保健室より
保健だより(9月)
9月になり、秋らしくなって来ています。夏の終わりから秋にかけて、まだまだ暑い日がありますので、熱中症の対策は新型コロナウィルス感染症の予防対策とともに継続しながら、行事や試験に向け、それぞれが今出来ることをその都度考え、後悔のない学校生活にしていきましょう。
秋は、防災や体育関係の行事が多く、救急についても確認する良い機会です。AEDの使用を伴う心肺蘇生やけがのRICE処置は基本的なものですが、アレルギー対応についても基本的なこととして皆さんに知っておいてほしいものです。夏休み前には、体育系の部活動の部員対象にした救急の講習(3時間の認定講習)を西はりま消防署の職員の方々に来ていただいて、アナフィラキシーショックについても説明していただいています。(特に食後の運動時の体調不良や蜂刺され後の急な症状、特に喉がつまる感じや呼吸しづらい場合には要注意です。体を起こさずに安全な場所に寝かせ、その場で救急車を呼びましょう!)
救急の前に、AEDの場所(保健室前、体育教官室、グラウンド、中学の玄関と保健室、寮の男子棟フロント横)、搬送器具(車椅子:4階保健室・相談室横、担架:2階エレベーター横、教室棟3階階段下、体育教官室前、体育館2階出入口脇)の場所、各救急箱の中などは、確認しておきましょう!
ほけんだより9月.docx(健康教室 東山書房9月号より)
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/anzen_school/bousi_kenkyu/tabid/1956/Default.aspx#handbook
(日本スポーツ振興センター スポーツ事故防止ハンドブック/スポーツ事故対応ハンドブックより)
保健だより(7月)
じめじめした梅雨がようやく明けようとしています。年間で、一番湿度が高いですが、それが明けた時季が熱中症の一番危険な時です。まだまだこれから暑さが増していきますが、それに慣れるまで、意識して熱中症対策をしていきましょう。
繰り返しますが…
①朝ごはんは言うまでもなく、食事はきちんと摂取する
(その際に、必ず塩分と水分が入ります。夏こそ、スープ類を摂りましょう!)
②時間単位で水分と塩分を並行して摂取する
③室内外を問わず、通気性の良い着衣や帽子など身に着けるものを工夫する
④換気を含め、温度・湿度を意識して空調を整えたり、陽射しを避け、物陰に入ったりする。
⓹マスクは必要に応じて着脱する
(気持ちがゆるみやすいですが、新型コロナウイルス感染症<第7波>は意識しておく)
⑦睡眠は意識して時間を決めてとる
(起床時間を決めて、水分摂取して身体を徐々に暑さに慣らしていく習慣を!)
⑧熱中症を疑ったら、無理せず、身体を冷やす(首、脇、脚の付け根の他に手の平も効果的)
⑨喉が渇く前(脱水注意)に水分と塩分補給(糖分で虫歯に注意)
(手の甲をつまんだりや指の爪を押して、元に戻る時間が遅い場合は、脱水症状あり)
⓾風を送って涼み、適度に汗をかいて、身体を慣らす(クーラー病に気を付けて!)
☆彡☆彡☆彡
高校生からの健康づくりのために…コンディショニングの資料をご紹介します。
たくさんの情報がありますが、目次の各項目を見て、ぜひ、参考にしてください!
「高校生コンディショニング(一般用).pdf」 「運動部活動生のためのコンディショニング.pdf」
大塚製薬健康情報提供サイトより
保健だより(6月)
新しい生活様式が始まってから、3年目の夏です。マスク生活に慣れることで、熱中症のリスクがより高まる時季となっています。周囲の人と距離を取れる場合や、まったく話をしない場面、スポーツ等マスクで息苦しくなることを避ける時など、その都度、自分や仲間で判断してマスクの着脱は、場面に応じて行うようにしましょう!
また、起床時、朝食時、10時ごろ、昼食時、15時ごろから夕刻、夕食時、入浴前、就寝前など時間を決めて、こまめに水分と同時に塩分補給を努めてすること。汁物などのスープ類や麦茶もおすすめです。規則正しい食事は熱中症予防には基本的なことで、重要であることもお忘れなく。
6月の4日~10日は。歯と『口の健康週間』です。今年も歯科検診が終わりました。歯科の予防については、自分自身で毎日行うセルフケアと専門家が定期的に行うプロフェッショナルケアの2つで健康を維持させていくことが求められています。虫歯が無くても、歯肉他のことも含めて定期検診を受けることで、口の健康状態と対応について確認できます。
海外、特に欧米では、全体的に歯科保健に関する意識が高く、検診は定期的に行い、普段の歯磨きにおいても、デンタルフロスの使用率が非常に高いそうです。日本では、1歳半、3歳、高校までの学齢期に検診がされていますが、大人になって定期検診を受けている人の割合は、半分程度に低下しているそうです。歯や口の健康は、全身の健康とも関係しています。最近では、歯周病が、糖尿病や脳梗塞、心臓病、誤嚥性肺炎以外にも、認知症との関連についても言われており、健康に年齢を重ねるためには、決して無視できないところとも言えます。
今回、歯科の先生から、保健だより掲載用にと、上記の資料をいただきました。歯科検診の治療勧告書をもらった人もそうでない人も、是非、一読して、今後に役立ててください。長く自分の歯を愛用してあげてくださいね。
保健だより(5月)
保健だより.pdf https://www.wbgt.env.go.jp/
5月は日差しが強くなり、熱中症も少しずつ気になってくる季節です。季節の変わり目で心身を整えるための予防策として、「熱中症警戒アラート」の登録など、熱中症についても自己管理していきましょう!
また、新しい環境に入って、少しずつ疲れも出てくる時期かもしれません。専門の先生(3名)のカウンセリングの受付もしていますので、申し込みについて、保健室や身近な先生に気軽にきいてみてください。(前期は、午前から来られています。)
検診の結果では、特に視力や歯科治療の勧告について、毎年、治療や調整の必要な人が本当に多いです。高校生の時期、特に受験期には状態が悪くなることが非常に多いので、必要な場合は、出来るだけ早めに治療に行ってください。また、予防できることは早めに実行していくことが大切です。(身体、特に眼や歯は自分だけの一生の宝、検診結果を無駄にせず、後悔することのないように。身体のメンテナンス面においても、自分を大切にしてくださいね。)
保健だより(4月)
4月は入学・進学など、新たな気持ちにリフレッシュする良い機会です。新型コロナウイルス感染症予防のさらなる継続の日々の中、何かと緊張感もありますが、新しい環境にとけ込むために、あいさつを交わしていけたら良いですね。
あいさつがとびかう環境には、良い空気が生まれ、その場が発展の気風の変わっていくそうです。クラスや学校、部活だけでなく、家の中や自分のまわりでも交わしていけたら素敵ですね!