生徒の活動
【結果発表】ガイダンスキャンプ ポスター総選挙
例年、1年生が実施する「ガイダンスキャンプ」では、まとめとしてポスターを作成しています。
本年度も、そのポスターを西はりま天文台に展示していただき、来場者による「ポスター総選挙」が行われました。
11/19に、西はりま天文台の高山先生からその結果が発表され、表彰式が行われました。
結果は以下のとおりです。
金賞:春名モネさん、銀賞:縄舟祐香さん、銅賞:網本健人さん
※ポスターはこちら→ 西はりま天文台のページ:http://www.nhao.jp/public/news/detail/?aid=2003
光都0円ストアに参加しました。(R6.11.16)
11月16日(土)に西はりま特別支援学校で光都0円ストアがあり、附属中学校からもボランティアスタッフとして参加しました。
フードパントリー(0円フードロスチャレンジ)、絵本の0円交換会、子ども服の0円交換会のブースに分かれて活動しました。
講師招聘授業を実施しました。~18回生・群読練習~(R6.10.30)
10月30日(水)5・6時間目に、1年生(17回生)がArt Festivalの1年生演目「群読」の練習を行いました。今回は劇団「青年団」の俳優・福田倫子先生を講師としてお招きし、俳優ならではの視点からご指導いただきました。
全員での発声練習のあと、演目に分かれて練習を行います。実践を重ねていくにつれて、漠然としていた物語に豊かな感情が彩られていきます。福田先生からいただいたアドバイスをもとに、一人ひとりが創意工夫を重ね、ときには仲間と意見を交える姿も見られました。最後に集合し、演目毎に練習の成果を披露しました。
本番まで残り3週間。本日いただいたご指導をもとに、18回生らしさ全開の作品を創り上げてほしいと思います。
後期始業式を執り行いました。(R6.10.01)
10月1日(月)1校時より、中高合同の後期始業式を執り行いました。
総長先生からは、「未来」を考える意味についてお話いただきました。そして、校長先生からは、視線を上げて大きな目標を見据える大切さについてお話していただきました。
いよいよ後期がスタートしました。総長先生や校長先生の訓話のように、前期で培った実力をもとに、自分なりの目標を見据えながら後期を歩んでほしいと思います。
前期終業式を執り行いました。(R6.09.27)
9月27日(金)4校時より、中高合同の前期終業式を執り行いました。
総長先生からは、3日間の秋季休業中の過ごし方として、他者の感覚を想像することの大切さについてお話いただきました。そして、校長先生からは、大学入試を控える高校三年生に向けたメッセージとして、「天井のイメージをあげる必要性」「量の大切さ」についてお話をいただきました。
明日からは3日間の秋休みとなります。後期を晴れやかな気持ちで迎えられるように、有意義な時間を過ごしてほしいと思います。
夏季休業前の全校集会&離任式を行いました(R6.07.19)
7月19日(金)3時間目に、夏季休業前の全校集会を中高合同で行いました。
校長先生より、夏季休業中の過ごし方に関して、3つのNについてお話いただきました。
その後、中学生は夢創館へ移動し、引き続き全校集会を行いました。生徒指導部の先生から水難事故に関するお話があり、水とのかかわりが増える夏季休業中の事故防止に向けて、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
全校集会後は、本校のALTであるJayne 先生、Georgia 先生の離任式を行いました。本校の英語教育の充実に尽力していただいた先生方の新たな門出に、生徒全員が溢れる想いを共有しました。
さて、長いようで短い夏季休業がいよいよスタートしました。身の安全に気を配りながら、校長先生の訓話のとおり、自己管理を心掛けながら、充実した時間を過ごしてほしいと思います。
生徒会執行部がレクリエーション大会を開催しました(R6.07.11)
7月11日(木)5・6時間目に、生徒会主催のレクリエーション大会が行われました。
全校生を縦割りの25班に分け、ブース巡り(班対抗絵かき対決,輪投げ,スーパーボールすくい,水鉄砲,ビンゴ大会&謎解き)を楽しみました。
生徒会主催行事にあたっては、本年度2度目となる縦割り班での活動です。どの班も和気あいあいと各ブースを堪能し、友好の笑顔をもって梅雨の暑気払いとなりました。
閉会挨拶後には、生徒会執行部による、今年度の体育大会で踊るダンスの披露がありました。爽やかに風を裂くその姿に、生徒たちの眼差しも熱を帯びていました。
夏季休業中にはダンスリーダー練習会も開かれます。今回の生徒会行事を通じて、附属中生一人ひとりが、迫る体育大会に向けて、さらなる絆の深まりを感じたことでしょう。
English Speech Festival 2024 を開催しました(R6.07.10)
7月10日(水)3~4時間目に体育館で “English Speech Festival 2024” を開催しました。
“English Speech Festival ”とは、
①クラスメイトのスピーチを通して、互いの意見や考えを理解し合いながら、自らの視野を広げる機会を持つ。
②英語で考えをまとめ、スピーチを行う活動を通して、それぞれの英語力を高める。
ことを目的として開催される、本校独自の「国際理解教育」行事の一つです。
英語の授業で行われた学年選考会を勝ち抜いた24名のスピーカーが、スライドや身振り手振りを用いて「自分らしさ」満開のスピーチを披露しました。
梅雨の湿っぽさを吹き飛ばすような、ほとばしる思いを届けようとするスピーカーの姿は、多くの聞き手の心を揺さぶったのではないでしょうか。ときに笑い、ときに真剣な眼差しを向ける聞き手の表情から、本行事の目的の達成を感じられます。
予選を含めた一連の活動のなかで、英語で自己を表現する難しさ、そして楽しさについて学ぶことができたのではないかと思います。
各学年のスピーチテーマは以下の通りです。
<1年生> (Show and Tell)
・My family
・My Favorite thing
・My hobby
・Self-introduction
<2年生>
・My treasure
・The place I want to go
・The thing I want to try
・Introduce a great person
・The thing I want to tell
・My action plan to make a better world
<3年生>
・Something special / unique I have experienced / My unusual experience
・What I can do to make the world a better place
・A part of Japanese culture I wish to share
・The person who I most respect
・What I want to tell now
1年生エリア学習~SPring-8,ひょうご環境体験館~(R6.06.19)
6月19日(水)に、1年生が附属中学校独自の総合学習である「エリア学習」を行いました。
今回は「播磨科学公園都市の施設見学」と称して、「SPring-8/SACLA」と「ひょうご環境体験館」を訪問しました。
SPring-8/SACLAでは、職員・研究員の方々から施設で行われている研究について伺うとともに、「すっとびボール」の実験を体験しました。実験員の方とのコミュニケーションは、科学の世界における公用語である英語で行いました。ボールがバウンドする高さをどうやって高めることができるのか、さまざまな意見を研究員の方と共有し、科学の実験プロセスについて実感をもって学ぶことができました。
ひょうご環境体験館では、展示見学とシアター学習に分かれて環境問題について学びました。展示見学では、兵庫県の環境や自然災害に関する展示、さまざまな発電方法に関する展示などを通じて、体験的に環境について学ぶことができました。シアター学習では、「触れる地球」を活用した講義を通じて、地球規模の環境問題、とりわけ地球温暖化について視覚的に学ぶことができました。楽しいひと時もありつつ、講義では真摯な眼差しを「触れる地球」に向けている姿がみられました。
「グリーンファシリティ宣言」や「SPring-8-Ⅱ計画」によって、さらなる注目が集まる「SPring-8/SACLA」。7月16~18日に日本で開催される「第10回太平洋・島サミット(PALM)」。いずれも近年の気候変動対策が念頭に置かれており、持続可能な社会の構築に向けて、世界レベルでの対策が模索されています。今回のエリア学習を通じて、そのような現代社会に向き合う姿勢や、科学の可能性について深く学ぶことができたのではないでしょうか。
防災避難訓練・防災教育を実施しました。(R6.06.07)
6月7日(金)4時間目に、中高合同で防災避難訓練と防災教育を実施しました。
避難訓練については、3時間目の休み時間中の出火を想定し、避難を行いました。今年はより危機意識を体感するため、出火場所よりスモークマシンを用いて黒煙の動きをシミュレーションしました。そのような状況のなか、一人ひとりがその場に応じて冷静に避難を行うことができました。
続いて4時間目の防災教育では、実際にたつの消防署光都分署の方に来ていただき、消防車による放水の実演を間近で見学しました。その後、各学年の代表生徒が消火器を使った消火訓練と、学校に設置されたホースを用いた放水訓練を体験しました。特にホースを使った訓練では、代表生徒3名が協力することで、見事な実演を果たすことができました。
今回の訓練を通じて、冷静な判断や状況に応じた避難、さらには日頃の防災意識が大切なのだと、一人ひとりが学ぶことができた訓練となりました。
1年生校外学習~兵庫県立美術館,わくわくオーケストラ教室~(R6.5.30)
5月30日(木)1年生(18回生)が校外学習を行いました。
午前は兵庫県立美術館へ。ギャラリートークや作品世界の鑑賞を通じて、美術作品に触れる奥深い楽しさについて学ぶことができました。
ギャラリートークでは、白髪一雄氏の作品について、生徒各々が「作品から感じたこと」を発表していきました。一つの作品を通して、さまざまな視点から豊かな感性が共有されていきます。美術作品がもつ自由な魅力を思い思いに体験することができました。
午後はいよいよ「わくわくオーケストラ教室」へ。会場は、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした劇場「兵庫県立芸術文化センター」です。
プログラムは以下の通りです。
①ヘンデル:「水上の音楽」より“アラ・ホーンパイプ”
②リムスキー=コルサコフ:「スペイン奇想曲」より
第1曲 アルボダーラ
第2曲 シェーナとジプシーの歌
第3曲 アストゥリアのファンタンゴ
③スメタナ:交響詩《わが祖国》より“ヴルタヴァ(モルダウ)”
④ふるさと(嵐)
※アンコール J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲
PACオーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)が奏でる朗らかなリズムや流麗の旋律に生徒たちも真剣に聴き入ります。『ふるさと』では、オーケストラの演奏に合わせて会場全体で大合唱!さらにアンコールでは、指揮に合わせて手拍子で演奏に参加しました。会場の熱気冷めやらぬままに終演を迎えました。
普段あまり聴くことができない、オーケストラの「音」を全身に浴びて、感性育む有意義な経験となりました。
令和6年度第1回生徒総会を実施しました。(R6.05.17)
5月17日(金)に令和6年度第1回生徒総会を実施しました。
事前にクラス内で協議した内容をもとに、生徒会執行部の提案に対して、各クラス代表者がさまざまな質問や意見を共有しました。ときに侃々諤々の議論が繰り広げられるなど、生徒たちの「自分たちで学校を創り上げたい!」といった姿勢があらわれた生徒総会となりました。
総会をまとめてくれた生徒会執行部の皆さん、お疲れさまでした。
令和6年度文化祭2日目~3年生ポスターセッション~(R6.05.10)
5月10日(金)、昨日に引き続き文化祭が開催されました。中学生は、高校2年生の劇を鑑賞したり、高校1,3年生の縁日やバザーを楽しんだりするとともに、3年生はプロジェクト学習のポスターセッションを行いました。また、音楽部や有志による演奏・舞台発表も行われました。さらには、PTAバザーや文化部による活動も展開され、附属学校全体に文化の花が咲き誇りました。
3年生によるプロジェクト学習のポスターセッションでは、自分たちの研究の内容や成果を、さまざまな工夫をもって分かりやすく、そしてユニークに伝えていました。附属中生はもちろん、高校生も興味をもって聞き入っている姿が印象的でした。
中高合同の音楽部の発表では、プログラムを『Clasic』と題し、『「セントポール組曲」より1,2,4楽章(G.ホルスト作曲)』『アンダンテ・フェスティーボ(シベリウス作曲)』『銀河鉄道999』の3曲を高校生の先輩たちとともに演奏しました。古典作品の織り成す豊かな旋律と、中高生による爽やかで優しい響きを体育館全体に届けるような、すばらしい演奏となりました。
昨年に引き続き、制限なしの通常開催となった文化祭。今年のテーマである『Poppin!』があちこちで感じられる、「文化」の歓び溢れる2日間となりました。
令和6年度文化祭1日目~インターぴーぷるday~(R6.05.09)
5月9日(木)、附属高校と合同の文化祭1日目が開催されました。今年度のテーマは『Poppin!』です。さらに今年度は、事前に中高合同全校取り組みとして、6学年が縦割り班でお昼を食べる『みんなdeランチ』や、各班色とりどりの「『アンブレラスカイ』作成など、本校の特徴をいかした取り組みを行ったことにより、学年の垣根を越えた附属学校生一体の文化祭となりました。
1日目である今日は「インターぴーぷるday」として、午前中は体育館にてプレゼンテーション、ゲストスピーチ、スピーチコンテストが英語で行われました。さらには、百人GL一首大会も開催されました。プレゼンテーションでは、3年生・2年生の生徒2人が出場し、それぞれ「韓流スターの社会問題」と「私の秘密」について、さまざまな工夫をもって伝えました。そして中学校では午後に、計8会場に分かれてクラス交流会が行われました。中国、韓国、アメリカ合衆国、イギリス、カナダ出身のCIRやALTの先生をお招きし、1年生は日本語を交え、2,3年生は英語で会話やゲームを通じて交流を楽しみました。
日本とは異なる文化を積極的に知ろうと、各クラスともに大盛況。驚きの声が廊下にまで響き渡ります。ゲストの先生方とさまざまなコミュニケーションを通じて国際交流を深めることができました。
百人GL大会では、中学校からの出場者が大幅に増えたこともあり、さらなる盛り上がりを見せました。なんと優勝は中学3年生のペアです。1年生ペアも非常に多く、高校生ペアと白熱の戦いを繰り広げていました。来年こそはと、リベンジに燃えるペアも数多いことでしょう。
実習生紹介を行いました。(R6.06.17)
6月17日(月)、夢創館にて教育実習生の紹介を行いました。
今年は1名の先生(本校9回生)が来校されました。担当教科は理科で1年生を担当していただきます。
1週間と短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします!
ガイダンスキャンプポスター@西はりま天文台
4月に行われたガイダンスキャンプ(詳細はこちら)における学びの集大成として、1年生(18回生)がポスターを作成しました。
そのうち、特に優秀な作品は西はりま天文台にて展示されています。
なお、7月13日(土)から、展示作品からベストポスターを選出する「ポスター総選挙2024」が開催されます。どの作品も学びに溢れた内容となっていますので、ぜひご覧ください。
専門職大学連携授業
5月31日(金)、中学2年生が、芸術文化観光専門職大学の平田知之先生を講師にお招きし、ディベートについての授業を受けました。「ディベートにおける論題の種類について」「立論・質疑・反駁ですべきことについて」「ディベートで大切な力について」など、具体的な例を交えながら詳しく教えていただきました。
2年生は半年間かけて、何度もディベートの練習をしていきます。翌週の授業では、さっそく平田先生に教えていただいたことをもとに、自分たちで討論を進めました。
1年生ガイダンスキャンプ(R6.04.25~04.26)
4月25日(木)26日(金)に1年生(18回生)がガイダンスキャンプを行いました。この行事は、附属中学校に入学して最初に行う、校外での宿泊をともなう集団活動であり、総合的な学習の時間における本校独自の取り組みである「プロジェクト学習」の一環として実施している学習活動です。
生徒たちが定めた活動スローガン「高・挑・優(はい(High)ちゅー)を持ってがんばろう!」を胸に、生徒一人ひとりが充実した学習活動を通じて「自然科学とは、どういうものなのか」という問いに向き合いました。
1日目の午前中は開始式の後、2つの講座を受講しました。教頭先生の『科学を学ぶということ』では、ランニングシューズを題材に「科学は身近に存在する」という視点を発見していきました。。総長先生の『物理学と私』では、総長先生のご専門である物理学のお話を通じて、科学と向き合う態度や考え方を学びました。生徒たちは、これから始まる探究活動への誘いに、早くも情熱を秘めた表情でバスへと乗り込みました。
到着した先は兵庫県立西はりま天文台。天気はまさに快晴!集合写真を撮影して入所式に臨みます。入所式では、伊藤センター長のお話を伺い、高山先生が作成された天文台紹介動画を視聴しました。
その後、青空の下でレジャーシートを広げ、昼食をとりました。春の穏やかな日差しと豊かな山々に囲まれて、気持ちの良いランチタイムとなりました。
午後は、3つの講座が行われました。
先ずは「天文工作」です。本田先生・高山先生ご指導のもと、光のスペクトルを測定する簡易分光器『にじみえ〜る』をつくりました。できあがった分光器を通して、様々な光を見ていくと、あちこちから感嘆の声が聞こえてきます。実習後、分光器を大切にカバンへとしまう様子から、生徒たちの科学に対する興味関心の高まりを感じました。
続いては、「昼間の星の観察会&太陽観察」「小型望遠鏡実習」に取り組みました。「昼間の星の観察会&太陽観察」では、専用の望遠鏡を用いて太陽フレアや黒点を観測しました。普段はなかなか見ることができない太陽の姿に興味津々の様子でした。その後、60cm望遠鏡で昼間の星を観測しました。天体ドームが展開する様子にも大興奮、充実した学びの時間となりました。「小型望遠鏡実習」では、班毎に小型望遠鏡の操作方法を実践で学びました。
休憩をはさみ、兵庫県立大学西はりま天文台のセンター長の伊藤教授による講義を受けました。タイトルは「天文学と私」。先生の研究者としての軌跡や星座のお話、天文学についてなど、多様なお話をしていただきました。研究者の姿を、各々が学んでいきました。
夕食を食べた後は、いよいよ夜間観望会です。西はりま天文台が誇る、「なゆた望遠鏡」を通して瞬く星々を観測しました。「なゆた」が入った建物の外でも、研究員の先生が星座の解説をしてくださりました。生徒たちは、瞳を輝かせて夜空を堪能しました。
2日目、朝食をとったあと、8時30分から天文台退所式を行いました。研究員の先生方を代表していらっしゃった伊藤先生に、天文台における数々の学びのお礼を伝えることができました。
さて、続いての目的地は「兵庫県立人と自然の博物館(通称:ひとはく)」です。
ホロンピアホールにて館内での過ごし方を聞き、まずは館内見学を行いました。本館の多様な展示に目を奪われ、時間があっという間に過ぎていきます。本館だけでなく、新収蔵庫棟「コレクショナリウム」や「ひとはく恐竜ラボ」も見学しました。普段は見られない標本の数々や恐竜化石のクリーニング作業などを間近に触れ、改めて自然の可能性を学び取った様子です。
深田公園で朝食をとったあとは、来年度2年生時にプロジェクト学習をご指導いただく、人と自然の博物館の5人の研究員の先生方からの講義『私と研究』。を受講しました。専門分野における「おもしろさ」を、中学生にも分かりやすくお伝えくださりました。来年度から始まるプロジェクト学習について、早くも期待膨らむ時間となったのではないでしょうか。
いよいよ、ガイダンスキャンプ最後の実習となる「特注セミナー」です。事前に希望した4つの講座に分かれて、特色あるセミナーに参加しました。
セミナーはそれぞれ、「里山のいきもの」「絶滅生物アンモナイト」「むしとりペナントレース」「身近な植物観察」です。セミナー名を聞くだけでもわくわくしてきそうな講座に、生徒たちは2日間で培った探究心の芽生えを実感させるような、晴れ晴れとした表情で取り組んでいきました。
さまざまな活動を通じて、「探究」に向かう姿勢、考え方について考えてきました。そして、ここでの学びをぜひ、今後の附属中生活へと生かしてほしいと思います。
2日間、お疲れ様でした。
情報モラル講演会を行いました(R6.04.19)
4月19日(金)に、兵庫県立大学環境人間学部の竹内和雄教授をお招きして、情報モラル講演会を行いました。
前半は事前のアンケート調査をもとに、附属中生のスマホ・ネット等に関する利用状況の実態や、それに対する今後の心構えなどについて学びました。特にネットの長時間利用に関する調査では、進級するにつれてスマホ・SNS等の利用時間が増えていくことが実態として挙げられました。そのような状況を客観的に知ることによって、家族と合意の上でルールを定めたり、自分の言動をふり返ったりなど、一人ひとりが自分の利用状況にあったネットへの向き合い方を考えるきっかけとなりました。
講演会の後半は、実例をもとにした再現VTRをふまえて、「闇バイト」について学びました。自分たちと同じ境遇の若者が「受け子」として「闇バイト」に関わっている実情を知り、今まで別世界の出来事のように捉えていた生徒たちにざわめきが広がります。身近にひそむ甘いワナについて、自分事として想像し、考えを深めることができました。
今回の講演を通じて、改めて情報通信技術・インターネットの利便性と、そこに潜む身近な脅威について学ぶことができました。
新入生歓迎行事を行いました(R6.04.17)
4月17日(水)5-6校時より、生徒会執行部による新入生歓迎行事が開催されました。学年縦割りの各班が、班員でお互いに協力しながら、執行部が企画する様々なゲームに挑戦し、附属中生の輪を広げました。
「じゃんけん列車」で縦割り班を決定するという大胆な取り組みから始まった今回の歓迎行事。各ブースで展開されるゲームも、県大クイズから風船リフティングまで、8種の多様なお題で挑戦者を待ち構えます。しかしそこは県大生。クラスや学年の垣根を越えた絆で各班ともに次々とお題をクリアするとともに、班内にとどまらないコュニケーションで交流の輪を広げていきました。
春の日差しが眩しい中、生徒たちのあたたかくて活発な交流が見られた素敵な歓迎行事となりました。そして、このような歓迎行事を開催すべく、大胆な発想から細部の工夫に至るまで尽力してくれた生徒会執行部や、新入生を快く歓迎し、楽しい班活動を支えてくれた2・3年生など、たくさんの生徒たちがこの行事を成功させるために活躍している様子があちこちで見られました。改めて、ありがとうございました。
対面式を行いました(R6.04.09)
4月9日(火)1校時より、夢創館講堂にて新入生(18回生)が2・3年生の先輩方と出会う対面式を行いました。
先輩方が繋ぐ花のアーチをくぐって、新入生が晴れやかに入場しました。そして、新入生代表生徒が宣誓文を読み上げた後、生徒会執行部より、歓迎の言葉や学校生活紹介のスライドが披露されました。ユーモアあふれるスライドや動画に新入生の緊張も解け、早くも附属中生としての自覚が芽生えた様子です。
その後、先輩方による校歌の披露が行われました。附属中生の明朗闊達でのびやかな歌声に新入生も朗らかな表情を浮かべ、校歌を通じて先輩方と「心を一つに」しました。
今回の対面式を通じて、18回生は附属中生としての歓迎を受けるとともに、新たな道を切り拓くべく、その一歩を踏み出しました。
令和5年度附属高等学校後期終業式並びに附属中学校修了式を実施しました(R6.3.22)
3月22日(金)、体育館にて令和5年度附属高等学校後期終業式並びに附属中学校修了式を執り行いました。
総長先生より、後期をふり返ることの大切さとともに、中高生の時期に体力をつけること、知的な力をつけることの重要性について、さらにはそのための読書の有用性についてお話しいただきました。
そして、校長先生からは、大きな目的を定める際は具体性が大切であるとお話しいただきました。
その後、生徒指導部の先生より、校歌への向き合い方やネット上のトラブルに関するお話があり、今年一年間を良い形で締めくくるべく、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
これをもって令和5年度の教育課程が修了し、約2週間の春季休業に入ります。来年度の学校生活をさらに充実したものとするために、総長先生や校長先生の訓話を胸に、新年度の目標の設定とマネジメントをスタートする良い機会としてほしいと思います。
附属中学校 義務教育修了式─15回生69人が新たなステップへ─(R6.3.15)
3月15日(金)、附属中学校義務教育修了式を行いました。本校は併設型中高一貫校であり、義務教育課程を修了して、附属高校での新たな3年間がスタートする中間点としてのけじめとして、令和2年度より義務教育の修了を祝う会として実施しています。
国歌斉唱の後、卒業証書の授与が行われ、担任の呼名に対する一人ひとりの凛々しい返事が会場に響きました。
総長・校長式辞に続いて、中学校PTA会長の福壽克典様より、温かいご祝辞をいただきました。その後、卒業記念品としてスチールブックトラックが送られる目録贈呈がありました。
16回生代表より「在校生のことば」として、コロナ禍以降の新たな「附属中」を全力で創り上げた先輩方への憧憬と感謝のこもった言葉が送られました。そして、15回生代表より送られた「卒業生のことば」では、そのような「附属中」を創ってきた3年間の苦労や思い出が語られるとともに、さまざまな方への感謝の言葉が伝えられ、新たなステップへと向かう15回生らしい答辞となりました。
校歌斉唱でも、附属中への思いを馳せるような、高らかな歌声が会場にこだまし、閉式のことばをもって義務教育修了式が締められました。
来年度からはいよいよ附属高校生となる15回生。附属中での経験を糧に、新たな仲間たちと切磋琢磨し、未来を切り拓いていくのだろうと期待を懸けずにはいられない、素晴らしい門出となりました。
プロジェクト学習が兵庫県公民連携プラットフォームで紹介されました
兵庫県が主催する「ひょうご公民連携プラットフォーム」は、企業等と兵庫県庁内各部局をつなぐ役割をしています。本プラットフォーム設立の目的は、複雑化する社会課題の解決にむけ、行政だけではなく企業・大学・団体等が幅広い連携し、ネットワークによる取組を推進するためです。公民連携の新たな展開として注目されています。
その取組の一つに、アース製薬株式会社と兵庫県の包括連携協定が挙げられます。その一環として本校が支援を受けているのが、プロジェクト学習(2年)の「カメムシのニオイで芳香剤を作ろう」班です。人と自然の博物館の八木先生に加えて、アース製薬研究員の浅井様・野村様にもご指導いただいています。
その様子が、兵庫県の公民連携プラットフォームに掲載されましたので、どうぞご覧ください。
3年生を送る会を開催しました(R6.3.14)
3月14日(木)5・6時間目に、体育館にて3年生(15回生)を送る会を開催しました。3年生にとっては義務教育修了式を除くと、附属中学校生として最後に参加する学校行事であり、1・2年生にとっては第16代生徒会執行部が主体となって運営する初めての学校行事となりました。
1・2年生がつくるフラワーアーチをくぐって入場した3年生は、開会挨拶終了後、全学年縦割り班に分かれて、生徒会執行部が中心となって企画したゲームを楽しみました。その内容は、「3年生への挑戦 思い出クイズ」と題したクイズに、縄跳びを組み合わせるという大胆なゲームです。執行部が繰り出す「難題」に学年を越えて和気あいあいと向き合いながら、附属中で過ごした数々の思い出に包まれ、15回生の笑顔がはじけるゲームとなりました。
企画の後は音楽部による合奏が披露されました。1・2年生が送るはなむけの旋律に3年生はゆっくりと聞き入っていました。
その後、執行部が作成した思い出ムービーを鑑賞しました。15回生と関わりの深い、離任された先生のメッセージ動画が流れ、会場は驚きと歓喜に包まれます。そして、3年間の思い出を写真とともに振り返る動画では、次々と映し出される色とりどりの記憶が、15回生の笑顔と懐古を誘いました。
最後に、記念品として附属中生オリジナルデザインの箸が在校生から贈呈され、3年生の代表生徒挨拶と閉会挨拶をもって会が締めくくられました。
初の学校行事運営に奮闘し、準備を重ねてきた生徒会執行部を中心に、在校生が力を合わせて作り上げた「3年生を送る会」。フラワーアーチをくぐって退場していく15回生の晴れやかな表情に、当行事の確かな温もりを感じる素敵な会となりました。
家庭科で表示・マークの学習をしました
3月12日・13日に、中学1・2年生の生徒が、家庭科「よりよい消費生活」の学習の一環として、「マークでカルテット」というゲームに取り組みました。
このカードゲームは、教材として西播磨県民局消費者センターからお借りしたものです。
どのクラスも大いに盛り上がり、楽しみながら、商品購入に係る選択に必要な表示・マークについての知識を学ぶことができました。
令和5年度プロジェクト学習・2年生ポスターセッションを開催しました(R6.2.20)
2月20日(火)12時30分より、2年生が中間発表として、今年度の探究成果を公表する「プロジェクト学習ポスターセッション」を実施しました。全10班が各ブースに分かれて、1年間の探究活動の結果を示したポスターを用いて発表を行いました。
ポスターセッションならではの距離感に会場はにぎわいます。ポスターだけでなく、動画を用いて実体験の臨場感を演出する班や、実験成果を展示し、間近で研究に触れられるスペースを設ける班など、その発表方法はさまざまです。どの班も、緊張と高揚のなかで一年間の集大成を精一杯発表し、探究活動の奥深さを発信していました。講師の先生方や中高教職員はもちろん、発表に触れた生徒たちの表情は本当に輝かしく、熱いまなざしを向けながら鋭い質問で自らの興味・関心を追究するなど、各々が「研究」に向き合う姿が印象的でした。
3年生に続くプロジェクト学習への期待が更に高まる、すばらしいポスターセッションとなりました。
プロジェクト学習の成果が研究紀要に掲載されました!
令和4年度と5年度に、現中学3年生のプロジェクト学習において「節足動物のインベントリー調査」に取り組んだグループの調査をまとめた論文が、県立人と自然の博物館の研究紀要『人と自然 Humans and Nature』に掲載されました。タイトルは「2022年と2023年に兵庫県赤穂郡上郡町で最終されたクモ類リスト」で、山﨑健史先生がご指導くださいました。
本探究(調査)の目的は、播磨地域に位置する赤穂郡におけるクモの出現データを充実させ、兵庫県内のクモ類相を解明することでした。
調査地は、兵庫県赤穂郡に位置する兵庫県立大学附属中学校付近の林縁部で、2022 年5月17日、6月7日、7月29 日、8月18日、2023年3月30日、4月25日、4月27日、5 月16日、6月27日の計9回の調査を行いました。
種の同定は、成体の標本のみをもとに行ない、本調査にて、17 科 49 種のクモ類が採集されました。
そのうち、ヤガタハエトリ(ハエトリグモ科)、ヒメスジハエトリ(ハエトリグモ科)、イワワキアシブトヒメグモ(ヒメグモ科)、ヨシダミジングモ(ヒメグモ科)の4種は、兵庫県で今回が初記録でした。
詳しくは、以下リンクを参照にしてください。
第16代生徒会役員が運営する初めての全校集会を実施しました(R6.2.5)
2月5日(月)1時間目より、夢創館にて定例の全校集会を実施しました。1月に発足した第16代生徒会役員が運営する初めての全校集会となりました。
はじめに、校長先生から「探究の大切さ」と「真善美」について、1月23日に開催された3年生によるプロジェクト学習発表会の様子を振り返りながらお話いただきました。
次に、生徒会長の新谷さんがJ-POPの歌詞を引用しながら生徒会執行部としての抱負を述べ、全生徒は生徒会役員であるとの視点から、生徒会活動への協力を呼びかけました。
各専門委員長を含む生徒会執行部からは、自己紹介及び11・12月の目標の反省と1月・2月の目標の報告がありました。いよいよ年度末です。前執行部から受け継いだバトンを次年度へとつなげていくために、今年度の振り返りと締めくくりを意識してほしいと思います。
つづいて行われた表彰伝達では、「第19回環境フォトコンテスト」と、1月19日(金)に開催した「新春百人一首大会」の表彰を行いました。
最後に、生徒会執行部より、令和6年能登半島地震災害義援金の募金活動実施についてのお知らせがありました。6日(火)~9日(金)の4日間、7時50分から8時10分まで玄関前にて実施されます。
令和6年能登半島地震災害義援金の募金活動を行っています(~9日(金))
本日(2月6日(火))より、中高合同の生徒会活動の一環として、令和6年能登半島地震災害義援金の募金活動を行っています。9日(金)までの4日間、7時50分~8時10分に生徒会執行部が日替わりで玄関前に立ち、募金を呼びかけます。お預かりした義援金は、取りまとめの上、石川県珠洲市に送金することとなっています。
〈6日(火)〉
〈7日(水)〉
〈8日(木)〉
〈9日(金)〉
3年生中大連携授業
2月5日(月)3・4校時に兵庫県立大学環境人間学部の井上教授をお招きして、「人と人が関わり、癒える力」について受講しました。
将来の選択について考えるとともに、カウンセリングについては、心の傷や生きづらさを抱えた人に対する関わり方において、心のケアの大切さなど深く考えさせるような講義であり、生徒たちにとって良い学びになりました。
『消費者トラブルとその対策』について学びました
1月31日(水)2・3校時に、中学2年生と1年生が、家庭科の講師招聘授業で「消費者トラブルへの対策」について学びました。
指導してくださったのは、全国消費生活専門相談員の前田様です。
近年、インターネットの普及やキャッシュレス化の進行により、中学生がトラブルに巻き込まれることも増えています。よって、悪質商法の実態と具体的な対応策について知っていることはとても重要です。
前田様は、実際に青少年が被害にあった事案等を具体的に紹介してくださり、トラブル防止の方法を教えてくださいました。
★オンラインゲームでの「課金」を繰り返して高額請求(特にキャリア決裁は要注意)
★「お試し価格」につられて1回だけのつもりで購入したら、実は「定期購入」
★身に覚えのない代金を請求するSMSに連絡するとさらなる被害に!
などはどの年代でも気を付けたい事案です。
対応策として「クーリング・オフ制度」も学びましたが、適応外の事案も多く、特に通信販売には適用されないとのこと。生徒らは「普段から<無料>や<儲け話>などの言葉に惑わされず、情報は小さな文字ほど確認する」ことの大切さを確認しました。
令和5年度プロジェクト学習発表会(3年生口頭発表)を実施しました(R6.1.23)
1月23日(火)12時30分より、3年生が2年間の探究成果を口頭発表する「プロジェクト学習発表会」を実施しました。
プロジェクト学習とは、兵庫県立大学附置研究所及び各学部等の研究者の指導を受けながらグループ毎に探究学習を2年間かけて行う、本校独自の総合的な学習です。
いずれの研究班も、研究成果をまとめたスライドや原稿をもとに、2年間の集大成を堂々と発表しました。質疑応答の場面では、専門家である講師の先生方や生徒からの鋭い質問を受け止め、自身の研究成果にしたがって誠実に回答している姿が印象的でした。
この2年間で培った研究者としての視点・考え方をもとに、高校生以後の探究活動でも「世界のパイオニア」として活躍するに違いないと実感させる、有意義な研究発表となりました。
2年間ご指導いただきました講師の先生方、誠にありがとうございました。
【発表内容(発表順)】
1 カルスから植物体に成長させる(カルス培養班)
2 地球の自転と地軸について(天文班)
3 もったいないから始めよう 身近なアップサイクルの理解と実践(アップル班)
4 チョウから自然の豊かさを調べる(チョウ査班)
5 起業家になってみよう(Super Hero!班)
6 金めっきと銅めっきの研究(めっき班)
7 植物はどんなふうに生長するのか(植物班)
8 ヘビ類の骨学的研究(蛇骨研班)
9 クモのインベントリー調査(スパイダーハンター班)
10 人と関わるロボットを作ろう(マイ魂ロボット班)
『金融の基礎知識』を学びました
1月24日(水)2・3校時に、中学2年生と1年生が、家庭科の講師招聘授業で「お金」について学びました。
指導してくださったのは、兵庫県金融広報アドバイザーの山田様です。
お金の歴史に始まり、支払い方法や金銭の管理など消費生活に必要な金融の基礎知識を、クイズを交えながら教えてくださいました。
なかでも、支払い方法の一つ「後払い」に使われるクレジットカードについて、利点や問題点を詳細に説明してくだり、リボ払いの特徴を初めて知った生徒からは驚きの声があがりました。「クレジットカードで、10万円をリボ払い(手数料15%)で毎月2,000円ずつ払う時、払い終えるまでに79ヵ月,約16万円かかる」という計算には、生徒と一緒に受講した教員も思わず苦笑い。これらの知識は、支払い方法の選択に役立てたいですね。
山田様の「お金のコントロールは人生のコントロールに通じる。未来の自分に投資しよう」というお話は、私たちの消費生活の教訓になりそうです。
新春百人一首大会を開催しました(R6.1.19)
1月19日(金)5-6校時より、体育館にて図書委員会及び国語科主催の「令和5年度 新春百人一首大会」を開催しました。
本大会の目的は「百人一首を通して、我が国の伝統文化である和歌に親しむ」「百人一首大会のかるたゲームを通して、クラス、全校の親睦を深める」となります。今年度大会は、コロナ禍以前の大会様式を踏まえて、100枚の散らしどり形式で実施しました。
各クラス7チームに分けて、チーム対抗戦を2回戦行い、クラス・チーム・個人の合計取り札を競います。国語の授業や冬休みの課題、さらには昼休みなども活用して培ってきた実力を発揮し、各コートで電光石火の熱戦が繰り広げられました。
激闘を制した上位10名による王座決定戦では、全校生が固唾を飲んで応援を行うなか、実力が拮抗して大接戦を演じました。
決着の後、校長先生から、詠み手として名を連ねる崇徳院の物語や、競技中に互いの実力を称賛し、喜び合う生徒たちの様子についてお話いただきました。
互いに健闘を称えながら、全力で百人一首に挑む生徒たちの輝く姿から、本大会目標の達成を実感する、素晴らしい大会となったのではないでしょうか。
令和5年度第2回生徒総会及び第16代生徒会役員認証式を実施しました(R6.01.15)
1月15日(月)4校時より、夢創館にて令和5年度第2回生徒総会及び第16代生徒会役員認証式を実施しました。生徒総会では、各クラスから選出された議長団による進行のもと、生徒会執行部及び各専門委員会の活動報告が行われました。昨年5月に実施した第1回生徒総会に基づいて行ってきた生徒会・委員会活動の成果と課題について、次年度につなぐ長期的な視点をもって確認することができました。本校生徒の主権者意識を切実に感じられる生徒総会となりました。
生徒総会に引き続いて行われた第15代生徒会長の挨拶及び第16代生徒会役員認証式では、2年生(16回生)より8名の生徒が第16代生徒会役員として認証され、校長先生から認証書を授与されました。さらには、第16代生徒会が掲げる新たなスローガン「超楽幸創」の発表も行われました。
第15代執行部から受け継いだバトンを握りしめ、令和6年の附属中学校生活をますます豊かなものにすべく奮闘してくれるだろうと、新執行部の決意の表情から期待が溢れます。
そして、激動の令和5年を全力で駆け抜けた第15代生徒会執行部の皆さん、お疲れさまでした。
冬季休業明けの全校集会を行いました(R6.01.09)
1月9日(火)1校時に、冬季休業明けの全校集会を行いました。
校長先生より、「広島平和記念公園」「選挙と戦争」、そして「科学技術を使う責任」のトピックを通じて、2024年を含む、未来を生きるために必要な視点についてお話いただきました。
次に、表彰伝達では、「書道」「Astronomy day in schools」「創作童話」「卓球部・大会」「税に関する作文」の表彰を行いました。本校生徒の豊かな創造性や多様性を表すように、非常に多くの生徒が表彰されました。なお、「税に関する作文」表彰についてはこちらに詳細を掲載しています。
0円ストアに参加しました!
12月23日(土)に、ボランティアスタッフとして「0円ストア」に本校生徒が参加しました。これは、西はりま特別支援学校が展開しているコミュニティ・スクール事業の一環として行われているイベントで、無料で「贈りあいっこ(ギフト/リデュース)」を楽しむお店を経営するものです。同時に、スポーツや音楽を楽しめるブースも設置されます。
8月の「0円ストア」は本校より有志が集まって参加しましたが、今回は生徒会事業の一環として執行部の呼びかけにより10名以上の生徒がスタッフを務めました。
それぞれのブースで、明るく、楽しく場を盛り上げることができ、ボランティアスタッフの役目を果たすことができました。
参加生徒の感想より「着ぐるみを着て、いろんな人に会えて、様々な場所で喜んでもらえてよかったです」
ASTRONOMY DAY IN SCHOOLS に参加しました!
12月22日(金)18:30~21:00に、本校自然科学部天文班が、ASTRONOMY DAY IN SCHOOLSに参加しました。このイベントは、天文学に関心がある世界中の児童生徒が国を超えて交流するイベントです。本校は12月中旬に導入された新しいWEB会議システムを使って参加しました。
今回の参加国は、日本・イラン・ルーマニア・タイ・ブルガリアの5ヵ国です。日本からは本校と北海道の高校が参加しました。共通テーマ「冬至」について各国の特徴を発表すると同時に、それぞれのグループが普段から研究している天文に関する報告も行いました。
本校の生徒らは、日本の冬至には「南瓜」を食べて「柚子湯」に入ることなど、実物を示しながら英語でプレゼンしました。そして、プロジェクト学習天文班も兼ねている生徒等が、観望会で観察した星空について説明しました。
他の国からも大変興味深いプレゼンが行われました。特にイランでは、冬至は日本以上に重要な意味を持っており、冬至(ヤルダ)の夜は「シャベヤルダ(シャブ エ ヤルダ)」といって、一年で一番長い夜を家族や大事な友人達と一緒に過ごすことを、鮮やかな画像や映像を使って説明してくれました。
冬期休業前の全校集会を行いました(R5.12.22)
12月22日(金)11時10分より、冬季休業前の全校集会を中高合同で行いました。校長先生より、今年度の各講演会でいただいた言葉をふり返ってお話をしていただきました。
その後、生徒指導部の先生より、交通事故やネット上のトラブルに関するお話があり、冬季休業をより良く過ごすべく、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
年末年始は楽しい行事が盛りだくさんです。1月9日(火)を笑顔で迎えられるように、危険や誘惑に気を付けつつ、充実した冬休みを過ごしてほしいと思います。
ウィンターレクリエーション(生徒会行事)を実施しました(R5.12.22)
12月22日(金)1・2校時に、生徒会主催のウィンターレクリエーションが開かれました。当行事の目的である「1年間の生徒会活動をふり返るとともに、15代執行部からの活動への感謝を伝える。」「クラスや学年を越えたつながりの大切さを実感し、今年の学校生活を楽しく締めくくる。」を踏まえて、全校生縦割りの24班が、各委員会運営のブース巡りを楽しみました。
各ブースの内容は、各委員会にまつわるクイズやゲームが中心となりました。なかには「5分でピカピカ大作戦」と題して、校舎周辺の落ち葉を拾い集めるゲームや、「爽やかあいさつコンテスト」も開催され、本校委員会活動の特色を「楽しむ」ことができる内容ばかりでした。そして各班は、学年の垣根を越えた一体感をもって、次々とお題をクリアしていきました。
その後、集めたスタンプをもとにビンゴ大会が開催されました。果たして今日の成果が実るのか、班長のもつスタンプシートに班員は大注目。そのような生徒たちの嬉々とした表情は、当行事の目的達成を感じさせるものであり、今年度の生徒会活動の成果なのではないかと思います。
今回のレクリエーションでは、生徒会執行部を中心に、3年生の専門委員も運営に携わり、1年間の生徒会活動を楽しくふり返るべく、さまざまな催しで当行事を盛り上げてくれました。そして各班も、班長を中心に一人ひとりが自分の力を発揮していました。このような、一人ひとりの個性が発揮された行事を創ることができた事実は、今までのバトンを受け継ぎ、今年度にわたって奮闘してきた15代生徒会執行部の努力、それを支えてきた生徒たちの努力抜きに語り得えないものです。2023年、本当にお疲れ様でした。
さて、残すは生徒総会です。今年度の締めくくりに向けて、より一層の期待を込めたいと思える、素敵な生徒会行事となりました。
「税に関する作文」表彰式が行われました
12月22日(金)午後、本校総長・校長室にて「税に関する作文」表彰式が行われ、相生税務署長様、相生納税協会専務理事様、西播磨県民局龍野県税事務所長様より、中学生6名・高校生2名が表彰状を授与されました。
★国税庁長官賞「国民一人ひとりから」高校2年 宮地娃衣さん
★相生税務署長賞「様々な使い道」高校2年 明石真美さん
★西播磨県民局長賞「税金は減らすべきものなのか」中学3年 中山実優さん
★相生税務署管内租税教育推進協議会長賞「私達と税金」中学3年 萩原初音さん
★近畿税理士会相生支部長賞「税の重要性」中学3年 前川綾音さん
★相生納税協会長賞「一国民の意見です」中学3年 福壽真侑さん
★相生納税協会長賞「ゴルフ場利用税と私の今後」中学3年 万代貴文さん
★相生納税貯蓄組合連合会長賞「守られる税・支える税」中学3年 松本莉緒さん
授与後は、国税庁長官賞という素晴らしい賞を受賞した宮地さんが、作文の朗読を行いました。その内容は、人気アーティストの楽曲の歌詞に端を発し、税の知識を深める中で「見ず知らずのたくさんの人からたくさんの『好き』をプレゼントしてもらっていることに気づいた」こと、義務教育時代の教科書が無償であったことなどにふれながら、自分も成長したら次世代に「好き」と「未来」をプレゼントしたい、と結ぶものでした。生き生きとした文体と、税に対する深い造詣に感銘を受けました。
続いて、附属中学校から長年多くの作文応募・入賞があることに対して、全国納税貯蓄組合連合会と相生税務署長から感謝状と副賞をいただきました。
音楽部による『Xmas Concert』が開催されました!(R5.12.21)
ホリデーシーズンを迎えた12月21日(木)、コモンホールにて音楽部主催のクリスマスコンサートが開かれました。お昼時である12時50分開演とのことで、コモンホールや食堂付近では、中高合同の弦楽合奏を鑑賞しようと聴衆が殺到し、期待が膨らむ中での幕開けとなりました。
クリスマスを彩る楽曲たちに合わせて、荘厳な和声の響きや、軽やかに跳ねるピッツィカートなど、弦楽の魅力がたくさん詰まった演奏が繰り広げられます。音楽部からの冬の贈りものに、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
~芸術祭 Art Festival 2023~(R5.11.25)
11月25日(土)「芸術祭 Art Festival 2023」を実施しました。
今年のテーマは「LOVE&Peace」です。このテーマには、「みんなの“Piece”を集め、平和の“Peace”をつくりたい」という思いがこめられています。
開幕を飾った生徒会執行部によるオープニング映像では、まさに本日のPieceを集めるかのような、生徒たちの準備の日々が映し出されました。その後、ハートのモビールで彩られた「LOVE&Piece」が披露され、会場にあたたかな光が灯りました。
1年生の「群読」は、「輝き~夢、希望、可能性」をテーマとして、『モチモチの木』『よだかの星』『暗闇の中の夢』『翼をください(合唱)』を披露しました。「コミュニケーション」の授業で学んできた技術や作品とのかかわり方をもとに、各作品に沿った創意工夫を通じて、自らに秘める「可能性」を「輝き」いっぱいに表現してくれました。
2年生の「合唱」では、テーマである「Dream and Adventure」を表現すべく、『カリブ夢の旅』『RPG』の2曲を披露しました。途中、テーマにちなんだ寸劇も繰り広げられ、会場は大盛り上がり。まさに夢と冒険にあふれる時間となりました。
3年生の「劇」では、「少し不思議な喫茶店」での出来事を描いた4つのストーリーが展開される、オムニバス形式の創作劇を披露しました。プログラムには「コーヒーゼリー、レモン水、シナモンロール、ココア 劇の演題は、ラストで……」と表記され、想像を掻き立てられるなかでの披露となりました。
舞台上では、プログラムに記されている飲み物を物語のキーに据えた、現在と回想を織り交ぜたストーリーが展開されていきます。そして最後に、伏せられていた演題が判明します。その演題は「時の旅人」。めぐるめく時の流れのなかで、登場人物たちが重ねてきた思い出が、現在の「自分」の背中をそっと押してくれるような、ホッとあたたまる創作劇となりました。
3学年ともに、本校独自の学校設定教科である「コミュニケーション」で培われた表現力が生きる披露となりました。
また、文化部による披露も行われ、日ごろの成果を存分に発揮しました。
美術部は、彩り豊かに紙しばいアニメ「スイミー」を披露し、茶道部は「茶道クイズ」と題して、茶道にまつわるクイズで場を沸かせました。そして、音楽部は、中学生による弦楽合奏で『美女と野獣』『クリスマスメドレー』『となりのトトロ』を素晴らしい音色で演奏しました。さらに、自然科学部は、各研究班の特色溢れる研究発表を行い、会場の興味を惹きつけました。つづくESS部は英語劇として「Harry Potter and Philosopher’s Stone」を披露し、映画さながらの趣向を凝らした表現を繰り広げました。笑いを誘ったのは、放送・映像文化部の「土曜日の附属中生」です。生徒や先生方を対象として、学校にまつわるアンケートを実施した動画となりましたが、思わぬ結果や珍回答に会場では爆笑の渦が巻き起こりました。
展示部門では、体育館1階に華道部の作品が飾られ、来場される方をお出迎えしました。社会科教室には、美術の時間の作品や理科の自由研究、書道の作品や各部の成果作品、さらには有志作品など、色とりどりの多様な作品が展示され、来場された方を魅了しました。
全校合唱による校歌とともに閉会した「芸術祭 Art Festival 2023」。本校生徒の豊かな文化活動とその成果が存分に表れた1日となりました。もちろん、作品作りは一朝一夕で成り立つものではありません。日々の積み重ねが素晴らしい作品となって人々を魅了するのだと、今年度の取り組みを通じて、一人一人が学ぶ良い機会になったのではないでしょうか。
兵庫県中学校剣道新人大会に出場しました
11月26日(日)に兵庫県立武道館で開催された「兵庫県中学校剣道新人大会」に、西播新人戦を勝ち抜いた男子個人2名と、女子団体が出場しました。県下の精鋭ばかりが集まった会場は緊張感に満ちており、選手らも気合十分でした。
最後まで粘り強く戦いましたが、個人・団体ともに初戦惜敗。しかし、熱のこもった試合展開に今後の更なる成長を感じ、感銘を受けました。
歯みがきスキルアップ事業を実施しました(R5.11.16)
11月16日(木)5・6校時に、学校歯科医の白岩一心先生と7名の歯科衛生士の方々による「歯みがきスキルアップ事業」を行いました。
前半は白岩先生による講話「歯とお口の基礎知識」を聞き、後半は各班にわかれてブラッシング指導を受けました。
手鏡や歯型模型を用いたブラッシング指導については、普段の食生活や歯みがき方法に潜む注意点に、生徒たちは驚きの連続でした。普段の歯みがきを見直し、口腔の衛生環境を保つ適切な歯みがき方法を学ぶ良い機会となりました。
歯はこれからの豊かな人生を支える重要な存在です。そんな一生のお供である歯について向き合ったことで、よりよい生活習慣の形成について考えることができました。
芸術鑑賞会で『夢をかなえるゾウ』を観劇しました。(R5.10.20)
10月20日(金)の3・4時間目に、体育館で芸術鑑賞会を開催しました。
今回は、劇団自由人会の皆様をお迎えして演劇『夢をかなえるゾウ』を鑑賞しました。
この劇は、ロボット研究部に所属する高校生・卓二が、夢であるロボット研究者になるか、父親の町工場を受け継ぐかという葛藤のなかで、自らの道を切り拓いていく物語です。舞台上では、卓二のもとにあらわれた神様「ガネーシャ」を含む、登場人物の軽妙な応酬や、思わず息を飲む緊張感のあるやりとりなどが繰り広げられます。そんな演劇の多彩な表現を受けた生徒たちの表情も目まぐるしく変化していき、会場全体が一つの物語を共有する形となりました。
最後に「ガネーシャ」は、どんな時でも「運がいい」と思うことが大切だというメッセージを生徒たちに伝えました。まさしく今回の芸術鑑賞会は、演劇にあまり触れたことのない生徒たちも一心に『夢をかなえるゾウ』を堪能し、演劇の面白さを感じられる「運がいい」機会になったことでしょう。
劇団自由人会の皆様、ありがとうございました。
講師招聘授業を実施しました。~1年生・群読練習~(R5.11.8)
11月8日(水)1・2・3時間目に、1年生(17回生)がArt Festivalの1年生演目「群読」の練習を行いました。今回は劇団「青年団」の俳優・福田倫子先生、高橋智子先生、森岡望先生を講師としてお招きし、俳優ならではの視点でご指導いただきました。
1時間目は「拍手回しゲーム」を通じてアイスブレイクを行った後、現段階での実力試しということで立ち稽古に挑戦しました。その後、発声練習や滑舌トレーニングを行い、群読における基礎を養っていきます。
2時間目では、前時の基礎をふまえつつ、物語のイメージを広げるために、割り当てられた各班が全員の前で実践を重ねていきました。最初は漠然としていた表現も、先生方のご指導を通じてみるみるうちに豊かになっていきます。そして、各班の実践を通じて、学年全体で物語のイメージを共有することができました。
3時間目は演目に分かれて練習を行います。ここでは、各班でのイメージのすり合わせが中心となりましたが、どの班も積極的に意見を交え、物語を形づくっていきます。最後に集合し、演目毎に練習の成果を披露しました。
福田先生はご指導のなかで、「ユーモアや自由なアプローチがほしい」とおっしゃっていました。今回の練習を通じて、17回生らしい「ユーモア」や「自由」が芽生えたと思います。
本番まで残り2週間。本日いただいたご指導をもとに、豊かな表現と「自由」を探究していくだろうと、期待が高まる時間となりました。
1年生校外学習~手塚治虫記念館,わくわくオーケストラ教室~(R5.10.18)
10月18日(水)1年生(17回生)が校外学習を行いました。
午前は宝塚市立手塚治虫記念館へ。2人1組でアニメ制作体験を行ったり、手塚治虫作品の世界に触れたりと、漫画・アニメの世界を堪能しました。
手塚治虫氏は、『鉄腕アトム』『火の鳥』などで全世界に漫画の面白さを伝えた漫画界の第一人者であると同時に、制作の効率化を通じて連載テレビアニメ制作の手法を確立し、アニメ文化の礎を築いたアニメ界の第一人者でもあります。そんな今日の日本を代表する文化である漫画やアニメの神様とされる手塚治虫氏の作品世界に触れ、普段から多様な漫画・アニメに接している生徒たちは、まばゆいばかりに輝く眼差しで記念館を楽しみました。
午後はいよいよ「わくわくオーケストラ教室」へ。会場は、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした劇場「兵庫県立芸術文化センター」です。
プログラムは以下の通りです。
①J.シュトラウスⅡ世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
②チャイコフスキー:交響曲第5番 より 第4楽章
③ストラヴィンスキー:組曲「火の鳥」(1919年版) より
Ⅱ.火の鳥の踊り~火の鳥のヴァリアシオン
Ⅴ.魔王カスチェイの凶悪な踊り
Ⅵ.子守歌
Ⅶ.終曲
④ふるさと(嵐)
※アンコール J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲
PACオーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)の豊かな調べに生徒たちも真剣に聴き入ります。アンコールでは、指揮に合わせて手拍子で演奏に参加!会場は大盛り上がりとなりました。
普段あまり聴くことができない、オーケストラの「音」を全身で体感し、心躍る有意義な経験となりました。
令和5年度中高合同体育大会を実施しました(R5.10.5)
10月5日(木)、中高合同体育大会が開催されました。昨年に引き続いて大変多くの保護者に来ていただき、通り雨が降るなどのハプニングもありつつも、会場は終始歓声に包まれ、大変盛り上がりました。
体育大会の始まりにふさわしい、元気あふれる合同体操で幕を開けた後、クラス対抗の大縄跳びが行われました。どのクラスも練習での記録を塗り替えるべく、心を一つに取り組みました。続いて行われた綱引きは、学年対抗種目となりましたが、クラスの壁を乗り越えた学年の絆で、高校生を含む他学年に果敢に挑みました。両競技ともに、持ち前の気合いで高校生にも負けず劣らずの大奮闘を見せつける結果となりました。
バラエティーリレーでは、「#神輿」「フラフープ」「台風の目」「宅急便リレー」「借り物競争」の5種目に挑戦しました。特色のある各種目に挑む姿はとても印象的で、会場は大変盛り上がりました。
そして中学生演技では、集団行動&ダンスを披露しました。夏休み前から、生徒会執行部を中心にコツコツと練習に励んできた成果を発揮し、一体感のある演技を披露しました。一つ一つの動きに努力の成果が見られ、会場は興奮と声援に包まれました。
午前の部を締めくくるのは部活動行進&部活動対抗リレーです。各部ともに、部活動ならではの服装に身を包み、堂々とした行進を行いました。つづくリレーでも、バトンや走法などに部活動の特色を盛り込んで快走を繰り広げます。そんな真剣かつ楽しげにバトンをつなぐ級友の姿に、他の生徒らも思わず笑みをこぼしていました。
昼食後はリレー種目(女子4×100R,男子4×100R,男女混合リレー)が行われました。結果タイムにかかわらず、勝利に向かって一生懸命に疾走する姿は、会場中の声援を惹きつけます。走者のみならず、テントでの応援を含めたクラスの団結を感じさせる競技となりました。
総合順位としては、惜しくも入賞を逃しました。しかし、クラス、学年を問わず、日ごろの体育の成果を発揮して、ひたむきな眼差しで競技に向きあう姿からは、今日に至るまでに競技を通じて培ってきた仲間と協力することの難しさと大切さ、身体表現を通じて得られる歓びなど、さまざまな学びの成果を感じました。ぜひ、体育大会で得た学びを、普段の学校生活へと還元してほしいと思います。