保健室より

マダニなど害虫注意です

 県内でマダニによる感染症が発生しています。SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」を発症したことが確認されています。SFTSは、マダニが媒介する発熱や下痢などを引き起こすウイルス性の感染症で、致死率も10%から30%と高いものです。
 マダニは、春から秋にかけて活動が活発になることから、県は、草むらややぶなどマダニが多く生息する場所ではかまれないように長袖や長ズボンなどを着用し、肌の露出を少なくするなどの感染予防対策をとるよう、注意を呼びかけています。

 刺された場合、皮膚に吸着したマダニを無理に取ろうとすると、マダニの一部が皮膚内に残って化膿してしまうことがあります。 マダニに刺されたら無理に取らず、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。

 ①普段から長袖や長ズボンで防御すること、②虫よけスプレーで事前予防しておくこと、③刺されたら無理に取らずに医療機関を受診すること (いつでも予防できるように準備をお願いします!!)

➡ 確認してください 厚生労働省チラシ①.pdf  厚生労働省チラシ②.pdf  0国立感染症研究所チラシ.pdf  

保健だより(6月)

ほけんだより 6月号.pdf

 6月は歯と口の健康習慣があります。歯科検診の結果が今月返却される予定です。6月以降、皆さんからいただいたテーマ、ニーズを参考に少しずつ、歯と口の健康に関係する情報を何らかの形でお伝えできたらと思っています。

 歯と口のケアはセルフケアの中でも毎日自分の意思で心がけられるもの。一日の生活習慣では、歯磨きは健康管理のスタートポイントで、夜寝る前はしめくくりのポイントにもなります。

 毎日、課題や部活、塾・習い事、行事他など忙しく取り組む中では、何度か飲食をしていると思いますが、歯や口の正しいケアは習慣づいているでしょうか?

 兵庫県県歯科医師会HPのテーマパーク8020や神戸新聞社の過去記事も一つの参考になるかと思います。定期的にのぞいてみてくださいね。 基本的な歯磨きの方法については、今一度確認してみましょう。

  兵庫県歯科医師会HP テーマパーク8020  兵庫県歯科医師会HP内(神戸新聞「歯の豆知識」)

 そして、海外の歯磨き方法について一つご紹介です。

 2222.pdf postbrushing.pdf 出典:東京都予防医学協会広報誌「よぼう医学」(2021年冬号)P12, 同(2023 冬号),P12

                 

 

 

 

 

 

 

 

 

保健だより(5月)

 5月も半ばを過ぎました。4月から新しい環境に入り、学校行事とともにあっという間に夏前の時間が過ぎたのではないでしょうか?少しずつ環境が落ち着きつつある今も、新たな勉強に向かって忙しい毎日だと思います。

 生活の見直しとして、今一度、睡眠や朝の食事などの生活習慣はもちろんのこと、心が安らぐ景色や光景を見たりイメージしながら呼吸を整え瞑想や散歩、ストレッチの時間を5分でも夜や朝にとりあえずつづけてみるなど、心の疲れのリセットにも意識的に取り組んでみると、いつの間にか色んな心の疲れが無くなっているようなこともあるようです。

 保健だより_令和5年5月号.pdf

 SNS相談窓口(参考)

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_sns.html

 これから日差しが強くなり、帽子や日焼け止めが必要になります。基本は食事をしっかりとって、こまめな水分補給で熱中症を防止しましょう。なお、5月以降、夏前の雨の降る日は、山ビルに注意。長ズボンを着用したり山道を避けたりするなど、季節の変化に応じて、自己防衛をしてくださいね。(吸いついた山ビルを離すためには、虫よけだけでなく、塩やアルコールをかけると良いようです)

    ほかに、感染症の予防でマスクをしている場合は夏の暑さで苦しくなりがちなので、様子を見てはずしながら、体調管理に努めましょう。特に睡眠不足の試験明けや気温・湿度の変化の激しい梅雨明けの2つの時期は危険度の高い時期です。自己管理に努めましょう!

 熱中症を防ぎましょう(厚生労働省)

 https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/nettyuu_taisaku/prevent.html

 

保健だより(3月)

 3月も早いもので、残り1週間となりました。1年間お疲れ様でした。新しい年度に向けて、あちこちで、もうすでに動き出しているようです。コロナの感染予防は、場面によって、皆さんの状況判断が、より求められるようになります。基本的な手洗いや換気は忘れずに、場面や距離、体の向き、声の強弱を意識して調整していきましょう。

 新学期の準備などで、みんなが色々と忙しくなりますが、適度な休暇は心身への栄養になります。自分の健康と相談し、バランスをとりながら、少しずつ前進していけたら良いですね!

  たよりの中に、アロマの紹介があります。嗅覚に敏感な人もいます。使用の時には、適度な量と使用場所を選びましょう!

 23.3保健だより.docx