2023年5月の記事一覧
2年生プロジェクト学習2回目を行いました
5月30日(火)2年生がプロジェクト学習として本年度2回目の活動を行いました。
フィールドワークを予定していた班もあったため、恨めしい気持ちで朝の雨を眺めていましたが、次第に晴れて、活動開始の時には青空でした。フィールドワークはそれぞれ、渓流や山裾で行うため、ヒル対策をして出かけました。
その他の班も、前回のテーマに係る協議を経て、さっそく観察や実験、調査に取り組みました。
「カメムシのニオイで芳香剤を作ろう」班では、カメムシの収集に出かける前に、虫よけスプレーの効能を確認しました。なんと、蚊をたくさん入れた容器に、スプレーをする前後で腕を入れたのです。自ら実験台になってくださったアース製薬の講師先生、ありがとうございました。
「地上で無重力状態を作って物体の動きを調べよう」班では、校舎の屋上部分を見学し、落下実験にもっともふさわしい場所を探索しました。
「博物館に展示する標本製作」班と「日本の防災教育の特徴と防災教育の地域性の分析」班では、講師先生がWEBでご指導くださいました。
令和5年度第1回生徒総会を実施しました。
5月19日(金)に令和5年度第1回生徒総会を実施しました。
事前にクラス内で協議した内容をもとに、生徒会執行部の提案に対して、各クラス代表者がさまざまな質問や意見を投げ掛けました。生徒たちの「もっと学校をより良くしていきたい、過ごしやすい環境を自分たちでつくっていきたい!」といった、学校生活に対する意欲的な姿勢がはっきりと示された、活発な生徒総会となりました。
総会をまとめてくれた生徒会執行部の皆さん、お疲れさまでした。
「コミュニケーション」で講師招聘授業を行いました!
5月25日(木)2年生が、「コミュニケーション」の時間に、講師を招聘して「心理的安全性に基づくディベートの在り方」について学習しました。
講師は、芸術文化観光専門職大学の平田知之先生です。
芸術文化観光専門職大学(平田オリザ学長)は、兵庫県立大学と同じく兵庫県公立大学法人の傘下であり、2年前の設立時より、中学校との連携授業に協力してくださっています。
ところで「コミュニケーション」は本校独自教科であり、2年生ではディベートを扱います。4月より2年生の生徒は既に一回目のディベートを経験しています。その論題は「お金があれば、人は働くのをやめる」でした。生徒らは、その振り返りメモを平田先生に事前に送付してから、講演に臨みました。
平田先生のご講演は5つのパートに分かれていました。また、講演進行中に、生徒のクロムブックからリアルタイムでアンケート結果を集約しながらお話くださいました。
まず講演の始めに、特別な「じゃんけんゲーム」をしました。その経験から「コミュニケーションは、頭で分かっていても、体がついしてしまうことを意識することが大切だ」ということに気づきました。
次に、第一回ディベートの振り返りを行いましたが、「否定側が肯定側の定義やプランに従うこと」や「相手を傷つけずに議論を嚙合わせること」が難しいと感じた生徒らを、平田先生は「大変高度である」と褒めてくださいました。
そして、第一回目のディベートの難しさを分析してくださいました。論題には「政策」「事実(推定)」「価値」の3つの種類があり、「お金があれば、人は働くのをやめる」という論題は、「事実」と「価値」のちょうど真ん中に位置し、最も難しい部類(大学レベル)の論題であると教えていただきました。
また、「あまり論題充当性に拘ると否定側に不利になる」ということにも気づかせてくださいました。
最後に「労働」について、哲学的、また労働経済学的に解釈する機会も与えてくださいました。
ディベートの目的は議論を嚙合わせることである、また、それを下支えするのは「心理的安全性」であるなど、次に取り組むディベートに臨む姿勢も改めて見つめることができました。
黎明寮の避難訓練・大掃除・集会を行いました!
5月24日(水)午後に、黎明寮の避難訓練・大掃除・集会が行われました。
この日は第1回定期考査最終日で、中高生ともに午後1時15分には帰宅し、自室で待機しました。13:30に訓練用の火災報知器が鳴り響き、火元の放送後、一斉に黎明寮から出て理学部グランドに避難し始めました。
素早い移動と点呼により、あっという間に避難完了。井上教頭先生の講評では、「本日の訓練を生かして、いざという時に一人一人が判断して行動できるように」と励ましの言葉がありました。
帰寮後はさっそく大掃除。役割分担をして、普段は手が回らない場所を美しく磨き、気持ちの良い生活を支える環境整備に勤しみました。
3年生プロジェクト学習 本年度2回目を行いました
5月16日(火)に、本校3年生が本年度2回目のプロジェクト学習を行いました。8人の講師の先生が来校下さり、2人の先生がWEBでご指導くださいました。
いくつかの班の活動を紹介します。
「ヘビ類の骨学的研究」班は、前回までに学んだ調査手法を生かして、学校近隣で捕獲したシマヘビの調査をしました。解剖したり、器官を取り出したり、撮影をしたりと、手際よく作業を進めていました。
「節足動物のインベントリー調査」と「学校周りのチョウ類調査」班は、学校周辺のフィールドワークも行いました。
「もったいないからはじめよう」班は、シュレッダーされた紙をクッションに変身させることに挑戦していました。
「マイコンを使って人と関わるロボットを作ろう」班は、micro:bit (マイクロビット)のプログラミングを使って、案内ロボットや犬型ロボットの動きの調整にトライしました。