日誌

1年次 講演会「課題研究に向けて」

 3月8日(金)、神戸女子大学より鈴木宏節先生、曽田里美先生をお招きし、講演会を行いました。第1部では鈴木先生より「なぜ研究するのか?」と題して、課題研究に取組む意義やテーマ設定のコツなどのお話を伺いました。第2部では曽田先生の研究内容をご紹介いただき、研究とはどういうものか、どのような手法でどう活かしていけるかをお話していただきました。最後に、第3部でお二人先生が対談される形で、曽田先生がどのような経緯で今のテーマで研究をするようになったのかを伺いました。

 大学の先生から具体的に研究内容を伺うことができ、2年次から始まる課題研究を進めていくにあたってとても有意義な講演会となりました。

<生徒の感想より>

・私はこの講演会で、課題研究とは自分を成長させるための探究と分かりました。また、研究をするうえで、様々なことにチャレンジし、試行錯誤することで、自分なりの答えを見つけたり、失敗できるうちに人生の選択肢を豊かにすることも大切だと思った。

・勉強と課題研究の違いを知り、この春から答えのない問いに向き合い、自分で答えをつくっていかなければいけないんだという実感が湧きました。

・僕は、テーマ設定をする上で、研究だから大きなテーマじゃないとダメだと勝手に思い込んでいたけれど、そんなことはなく、身近な事柄から考え、小さなテーマでもいいと知り、少し安心できたし、研究の明確なイメージをすることができました。