学年・専門部

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《人と自然科修学旅行④(1日目)》 海の生き物を守る 〜水産養殖研究センターでサンゴの今を知る〜

沖縄といえば、美しい海

その海を知るために、まずはマイクロプラスチックの影響を説明していただき、ザネー浜でクリーン作戦です。

息を呑むような美しい海でしたが、よく見るとゴミが…

小さいゴミも丁寧に拾いをしながら、少しだけ沖縄の海を守る活動に携わることができました。

その途中で沖縄の植物やヤドカリなども発見

 

次に研究施設へ移動し、サンゴの現状や海の生き物について教えていただきました。

サンゴ礁の役割や減少した原因などもクイズ形式でお話をしていただきました。

サンゴは、海の中で他の生き物たちの住処を作る“海の森”。

しかし、近年の海水温の上昇や環境汚染が進んだことで白化現象が増え、現在では75%が死に、20年後には90%のサンゴが死んでしまう可能性があると教えていただきました。

本当はここでサンゴの苗作りもする予定でしたが、その苗にするサンゴすら無くなっていってしまっている現状に、今自分たちができる環境保全を少しずつでもやっていこうと決意を固めていました。

《人と自然科修学旅行③(1日目)》 那覇の台所で食文化を知る ~牧志公設市場~

牧志公設市場は地元の人からは昔から“那覇の台所”として親しまれている市場です。

市場の1階に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは色とりどりの魚やお肉屋さん。9月の農業先進地見学で三田市の直売所を見学していたので、兵庫県と沖縄県の違いをしっかりと比べることができました。

 

ここでは魚を買って2階の食堂で調理してもらう「持ち上げサービス」が人気で、生徒もせっかくの機会ということで利用していました。

2階の食堂フロアでは、海鮮だけでなく、ソーキそばや海鮮定食など、沖縄らしいメニューがずらり。沖縄での最初の食事を堪能しました!

【修学旅行】結団式

11月14日(金)5限に体育館で修学旅行の結団式を行いました。

修学旅行の引率団の紹介や主任からの講話などを聞きました。

 

個人の旅行ではなく、集団で動くということを忘れずに行動することと、ルールに則ったうえで楽しむことをこれからの3泊4日の修学旅行で心掛けていくように話がありました。

この修学旅行の期間を一人ひとりが気持ちよく過ごすことができるように、気配り・目配り・心配りを忘れることなく過ごしていきましょう。

【英語科】小高連携授業(三田小学校)

11月14日(金)、79回生2年次の「英語探究」選択者17名が小高連携授業で英語の授業を行うため、三田小学校を訪問しました。

 

2時間目の授業終了後、すぐに小学校へ移動し、授業の準備をしました。

今回授業を受けてもらう2年生の児童たちもわくわくした表情で高校生の準備を待ってくれていました。

高校生の自己紹介から始まり、体の部位を「head shoulders knees and toes」の歌に合わせてみんなで学びました。

高校生が準備してきた絵カードを用いて、色と動物の学習を行いました。

最後に、英語でのかるたゲームを行い、みんなで楽しく英語の授業を受けました。

授業の中で行ったリハーサルで想定した子供たちの反応と実際の子どもたちの反応に違いがあり、なかなか声が通りにくいと感じたようですが、小学校の先生方にも手伝っていただきながら授業を進めることができました。

三田小学校での授業が終了した後、学校へ戻り、28日(金)に三輪小学校へ訪問するグループと授業を実施して感じたことやどのようにすればよかったのかを考えました。

9月から小学校の授業を作るための準備をしてきて、子どもたちが楽しく学んでくれる方法を考えながら取り組んでいました。この交流をこれからの学びにもつなげてください。

人と自然科「クラインガルテン」収穫真っ最中 

「クラインガルテン」の授業も11月になり、秋冬野菜の収穫が本格的に

行われています。

11月5日(水)には連作障害について、11月12日(水)には堆肥の効果について生徒より

説明しました。

生徒も受講生の方と和やかに実習を行っています。

今年はいつまでも暖かったり、急に寒くなったり、害虫や病気も、

ちらほら発生して決して順調ではありませんでしたが、協力して

栽培管理をした結果、さまざまな野菜を収穫することができました。

受講生の方と一緒に授業するのもあと2回となりました。最後まで

楽しく野菜栽培をしていきましょう。

命を守る 避難訓練 第2回

 11月12日(水) 6時間目に、今年度2回目の避難訓練を実施しました。

 事前学習として、「避難行動における心理的特性」について学びました。危険が予想される状況でも「自分は大丈夫」と思い込む「正常性バイアス」、「みんな逃げないから大丈夫だろう」と周りに合わせようとする「多数派同調バイアス」について理解することで、いざというとき適切な行動を取れることをねらいとした取り組みです。

 今回は、地震に伴って火災が発生したという想定で行いました。生徒たちは皆、職員の指示のもと、落ち着いて行動できていました。

 三田市消防本部の方からは「災害はいつ、どこで起きるかわかりません。こうした訓練を面倒くさいと思わず、自分に何ができるかを考えながら、大切にしましょう。」とお言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 また、10月31日(金)から11月2日(日)にかけて、能登半島地震復興ボランティアに参加した生徒を代表して、3年生2人が報告をしてくれました。その内容をご紹介します。

 「地震発生から約2年たった現在でもなお、建物が崩れている状態で残っていたり、ひびが入っている状態であったりする箇所が多くあり、被害の大きさを改めて実感させられました。また、仮設住宅に入りたくても抽選に外れてしまい、病気を抱えながら破損した家に住まざるをえない方もいらっしゃいます。

 そのような大変な状況の中でも、現地の方々はあたたかく接してくださいました。そして、高校生が来てくれて元気が出る、ありがとうと言ってくださり、とてもうれしかったです。私たちは、少しでも被災者の方々のためになりたいと思って行ったのですが、かえって私たちが元気をいただいた気がします。

 今回の活動を通して、させていただくという気持ち、一緒に頑張るということの大切さを実感しました。実際に被災地に足を運ぶことでわかることがたくさんあります。今回の経験を活かして、今後もボランティア活動に参加していきたいと思います。」

 災害が起きた際に何ができるか。今後も、生徒と教職員、地域とともに考えていかなければならないと思います。

【理科】小高連携授業を行いました

11月11日(火)、理科の小高連携授業のため、三田小学校の4年生の皆さんが本校に来てくださいました。

まずは教室に入る前に、本校の生徒と来てくれた児童とのはじめましてのあいさつです。

皆さんしっかり先生の話を聞いてくれました。

 

 

 

 

 

 

そのあと、高校生に連れられ、教室に移動しました。

4つの教室に分かれ、それぞれ化学や生物の実験やお話を高校生と一緒にしました。

 

「くしゃみのスピードはどのくらいでしょう?

 ①自転車、②新幹線、③飛行機」

「実在するカメの種類は?

 ①イチゴミルクガメ、②パンケーキガメ、③ブルーベリーガメ」

などのクイズ大会をしたり、

人体模型を使って人体の説明を行ったり、

顕微鏡で見たことのない小さな世界をのぞいたり、

液体窒素を使ってみたり、

スライムを作ってみたりと限られた時間の中でたくさんのことを計画し、児童の皆さんに楽しんでいただきました。

     

                    

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

あっという間に楽しい時間が過ぎ、帰りの時間となりました。

集合した場所で終わりのあいさつをしました。

高校生代表が、

「今回のこの理科の授業で、理科をもっと好きになってほしいと思います。」

という言葉に、児童たちはとてもいい笑顔で「ありがとうございました」と元気に答えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

小学生たちの楽しそうな様子に、高校生たちが嬉しそうにしたり、ちょっとしたハプニングに困りながらもなんとかしようと頑張ってみたり、普段の様子とは違う生徒の姿を見ることができました。

また、小学生と高校生の交流となる、この小高連携授業、高校生にとっても学びのあるものとなりました。