STEAM探究科ブログ

2025年8月の記事一覧

令和7年度 STEAM探究科2年次 関東研修旅行報告

7月30日~8月1日の2泊3日でSTEAM探究科2年生が関東方面へ研修旅行に行ってきました。

自立した学習者を目指すために自身の見聞を広めて興味や知的財産を増やすこと、将来の選択肢や人物像を知ることでリーダーとしての資質を培うことを目的に、国の中心である関東を訪問しました。

訪れたのは、千代田テクノル大貫台事業所・JAXA宇宙センター・東京大学駒場キャンパスおよび本郷キャンパス・国立科学博物館の5施設です。

 

==千代田テクノル大貫台事業所==

神戸空港から茨城空港に着き、バスで移動して茨城県大洗の千代田テクノル大貫台事業所に訪問しました。千代田テクノルの細田会長は本校の卒業生です。原子力防災についての講義や施設見学など、とても丁寧に案内していただきました。

今回の研修旅行のためにと資料持ち帰り用の「関東研修旅行トートバッグ」を制作してくださっていました。

 

==JAXA宇宙センター==

バスで移動してつくば市へ。JAXA宇宙センター内の様々な施設見学や、JAXAの永松愛子教授による講義を受けたりしました。

 

**東京自彊会との懇親会**

JAXAを後にして再びバスに乗って都内へ。宿泊場所のオリンピック記念青少年センターで、1日目最後のイベントとして東京自彊会との懇親会が開催されました。

各テーブルでOBOGの方のご活躍について伺ったり、生徒それぞれが現在取り組んでいる課題研究についてアドバイスをいただいたりしました。最後の全員での校歌斉唱はとてもあたたかい雰囲気で、大変印象的な時間となりました。東京自彊会の皆様、本当にありがとうございました。

 

==東京大学駒場キャンパスおよび本郷キャンパス==

 2日目は東京大学の2つのキャンパスに伺いました。駒場キャンパスでは「建築のデザイン」と題した川添善行先生の講義を聞きました。本郷キャンパスでは情報学環の苗村教授と大学院生による講義でした。

 

 東京大学安田講堂前で集合写真。

 

**2日間の振り返り**

宿泊場所に戻り、夜は2日間の振り返りを行いました。

 

==国立科学博物館==

最終日は朝から上野の国立科学博物館を見学しました。

 

見学後は各自自主研修の時間として過ごし、夕方に東京駅を出発して新幹線で新神戸に向かいました。

 

この3日間では関東を訪問しないと知ることができないこと、出会うことができなかった人達との多くの出会いがありました。生徒たちは自身の興味や知的財産を増やすことができた、充実した2泊3日になったと思います。探究活動でなく、さらに先の将来につながるものとなったのではないでしょうか。

たくさんの方々のご協力のおかげで3日間が充実したものとなりました。携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

令和7年度 STEAM探究科1年研修旅行報告

7月28日、29日の1泊2日でSTEAM探究科1年生が研修旅行に行ってきました。

自身の見聞や知識を増やすこと、宿泊を通じてマナーを身につけたり親睦を深めたりすることを目的に、兵庫県内の5つの施設・大学を巡りました。

訪れたのは、神戸芸術工科大学、シスメックス(株)、西はりま天文台(宿泊)、理化学研究所(SPring-8・SACLA)、兵庫県立大学の5施設です。

==神戸芸術工科大学==

ここでは、2つの体験講座から生徒が希望した講座を受講しました。

①驚き盤でアニメーションを創ろう!

 

 

 

 

 

 

②3Dプリンターでつくる2.5Dのオブジェ

 

 

 

 

 

これまでの授業での経験も活かしながら、貴重な体験ができました。

 

==シスメックス(株)==

施設内設備や最新機器のほかに、社員のクリエイトな発想を促す工夫もご紹介頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

==西はりま天文台==

宿泊地です。夕食ののち、日本一のサイズを誇る望遠鏡「なゆた」を用いた観望会に参加しました。また、本校が所有するデジタル望遠鏡「SeeStar」で天体の撮影も行いました。普段なかなか見れないきれいな星空に、歓声の声が上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

==理化学研究所  SPring-8・SACLA ==

ここでは大型放射光施設SPring-8の見学や、実際に勤務されている研究者の方から、研究のプロセスやポイントをレクチャーして頂きました。英語での講義や難しい内容もありましたが、頑張ってついていっていました。

 

 

 

 

 

 

==兵庫県立大学姫路工学キャンパス==

ここでは研究室の見学を行いました。また兵庫県立大学工学部の教授から、情報や携帯電話の成り立ちについてのお話を伺いました。将来の自分の姿を想像した人もいたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、たくさんの先生方にお出迎えして頂きながら、全員無事に帰校しました。 

 

 このツアーを通して受けた刺激を財産とし、今後の生活・活動の励みにしてもらえればと思います。