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24回生ブログ

24回生<楽しそうな取り組み>6月25日(水)

本日のSS探究Ⅰでは、「データサイエンス入門」の最終回を迎えました。これまでに作成してきたグラフをもとに、どのようなことが読み取れるのかを考察し、そこから生まれる疑問点や新たに必要となるデータについても検討しました。

後半では、「e-Stat」や気象庁のサイトを活用して実際のデータを取得し、人口ピラミッドなどの統計表を参照しながら、さらに深い考察を行いました。

データサイエンスの知識を身につけることは、エビデンスに基づいた論理的な思考力を養うだけでなく、これから本格的に始まる課題研究にも大いに役立ちます。生徒たちにとって、非常に意義のある学びとなりました。

 

4限は年次集会を行いました。

まずは剱物先生から、夏休み中の補習について説明がありました。7月中は午前中に、国語・数学・英語の3教科で補習が実施されます。普段の授業ではなかなか取り組めていない内容の復習を、短期集中で行っていく予定です。しっかり取り組んでいきましょう。

その後、私からは9月12日(金)に予定されている校外学習について話をしました。今年の行き先は、大阪・関西万博です。私自身、学校行事には「楽しさ」と「学び」の両方が大切だと考えています。万博に行くにあたっては、事前にしっかりと予備知識を持って臨むことが大切です。そうすることで、万博の「すごさ」や「楽しさ」をより深く実感できるのではないでしょうか。

最先端の科学技術や万博に参加している国の文化や歴史、そして万博の意義について調べることで、今回の校外学習がより価値あるものになることを期待しています。

次に1年後に予定されている修学旅行についてもお話ししました。「修学旅行の行程やプランを一緒に考えてみませんか」と呼びかけ、修学旅行プロジェクトチーム(略してSPT)を立ち上げました。修学旅行は、ただ「楽しい」だけの行事ではなく、自分たちで企画や行程を考え、学びの視点も大切にしながら準備を進めていきます。SPTを中心に、生徒一人ひとりが主体的に関わり、学びと楽しさの両方が詰まった、思い出に残る修学旅行をつくり上げていきましょう。

 最後に、三橋先生からのお話がありました。

まず触れられたのは、今年度のこの年次では欠席が非常に少ないということです。暑さが厳しくなり、体調管理が難しい時期にもかかわらず、毎日しっかり登校している皆さんの姿勢は本当に素晴らしいものであり、嬉しい限りです。

次に、貴重品の管理についての話がありました。移動教室などの際には、貴重品を身につける、あるいはカバンごと持ち歩くなどして、自分の大切なものは自分で責任をもって管理することが大切です。年次全体としても、貴重品に対する意識を高め、トラブルを未然に防げるよう心がけていきましょう。

 

さらに放課後には、「プログレス探究A」の活動が行われました。今回は「農業チャレンジ」として、里山の農場で作物の栽培に挑戦します。本日は、雑草抜きをした後、新しく購入した耕運機を使って畑の整備を行いました。これから育っていく作物の成長がとても楽しみですね。

さらにさらに夏休みに実施予定の「サイエンスツアー in 東京」の事前説明会も行われました。東京大学での講義受講や、JAXAの施設見学など、興味深いプログラムが数多くあります。今年は応募者多数のため、残念ながら抽選に外れてしまった生徒もいましたが、ぜひ来年もチャレンジしてほしいと思います。



祥雲館高校では、楽しそうな取り組みが本当にたくさんありますね。これからも、生徒の皆さんの主体的な取り組みを通して、ますます充実した学校生活になっていくことを期待しています。

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24回生<元気>6月24日

公開授業週間は昨日で終了しましたが、私は引き続き授業紹介のため(?)、授業見学に行ってきました。

本日は、24回生がよくお世話になっている大西先生の「現代の国語」の授業を見学させていただきました。題材は随筆「水の東西」。東洋(日本)と西洋における「水」や「噴水」の捉え方、文化的な違いについて考える内容でした。

大西先生の授業は、声がよく通り、テンポも良く、ポイントを強調するときにはさらに声に力がこもり、非常にメリハリのある授業展開でした。生徒にも積極的に発表させ、クラス全体で授業を作り上げているような一体感がありました。

黒板の字も大きくて読みやすく、色の使い方も効果的で、生徒がノートに書き写しやすいように配慮されているのが伝わってきました。大西先生の元気の良さが、授業全体にエネルギーを与えているようでした。

 

なお、来週7月2日から完全夏服となります。生徒の皆さんは、忘れずに準備しておいてくださいね。

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24回生<熱効率>6月23日(月)

今日の朝は、大雨と雷で大変でしたね。

朝方、空が急に暗くなったと思ったら、ものすごい豪雨が降り始め、雷の音と地響きには驚かされました。まるで雷が祥雲館に落ちたのでは?と思うほどの激しさでした。でも、登校時間から少し外れていたのが幸いでしたね。

 

さて、今日は山田先生の「物理基礎」の授業を見学させていただきました。

テーマは「熱と仕事」、そして「電気の性質」。テンポの良い授業運びに加えて、タブレットの活用や先生の表情・身振り手振りから、授業への熱意がしっかりと伝わってきました。

特に「電気」の単元では、ロイロノートを使ったクイズ形式での復習が印象的でした。中学校の内容を確認しながら、生徒一人ひとりが自分のタブレットで解答。正解だけでなく、解答にかかった時間も表示され、まるでクイズ番組のような盛り上がりを見せていました。

山田先生の「熱量」がそのまま生徒のみなさんの「仕事量」に変換されて、きっと「高い熱効率」の授業になったことでしょう!

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24回生<数学の授業>6月20日(金)

本日は、古川先生の数学Aの授業を見学させていただきました。もっとも、「見学」と言っても、私自身も隣の教室で同時に授業を行っていたため、じっくり腰を据えて観察するというわけにはいきませんでした。

古川先生の数学Aの授業では、グループ活動が中心となっており、生徒たちは「教えてもらう」のを待つのではなく、自分たちで主体的に問題に取り組んでいる様子が印象的でした。先生は必要に応じて声をかけ、生徒の理解を支援する“伴走者”のような存在として、的確なアドバイスをされていました。

プリントで基本的な問題に取り組んだあとは、『チャート式』を活用して、より発展的な内容にも挑戦。生徒たちの学びが深まる、工夫された授業構成でした。

そして何より、古川先生の落ち着いた“イケボ”が教室に心地よく響いていて、生徒たちもリラックスして取り組めていたように感じます。

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24回生<数学セクションテスト>6月19日(木)

本日も暑い一日となり、30℃を超える真夏日となりました。そんな中、今日は数学のセクションテストが実施されました。このテストは、7月の考査に向けた基本問題の確認が目的です。「わかっているつもり」でも、いざテストで出題されると、思うように解けない問題もあったのではないでしょうか。このセクションテストをきっかけに、7月考査へ向けてどのように取り組むべきか、改めて考える良い機会にしてもらえたらと思います。


今日は、増本先生の「歴史総合」の授業を見学させていただきました。テーマはナポレオン。フランス皇帝としてヨーロッパの大部分を支配した軍人・政治家であった彼が、戦争での敗北を経て失脚していく過程が扱われました。

授業ではスライドが効果的に使われ、イラストや地図、写真なども交えて進行。まるでテレビの池●彰さんの番組のように、分かりやすくテンポの良い授業でした。話し合いの場で自分の意見を述べる時間があったり、ところどころに笑いも取り入れられていたりと、終始興味を惹きつける内容でした。

普段は導入として、増本先生ご自身の体験談などが語られることが多いのですが、本日はテストが近いためか、その部分が省略されていたのが少し残念でした。


続いて、小山先生の情報Ⅰの授業も見学しました。情報の授業ということで、パソコンを操作したり、プログラミングや情報倫理について学んだりするのかと思っていたのですが、今回は少し違う内容でした。

今日のテーマは「やりたいことの見つけ方を知ろう」。授業では「やりたいことってある?」という問いかけから始まり、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の3つを柱に、それらが重なり合う部分から自分自身を見つめ直すという内容でした。

小山先生(と浅井先生)の等身大の思いや経験を例に、生徒たちも自分自身について深く考える時間となっていました。情報の授業でありながら、パソコンにほとんど触れない内容に驚きましたが、今後の授業の導入としての位置づけだったようです。これからの展開がとても楽しみですね。

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