学年・専門部

学年・専門部

人と自然科 2年生 「草花」 土壌分析

 草花に限らず植物の栽培にとって土は非常に大事な要素です。その土は粒子の大きさで「砂」「シルト」「粘土」と分けることができます。

 それとは別に空気の部分(気相)と水の部分(液相)と粒子などの部分(固相)の比率も大事だと言われています。それら土の性質を実験的に調べてみるために様々な場所からサンプルを採取してきました。

 実験では、採取した土を水に混ぜて粒の大きさや沈殿の様子を観察し、砂・シルト・粘土の割合から土性を判定します。さらに、空気・水・固体の三相分布を調べることで、植物が根を伸ばしやすい理想的な土壌条件かどうかを調べます。

   

 この日は実験に向けて準備を行いました。

人と自然科 3年生 「課題研究」 食虫植物の利用に向けて専門学校訪問

 「課題研究」で食虫植物の消化液について研究を進めているチームはより専門的な知識を学ぶために大阪市の分析化学専門学校を訪問しました。

 食中植物は園芸植物として親しまれていますが、それ以外の利用についてはまだまだ少ない分野です。そのため、成分を調べ、農業に利用できないかと研究を進めています。

   

 この日は専門学校の先生から成分分析や酵素反応の見方などについてアドバイスを受けました。専門学校の分析実験施設も見学し。最新の分析機器や化学実験設備を間近で見学し、実際に研究を行う学生たちの様子にも触れました。

人と自然科 農業クラブ全国大会の入賞生徒に新聞社の取材がありました!

日本学校農業クラブ連盟が主催する令和7年度全国大会西関東大会で、有馬高校の生徒4人が「農業鑑定競技会」で見事優秀賞に輝きました。

農業鑑定競技は、幅広い分野にわたり、農業に関する知識と判断力を競うものです。有馬高校生は草花・野菜・果樹のそれぞれの分野で、実物や写真をもとにした難問に答えました。

インタビューでは当日に向けた勉強方法や、喜びのコメントなどさ大会に向けてがんばったこと、入賞して以降の話など様々な質問に答えていました。

   

来年度の後輩たちがチャレンジする番です。はたして連覇ができるでしょうか。

人権講演会「パラスポーツを通して見えてきたこと」

 10月29日(水) 5・6時間目に、車いす陸上競技選手の北浦春香さんを講師にお迎えし、ご講演いただきました。

 本校の人権教育の一環で、共生社会への理解を促進し、人権意識を高めるためのものです。

 三田市在住の北浦さんは、中学生時代に本格的に車いす競技を始められ、これまで3回のパラリンピックに出場されました。

その中で、

  ①仲間とのつながり 

  ②自分の選択に責任を持つこと

  ③必要な努力は惜しまない

  ④支えてくれる人たちへの感謝

  ⑤有限な時間を後悔しないように過ごすこと

の大切さについて語ってくださいました。

 

 

 

 

 

 

 北浦さんがおっしゃった言葉です。

「報われる努力は必ずある。報われない努力も無駄にはならない。」

「障がいがあることは決してマイナスにはならない。人にはそれぞれ楽しみ方がある。」

「Where  there  is  a  will,  there  is  a  way.  (意志あるところに道は開ける。)」

 

 これからの困難な時代を生きる生徒たちの胸にも響いたのではないかと思います。

 

校内ビブリオバトル選考会・図書委員企画ハロウィンイベント開催しました

10月28日(火)15:40より、校内ビブリオバトル選考会を行いました。

今年は3名のバトラーが参加してくれました。

それぞれ、紹介したい本を持参し、その本の魅力を伝えてくれました。

 

 

 

 

 

 

チャンプ本は、『夏と花火と私の死体』を紹介してくれた2年生のDさんです。

チャンプ本を紹介してくれたバトラーは、12月に甲南大学で行われる県大会に出場します。

 

ビブリオバトルが終了すると、次は図書委員企画のハロウィンイベントです。

今年は、茶華道部、筝曲部の生徒たちにもお手伝いしてもらいました。

 

まずは茶華道部指導の下、抹茶を立ててみました。

初めて抹茶を立てる経験をした生徒たちは悪戦苦闘しながらも楽しそうに茶筅(ちゃせん)を振っていました。

その後、筝曲部の演奏を聴きながらのお茶タイムです。

 

 

 

 

 

 

 

次は、「宝探し」です。

本の間に挟んであるカードを見つけ出します。

みんな必死で探しますが、なかなか見つかりません。

図書室の中を走り回りました。

賞品は生徒たちが作ってくれたブックカバーとしおり(お菓子付)です。

 

 

 

 

 

 

中間考査、オープン・ハイスクールと時間のない中、限られた時間でとても楽しいイベントを企画してくれました。

参加してくれた生徒たちがとてもいい笑顔をしていました。

 

頑張って企画運営してくれた図書委員、一生懸命発表してくれたバトラーの3名、参加してくれた生徒の皆さん、ありがとうございました。