保健室より
保健だより(5月)
5月、GW後の文化祭や考査、総合体育大会など、慌ただしく過ぎて行きました。連休やイベント後には感染症が流行します。しつこい風邪などの流行時には、咳エチケットはもちろんのこと、個人個人でマスクの着用、手洗い、消毒、換気、うがいなど、普段から気を付け、複数の酷い症状や高熱がある場合は受診しましょう。
この季節になると、気温の上昇と同時に、かなりの紫外線が降り注いています。特に暑さに慣れるまでの熱中症予防と紫外線対策を意識して行きましょう。まずは普段から体力をつけておくこと。朝食を抜かず、水分だけでなく塩分補給も準備しておくこと、風通しのよい衣服を着用すること、睡眠を一定時間以上はとっておくこと、帽子や日よけ対策をしておくことなど、ちょっとした心がけが大きな力になります。
雨降りの後の木の下に行くと、ヤマビルの吸血被害に遭うことがあります。また、草むらにはブヨに咬まれる危険性もあります。長袖・長ズボンや虫よけ剤で予防すること、ヤマビルに咬まれたら、慌てずに、塩を振りかけたり、アルコールや虫よけ剤を噴霧したりすると、コロリととれるようです。傷を清潔にして保護してください。ブヨで大きく腫れる場合もあるので、虫刺され後の傷の手当(毒素の吸出しや洗浄、消毒、虫刺され用の塗布薬など)は早めに対処し、状態が酷い場合は早めに皮膚科に行きましょう。
保健だより(4月)
令和6年度が始まりました。新しい学期が始まり、周辺の木々も新しく芽吹く時、自然と私たちの気持ちもフレッシュになります。新しい目標、新しい出会い、自分自身の中での小さな誓いを立ててみましょう!
始業と同時に健康診断が始まります。この機会を通して、自分の身体の声を聴き、出来る限り日常の生活習慣から、自分の力で整えていきましょう。
~お知らせ~
今年度、近隣地域で『がん』についてのサポーター養成講座があります。『がん』は今やとても身近な病気です。自分自身や将来への備えだけでなく、自分の周りの人のことや社会について具体的に考える助けとなると思います。養成講座以外でも、色々なイベントをされています。興味のある人は、是非、問い合わせしてみて下さい。きっと色々な情報をいただけると思います。
保健だより(3月)
ヘッドフォンやイヤホンで難聴が起こることがあります。大音量で長時間聴きつづけると、気がつかない間に音を感じることが少しずつ難しくなっていくそうです。ヘッドホンやイヤホンによる難聴は、音響性聴器障害(または騒音性難聴)と呼ばれ、気がついた時にはひどくなっていて回復が困難だそうです。周りの人の声が聞こえるくらいに音量を下げて、1時間くらいの使用にとどめておきましょう!!
3月は年度の振り返りの時期です。春休みを有効に使って、新しい年度の好スタートをきりたいですね!
4月からまた健康診断が始まります。視力や歯科などで治療勧告書をもらった人は少なくないと思います。もしも治療が未だの人は、新学期前の春休みには治療して身体面の準備完了をしておいてください。矯正など視力の調整等とともに、歯と口のケアには『一日のお口メンテの流れ』も参考に、きれいな口の中を意識してケアしていきましょう。
保健だより(2月)
兵庫県立大学附属高等学校2023年二月発行.pdf ←感染症予防の基本は同じ。乾燥や換気、お互いの心身にも心配りを…❤
昨年、実施した歯に関する質問や歯と口のアンケートをもとに、歯科保健関連諸々の情報、今回は歯と口のセルフケアを中心に2F玄関に掲示します。昨秋、1年生に対して実施していただいた歯科保健教室の資料もあります。2年生も卒業前の3年生も、一度は目を通してみてください。卒業後の歯科検診は自分次第。全身、人の生涯、次世代の健康につながる口腔ケアは、大変、奥が深いものです。積極的な保健行動の一助になればと願っています。
保健だより(1月)
冬休みが終わり、1月も早々と過ぎ、2月を迎えるころとなりました。試験や休校日で切り替えが大事な時ですが、有効に時間をつかいたいものですね。
3年生は新しい時に向かって、追い込みです。頑張ってきた自分を信じて、最後まであきらめず、悔いのない時間を過ごしていきましょう!きっと静かな追い風が吹いてくると思います☆彡
1・2年生は1年後の自分をイメージしながら、心身のコンディションを整えたり、日々計画したルーティンに取り組んだりして、習慣や時間の蓄積を味方につけましょう。小さなことでも良いので何か始めてみましょう。
また、冬は災害が少なからずある時期です。休みの間は、普段できない災害の備えも少しずつしていくことも念頭において、過ごしましょう。災害対策は、自助の備えから。いざという時は、共に周囲の人と助け合いを拡げて行けるように事前準備しておきたいですね。