生徒の活動

夏季休業前の全校集会&離任式を行いました(R6.07.19)

7月19日(金)3時間目に、夏季休業前の全校集会を中高合同で行いました。

校長先生より、夏季休業中の過ごし方に関して、3つのNについてお話いただきました。

その後、中学生は夢創館へ移動し、引き続き全校集会を行いました。生徒指導部の先生から水難事故に関するお話があり、水とのかかわりが増える夏季休業中の事故防止に向けて、生徒たちは真剣に聞き入っていました。

全校集会後は、本校のALTであるJayne 先生、Georgia 先生の離任式を行いました。本校の英語教育の充実に尽力していただいた先生方の新たな門出に、生徒全員が溢れる想いを共有しました。

さて、長いようで短い夏季休業がいよいよスタートしました。身の安全に気を配りながら、校長先生の訓話のとおり、自己管理を心掛けながら、充実した時間を過ごしてほしいと思います。

 

生徒会執行部がレクリエーション大会を開催しました(R6.07.11)

7月11日(木)5・6時間目に、生徒会主催のレクリエーション大会が行われました。

全校生を縦割りの25班に分け、ブース巡り(班対抗絵かき対決,輪投げ,スーパーボールすくい,水鉄砲,ビンゴ大会&謎解き)を楽しみました。

生徒会主催行事にあたっては、本年度2度目となる縦割り班での活動です。どの班も和気あいあいと各ブースを堪能し、友好の笑顔をもって梅雨の暑気払いとなりました。

閉会挨拶後には、生徒会執行部による、今年度の体育大会で踊るダンスの披露がありました。爽やかに風を裂くその姿に、生徒たちの眼差しも熱を帯びていました。

夏季休業中にはダンスリーダー練習会も開かれます。今回の生徒会行事を通じて、附属中生一人ひとりが、迫る体育大会に向けて、さらなる絆の深まりを感じたことでしょう。

 

English Speech Festival 2024 を開催しました(R6.07.10)

7月10日(水)3~4時間目に体育館で “English Speech Festival 2024” を開催しました。

 “English Speech Festival ”とは、

①クラスメイトのスピーチを通して、互いの意見や考えを理解し合いながら、自らの視野を広げる機会を持つ。

②英語で考えをまとめ、スピーチを行う活動を通して、それぞれの英語力を高める。 

ことを目的として開催される、本校独自の「国際理解教育」行事の一つです。

 英語の授業で行われた学年選考会を勝ち抜いた24名のスピーカーが、スライドや身振り手振りを用いて「自分らしさ」満開のスピーチを披露しました。

 梅雨の湿っぽさを吹き飛ばすような、ほとばしる思いを届けようとするスピーカーの姿は、多くの聞き手の心を揺さぶったのではないでしょうか。ときに笑い、ときに真剣な眼差しを向ける聞き手の表情から、本行事の目的の達成を感じられます。

 予選を含めた一連の活動のなかで、英語で自己を表現する難しさ、そして楽しさについて学ぶことができたのではないかと思います。

 各学年のスピーチテーマは以下の通りです。

<1年生> (Show and Tell)

・My family

・My Favorite thing

・My hobby

・Self-introduction 

 <2年生>

・My treasure

・The place I want to go

・The thing I want to try

・Introduce a great person

・The thing I want to tell

・My action plan to make a better world

<3年生>

・Something special / unique I have experienced / My unusual experience

・What I can do to make the world a better place

・A part of Japanese culture I wish to share

・The person who I most respect

・What I want to tell now

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1年生エリア学習~SPring-8,ひょうご環境体験館~(R6.06.19)

6月19日(水)に、1年生が附属中学校独自の総合学習である「エリア学習」を行いました。

今回は「播磨科学公園都市の施設見学」と称して、「SPring-8/SACLA」と「ひょうご環境体験館」を訪問しました。

SPring-8/SACLAでは、職員・研究員の方々から施設で行われている研究について伺うとともに、「すっとびボール」の実験を体験しました。実験員の方とのコミュニケーションは、科学の世界における公用語である英語で行いました。ボールがバウンドする高さをどうやって高めることができるのか、さまざまな意見を研究員の方と共有し、科学の実験プロセスについて実感をもって学ぶことができました。

ひょうご環境体験館では、展示見学とシアター学習に分かれて環境問題について学びました。展示見学では、兵庫県の環境や自然災害に関する展示、さまざまな発電方法に関する展示などを通じて、体験的に環境について学ぶことができました。シアター学習では、「触れる地球」を活用した講義を通じて、地球規模の環境問題、とりわけ地球温暖化について視覚的に学ぶことができました。楽しいひと時もありつつ、講義では真摯な眼差しを「触れる地球」に向けている姿がみられました。

「グリーンファシリティ宣言」や「SPring-8-Ⅱ計画」によって、さらなる注目が集まる「SPring-8/SACLA」。7月16~18日に日本で開催される「第10回太平洋・島サミット(PALM)」。いずれも近年の気候変動対策が念頭に置かれており、持続可能な社会の構築に向けて、世界レベルでの対策が模索されています。今回のエリア学習を通じて、そのような現代社会に向き合う姿勢や、科学の可能性について深く学ぶことができたのではないでしょうか。

 

防災避難訓練・防災教育を実施しました。(R6.06.07)

6月7日(金)4時間目に、中高合同で防災避難訓練と防災教育を実施しました。

避難訓練については、3時間目の休み時間中の出火を想定し、避難を行いました。今年はより危機意識を体感するため、出火場所よりスモークマシンを用いて黒煙の動きをシミュレーションしました。そのような状況のなか、一人ひとりがその場に応じて冷静に避難を行うことができました。

続いて4時間目の防災教育では、実際にたつの消防署光都分署の方に来ていただき、消防車による放水の実演を間近で見学しました。その後、各学年の代表生徒が消火器を使った消火訓練と、学校に設置されたホースを用いた放水訓練を体験しました。特にホースを使った訓練では、代表生徒3名が協力することで、見事な実演を果たすことができました。

今回の訓練を通じて、冷静な判断や状況に応じた避難、さらには日頃の防災意識が大切なのだと、一人ひとりが学ぶことができた訓練となりました。

 

1年生校外学習~兵庫県立美術館,わくわくオーケストラ教室~(R6.5.30)

5月30日(木)1年生(18回生)が校外学習を行いました。

午前は兵庫県立美術館へ。ギャラリートークや作品世界の鑑賞を通じて、美術作品に触れる奥深い楽しさについて学ぶことができました。

ギャラリートークでは、白髪一雄氏の作品について、生徒各々が「作品から感じたこと」を発表していきました。一つの作品を通して、さまざまな視点から豊かな感性が共有されていきます。美術作品がもつ自由な魅力を思い思いに体験することができました。

午後はいよいよ「わくわくオーケストラ教室」へ。会場は、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした劇場「兵庫県立芸術文化センター」です。

プログラムは以下の通りです。

①ヘンデル:「水上の音楽」より“アラ・ホーンパイプ”

②リムスキー=コルサコフ:「スペイン奇想曲」より

 第1曲 アルボダーラ

 第2曲 シェーナとジプシーの歌

 第3曲 アストゥリアのファンタンゴ

③スメタナ:交響詩《わが祖国》より“ヴルタヴァ(モルダウ)”

④ふるさと(嵐)

※アンコール J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲

 PACオーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)が奏でる朗らかなリズムや流麗の旋律に生徒たちも真剣に聴き入ります。『ふるさと』では、オーケストラの演奏に合わせて会場全体で大合唱!さらにアンコールでは、指揮に合わせて手拍子で演奏に参加しました。会場の熱気冷めやらぬままに終演を迎えました。

普段あまり聴くことができない、オーケストラの「音」を全身に浴びて、感性育む有意義な経験となりました。

 

令和6年度第1回生徒総会を実施しました。(R6.05.17)

5月17日(金)に令和6年度第1回生徒総会を実施しました。

事前にクラス内で協議した内容をもとに、生徒会執行部の提案に対して、各クラス代表者がさまざまな質問や意見を共有しました。ときに侃々諤々の議論が繰り広げられるなど、生徒たちの「自分たちで学校を創り上げたい!」といった姿勢があらわれた生徒総会となりました。

総会をまとめてくれた生徒会執行部の皆さん、お疲れさまでした。

 

令和6年度文化祭2日目~3年生ポスターセッション~(R6.05.10)

5月10日(金)、昨日に引き続き文化祭が開催されました。中学生は、高校2年生の劇を鑑賞したり、高校1,3年生の縁日やバザーを楽しんだりするとともに、3年生はプロジェクト学習のポスターセッションを行いました。また、音楽部や有志による演奏・舞台発表も行われました。さらには、PTAバザーや文化部による活動も展開され、附属学校全体に文化の花が咲き誇りました。

3年生によるプロジェクト学習のポスターセッションでは、自分たちの研究の内容や成果を、さまざまな工夫をもって分かりやすく、そしてユニークに伝えていました。附属中生はもちろん、高校生も興味をもって聞き入っている姿が印象的でした。

中高合同の音楽部の発表では、プログラムを『Clasic』と題し、『「セントポール組曲」より1,2,4楽章(G.ホルスト作曲)』『アンダンテ・フェスティーボ(シベリウス作曲)』『銀河鉄道999』の3曲を高校生の先輩たちとともに演奏しました。古典作品の織り成す豊かな旋律と、中高生による爽やかで優しい響きを体育館全体に届けるような、すばらしい演奏となりました。

昨年に引き続き、制限なしの通常開催となった文化祭。今年のテーマである『Poppin!』があちこちで感じられる、「文化」の歓び溢れる2日間となりました。

 

令和6年度文化祭1日目~インターぴーぷるday~(R6.05.09)

5月9日(木)、附属高校と合同の文化祭1日目が開催されました。今年度のテーマは『Poppin!』です。さらに今年度は、事前に中高合同全校取り組みとして、6学年が縦割り班でお昼を食べる『みんなdeランチ』や、各班色とりどりの「『アンブレラスカイ』作成など、本校の特徴をいかした取り組みを行ったことにより、学年の垣根を越えた附属学校生一体の文化祭となりました。

1日目である今日は「インターぴーぷるday」として、午前中は体育館にてプレゼンテーション、ゲストスピーチ、スピーチコンテストが英語で行われました。さらには、百人GL一首大会も開催されました。プレゼンテーションでは、3年生・2年生の生徒2人が出場し、それぞれ「韓流スターの社会問題」と「私の秘密」について、さまざまな工夫をもって伝えました。そして中学校では午後に、計8会場に分かれてクラス交流会が行われました。中国、韓国、アメリカ合衆国、イギリス、カナダ出身のCIRやALTの先生をお招きし、1年生は日本語を交え、2,3年生は英語で会話やゲームを通じて交流を楽しみました。

日本とは異なる文化を積極的に知ろうと、各クラスともに大盛況。驚きの声が廊下にまで響き渡ります。ゲストの先生方とさまざまなコミュニケーションを通じて国際交流を深めることができました。

百人GL大会では、中学校からの出場者が大幅に増えたこともあり、さらなる盛り上がりを見せました。なんと優勝は中学3年生のペアです。1年生ペアも非常に多く、高校生ペアと白熱の戦いを繰り広げていました。来年こそはと、リベンジに燃えるペアも数多いことでしょう。

 

実習生紹介を行いました。(R6.06.17)

6月17日(月)、夢創館にて教育実習生の紹介を行いました。

今年は1名の先生(本校9回生)が来校されました。担当教科は理科で1年生を担当していただきます。

1週間と短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします!

ガイダンスキャンプポスター@西はりま天文台

4月に行われたガイダンスキャンプ(詳細はこちら)における学びの集大成として、1年生(18回生)がポスターを作成しました。

そのうち、特に優秀な作品は西はりま天文台にて展示されています。

なお、7月13日(土)から、展示作品からベストポスターを選出する「ポスター総選挙2024」が開催されます。どの作品も学びに溢れた内容となっていますので、ぜひご覧ください。

専門職大学連携授業

5月31日(金)、中学2年生が、芸術文化観光専門職大学の平田知之先生を講師にお招きし、ディベートについての授業を受けました。「ディベートにおける論題の種類について」「立論・質疑・反駁ですべきことについて」「ディベートで大切な力について」など、具体的な例を交えながら詳しく教えていただきました。

2年生は半年間かけて、何度もディベートの練習をしていきます。翌週の授業では、さっそく平田先生に教えていただいたことをもとに、自分たちで討論を進めました。

1年生ガイダンスキャンプ(R6.04.25~04.26)

4月25日(木)26日(金)に1年生(18回生)がガイダンスキャンプを行いました。この行事は、附属中学校に入学して最初に行う、校外での宿泊をともなう集団活動であり、総合的な学習の時間における本校独自の取り組みである「プロジェクト学習」の一環として実施している学習活動です。

生徒たちが定めた活動スローガン「高・挑・優(はい(High)ちゅー)を持ってがんばろう!」を胸に、生徒一人ひとりが充実した学習活動を通じて「自然科学とは、どういうものなのか」という問いに向き合いました。

1日目の午前中は開始式の後、2つの講座を受講しました。教頭先生の『科学を学ぶということ』では、ランニングシューズを題材に「科学は身近に存在する」という視点を発見していきました。。総長先生の『物理学と私』では、総長先生のご専門である物理学のお話を通じて、科学と向き合う態度や考え方を学びました。生徒たちは、これから始まる探究活動への誘いに、早くも情熱を秘めた表情でバスへと乗り込みました。

到着した先は兵庫県立西はりま天文台。天気はまさに快晴!集合写真を撮影して入所式に臨みます。入所式では、伊藤センター長のお話を伺い、高山先生が作成された天文台紹介動画を視聴しました。

その後、青空の下でレジャーシートを広げ、昼食をとりました。春の穏やかな日差しと豊かな山々に囲まれて、気持ちの良いランチタイムとなりました。

午後は、3つの講座が行われました。

先ずは「天文工作」です。本田先生・高山先生ご指導のもと、光のスペクトルを測定する簡易分光器『にじみえ〜る』をつくりました。できあがった分光器を通して、様々な光を見ていくと、あちこちから感嘆の声が聞こえてきます。実習後、分光器を大切にカバンへとしまう様子から、生徒たちの科学に対する興味関心の高まりを感じました。

続いては、「昼間の星の観察会&太陽観察」「小型望遠鏡実習」に取り組みました。「昼間の星の観察会&太陽観察」では、専用の望遠鏡を用いて太陽フレアや黒点を観測しました。普段はなかなか見ることができない太陽の姿に興味津々の様子でした。その後、60cm望遠鏡で昼間の星を観測しました。天体ドームが展開する様子にも大興奮、充実した学びの時間となりました。「小型望遠鏡実習」では、班毎に小型望遠鏡の操作方法を実践で学びました。

休憩をはさみ、兵庫県立大学西はりま天文台のセンター長の伊藤教授による講義を受けました。タイトルは「天文学と私」。先生の研究者としての軌跡や星座のお話、天文学についてなど、多様なお話をしていただきました。研究者の姿を、各々が学んでいきました。

夕食を食べた後は、いよいよ夜間観望会です。西はりま天文台が誇る、「なゆた望遠鏡」を通して瞬く星々を観測しました。「なゆた」が入った建物の外でも、研究員の先生が星座の解説をしてくださりました。生徒たちは、瞳を輝かせて夜空を堪能しました。

2日目、朝食をとったあと、8時30分から天文台退所式を行いました。研究員の先生方を代表していらっしゃった伊藤先生に、天文台における数々の学びのお礼を伝えることができました。

さて、続いての目的地は「兵庫県立人と自然の博物館(通称:ひとはく)」です。

ホロンピアホールにて館内での過ごし方を聞き、まずは館内見学を行いました。本館の多様な展示に目を奪われ、時間があっという間に過ぎていきます。本館だけでなく、新収蔵庫棟「コレクショナリウム」や「ひとはく恐竜ラボ」も見学しました。普段は見られない標本の数々や恐竜化石のクリーニング作業などを間近に触れ、改めて自然の可能性を学び取った様子です。

深田公園で朝食をとったあとは、来年度2年生時にプロジェクト学習をご指導いただく、人と自然の博物館の5人の研究員の先生方からの講義『私と研究』。を受講しました。専門分野における「おもしろさ」を、中学生にも分かりやすくお伝えくださりました。来年度から始まるプロジェクト学習について、早くも期待膨らむ時間となったのではないでしょうか。

いよいよ、ガイダンスキャンプ最後の実習となる「特注セミナー」です。事前に希望した4つの講座に分かれて、特色あるセミナーに参加しました。

セミナーはそれぞれ、「里山のいきもの」「絶滅生物アンモナイト」「むしとりペナントレース」「身近な植物観察」です。セミナー名を聞くだけでもわくわくしてきそうな講座に、生徒たちは2日間で培った探究心の芽生えを実感させるような、晴れ晴れとした表情で取り組んでいきました。

さまざまな活動を通じて、「探究」に向かう姿勢、考え方について考えてきました。そして、ここでの学びをぜひ、今後の附属中生活へと生かしてほしいと思います。

2日間、お疲れ様でした。

 

情報モラル講演会を行いました(R6.04.19)

4月19日(金)に、兵庫県立大学環境人間学部の竹内和雄教授をお招きして、情報モラル講演会を行いました。

前半は事前のアンケート調査をもとに、附属中生のスマホ・ネット等に関する利用状況の実態や、それに対する今後の心構えなどについて学びました。特にネットの長時間利用に関する調査では、進級するにつれてスマホ・SNS等の利用時間が増えていくことが実態として挙げられました。そのような状況を客観的に知ることによって、家族と合意の上でルールを定めたり、自分の言動をふり返ったりなど、一人ひとりが自分の利用状況にあったネットへの向き合い方を考えるきっかけとなりました。

 講演会の後半は、実例をもとにした再現VTRをふまえて、「闇バイト」について学びました。自分たちと同じ境遇の若者が「受け子」として「闇バイト」に関わっている実情を知り、今まで別世界の出来事のように捉えていた生徒たちにざわめきが広がります。身近にひそむ甘いワナについて、自分事として想像し、考えを深めることができました。

今回の講演を通じて、改めて情報通信技術・インターネットの利便性と、そこに潜む身近な脅威について学ぶことができました。

新入生歓迎行事を行いました(R6.04.17)

4月17日(水)5-6校時より、生徒会執行部による新入生歓迎行事が開催されました。学年縦割りの各班が、班員でお互いに協力しながら、執行部が企画する様々なゲームに挑戦し、附属中生の輪を広げました。

「じゃんけん列車」で縦割り班を決定するという大胆な取り組みから始まった今回の歓迎行事。各ブースで展開されるゲームも、県大クイズから風船リフティングまで、8種の多様なお題で挑戦者を待ち構えます。しかしそこは県大生。クラスや学年の垣根を越えた絆で各班ともに次々とお題をクリアするとともに、班内にとどまらないコュニケーションで交流の輪を広げていきました。

春の日差しが眩しい中、生徒たちのあたたかくて活発な交流が見られた素敵な歓迎行事となりました。そして、このような歓迎行事を開催すべく、大胆な発想から細部の工夫に至るまで尽力してくれた生徒会執行部や、新入生を快く歓迎し、楽しい班活動を支えてくれた2・3年生など、たくさんの生徒たちがこの行事を成功させるために活躍している様子があちこちで見られました。改めて、ありがとうございました。

対面式を行いました(R6.04.09)

4月9日(火)1校時より、夢創館講堂にて新入生(18回生)が2・3年生の先輩方と出会う対面式を行いました。

先輩方が繋ぐ花のアーチをくぐって、新入生が晴れやかに入場しました。そして、新入生代表生徒が宣誓文を読み上げた後、生徒会執行部より、歓迎の言葉や学校生活紹介のスライドが披露されました。ユーモアあふれるスライドや動画に新入生の緊張も解け、早くも附属中生としての自覚が芽生えた様子です。

その後、先輩方による校歌の披露が行われました。附属中生の明朗闊達でのびやかな歌声に新入生も朗らかな表情を浮かべ、校歌を通じて先輩方と「心を一つに」しました。

今回の対面式を通じて、18回生は附属中生としての歓迎を受けるとともに、新たな道を切り拓くべく、その一歩を踏み出しました。

 

令和5年度附属高等学校後期終業式並びに附属中学校修了式を実施しました(R6.3.22)

3月22日(金)、体育館にて令和5年度附属高等学校後期終業式並びに附属中学校修了式を執り行いました。

総長先生より、後期をふり返ることの大切さとともに、中高生の時期に体力をつけること、知的な力をつけることの重要性について、さらにはそのための読書の有用性についてお話しいただきました。

そして、校長先生からは、大きな目的を定める際は具体性が大切であるとお話しいただきました。

その後、生徒指導部の先生より、校歌への向き合い方やネット上のトラブルに関するお話があり、今年一年間を良い形で締めくくるべく、生徒たちは真剣に聞き入っていました。

これをもって令和5年度の教育課程が修了し、約2週間の春季休業に入ります。来年度の学校生活をさらに充実したものとするために、総長先生や校長先生の訓話を胸に、新年度の目標の設定とマネジメントをスタートする良い機会としてほしいと思います。

 

附属中学校 義務教育修了式─15回生69人が新たなステップへ─(R6.3.15)

 3月15日(金)、附属中学校義務教育修了式を行いました。本校は併設型中高一貫校であり、義務教育課程を修了して、附属高校での新たな3年間がスタートする中間点としてのけじめとして、令和2年度より義務教育の修了を祝う会として実施しています。

 国歌斉唱の後、卒業証書の授与が行われ、担任の呼名に対する一人ひとりの凛々しい返事が会場に響きました。

 総長・校長式辞に続いて、中学校PTA会長の福壽克典様より、温かいご祝辞をいただきました。その後、卒業記念品としてスチールブックトラックが送られる目録贈呈がありました。

 16回生代表より「在校生のことば」として、コロナ禍以降の新たな「附属中」を全力で創り上げた先輩方への憧憬と感謝のこもった言葉が送られました。そして、15回生代表より送られた「卒業生のことば」では、そのような「附属中」を創ってきた3年間の苦労や思い出が語られるとともに、さまざまな方への感謝の言葉が伝えられ、新たなステップへと向かう15回生らしい答辞となりました。

 校歌斉唱でも、附属中への思いを馳せるような、高らかな歌声が会場にこだまし、閉式のことばをもって義務教育修了式が締められました。

 来年度からはいよいよ附属高校生となる15回生。附属中での経験を糧に、新たな仲間たちと切磋琢磨し、未来を切り拓いていくのだろうと期待を懸けずにはいられない、素晴らしい門出となりました。

 

プロジェクト学習が兵庫県公民連携プラットフォームで紹介されました

兵庫県が主催する「ひょうご公民連携プラットフォーム」は、企業等と兵庫県庁内各部局をつなぐ役割をしています。本プラットフォーム設立の目的は、複雑化する社会課題の解決にむけ、行政だけではなく企業・大学・団体等が幅広い連携し、ネットワークによる取組を推進するためです。公民連携の新たな展開として注目されています。

その取組の一つに、アース製薬株式会社と兵庫県の包括連携協定が挙げられます。その一環として本校が支援を受けているのが、プロジェクト学習(2年)の「カメムシのニオイで芳香剤を作ろう」班です。人と自然の博物館の八木先生に加えて、アース製薬研究員の浅井様・野村様にもご指導いただいています。

その様子が、兵庫県の公民連携プラットフォームに掲載されましたので、どうぞご覧ください。

こちら

3年生を送る会を開催しました(R6.3.14)

3月14日(木)5・6時間目に、体育館にて3年生(15回生)を送る会を開催しました。3年生にとっては義務教育修了式を除くと、附属中学校生として最後に参加する学校行事であり、1・2年生にとっては第16代生徒会執行部が主体となって運営する初めての学校行事となりました。

1・2年生がつくるフラワーアーチをくぐって入場した3年生は、開会挨拶終了後、全学年縦割り班に分かれて、生徒会執行部が中心となって企画したゲームを楽しみました。その内容は、「3年生への挑戦 思い出クイズ」と題したクイズに、縄跳びを組み合わせるという大胆なゲームです。執行部が繰り出す「難題」に学年を越えて和気あいあいと向き合いながら、附属中で過ごした数々の思い出に包まれ、15回生の笑顔がはじけるゲームとなりました。

企画の後は音楽部による合奏が披露されました。1・2年生が送るはなむけの旋律に3年生はゆっくりと聞き入っていました。

その後、執行部が作成した思い出ムービーを鑑賞しました。15回生と関わりの深い、離任された先生のメッセージ動画が流れ、会場は驚きと歓喜に包まれます。そして、3年間の思い出を写真とともに振り返る動画では、次々と映し出される色とりどりの記憶が、15回生の笑顔と懐古を誘いました。

最後に、記念品として附属中生オリジナルデザインの箸が在校生から贈呈され、3年生の代表生徒挨拶と閉会挨拶をもって会が締めくくられました。

初の学校行事運営に奮闘し、準備を重ねてきた生徒会執行部を中心に、在校生が力を合わせて作り上げた「3年生を送る会」。フラワーアーチをくぐって退場していく15回生の晴れやかな表情に、当行事の確かな温もりを感じる素敵な会となりました。