関することを学ぶにとどまらず、講義を通じて明石高校の先輩とのご縁のありがたさ、好きなことに取り組むことの楽しさ、女性の社会での活躍など様々なことを体感する講義となりました。
生徒からは「放射線を身近に感じることができた。また将来は放射線を扱う仕事に就きたいと考えているため、大変参考になった」と謝辞・感想が述べられました。
高企連携講義(モリサワフォント)
令和6年11月1日(金)
STEAM探究科の1年生を対象に連携企業であるモリサワフォント(株式会社モリサワ)から岡繁樹氏、木村卓氏の2人を講師としてお招きして、特別授業を実施していただきました。(なんと木村氏は明高美術科のOBです)
6限は文字が辿ってきた変遷の経緯やフォントとは何なのか、フォントが出来上がるまでの工程などを内容をわかりやすく講義頂きました。
その上で、7限は実際に文字(明朝体)を書き、フォントを作るという実習を行いました。
7限からは美術科の希望者も合流して、大勢でわいわいとした充実した講義となりました。
令和6年度探究実践(課題研究)中間発表
9月27日(金)2年生理数探究類型の課題研究中間発表発表会を行いました。
九州工業大学から木村先生をお招きしており、それぞれの発表に対して指導助言を頂き、1年生STEAM探究科の生徒も見学・聴講し、質疑応答に参加しました。
2年生の発表は全10本にのぼり、それぞれの研究の進捗や今後の予定を発表する中で、探究活動の基本である「研究で何を明らかにしたいのか」「何を根拠にそう言えるのか」「データやその収集方法は適切なのか」等々を押さえていく様子が見て取れました。
また質疑応答では1年生STEAM探究科からも多くの質問がでるなど、活発な意見交換が行われました。
STEAM1年研修旅行報告
8月1日、2日の1泊2日でSTEAM探究科1年生が研修旅行に行ってきました。
このツアーは、兵庫県内の企業、大学、研究施設を巡り新しい知識を得たり、宿泊を通じて親睦を深めたりするのが目的です。
訪れたのは、神戸芸術工科大学、シスメックス(株)、西はりま天文台(宿泊)、理化学研究所(SPring-8)、兵庫県立大学の5施設です。
==神戸芸術工科大学==
ここでは3つの体験講座から生徒が希望した講座を受講しました。
①身近な環境に関する数値を測定しよう。
②3Dプリンターでイラストの立体化
③常識に囚われないデザインをしよう
全員で集合写真。
==シスメックス(株)==
施設、最新の機器見学。社員に対する配慮やクリエイトな発想を促す工夫も紹介頂きました。
==西はりま天文台==
宿泊地。また日本一のサイズを誇る望遠鏡「なゆた」での天体観測、本校が所有しているデジタル望遠鏡「SeeStar」での天体撮影も行いました。
また夕食後は勉強したり、早朝には運動をしたりと自由に過ごしました。
==理化学研究所 SPring-8 ==
ここでは大型放射光施設SPring-8の見学や実際に勤務されている研究者から研究のプロセスやポイントをレクチャーして頂きました。(英語での講義のため、なんとかついていこうと必死でした(笑))
==兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス==
最後の訪問先。
ここでは兵庫県立大学工学部の教授からSTEAM探究の意義や出石にある「辰鼓楼」と明石にまつわる話を伺いました。
無事に全員帰校。
たくさんの先生方にお出迎えして頂きました
このツアーがSTEAM探究の生徒の知的好奇心への刺激や財産になればと思います
高企連携授業を行いました!
STEAM探究科1回生を対象に、高企連携授業を行いました!
日東コンピューターサービス株式会社 代表取締役の 石田 一成 様、管理部経営管理課の 中森 祐治 様にお越しいただき、「現在のITの仕事とDX」というテーマで講義をしていただきました。
講義の冒頭で「コンピューターは私たちの生活に切っても切れないもの」と述べられ、
情報社会におけるITやAI、デジタルトランスフォーメーションについて力説していただきました。グループワークでは頼まれたレシピ通りに作る工程を通して、プログラムを組み立てるプログラマー体験をしました。
固定概念ではなく、必要な情報を選ぶ大切さや周りの人と協力してプログラムを作っていく事の必要性を教えていただきました。
生徒たちもとても興味をもち、たくさんの生徒の質問に対応していただき大変有意義な講義となりました。