山高ブログ

カテゴリ:行事報告

第74回卒業証書授与式を挙行しました

 本日(3月1日)、第74回卒業証書授与式を挙行しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1年生は代表者のみの参加となりましたが、厳粛かつ盛大に式を行うことができました。

 第74回生 森林環境科学科35名、生活創造科37名、普通科151名の計223名に卒業証書が授与されました。

 校長式辞では、社会へ歩みだす卒業生に向け、「命や心を大切にできる人であり続けてほしい」「平和を愛する人であり続けてほしい」というメッセージを話されました。また、今年度の学校行事の中で、多様な性のあり方を学び、自分らしく生きることについて考えた「生き方を考える講演会」や、地雷探知犬をテーマにした演劇を鑑賞し戦争の愚かさや平和の大切さを学んだ「芸術鑑賞会」などを振り返って話されました。生徒たちに広い視野を持ち、力強く進んでほしいと想いを伝えました。

 卒業生の答辞では、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた3年間の学校生活を振り返りました。修学旅行をはじめ、多くの行事が縮小、中止となり、辛いことや残念なことも多かったけれど、コロナ禍を乗り越えることで大きく成長することができたと、堂々とした答辞でした。また、保護者の方、教職員、そして友達、と多くの方への感謝の気持ちを伝えました。涙を流す生徒も多く、会場が感動に包まれました。

 第74回生の皆さん、卒業おめでとうございます花丸

 第74回生の皆さんの進む未来に幸多からんことを祈っています。

↑ 卒業証書授与 各クラス担任の呼名に大きな声で頼もしく返事をしていました。

↑ 在校生送辞 卒業生への感謝と尊敬の思いを伝えました。

↑ 卒業生答辞

 

↑ 卒業証書授与式後、各クラスでは担任による最後のHRがありました。

別れの寂しさ、卒業の嬉しさ、感謝の想い、どの教室でも笑顔と涙があふれていました。

 

第74回 卒業記念品贈呈式・表彰式

 卒業式を明日に控えた本日(2月28日)、第74回卒業記念品贈呈式並びに表彰式を行いました。

 卒業生は卒業記念品としてテント1張りを学校に寄贈しました。また、同窓会やPTAから、卒業生に卒業記念品が贈呈されました。同窓会の卒業記念品として、山崎高校の校歌・生徒会歌のCDが贈呈されました。このCDは、2021年12月11日(土)に神戸新聞松方ホールにて録音を行ったもので、2027年の創立120周年に向け、山崎高校同窓会の事業として作られました。また、PTAからは卒業証書を保管する卒業証書ホルダーが贈呈されました。

 表彰式では、森林環境科学科・生活創造科で優秀な成績をおさめた者や、検定取得に励んだ者、学校農業クラブや家庭クラブで功績のあった者などが表彰されました。

 また、3年間を通して無遅刻・無欠席であった者には皆勤賞が贈られました。

 

 さらに、校風の向上や発展に貢献し、出席状況が極めて良好で、学業・人物その他について他の模範と認められる優秀な生徒には、「山高賞」が贈呈されました。山高賞を受賞した者には、表彰状に加え、記念の盾が贈られます。今年度の山高賞の盾は、森林環境科学科で製作した木製のもので、山崎高校だけのオリジナルです。

 いよいよ明日は卒業証書授与式です。3年間の想いを胸に、晴れやかに卒業の時を迎えてほしいです王冠

 

2学期終業式を行いました

 本日12月24日(金)は2学期終業式でした。今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じながら、約2年ぶりに、全学年の生徒が体育館に集まり終業式を行うことができました。

 校長先生の式辞では、2学期を振り返り、人権について学び考える機会が多くあったことをお話されました。

 「生き方を考える講演会」では、多様な性のあり方について学びました。芸術鑑賞会では、演劇『地雷探知犬ニーナ』を鑑賞し、戦争の愚かさ、平和の大切さを学びました。また、先日は宍粟市青年期人権教育研修会にて、ちゃんへん.さんの講演を聞き、在日コリアンの方々をめぐる問題について学びました。「自分らしく生きる」ことは、大切なことであり、しかし難しいことであるということを改めて考えることができました。

 また校長先生は、今年ニュースになった、スリランカ人女性が名古屋出入国在留管理局で収容中に亡くなった事件についてとりあげ、日本とスリランカの関係、さらに日本と世界との関係について話されました。

 そして、世界に目を向け、現代の社会で何が起こっているのかを新聞記事やニュース等で調べ、考えることが大切であると生徒たちに伝えてくださいました。

 終業式後には表彰伝達式を行い、森林環境科学科、家庭クラブ、人権作文、短歌、運動部、文化部などで活躍した生徒17名が表彰を受けました!

 

 

 明日から冬期休業期間です。生徒の皆さん、3学期にまた会えるのを楽しみにしています!

「あきらめない心」ちゃんへん.さんの講演を聞きました!

 本日12月22日(水)は、宍粟市青年期人権教育研修会が行われました。宍粟市青年期人権教育研修会は、宍粟市内の県立高校3校が1年ごとに参加する行事です。今年度は山崎高校の生徒が参加し、山崎文化会館でちゃんへん.さんの講演を聞きました。

 ちゃんへん.さんは、ジャグリングのプロパフォーマー、またアーティストとして国内外で活躍されています。講演では、世界レベルのジャグリングを見せていただき、生徒たちは歓声をあげながら鑑賞していました。

 また、朝鮮人として京都府宇治市「ウトロ地区」に生まれ、小学校でいじめを受けた経験や、ジャグリングとの出会い等、ちゃんへん.さんの人生についてお話をしていただきました。日本と朝鮮の関係、朝鮮戦争について等、現代社会の問題を自らの経験をふまえわかりやすく教えていただき、生徒たちは在日コリアンの方々をめぐる様々な問題について考えることができました。最後には歌を通して、ちゃんへん.さんの想いを知り、心を動かされました。

 そして、ちゃんへん.さんの姿から、自分の好きなことを一生懸命頑張ることの大切さ、夢に向かって努力し続けることの尊さを感じました。

 ちゃんへん.さん、本当にありがとうございました!

 

 

防災体験活動を行いました!

 12月17日(金)、防災避難訓練、防災体験活動を行いました。

 宍粟消防署より、西田消防司令をはじめ、4名の職員の方にお越しいただき、指導を受けました。

 今回の防災避難訓練は、火災を想定して訓練を行いました。消防の方には、素早く集合できたことを褒めていただきました! しかし、廊下を走る姿や、私語も少し見られたとのことで、注意を受けました。実際に火災が起こった時、落ち着いて静かに、素早く避難できるよう、改めて気を引き締めていきたいです。

 

 防災体験活動は、学年ごとに分かれて様々な体験を行いました。

 1年生は土嚢積み体験・ロープワーク体験に挑戦。土のう袋に土を詰めて土嚢を作り、消防の方に積み方を教わりました。また、ロープワーク体験では、災害時の避難や救助に役立つロープの結び方を学びました。

 

 

 2年生は、生活創造科の生徒たちが考案した非常食作りを体験。テーマは「食物アレルギーの方でも食べられる、小麦・大豆・卵などを使わない非常食」で、山高風トマトライスを作りました!長期保存できる缶入り食材で、野菜もとれるトマトジュースとコーン、さらにツナ缶でたんぱく質も補給でき、無洗米で水がなくても作れる優れた非常食です星味もとても美味しかったです花丸 また、非常食の紹介や、非常時に役立つ手話講座、クロスロードゲームを通して、防災について考えました! 地域の方にもたくさん参加していただき、とても勉強になったとの感想をいただきました。

 

 

 3年生は、煙体験・応急処置訓練を行いました。煙体験では、煙が充満したテントの中に入り、出口を目指します。テントの中は、煙で全く前が見えない状態です。「姿勢を低く」「手で壁をつたって」「ハンカチや服で鼻・口を覆って」等、消防の方の指導を受けながら実際に煙の中を歩きました。生徒たちは煙の恐ろしさを体験することができました!

 また、消防の方に三角巾を使った応急処置の方法を教えていただきました。ケガを固定する三角巾の結び方を教わり、実際に結んでやってみますが、なかなか難しい! 災害時にケガをした時には、応急処置ができるよう、しっかりと覚えておきたいですね。

 

 

 どの体験も、生徒たちにとって大変貴重な学びとなりました! また、防災について改めて考えるきっかけとなりました。宍粟消防署の皆様、ありがとうございました!