生徒の活動
冬季休業明けの全校集会を行いました(R7.01.08)
1月8日(水)1校時より、冬季休業明けの全校集会を行いました。
校長先生より、予測不可能な現代社会を生き抜くにあたって、「楽しみながら変化に向き合う大切さ」についてお話いただきました。
2025年がスタートしました。校長先生の訓話のとおり、さまざまな「変化」に向き合いながら、自分自身の可能性を追求する1年にしていきましょう。
2年探究科学~ネスレサスティナビリティプログラム~
キットカットやネスカフェで有名なネスレ日本が提供する教材を用いて、サスティナブルな社会について考える授業を行いました。
ネスレのプラスチック削減、沖縄コーヒープロジェクトなどの取り組みを知るとともに、自分たちの周りにある問題に対して、持続可能な社会にしていくための解決策を考えるプログラムで、附属中学校では探究学習の導入として取り組みました。
探究学習を行うヒントとして、
①身近な問題を見つける
②解決方法を自分で考える
③周りの人の考えを聞き、案をよりよいものとする
という流れを体験し、班ごとに出た意見を発表しました。
フードロス、過疎化、公共の交通機関などの問題について、さまざまな提案がありました。
発表の様子を報告した結果、ネスレサスティナビリティ大賞に選ばれました。
17回生の他の人の意見を柔軟に聞き、取り入れようとする話し合い活動の雰囲気が認められました。
プロジェクト学習の進め方に生かすとともに、サスティナブルな社会についてはこれからも考えていきましょう。
https://www.nestle.co.jp/media/newsandfeatures/bestpractices-2024
生徒会レクリエーション「冬レク2024~プレゼント争奪戦~」開催!(R6.12.20)
12月20日(金)1~3時間目に生徒会主催の「冬レク2024~プレゼント争奪戦~」が開催されました。全校生が1組 vs 2組の対抗形式で多種多様なゲームを楽しみました。
まずは、「つなげ きずなを」です。網くぐりや借り物競争などを組み合わせた障害物リレーとなりましたが、クラス一丸となってバトンをつなぐ姿がみられました。
つづいて行われたドッヂビーでも、優勝の座をつかみ取ろうと、各クラスで華麗な連携がとられ、メラメラと気炎万丈の戦いが繰り広げられました。
その後に行われた「サンタさんのプレゼント配達」は、段ボールや輪ゴムなど、限られた素材を用いて新聞紙の玉を遠くへ運ぶゲームです。こちらも、県大生の柔軟な発想と技術が光る戦いとなり、各班が創意工夫をもってユーモアあふれる装置を開発しました。
最後を飾るのは、「~県大 冬の陣~」です。腕に「命」となるボールを装着し、これをスポンジの刀ではたきおとす一騎打ち形式のチャンバラゲームとなりました。会場の熱気も最高潮です。クラスメートの雄姿を全力で応援する姿が印象的な戦いとなりました。
多種にわたるゲームスコアの結果、見事勝利したのは2組!プレゼント獲得権を手にしたわけですが……。しかし、本日の熱気に感動したサンタさんが特別サービス。全クラスにプレゼントが配布されることとなりました。
大盛況で幕を閉じた本行事。この結果は、16代生徒会執行部の努力や活躍抜きには語りえないことでしょう。さて、残す活動は生徒総会です。今年度の締めくくりに向けて、より一層の期待を込めたいと思える、素敵な生徒会行事となりました。
GODACオンライン授業~深海のお話と水圧実験~
探究科学の授業として、沖縄にある国際海洋環境情報センター(GODAC)とオンライン授業を行いました。
授業では、「深海はどのような特徴を持つ世界なのか?」をテーマに、JAMSTECが深海調査で撮影した映像や、深海で採取された深海生物の標本などを見せていただきながら詳しく解説していただきました。後半は、「水圧実験」の実演で深海の特徴を体験しながら学びました。
感想より
・世界の海の平均の深さが富士山の高さよりも深いと知り、とても驚きました。1000mから深海だと思ったけれど、200mから深海と言うそうで、思ったより浅いと思いました。
・オニボウズギスというのが、気に入りました。おいしいごはんをたくさん食べたい時に食べられないことがあるから、私もなんでも入る胃がほしいなと思いました。
・私が特に印象に残ったのは、水圧のことです。水深1000mになると指1本に100㎏かかることや1000mでも野球ボールや風船はへこんでももとに戻るという現象が面白かったです。
~芸術祭 Art Festival 2024~(R6.11.23)
11月23日(土)「芸術祭 Art Festival 2024」を実施しました。
今年のテーマは「挑楽志奏」です。このテーマには、「新しいことに挑戦する」「このArt Festivalを楽しむ」「志(こころざし)高くこのイベントに取り組む」「素晴らしい作品をみんなで奏でたい」という思いがこめられています。
開幕を飾った生徒会執行部によるオープニングでは、本行事のテーマに先駆けて、「超楽しそう」な輝くダンスで会場を沸かせました。その後、全校取り組みとして作成した、附属中生一人ひとりの願いのこもったランタンに彩られた「挑楽志奏」が披露され、会場にあたたかな光が灯りました。
1年生の「群読」は、「ぼくはぼくなんだ!」をテーマとして、『ペツェッティーノ』『ぼく』『竜』『道程』『My Own Road-僕が創る明日-(合唱)』を披露しました。「コミュニケーション」の授業で学んできた技術や作品とのかかわり方をもとに、各作品に沿った創意工夫を通じて、「ぼくはぼく」を個性いっぱいに表現してくれました。
2年生の「朗読劇&合唱」では、「キカンキ to ユウキ~沈丁花を添えて~」をテーマとして、等身大の自分を描いた創作朗読に、『沈丁花(合唱)』を添えて、日頃の「ありがとう」を表現しました。
3年生の「創作劇」では、演題を「本当の幸せを」と題して、さまざまな人たちとのかかわりの中で、主人公が「本当の幸せ」を探す物語を披露しました。群像劇のように、場面毎に「幸せ」と向き合う人物が次々と現れ、自分自身の願いを叶えるために、自らに立ちはだかる壁を乗り越えていく姿が印象的です。それを傍でみていた主人公も、自分自身と向き合うことで、いよいよ「本当の幸せ」を見つけ出しました。「幸せってなんだろう?」と、自分なりの答えを探す勇気を与えてくれるような、心温まる創作劇となりました。
3学年ともに、本校独自の学校設定教科である「コミュニケーション」で培われた表現力が存分に発揮された披露となりました。
また、文化部による披露も行われ、日ごろの成果を存分に発揮しました。
美術部は、「Crazy in UKIYOE」と題して、浮世絵を自分なりに解釈した作品を物語形式で披露するとともに、浮世絵にまつわるクイズで会場を盛り上げました。つづいて自然科学部は、各研究班の特色溢れる研究発表を行い、会場の興味を惹きつけました。そして、音楽部は、弦楽合奏による「『君の名は。』メドレー」(なんでもないや~スパークル~前前前世)をフレッシュな音色で演奏しました。さらにつづくESS部は英語劇として「Alice in Wonderland」を披露し、映画さながらの趣向で物語を表現しました。笑いを誘ったのは、放送・映像文化部の「附属中!放課後からそれ正解!」です。生徒や先生方を対象として、「『お』からはじまるかっこいいセリフといえば?」といったように、お題に沿って自分なりの回答を各自発表する動画内容となりましたが、思わぬ回答や名演技に会場では興奮の渦が巻き起こりました。展示部門では、体育館1階に茶華道部の作品が飾られ、来場される方をお出迎え。2階では、美術の時間の作品や理科の自由研究、書道の作品や各部の成果作品、さらには有志作品など、色とりどりの多様な作品が展示され、来場された方を芸術の世界にいざないました。さらに、閉会後は茶華道部によるお茶会が開かれ、見事なお点前を披露しました。
全校合唱による校歌とともに幕を閉じた「芸術祭 Art Festival 2024」。全校取り組みや日々の作品作り、そして練習に全力で挑んできた附属中生の成果が存分に表れた行事となりました。日々の積み重ねが素晴らしい作品となって、「挑楽志奏」な空間を創り出すことができたのだと、ランタン灯る会場で一人ひとりが感じられたのではないでしょうか。