学年・専門部

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76回生 学年通信 2023年度 第6号

来週の7月3日(月)から期末考査です。

文化祭も終わり、気持ちを切り替えて

勉強を頑張っていることと思います。

さて、76回生の学年通信第6号を発行しています。

7月、8月と9月初めの行事予定も掲載していますので、

ご確認ください!

 

学年通信第6号 → 2023_0628.pdf

人と自然科 地域自然保護 現地フィールドワークその4 棚田を管理し土と触れ合う夢プログラム体験

 6月20日(火)人と自然科3年地域自然保護の授業で、公園にある棚田の管理を通したを夢プログラムを体験しました。人と自然科3年生学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の魅力を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 現在は実際に公園で活動されている団体の夢プログラムを体験していますが、いよいよ今回が前半戦最後の公園での活動となりました。

 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験 に関する記事はこちら

 有馬富士公園の昆虫を捕まえる夢プログラムを体験 に関する記事はこちら

 里山管理に関する夢プログラムを体験 に関する記事はこちら

 今回は有馬富士公園の生き物観察会や棚田での古代米作りを企画している団体「自然の学校」の代表、吉田さんにお世話になり、棚田の管理を通して土に触れるプログラムを体験しました。

  まずは棚田に関する簡単な説明。有馬富士公園にはかやぶき民家の側に棚田があり、吉田さんを中心としたボランティアの方が無農薬で紫黒米・緑米・赤米など古代米をを栽培しています。無農薬で栽培しているため、雑草がたくさん生えてきており、今回は除草作業を通して土と親しみ、そして活動をしながら棚田やその周辺に生息している生き物の観察を行います。説明後早速棚田に向かいます。

  今回は手押し式の人力除草機を使って除草(雑草を取り除く作業)を行います。

  いよいよプログラムスタートです。田んぼに入っていき除草のスタートです。前述のとおり無農薬栽培ということで田んぼの中にはオタマジャクシやアメンボなどの生き物がたくさん生息しています。昆虫やカエルが少し苦手な生徒も一部おり、また裸足でひざのあたりまで沈む感触が何とも言えないようで、あちこちで悲鳴が聞こえます。

 

  ヌルヌルの土になれたところで早速除草開始です。手押しの農具で土の表面を攪拌し、雑草を浮かしていきます。

 なかなかセンスのある生徒が多かったですね。古代米の苗を抜かないように、ギリギリの間を縫うように進めていきます。

 田んぼの中で何か発見したようですね。足の生えたオタマジャクシやトノサマガエル、コオイムシが発見されました。水田の中に立てた枝にはトンボも留まり、みんなの頑張りを見守っています。

 そして活動中棚田周辺の植物も観察しました。観察してみると畦の草刈りなど人間が手を加えているからこそ生息している、貴重な植物も多く存在しています。特にノバナショウブやスズサイコなど絶滅危惧種に指定されている植物も発見できました。

 約1時間のプログラムで、田んぼはとってもすっきりしました。足は泥だらけになりましたね。頑張った証です。

 洗い場で泥だらけになった道具と足を洗います。

 きれいになったところで最後に振り返りです。今回はICT機器の活用ということで吉田さんが事前に準備してくださったQRコードを読み取り・・・

 自然の学校の取り組み、棚田の役割や生息している生き物、そして環境について学びました。

 あっというまにプログラムは終了。自然の学校 吉田さん、楽しいプログラムをありがとうございました。

 今回で実際に公園で行われている夢プログラム体験は終了。来週からは、今まで公園で体験したり調査したりしてきた内容を有馬富士公園の巨大地図にまとめ、9月に中間発表を行う予定です。そして12月には実際に自分たちでプログラムを企画、実施してていきます。

 今年3月に卒業した先輩が企画・実施した夢プログラムに関する記事はこちら

 先輩に負けないように頑張りましょう。

人と自然科 3年野菜班の実習風景 ①

人と自然科では、農場で技能や知識などを学ぶ「総合実習」という科目があります。

3年生では「草花」・「環境」・「野菜」と専攻班に分かれてさらに専門性を深めていきます。

今回は「野菜」班の実習風景について紹介します。

3年生では、栽培から販売までの一連の流れを学ぶために担当を決めて栽培管理をおこなっています。

本年度は3人グループでトマト、シシトウ、キュウリ、ピーマン、ナスの栽培をしています。

本日の実習風景です。

担当区域の管理を終え、秋に販売する黒枝豆の定植もおこないました。

担当している野菜も販売を開始します。有馬高校近くにお越しの際は農場の販売所にお立ち寄りください。

 

2年生 ARIMA探究Ⅰ「問いの立て方」講義

6月19日(月)、5・6限のARIMA探究Ⅰの時間に、神戸親和大学 教育学部 児童教育学科 教授の冨田哲浩先生にお越しいただき、「問いの立て方」についての講義をしていただきました。

 

どのようにして「問い」を立てればよいのか、また、良質な問いとそうでない問いにはどのような違いがあるのかを丁寧に説明していただきました。さらに「問いの立て方」の実践演習を通して、良質な問いを立てるための考え方をつかむことができました。

 

「探究」とは、たんに本やインターネットで情報を調べるといった「調べ学習」とは異なるものだ、という言葉も印象に残りました。

 

来週のARIMA探究Ⅰの時間には、ついにコース希望調査を行います。

今後の探究の際にも、今日の講義で学んだ「問いの立て方」を思い出しながら探究活動に取り組んでいきましょう。

人と自然科 第3回チャレンジ教室「ラウンドブーケ」の制作

6月13日(火)、第3回目のチャレンジ教室「フラワーアレンジ」の実習を行いました。

今回の授業では、バラを使用して直径20cmの「ラウンドブーケ」を制作しました。

ブーケには様々な形がありますが、今回制作した丸いドーム型の「ラウンドブーケ」は、ウエディングブーケの中でも定番の形です。

今回の実習でも、生徒お手製の説明プリントを配布し、実習スタートです。

  

まず、今回使用する資材、「ブライディネット」の扱いについて講師の先生から説明がありました。

  

前回制作したカーネーションのラウンドアレンジメントは吸水性スポンジに吸水させて使用しましたが、今回使用する花材のバラは、ドライフラワーにすることができるため、ドライにしたい方は吸水せずに花材を挿していきます。

まず花材を挿す前に、ブライディネットに両面テープを貼ります。その上からオカメヅタを貼り、プラスチック部分を隠します。

  

 

次に花材準備です。今回の花材カットの寸法は、全て8cmでカットします。前回のラウンドアレンジメントに比べると花材カットは簡単ですが、バラにはトゲあるためケガをしないように慎重にカットしていきます。また、茎をななめにカットするなど、基本技術の復習も生徒が伝えていました。

  

加えて今日は、花を切った後の茎を用いたさし木の方法の説明もありました。ぜひ自宅で挑戦してみてください。

※販売目的ではなく、個人で楽しむことを目的としています。

  

花材のカットが出来たら順番に花材を挿してきます。今回使用した吸水性スポンジは、直径7cmの球体のため、挿ししろ3cmだとスポンジ内で茎がぶつかる可能性があります。そのため、今回は挿ししろ2cmで挿していきます。挿し位置は、生徒が事前授業で制作したラウンドブーケを用いて説明しました。

  

  

底辺のバラが水平に挿せているか、45°ラインのバラが同じ角度で挿せているかどうか、正面から作品を見てチェックしていきます。

  

  

バラが挿せたら、隙間にユーカリを挿していきます。花だけのブーケも美しいですが、グリーンを入れることによって花の美しさがさらに際立ちます。

 

最後にドライでブーケを作った方のみ、ハンドル部分をリボンで巻き上げます。

  

完成したブーケはこちら。みなさん美しいブーケが完成しました。

 

次回は6月27日(火)、有馬高校で栽培している草花を使用し、コサージュを制作します。

 

人と自然科 クラインガルテン④

梅雨に入り、蒸し暑いなかクラインガルテンの授業に受講生・有馬高校生は取り組んでいます。

先週(6/6)は「サツマイモの植え付け」を中心に担当区域の管理をおこないました。

サツマイモの植え方は色々な方法がありますが、今回はイモがたくさん採れる「水平植え」で植え付けをしました。

黒マルチに穴を開けて植え付けていきます。水平に置いて植え付けるのに苦労しましたが、80本の植え付けが完了しました。

次に各自の担当区域の管理です。こんなに大きなリーフレタスを採ることができました。追肥や土寄せを行い今日の実習は終了です。

本日(6/13)は「トウモロコシの間引き・追肥・土寄せ」を中心に担当区域の収穫や管理を行いました。

毎回の説明に向けて生徒は下調べをして準備万全で臨みます。

間引きをするときには、生育の良い株を残しますが判断に迷います…。また、分げつしと間違えないようにすることも大切なポイントです。生徒と受講生が相談をして進めていきます。間引きが終わると、追肥・中耕・土寄せを行います。足元が悪いなかでしたが協力してできました。

担当区域に移動してつるなしインゲンの収穫、トマトの誘引、除草して本日の実習は終了です。

今からはピーマンやトマトのが収穫が始まります。これからも授業の様子を更新しますのでお楽しみください。

 

 

 

 

77回生 ARIMA探究Ⅰ「三田市の課題・魅力化について」プレゼンテーション発表

6月12日(月)、5・6限のARIMA探究Ⅰの時間に各HR教室において、これまでグループで三田市の課題や魅力化のための意見を出し合い、Googleスライドにまとめてきたものを発表しました。

 

フィールドワーク(1年3月)からスタートし、三田市の課題や魅力化のためにできることを考えてきました。スライドを作成し、発表練習してきた成果を、どのグループも発揮してくれました。

 

発表していたテーマは多岐にわたり、「人口減少を防ぐための空き家の活用」や「子どもや高齢者が暮らしやすいまちづくり」など、興味を惹かれるものが多くありました。

また、どのグループも下調べを丁寧にしている様子が発表を聞いていてよく伝わりました。

 

来週には「問いの立て方」講義、再来週にはコース希望調査を行います。

頑張っていきましょう。

人と自然科 農業クラブ 世界田植え選手権大会運営

 6月11日(日)三田市下相野の田んぼにて、今年で15回目となる世界田植え選手権が開催され、人と自然科農業クラブ本部役員の生徒14名が大会を運営しました。このイベントは地元のお年寄りの方や都市部の子供たちと一緒に田植えを行うことで、普段触れる機会のない土と触れ合ったり、異なる世代の方と交流することを目的として実施しています。

 この日の天候はあいにくの雨。それでも天候が回復することを願って、テントを立て、テーブルやいすを運び、子供たちを待ちました。

  子供たちを含め参加者が到着。少し雨が収まってきました。イベントの最初は恒例のラジオ体操です。2年生の生徒(体育委員)が前に立ち、皆で一緒に体操をします。

  体がほぐれたところでさっそく田んぼに足を踏み入れます。お兄さん、お姉さんが手をつないで優しくエスコートしてくれます。それぞれ苗のかたまりをもって田んぼに向かい、一列に並びましょう。

 

 恐る恐る田んぼに足を入れ、いよいよ田植えの始まりです。

 

 指3本で苗3本もち、ロープの印のところに指の第2関節まで差し込んでいきます。1年生の生徒は先日の農業と環境の授業で習得した技術を早速活かして子供たちに教えてあげます。

 先日の農業と環境の授業 田植え実習を行いました・・・に関する記事はこちら

 

 ちなみに今回田植えしたイネは『ミルキークイーン』という品種。コシヒカリの突然変異として誕生した品種で、粘りが強く、モチモチ。冷めても硬くなりにくいのが特徴でこの地域で栽培が増えている品種です。少しづつ田植えにも慣れ、スピードアップ。雨も止み絶好の田植え日和です。今回の会場(田んぼ)は線路のすぐ側ということもあり、定期的に横を通る電車にも子供たちは大喜びです。

  約1時間半の時間田植えを行い。おなかペコペコ。田んぼから出ましょう。ドロドロになりました。

 

 昼食の前にまずはみんなで汚れた手足を(体も)洗いましょう。

 

 そしてお待ちかねのお昼ごはん。4年ぶりに復活!!地元のお母さんが作るカレーライスです。

 ほどんど水を使わず、タマネギなどの野菜を煮詰めて作った特製カレーに、キュウリ、ダイコン、ラッキョのお漬物・・・子供たちと一緒に屋外で食べるお昼ご飯は最高です。

 おなか一杯になったところで『田んぼでenjoy time』です。子供たちと一緒に泥を投げ合い・・・だんだんエスカレートしてきました。

 最後は3つのチームに分かれて田んぼリレーをしました。

 

 子供たちも高校生も・・・泥だらけですね。みんなで土に親しむことができましたね。

 

 ひと暴れしたところで・・・午後からは田植機を操作しての田植え体験です。苗を積み、まずは子供たちが試乗している田植え機に手を振ります。

 そして高校生の出番です。農家の方に操作方法を教えてもらい、一人一列機械を操作し田植えさせていただきました。

 15時頃には1枚の田んぼが無事完成。

  本日手植えしたものは、10月に世界稲刈り選手権が開催され、刈り取り体験を行います。今からとっても楽しみですね。

 本日お世話になりました、こころ豊かな人づくり500人委員会阪神北OB会の皆さま、参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。

人と自然科 農業と環境の授業で田植え実習を行いました

 5月下旬から兵庫県内各地で田植えの光景が見られるようになりました。有馬高校の水田でも先日農業機械の授業で2年生の生徒が耕うん、代かき実習を行い準備万端、6月5日(月)いよいよ1年生農業と環境の授業で、人と自然科伝統、手植えによる田植え実習を行いました。

 農業機械 田植えに向けトラクタ耕うん実習を行いました・・に関する記事はこちら

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 早速サンダル姿で集合です。みんなとても楽しみにしていたようです。

 この日実習を仕切るのは、人と自然科を卒業後、島根大学に進学され、農業の教師を目指している教育実習の先生です。

 人と自然科には農業の学びを活かし、国公立大学や難関私立大学に進学し、毎年のように教育実習生が戻ってきています。

 令和4年度人と自然科卒業生 進路実績はこちら.pdf

 教育実習生から、田植えまでの水田の準備、そして水分補給や着帽、タオルを首に巻く・・・など熱中症予防についての注意点などについて重点的に説明を受けた後、イネの苗を受け取り、早速水田にの畦に並びます。

 

 有馬高校の田んぼを覗いてみると、ミズカマキリやオタマジャクシやカエル、アメンボなど生きものがたくさん住んでいますね。

 早速田んぼに入りましょう。畦を踏んではいけません。そして苗を3本取り分けます。このとき、根のかたまりの部分を持ってちぎらないと、根が切れて活着しにくくなります。

 

 そして早速田植え開始。教育実習生の合図で一斉にイネの苗を植えていきます。有馬高校で近年栽培しているイネは「ヤマフクモチ」という品種のもち米です。

 

 玉ヒモ(20cmおきにイネの苗を植える場所の印がついたロープ)に沿って、1カ所に3本ずつ、中指の第1関節の深さまで植えていきます。ロープを持つ生徒も真剣です。

 そして一歩下がって自分の足跡を消します。ここで重要ポイント。一連の作業が終わったら全員で腰を上げること。これが全体を仕切る先生が玉ヒモを持つ生徒に次に進める合図を出すきっかけになります。

 最初は膝まで沈む水田に足を取られていましたが、徐々に慣れ、スピードアップ。開始1時間が過ぎたころ、1枚の田んぼにイネの苗ををまっすぐ等間隔に植えることができました。

 

 

 足を洗って振り返り。みんな達成感に満ちた表情ですね。

 今回手植えをしたもち米は、10月下旬に収穫を迎える予定です。有馬高校では毎年手刈りで収穫しています。

 昨年度の稲刈りの様子はこちら

 そして今年は11月11日(土)に予定されている秋の農業祭にて、もち米として一般に販売予定です。そしてコロナが収束に向かいつつある今年は4年ぶりに炭火焼き餅を復活させる計画もあります。楽しみですね。

 昨年令和4年度の秋の農業祭に関する記事はこちら 

 最後でみんなで記念写真です。

 収穫まで皆様しばらくお待ち下さい。

人と自然科でトライやるウィークの中学生頑張りました

 兵庫県では中学2年生を対象に、職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高める事を目的に「トライやるウィーク」が展開されています。そして有馬高校でも毎年、農業や植物管理の仕事を実際に現場で体験したいという中学生を人と自然科の農場で受け入れており、今年も5月29日(月)~6月2日(金)まで(残念ながら最終日は警報発令で中止)就業体験を頑張りました。

 今年は狭間中学校から2名の男子生徒が来てくれました。まずは事前訪問の様子から。校長室を訪ね、決意文を読んでくれました。

 2人とも野菜や果樹の栽培に興味があり、道具や機械の使い方も体験してみたいとのこと。そして失敗しても諦めず、自分で考え行動したい・・2人とも力強い決意表明でした。校長先生からも「指導する先生方の話をしっかり聞いて、体験からいろいろなことを学んで下さい。5日間体調に気をつけて、頑張って下さい。」と励ましの言葉を頂きました。

 そしていよいよトライやるウィーク開始です。中学生が頑張った実習の一部を紹介します。

 たとえば人と自然科の生徒が栽培した花苗を使ったプランタ装飾や・・・

 

来校者をお迎えする有馬高校正門の花壇装飾

刈り込みばさみやトリマーという機械を使った校内の樹木剪定・・・・

 今が収穫最盛期、キュウリの袋詰めや販売・・・・

など、農業に関する様々な事を体験しました。そして最終日は草花苗の鉢上げや寄せ植えの制作を予定していたのですが、残念ながら兵庫県全域の警報が発令され、中止となってしまいトライやるは終わってしまいました。本当に残念でしたね。

 それでも実習中に話していたことは、トライやるウィーク中全ての体験が楽しく充実していたとのこと。一番印象に残ったのはキュウリの販売だったようです。農業の作業は全て大切で達成感がありますが、やはり一番やりがいを感じるのは自分たちが頑張って作った作物が商品になる『収穫』、そしてお金に変わる『販売』ですね。その気持ちとてもよく分かります。

 最後は恒例 農場長との記念撮影です。(最終日警報になる可能性があったので、念のため前日に撮っておきました。)

 4日間体を動かす作業ばかりで大変だったと思います。まずはゆっくり休んで下さい。そして残りの中学校生活、充実した時間にして下さい。応援しています。

人と自然科 農業機械 田植えに向けトラクタ耕うん実習を行いました

 6月に入り、人と自然科ではもうすぐ田植えを迎えます。今年も1年生の生徒が農業と環境の授業でモチ米を栽培する予定ですが、田植えに向け2年生農業機械の授業でトラクタによる耕うん実習を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 まずはトラクタの操作方法について学びます。足下にあるブレーキペダル・クラッチペダル・アクセルペダル、変速機、実際に耕うんを行うロータリーを上げ下げする油圧レバーや回転を伝えるPTOレバーなどのそれぞれの役割と操作方法について約1時間学びました。

 そしていよいよ耕うん実習です。ブレーキペダルとクラッチペダルを踏み、エンジンをかけ、変速ギア、PTPレバーを入れ、作業機をおろし、ゆっくりクラッチペダルを離していき、前に進みましょう。

 ハンドルを持つ位置はアナログ時計の10時10分。送りハンドルで操作します。まっすぐ走るこつは遠くを見ること。足下を見てはいけません。待っている時間もみんなで見守り、操作方法を覚えます。

 そしてほ場内での転回は、作業機をあげたあと、ハンドル操作と同時にブレーキ操作も行い、曲がりたい方向のタイヤだけ止めます。これにより、急旋回が可能となります。

 耕うんが終わった水田には、早速水が引かれ・・・

 翌週はさらに発展的な実習、しろかきです。泥が飛び散るかもしれないので、カッパを着て取り組みます。

 先週の耕うん実習よりもタイヤが不安定になる為少し難易度が上がります。待っている生徒も他の生徒の運転を見て学びましょう。

 水田の中の耕うんはブレーキペダルの使い方がポイントとなります。技術は習得出来ましたか?

 2台のトラクタで実習を行いましたが、なかなか時間が限られているため、1人あたりの時間が短かったですね。でもしっかり水田を作り上げることができました。

 完成した水田は一年生にバトンタッチ。いよいよ来週、農業と環境の授業で手植えによる田植え実習を行う予定です。そして秋には収穫を迎え、収穫したモチ米は秋の農業祭で販売します。

 昨年度 モチ米を販売した秋の農業祭に関する記事はこちら

 地域の方に美味しいモチ米を食べてもらうために頑張りましょう。

77回生 ARIMA探究Ⅰ「国際社会・地域社会の諸問題」講義

5月29日(月)、5・6限のARIMA探究の時間に、

甲南大学 全学共通教育センター 久保はるか教授にご来校いただき、

「国際社会・地域社会の諸問題」についての講義をしていただきました。

 

生徒のみなさんは、新聞記事を用いながら、

世界の課題について考えたことや理解したことをワークシートに書き込んでいました。

コース別学習について、少しずつビジョンを描いていきましょう。

人と自然科 課題研究(野菜班)①

人と自然科では、3年生では「草花」「環境」「野菜」の3班に分かれて課題研究の授業を実施しています。

 

令和5年度の野菜班は15人所属しており、個人・グループで研究テーマを設定して取り組んでいます。

今回のそのなかの「ジャガイモ班」について紹介します。ジャガイモ班は、①品種ごとの生育調査 ②収穫したイモの長期保存方法 以上のテーマを設定して2月から研究をスタートしています。

まず、種いもの「浴光催芽」と「切断」をおこないます。催芽は芽の分化を早めるためにおこなう管理です。また、切断することで切断面を乾燥させ、病気にかかりにくくします。

この管理をおこなったあとに植え付けです。そのあとは日々の観察と調査です。

ちなみにジャガイモの花は5月に紫色や白色の花を咲かせます。トマトとそっくりな花ですが、これはトマトもジャガイモも同じナス科の野菜だからです。

いよいよ6月になり収穫です。大雨が予想されたために晴れた日に一気に収穫です。

今回は、「インカのめざめ」・「アンデスレッド」・「とうや」・「ピルカ」・「男爵」・「北かむい」の6品種を栽培しました。予想以上の収穫量です。春先からの丁寧な管理の成果

ですね。今後は食味調査や貯蔵方法の研究がスタートです。

 

今後も定期的に野菜班の課題研究について随時、紹介していきます。

 

 

人と自然科 第2回チャレンジ教室「ラウンドアレンジメント」の制作

5月30日(火)、第2回目のチャレンジ教室を実施しました。

 

今回の授業では、カーネーションを使用して、直径30cm、高さ18cmの「ラウンド(バスケット)アレンジメント」を制作しました。

   

「ラウンド(バスケット)アレンジメント」とは、カゴにセットした吸水性スポンジに、ドーム状(半球形)になるように花材を挿して、制作するアレンジメント作品のことです。

実際のお花屋さん等の仕事で、最も実用性のあるアレンジメントです。

 

今回の授業でも、生徒たちが受講生の方々のために書いた説明プリントを渡し、生徒が先生役となり授業を進めていきます。

 

まずは、アレンジメントの土台となる、吸水性スポンジのセットからです。

吸水性スポンジにカゴで印をつけ、ナイフで余分な部分をカットしていきます。ナイフでケガをしないために、生徒から受講生の方へ、ナイフの扱い方についても説明しました。

吸水性スポンジがカット出来たら、透明のセロファンでスポンジを包みカゴに入れます。少し浮いてしまう場合は、手のひらで押し込みます。

  

吸水性スポンジがセットできたら、ナイフの背を使ってスポンジに、中心と6等分の印をつけていきます。

ここまでが土台の準備です。

   

  

次に花材の準備をしていきます。今回使用する花材は、スタンダードカーネーション・スプレーカーネーション・アセビ・タマシダの4種類です。まず、中心に挿す用の、一番真っ直ぐなスタンダードカーネーションを選んでおきます。

  

次に、ラウンドアレンジメントの底辺に挿す6本のスタンダードカーネーションを、既定の寸法にカットしていきます。このとき、茎は必ずななめにカットします。また、カーネーションの節の処理の仕方も生徒はしっかり説明していました。

 

花材がカット出来たら、吸水性スポンジに挿していきます。挿ししろ(スポンジに挿す茎の長さ)は3cm、挿すときの花の持ち方など、細かいところまで生徒が丁寧に説明します。

続けてタマシダとスプレーカーネーションもカットし、スタンダードカーネーションの間に挿していきます。

  

  

底辺の花が挿せたら、カゴに対して水平に花が挿せているか確認するため、しゃがんで正面からカーネーションの位置を確認します。

 

次に、中心のスタンダードカーネーションをカットし挿します。寸法通りに挿せているか、定規を当てて確認します。

  

  

  

その後も生徒は自作の説明プリントを受講生の方と確認しながら、花材のカットや花の挿し位置、挿し方を説明しました。

 

全てのカーネーションが挿せたら、吸水性スポンジが見えなくなるようにアセビを挿して、完成です。

  

 

最後に、生徒が先生として、受講生の方の作品の講評を行いました。みなさん、とても素敵なラウンドアレンジメントが完成していました。

  

 

是非、ご自宅でもラウンドアレンジメントを制作してみてください。

 

次回は6月13日(火)、バラを使用して「ラウンドブーケ」を制作します。

人と自然科 令和5年度 第1回農業法人仕事説明会に参加しました

 5月29日(月)加古川総合文化センターにて、ひょうご農林機構主催の農業法人仕事説明会が開催され、将来農業関係の仕事に就くことを考えている本校人と自然科の生徒5名が参加しました。

 ちなみにこの日の午前中には先輩農業者特別授業も有馬高校にて開催。参加した生徒は聴講後すぐに加古川へ直行・・・ということで、とても充実した一日となりましたね。

 この日の午前中に開催された第1回先輩農業者特別授業に関する記事はこちら

 話を元に戻しましょう。農業法人仕事説明会は、近年増えている農業法人と農業高校で学ぶ非農家の生徒をマッチングさせることを目的に5年前から実施されています。今回は県下の農業法人14社の経営者がブースを設け、県内の農業高校生、農業大学校生約61名が参加しました。

 

 人と自然科生徒の近年の進路状況を見てみると、127年の歴史を持つ有馬高校において、多くの先輩方とのつながりを活かた幅広い企業への就職はもちろん、農業系の4年生農学系大学や農業大学校などへ多数の生徒が進学し、大学、農業大学校卒業後に就農する生徒が毎年のように出てきています。

 今年3月に卒業した、令和4年度人と自然科全生徒の進路状況は以下のとおりです。

 R4 人と自然科 進路実績.pdf

 特に非農家の生徒が新規就農するルートとしては、農業法人に就職(修行)し、技術の習得と人脈、信頼をを築いた後、独立就農する事例が主流となっています。だからこそ今回のような説明会への参加は重要な機会となっています。今回参加した5人の生徒も、大学や農業大学校に進学した後に就農を希望する3年生、そして将来農業、もしくは農業関連産業への就職を目標としている1年生です。 

 

 そして出展いただいた農業法人は、西は上郡町から東は神戸市、南は淡路市から北は養父市まで、そして、野菜・果樹・畜産・水稲・花卉など多様な経営体の法人の参加がありました。本校生は5人とも積極的に農業法人にブースを訪れ、経営内容や農業への想い、勤務体系、休日などの話を熱心に聞いていました。

 生徒は約2時間かけて5つのブースを回り、様々な話を聞くことができました。参加した生徒のアンケートを覗いてみると、同じ農業法人でも違いがあり、とても興味深かった。また農業法人の方の話の中に進路選択のヒントがたくさんあったとのこと。充実した時間となって良かったです。

 このような機会をいただきましたひょうご農林機構のみなさま本当にありがとうございました。

人と自然科 クラインガルテン③

クラインガルテンの授業も軌道にのってきました。

昨日からの雨で天候も心配していましたが、授業開始時には薄日もさしてきました。

さて、本日は「トマトのえき芽とり」と「トウモロコシの追肥」をおこないました。

まずは、恒例の生徒からの説明です。日頃の実習授業の学びを発揮しましょう。

 「トマトのえき芽取り」はトマト栽培において重要な管理の1つです。

えき芽を取らないとと、主茎への栄養が分散され、また、日当たりや風通しが悪くなり

生育が悪くなったり、病気や害虫発生の原因となります。

次に「トウモロコシの追肥」です。前日の雨で畑はぬかるんだ足元が悪い状態でしたが

生徒と受講生の方が協力しておこないました。

今後も授業の様子を定期的に更新しますのでお楽しみください。

 

76回生 学年通信 2023年度 第4号

76回生学年通信「大樹のみのり」を発行しました。

有高祭の、各クラス発表の内容を掲載しています。

3学年の舞台発表は、6月16日(金)の午前中になります!

6月・7月の行事予定も掲載しています。

また、裏面に「進学関係の連絡事項」保存版を載せています。

 

学年通信第4号 → 2023_0531.pdf

 

進学関係の連絡事項 → 2023_0531進学連絡事項.pdf

人と自然科 令和5年度第1回先輩農業者特別授業実施

 5月29日(月)有馬高校講義棟にて人と自然科の生徒を対象に、先輩農業者特別授業を実施しました。

 

 当初は3年生の生徒だけを対象に実施する予定でしたが、この日の天候が雨となり、1年生が農業と環境の授業で予定していたスイートコーンの実習ができなくなったため、急きょ一緒に聴講させていただくことになりました。

 最近の農業と環境の実習 スイートコーンを圃場に定植しました・・・に関する記事はこちら

 先輩農業者特別授業は、阪神農業改良普及センター様と連携させて頂き、地域で活躍されている先輩農家の方をお招きし、直接講義を頂くことで、将来の就農・進路につなげようという取り組みです。今年度第1回目となる今回は、宝塚市で観光農園『エーアイファーム』を経営されている石井伸啓先輩です。22年前に人と自然科の前身である生産流通科を最後に卒業された私たちの大先輩です。

 石井先輩は有馬高校卒業後、水道、建設に関する仕事に就かれました。その後観光業に従事することで接客に関する知識や技術を習得。そして平成28年、34才で就農されました。就農に至るまで様々な経験をしたことが現在の農業経営に活かされているそうです。

 高校在学中は農業をすることを考えていなかったという石井先輩。在学中一番役に立った学びは『簿記』だそうです。簿記の知識は農業だけでなく様々な産業で役に立つので、是非おすすめしたい学びだと、講義中に何度もアドバイスをいただきました。

 『エーアイファーム』では、イチゴの高床栽培を中心にサツマイモ、ブドウ、枝豆、落花生などを栽培し、インターネットをとおした予約でたくさんのお客様が石井先輩の農場を体験のために訪れているそうです。観光農園を行う中で一番うれしいことは、直接お客様から『おいしい』という言葉を聞くことができるということ。このことは農業の魅力でもあると嬉しそうにおっしゃっていました。

 最後に有馬高校人と自然科で学ぶ生徒に

 「まず勉強を今頑張っておくこと。卒業したら勉強しなくても良いというのは大間違い。一生勉強です。今農業が勉強できるということを大切に思って下さい。そして有馬高校で農業の学びをとおして、皆さんは事業を起こせる人材に成長するはず。高校卒業前にも事業を興こすことは可能です。ここにいる皆さん全員が事業主になったらおもしろいと思いませんか?農業、また農業以外でも良いのでぜひ事業主になって活躍して下さい。応援しています。」

 というメッセージを頂きました。

 

 講義後の質問タイムでも『農業経営で大切なことは何ですか?』『予定納税と言う言葉を聞いたことがあるのですが、収入が不安定なことにどのように対応していますか?』『病気にはどのように対応されていますか?』など時間が足りなくなるほど質問が続くなど、充実した時間となりました。

 

 石井先輩、お忙しい中興味深いお話本当にありがとうございました。そして阪神農業改良普及センターの皆様、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

人と自然科 ブドウ栽培 ジベレリン処理頑張りました

 人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、ベリーAは2年生の果樹と緑の授業(新カリキュラム)で、ピオーネとマスカットは3年生のガーデニングの授業(旧カリキュラム)で技術を学んでいます。

 現2年生からスタートしている人と自然科 新カリキュラム(教育課程表)はこちら.pdf

 ブドウ栽培は4月からスタート、5月上旬には先日は、摘穂・整房・ねん枝・誘引などの技術を学びました。

 4月、今年もブドウ栽培が始まりました・・に関する記事はこちら

 5月上旬の栽培実習(摘穂・整房・ねん枝・誘引など)に関する記事はこちら

 そして5月の下旬に入り、いよいよジベレリン処理を学びました。ジベレリンは植物ホルモンの一種。主に無核化(種なしにすること)を目的に行い栽培期間中2回実施します。

 まずは2年生によるベリーAのジベレリン処理です。

 ベリーAの場合、開花前2週間に実施します。この時期の判断方法法の一つとして、蕾の幅が約1.8mmを超えてきたた頃と言われています。この時期を逃すと全てのブドウに種が残ってしまうため、中間考査終了後、短時間残って実習を行いました。

 

 ベリーAの場合、100ppmに希釈したジベレリン液を使用します。カップに入れ、花穂(つぼみの状態の房)を一つ一つ丁寧に液に浸していきます。ポイントはカップの中で花穂をゆすり、空気を抜き、まんべんなく液が付着させること。そして花穂全体を液に浸すことです。(上部が浸されていないと、その部分だけ種が残ります。)

 

 しっかり処理できましたね。2回目は開花後訳15日後が適期です。しっかり取り組みましょう。

 その4日後・・・今度は3年生の生徒ピオーネのジベレリン処理を行いました。

 

 ピオーネの1回目の処理適期は満開約5日後。濃度は12.5ppm(12.5~25ppmと言われています)に希釈したジベレリン液を使用します。方法はベリーAと一緒です。 

 さすが3年生。1年生の時にベリーAの栽培を学んだだけあって、慣れた手つきです。液に付けた後は軽く花穂をトントンすることで、余分な液を落とします。残った液が乾燥し、ジベレリンの濃度が上がってやけどのような現象が起こる『ジベ焼け』を起こすのを防ぐ技術です。ちなみにのこの日の天気は曇り。一気に乾燥しないのでジベレリン処理には最高の天気でした。

 終了後は枝の管理です。中間考査中はでなかなかブドウ畑にこれなかったので、枝が上に伸びてしまってますね(右写真)。ねん枝(枝をひねって方向を変える技術)をして下に落として屋根の下に落としてやります。(右写真)この作業をツル落としといいます。とても上手です。

 これでこの日の実習は終了。ピオーネの2回目ジベレリン処理は1回目の10~15 日後。おいしいブドウが収穫できるように、そしてブドウを待っている皆様(有馬高校の生徒・保護者限定販売です)のために頑張ります。

 昨年度の ブドウ販売会の様子はこちら