取り組みのハイライト

STEAM

令和4年7月13日 夏期STEAM特別講座(3Dプリンタ)

 希望者26名に対して、「スマホスタンド製作体験~推しをこの手で~」と題して、第1学年STEAM係の4名が3Dプリンタ(3D CAD)の体験講座を行った。

※ 昨日の大雨洪水警報の発令により、本講座は昨日実施予定であったが、「RFID」と同時展開での実施となった。そのため、参加予定者が32名から6名減している。

 

今回の特別講座で最多の参加人数となった3Dプリンタ講座。STEAM係の生徒が自分たちで作成した説明用スライドをもとに説明をし、参加者にスマホスタンド作成に必要なデータ編集手順をレクチャー。普段は使い慣れないモデリング用のソフトウェアを使い、戸惑う参加者たちのサポートもしっかりとこなし、3Dプリンタで自分のオリジナルのものが作れるという参加者の期待にも見事に応え、これまで自分たちが取り組んできた活動の成果をしっかりと発揮しました。

講座終了後以降、参加者が作成したデートをもとに、現在、STEAM係で3D印刷中です。

完成品は、また個別に呼び出しますので、声がかかった人は取りに来てください。

 

   

令和4年7月13日 夏期STEAM特別講座(RFID)

 

希望者15名に対して、第1STEAM ROOMにて「RFIDって何?でんぱ組への誘い~RFIDを用いた企画立案で一儲け~」と題して、RFIDの使用体験とプリ企画立案を行った。

※ 昨日の大雨洪水警報の発令により、本日は夏期STEAM特別講座「3Dプリンタ」と「RFID」を2本同時展開で実施することになったため、参加予定者が20名から5名減している。

初めに、でんぱ組.incの最盛期と現状について話を聞いた。次に、RFIDとは何か、どのような仕組みなのかについて学び、実際にRFIDを使用してデータの書き込み、データの収集、RFタグの検索などを行った。3つのグループに分かれ企画立案の基礎を学び、RFIDを用いた企画立案を行った。最後に、各班で考えたRFIDを用いた企画を発表し、質疑応答を通して企画の質を高めた。電波法の関係で用途に制限が掛かりはするが、多くの可能性を感じさせる話し合いができた。

  

令和4年7月11日 STEAMモデル校 授業公開

県内外より高校教職員31名を対象に授業公開を行った。午前は第1学年総合的な探究の時間の生徒と配信の様子を見ていただいた。午後は、本校のSTEAM教育の取り組みについてお話しさせていただき、夏期STEAM特別講座(360どカメラ・VRゴーグル)を見ていただいた。また、第1学年STEAM係が作成した学校紹介VR動画をVRゴーグルで視聴していただき、360度カメラとVRゴーグルの使用方法や映像編集についてSTEAM係より説明を行った。最後に質疑応答の時間を設けさせていただき、授業公開を終えた。

試行錯誤しながらではあるのだが、本校の取り組みを見ていただくことでほんの少しでも助力になれれば幸いである。

  

令和4年7月11日 夏期STEAM特別講座(360度カメラ・VR)

全学年希望者を対象に、本日より1週間夏期STEAM特別講座を開講した。

初日である本日は、希望者17名に対して、「人類最速体験~ウサイン・ボルト走らせてみた!~」と題して、360度カメラとVRゴーグルの使用体験を実施した。この日は兵庫県下の高校教職員の先生方に授業見学に来ていただいた。

初めに、速い生き物が100mを走ると何秒くらいなのかということから、ボルトの速さについて考えた。次に、360度カメラと編集アプリの説明を受け、3つのグループに分かれて100m紐と360度カメラを持って好きな場所で100m・200mの撮影を行った。最後に、撮影した360度動画を編集アプリで9.58秒に倍速編集し、VRゴーグルで視聴した。各々が撮影した映像がボルト視点になることで、編集の面白さや360度カメラ・VRゴーグルの可能性について考えるよい機会となった。3枚目の写真は、全員が各班の動画を観終えた後、よりボルト感を出すために参加者全員で風を出して4D体験をしている様子である。

  

令和4年7月11日 第3回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)

第1学年323名を対象に、3回目となるSTEAMの授業を実施した。この日は兵庫県下の高校教職員の先生方に授業見学に来ていただいた。

初めに、society5.0とSTEAM教育を実践する理由について復習した。次に、自動運転の開発途中でぶつかる倫理的な問題や優先順位について、トロッコ問題を用いて考えた。また、最新の自動運転車のセンサーについて学び、交通事故原因の9割である人為的なミスを回避するための開発が進んでいることを知った上で、交通事故が無くならない原因について考えた。最後に、5人班になり異なる立場に立って自動運転について意見交流を行った。

本校が考えるリアルタイム一斉配信の最終的な授業形態としては、他校(他クラス)との交流授業を可能にし、共同編集ソフトやFormsなどで全生徒の意見を収集し、生徒とのやり取りや他校(他クラス)の意見を全生徒が視聴するなど、普段の1クラス授業ではできない拡張した相互的交流のある授業を考えている。現在はその途上段階にあり、一斉配信の欠点や失敗も多々あるのだが、STEAMらしく実践を繰り返し改善していきたい。