生徒の活動

令和6年度プロジェクト学習発表会(3年生口頭発表)を実施しました(R7.1.21)

1月21日(火)12時30分より、3年生が2年間の探究成果を口頭発表する「プロジェクト学習発表会」を実施しました。

プロジェクト学習とは、兵庫県立大学附置研究所及び各学部等の研究者の指導を受けながらグループ毎に探究学習を2年間かけて行う、本校独自の総合的な学習です。

どの研究班も、研究成果をまとめたスライドや原稿をもとに、2年間の集大成を堂々と発表しました。質疑応答の場面では、質問に対して自身の研究成果にしたがって誠実に回答している姿が印象的でした。

この2年間で培った探究心が存分にあふれる、有意義な研究発表となりました。

2年間ご指導いただきました講師の先生方、誠にありがとうございました。

 

【発表内容(発表順)】

1 附属中学校におけるスペクトルの取得とM57の構造についての考察(天文班)

2 無重力状態の物の動きを見てみよう!(ふわふわゼログラビティ班)

3 カメムシの香りを芳香剤に!(カメムシ班)

4 音声認識システムの作成(データ班)

5 結晶を大きくさせてみよう♪(クリスタル班)

6 みんなで防災意識を高めよう(Japanese防災班)

7 植物生態学入門~毒草について~(植物生態学班)

8 富満渓谷の植生変化を探る。(渓谷植物班)

9 樹脂について学び、考えよう!(標本ミュージアム班)

10 地域の妖怪の発掘と再生(妖怪班)

 

新春百人一首大会を開催しました(R7.1.17)

1月17日(金)5・6校時に、体育館にて国語科及び図書委員会主催の「令和6年度 新春百人一首大会」を開催しました。

本大会の目的は「百人一首を通して、我が国の伝統文化である和歌に親しむ」「百人一首大会のかるたゲームを通して、クラス、全校の親睦を深める」となります。昨年度大会と同様に、100枚の散らし取り形式で実施しました。

各クラス7チームに分かれ、チーム対抗戦を2回戦行い、クラス・チーム・個人の合計取り札を競います。国語やコミュニケーションの授業、昼休みや放課後の時間も活用して培ってきた実力を発揮し、各コートで紫電一閃の激闘が繰り広げられました。

合計札の上位10名による王座決定戦では、全校生の熱狂に包まれながら、瞬きをも忘れる大接戦が演じられました。

練習から大会当日まで、互いに切磋琢磨しながら戦いに興じる生徒たちの姿があちこちでみられました。新年の幕開けにふさわしい大会となったのではないでしょうか。

 

令和6年度第2回生徒総会及び第17代生徒会役員認証式を実施しました(R7.01.15)

1月15日(水)6校時に、夢創館にて令和6年度第2回生徒総会及び第17代生徒会役員認証式を実施しました。生徒総会では、各クラスから選出された議長団による進行のもと、生徒会執行部及び各専門委員会の活動報告が行われました。今年度の生徒会・委員会活動の成果と課題について、次年度につなぐ長期的な視点をもって確認することができました。

生徒総会に引き続いて行われた第17代生徒会役員認証式では、2年生(17回生)より8名の生徒が第17代生徒会役員として認証され、校長先生から任命書を授与されました。第16代執行部から受け継いだバトンを握りしめ、令和7年の附属中学校生活をますます豊かなものにすべく奮闘してくれるだろうと、新執行部の決意の表情から期待が溢れます。

本総会をもって、第16代生徒会執行部は退任となりました。令和6年を全力で駆け抜け、「超楽幸創」を実現しようと奔走し続けた第16代生徒会執行部の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 

冬季休業明けの全校集会を行いました(R7.01.08)

1月8日(水)1校時より、冬季休業明けの全校集会を行いました。

校長先生より、予測不可能な現代社会を生き抜くにあたって、「楽しみながら変化に向き合う大切さ」についてお話いただきました。

2025年がスタートしました。校長先生の訓話のとおり、さまざまな「変化」に向き合いながら、自分自身の可能性を追求する1年にしていきましょう。

 

2年探究科学~ネスレサスティナビリティプログラム~

キットカットやネスカフェで有名なネスレ日本が提供する教材を用いて、サスティナブルな社会について考える授業を行いました。

ネスレのプラスチック削減、沖縄コーヒープロジェクトなどの取り組みを知るとともに、自分たちの周りにある問題に対して、持続可能な社会にしていくための解決策を考えるプログラムで、附属中学校では探究学習の導入として取り組みました。

探究学習を行うヒントとして、

①身近な問題を見つける

②解決方法を自分で考える

③周りの人の考えを聞き、案をよりよいものとする

という流れを体験し、班ごとに出た意見を発表しました。

フードロス、過疎化、公共の交通機関などの問題について、さまざまな提案がありました。

発表の様子を報告した結果、ネスレサスティナビリティ大賞に選ばれました。

17回生の他の人の意見を柔軟に聞き、取り入れようとする話し合い活動の雰囲気が認められました。

プロジェクト学習の進め方に生かすとともに、サスティナブルな社会についてはこれからも考えていきましょう。

https://www.nestle.co.jp/media/newsandfeatures/bestpractices-2024

集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

授賞式

表彰式3

 

 

 

 

 

授業風景1授業風景2

授業風景3

 

 

生徒会レクリエーション「冬レク2024~プレゼント争奪戦~」開催!(R6.12.20)

12月20日(金)1~3時間目に生徒会主催の「冬レク2024~プレゼント争奪戦~」が開催されました。全校生が1組 vs 2組の対抗形式で多種多様なゲームを楽しみました。

まずは、「つなげ きずなを」です。網くぐりや借り物競争などを組み合わせた障害物リレーとなりましたが、クラス一丸となってバトンをつなぐ姿がみられました。

つづいて行われたドッヂビーでも、優勝の座をつかみ取ろうと、各クラスで華麗な連携がとられ、メラメラと気炎万丈の戦いが繰り広げられました。

その後に行われた「サンタさんのプレゼント配達」は、段ボールや輪ゴムなど、限られた素材を用いて新聞紙の玉を遠くへ運ぶゲームです。こちらも、県大生の柔軟な発想と技術が光る戦いとなり、各班が創意工夫をもってユーモアあふれる装置を開発しました。

最後を飾るのは、「~県大 冬の陣~」です。腕に「命」となるボールを装着し、これをスポンジの刀ではたきおとす一騎打ち形式のチャンバラゲームとなりました。会場の熱気も最高潮です。クラスメートの雄姿を全力で応援する姿が印象的な戦いとなりました。

多種にわたるゲームスコアの結果、見事勝利したのは2組!プレゼント獲得権を手にしたわけですが……。しかし、本日の熱気に感動したサンタさんが特別サービス。全クラスにプレゼントが配布されることとなりました。

大盛況で幕を閉じた本行事。この結果は、16代生徒会執行部の努力や活躍抜きには語りえないことでしょう。さて、残す活動は生徒総会です。今年度の締めくくりに向けて、より一層の期待を込めたいと思える、素敵な生徒会行事となりました。

 

GODACオンライン授業~深海のお話と水圧実験~

探究科学の授業として、沖縄にある国際海洋環境情報センター(GODAC)とオンライン授業を行いました。

授業では、「深海はどのような特徴を持つ世界なのか?」をテーマに、JAMSTECが深海調査で撮影した映像や、深海で採取された深海生物の標本などを見せていただきながら詳しく解説していただきました。後半は、「水圧実験」の実演で深海の特徴を体験しながら学びました。

感想より

・世界の海の平均の深さが富士山の高さよりも深いと知り、とても驚きました。1000mから深海だと思ったけれど、200mから深海と言うそうで、思ったより浅いと思いました。
・オニボウズギスというのが、気に入りました。おいしいごはんをたくさん食べたい時に食べられないことがあるから、私もなんでも入る胃がほしいなと思いました。
・私が特に印象に残ったのは、水圧のことです。水深1000mになると指1本に100㎏かかることや1000mでも野球ボールや風船はへこんでももとに戻るという現象が面白かったです。

 

深海とは?

~芸術祭 Art Festival 2024~(R6.11.23)

 11月23日(土)「芸術祭 Art Festival 2024」を実施しました。

 今年のテーマは「挑楽志奏」です。このテーマには、「新しいことに挑戦する」「このArt Festivalを楽しむ」「志(こころざし)高くこのイベントに取り組む」「素晴らしい作品をみんなで奏でたい」という思いがこめられています。

 開幕を飾った生徒会執行部によるオープニングでは、本行事のテーマに先駆けて、「超楽しそう」な輝くダンスで会場を沸かせました。その後、全校取り組みとして作成した、附属中生一人ひとりの願いのこもったランタンに彩られた「挑楽志奏」が披露され、会場にあたたかな光が灯りました。

 1年生の「群読」は、「ぼくはぼくなんだ!」をテーマとして、『ペツェッティーノ』『ぼく』『竜』『道程』『My Own Road-僕が創る明日-(合唱)』を披露しました。「コミュニケーション」の授業で学んできた技術や作品とのかかわり方をもとに、各作品に沿った創意工夫を通じて、「ぼくはぼく」を個性いっぱいに表現してくれました。

 2年生の「朗読劇&合唱」では、「キカンキ to ユウキ~沈丁花を添えて~」をテーマとして、等身大の自分を描いた創作朗読に、『沈丁花(合唱)』を添えて、日頃の「ありがとう」を表現しました。

 3年生の「創作劇」では、演題を「本当の幸せを」と題して、さまざまな人たちとのかかわりの中で、主人公が「本当の幸せ」を探す物語を披露しました。群像劇のように、場面毎に「幸せ」と向き合う人物が次々と現れ、自分自身の願いを叶えるために、自らに立ちはだかる壁を乗り越えていく姿が印象的です。それを傍でみていた主人公も、自分自身と向き合うことで、いよいよ「本当の幸せ」を見つけ出しました。「幸せってなんだろう?」と、自分なりの答えを探す勇気を与えてくれるような、心温まる創作劇となりました。

3学年ともに、本校独自の学校設定教科である「コミュニケーション」で培われた表現力が存分に発揮された披露となりました。

 また、文化部による披露も行われ、日ごろの成果を存分に発揮しました。

 美術部は、「Crazy in UKIYOE」と題して、浮世絵を自分なりに解釈した作品を物語形式で披露するとともに、浮世絵にまつわるクイズで会場を盛り上げました。つづいて自然科学部は、各研究班の特色溢れる研究発表を行い、会場の興味を惹きつけました。そして、音楽部は、弦楽合奏による「『君の名は。』メドレー」(なんでもないや~スパークル~前前前世)をフレッシュな音色で演奏しました。さらにつづくESS部は英語劇として「Alice in Wonderland」を披露し、映画さながらの趣向で物語を表現しました。笑いを誘ったのは、放送・映像文化部の「附属中!放課後からそれ正解!」です。生徒や先生方を対象として、「『お』からはじまるかっこいいセリフといえば?」といったように、お題に沿って自分なりの回答を各自発表する動画内容となりましたが、思わぬ回答や名演技に会場では興奮の渦が巻き起こりました。展示部門では、体育館1階に茶華道部の作品が飾られ、来場される方をお出迎え。2階では、美術の時間の作品や理科の自由研究、書道の作品や各部の成果作品、さらには有志作品など、色とりどりの多様な作品が展示され、来場された方を芸術の世界にいざないました。さらに、閉会後は茶華道部によるお茶会が開かれ、見事なお点前を披露しました。

 全校合唱による校歌とともに幕を閉じた「芸術祭 Art Festival 2024」。全校取り組みや日々の作品作り、そして練習に全力で挑んできた附属中生の成果が存分に表れた行事となりました。日々の積み重ねが素晴らしい作品となって、「挑楽志奏」な空間を創り出すことができたのだと、ランタン灯る会場で一人ひとりが感じられたのではないでしょうか。

 

歯のスキルアップ講座を実施しました(R6.11.14)

11月14日(木)5・6時間目より、学校歯科医の白岩一心先生と7名の歯科衛生士の方々による「歯のスキルアップ講座」を行いました。

前半は白岩先生による講話「口の中の健康について」を聞き、後半は各班にわかれて歯科衛生士の方によるブラッシング指導を受けました。

手鏡や歯列模型を用いたブラッシング指導については、何気なく行っている歯みがきに潜む注意点に、生徒たちは驚きの連続でした。普段の食事や歯みがきを見つめなおし、口腔の健康を保つ生活習慣を学ぶ良い機会となりました。

 

【結果発表】ガイダンスキャンプ ポスター総選挙

例年、1年生が実施する「ガイダンスキャンプ」では、まとめとしてポスターを作成しています。

本年度も、そのポスターを西はりま天文台に展示していただき、来場者による「ポスター総選挙」が行われました。

11/19に、西はりま天文台の高山先生からその結果が発表され、表彰式が行われました。

結果は以下のとおりです。

 金賞:春名モネさん、銀賞:縄舟祐香さん、銅賞:網本健人さん

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ポスターはこちら→ 西はりま天文台のページ:http://www.nhao.jp/public/news/detail/?aid=2003

 

光都0円ストアに参加しました。(R6.11.16)

11月16日(土)に西はりま特別支援学校で光都0円ストアがあり、附属中学校からもボランティアスタッフとして参加しました。

フードパントリー(0円フードロスチャレンジ)、絵本の0円交換会、子ども服の0円交換会のブースに分かれて活動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師招聘授業を実施しました。~18回生・群読練習~(R6.10.30)

10月30日(水)5・6時間目に、1年生(17回生)がArt Festivalの1年生演目「群読」の練習を行いました。今回は劇団「青年団」の俳優・福田倫子先生を講師としてお招きし、俳優ならではの視点からご指導いただきました。

全員での発声練習のあと、演目に分かれて練習を行います。実践を重ねていくにつれて、漠然としていた物語に豊かな感情が彩られていきます。福田先生からいただいたアドバイスをもとに、一人ひとりが創意工夫を重ね、ときには仲間と意見を交える姿も見られました。最後に集合し、演目毎に練習の成果を披露しました。

本番まで残り3週間。本日いただいたご指導をもとに、18回生らしさ全開の作品を創り上げてほしいと思います。

後期始業式を執り行いました。(R6.10.01)

10月1日(月)1校時より、中高合同の後期始業式を執り行いました。

総長先生からは、「未来」を考える意味についてお話いただきました。そして、校長先生からは、視線を上げて大きな目標を見据える大切さについてお話していただきました。

いよいよ後期がスタートしました。総長先生や校長先生の訓話のように、前期で培った実力をもとに、自分なりの目標を見据えながら後期を歩んでほしいと思います。

 

前期終業式を執り行いました。(R6.09.27)

9月27日(金)4校時より、中高合同の前期終業式を執り行いました。

総長先生からは、3日間の秋季休業中の過ごし方として、他者の感覚を想像することの大切さについてお話いただきました。そして、校長先生からは、大学入試を控える高校三年生に向けたメッセージとして、「天井のイメージをあげる必要性」「量の大切さ」についてお話をいただきました。

明日からは3日間の秋休みとなります。後期を晴れやかな気持ちで迎えられるように、有意義な時間を過ごしてほしいと思います。

 

夏季休業前の全校集会&離任式を行いました(R6.07.19)

7月19日(金)3時間目に、夏季休業前の全校集会を中高合同で行いました。

校長先生より、夏季休業中の過ごし方に関して、3つのNについてお話いただきました。

その後、中学生は夢創館へ移動し、引き続き全校集会を行いました。生徒指導部の先生から水難事故に関するお話があり、水とのかかわりが増える夏季休業中の事故防止に向けて、生徒たちは真剣に聞き入っていました。

全校集会後は、本校のALTであるJayne 先生、Georgia 先生の離任式を行いました。本校の英語教育の充実に尽力していただいた先生方の新たな門出に、生徒全員が溢れる想いを共有しました。

さて、長いようで短い夏季休業がいよいよスタートしました。身の安全に気を配りながら、校長先生の訓話のとおり、自己管理を心掛けながら、充実した時間を過ごしてほしいと思います。

 

生徒会執行部がレクリエーション大会を開催しました(R6.07.11)

7月11日(木)5・6時間目に、生徒会主催のレクリエーション大会が行われました。

全校生を縦割りの25班に分け、ブース巡り(班対抗絵かき対決,輪投げ,スーパーボールすくい,水鉄砲,ビンゴ大会&謎解き)を楽しみました。

生徒会主催行事にあたっては、本年度2度目となる縦割り班での活動です。どの班も和気あいあいと各ブースを堪能し、友好の笑顔をもって梅雨の暑気払いとなりました。

閉会挨拶後には、生徒会執行部による、今年度の体育大会で踊るダンスの披露がありました。爽やかに風を裂くその姿に、生徒たちの眼差しも熱を帯びていました。

夏季休業中にはダンスリーダー練習会も開かれます。今回の生徒会行事を通じて、附属中生一人ひとりが、迫る体育大会に向けて、さらなる絆の深まりを感じたことでしょう。

 

English Speech Festival 2024 を開催しました(R6.07.10)

7月10日(水)3~4時間目に体育館で “English Speech Festival 2024” を開催しました。

 “English Speech Festival ”とは、

①クラスメイトのスピーチを通して、互いの意見や考えを理解し合いながら、自らの視野を広げる機会を持つ。

②英語で考えをまとめ、スピーチを行う活動を通して、それぞれの英語力を高める。 

ことを目的として開催される、本校独自の「国際理解教育」行事の一つです。

 英語の授業で行われた学年選考会を勝ち抜いた24名のスピーカーが、スライドや身振り手振りを用いて「自分らしさ」満開のスピーチを披露しました。

 梅雨の湿っぽさを吹き飛ばすような、ほとばしる思いを届けようとするスピーカーの姿は、多くの聞き手の心を揺さぶったのではないでしょうか。ときに笑い、ときに真剣な眼差しを向ける聞き手の表情から、本行事の目的の達成を感じられます。

 予選を含めた一連の活動のなかで、英語で自己を表現する難しさ、そして楽しさについて学ぶことができたのではないかと思います。

 各学年のスピーチテーマは以下の通りです。

<1年生> (Show and Tell)

・My family

・My Favorite thing

・My hobby

・Self-introduction 

 <2年生>

・My treasure

・The place I want to go

・The thing I want to try

・Introduce a great person

・The thing I want to tell

・My action plan to make a better world

<3年生>

・Something special / unique I have experienced / My unusual experience

・What I can do to make the world a better place

・A part of Japanese culture I wish to share

・The person who I most respect

・What I want to tell now

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生エリア学習~SPring-8,ひょうご環境体験館~(R6.06.19)

6月19日(水)に、1年生が附属中学校独自の総合学習である「エリア学習」を行いました。

今回は「播磨科学公園都市の施設見学」と称して、「SPring-8/SACLA」と「ひょうご環境体験館」を訪問しました。

SPring-8/SACLAでは、職員・研究員の方々から施設で行われている研究について伺うとともに、「すっとびボール」の実験を体験しました。実験員の方とのコミュニケーションは、科学の世界における公用語である英語で行いました。ボールがバウンドする高さをどうやって高めることができるのか、さまざまな意見を研究員の方と共有し、科学の実験プロセスについて実感をもって学ぶことができました。

ひょうご環境体験館では、展示見学とシアター学習に分かれて環境問題について学びました。展示見学では、兵庫県の環境や自然災害に関する展示、さまざまな発電方法に関する展示などを通じて、体験的に環境について学ぶことができました。シアター学習では、「触れる地球」を活用した講義を通じて、地球規模の環境問題、とりわけ地球温暖化について視覚的に学ぶことができました。楽しいひと時もありつつ、講義では真摯な眼差しを「触れる地球」に向けている姿がみられました。

「グリーンファシリティ宣言」や「SPring-8-Ⅱ計画」によって、さらなる注目が集まる「SPring-8/SACLA」。7月16~18日に日本で開催される「第10回太平洋・島サミット(PALM)」。いずれも近年の気候変動対策が念頭に置かれており、持続可能な社会の構築に向けて、世界レベルでの対策が模索されています。今回のエリア学習を通じて、そのような現代社会に向き合う姿勢や、科学の可能性について深く学ぶことができたのではないでしょうか。

 

防災避難訓練・防災教育を実施しました。(R6.06.07)

6月7日(金)4時間目に、中高合同で防災避難訓練と防災教育を実施しました。

避難訓練については、3時間目の休み時間中の出火を想定し、避難を行いました。今年はより危機意識を体感するため、出火場所よりスモークマシンを用いて黒煙の動きをシミュレーションしました。そのような状況のなか、一人ひとりがその場に応じて冷静に避難を行うことができました。

続いて4時間目の防災教育では、実際にたつの消防署光都分署の方に来ていただき、消防車による放水の実演を間近で見学しました。その後、各学年の代表生徒が消火器を使った消火訓練と、学校に設置されたホースを用いた放水訓練を体験しました。特にホースを使った訓練では、代表生徒3名が協力することで、見事な実演を果たすことができました。

今回の訓練を通じて、冷静な判断や状況に応じた避難、さらには日頃の防災意識が大切なのだと、一人ひとりが学ぶことができた訓練となりました。

 

1年生校外学習~兵庫県立美術館,わくわくオーケストラ教室~(R6.5.30)

5月30日(木)1年生(18回生)が校外学習を行いました。

午前は兵庫県立美術館へ。ギャラリートークや作品世界の鑑賞を通じて、美術作品に触れる奥深い楽しさについて学ぶことができました。

ギャラリートークでは、白髪一雄氏の作品について、生徒各々が「作品から感じたこと」を発表していきました。一つの作品を通して、さまざまな視点から豊かな感性が共有されていきます。美術作品がもつ自由な魅力を思い思いに体験することができました。

午後はいよいよ「わくわくオーケストラ教室」へ。会場は、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした劇場「兵庫県立芸術文化センター」です。

プログラムは以下の通りです。

①ヘンデル:「水上の音楽」より“アラ・ホーンパイプ”

②リムスキー=コルサコフ:「スペイン奇想曲」より

 第1曲 アルボダーラ

 第2曲 シェーナとジプシーの歌

 第3曲 アストゥリアのファンタンゴ

③スメタナ:交響詩《わが祖国》より“ヴルタヴァ(モルダウ)”

④ふるさと(嵐)

※アンコール J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲

 PACオーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)が奏でる朗らかなリズムや流麗の旋律に生徒たちも真剣に聴き入ります。『ふるさと』では、オーケストラの演奏に合わせて会場全体で大合唱!さらにアンコールでは、指揮に合わせて手拍子で演奏に参加しました。会場の熱気冷めやらぬままに終演を迎えました。

普段あまり聴くことができない、オーケストラの「音」を全身に浴びて、感性育む有意義な経験となりました。