〒654-0142 神戸市須磨区友が丘1丁目1番5 TEL(078)791‐7881 FAX(078)791‐7882 行事予定はこちら
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1月13日(金)、本校の学校設定科目「世界の国々」の授業で、アメリカ・ニューヨークとZoomで繋ぎ、現地で英語講師をされている飯村知津さんのお話を伺いました。
飯村さんからは、日本とアメリカの文化や価値観の違い、アメリカでの日常的な生活についてや、人権問題などの社会課題や経済について等、幅広くお話してくださいました。新聞やネットの報道だけでは知られない、現地の実際について教えていただき、大変興味深い内容でした。
〈生徒の感想〉
・アメリカの良さをたくさん知れた1時間でした。日本にはない多様性、パワフル、スピーディ、個人主義、自分自身の意見を言う、情報をたくさん得られやすい等、アメリカならではの良さを教えていただきました。日本では「人を信用した上で自分自身に迷惑をかけないでほしい」という考えがあるけれど、アメリカでは「元々人を信用せずに自分自身で責任を持つ」という考えで、憧れる部分があるようにも思いました。今回の授業を聞いて、ニュース等で取り挙げられる悪い部分ばかりではないことが分かりました。
・日本とアメリカでは異なる部分がとても多くあるということを改めて知ることができた。アメリカではミスがあって当たり前な考え方であるため時間通りに物事が進むことが珍しいがその分自由であることが分かった。また、日本では見た目など外見的な部分で主に評価されるが、アメリカではより実力主義で実力のある人が生き残っていく社会であることが分かった。日本はアメリカの良い部分を取り入れていくべきだと思った。
12月15日(木)、本校の学校設定科目「世界の国々」の授業で、神戸市環境局業務課より鈴木萌様をお招きし、「ごみの減量・資源化について〜みんなで減らそうごみ10%〜」と題した講演会を実施いたしました。鈴木様からは、神戸市がめざす循環型都市としての姿や、ごみ排出量の推移、ごみの資源化についてなど、分かりやすく説明していただきました。
また、本授業では2学期から「持続可能な社会」をテーマとし、身近な行動が引き起こす環境問題について、グループごとに調べてきました。この日は生徒による発表を行い、鈴木様からコメントもいただくことができました。
〈生徒の感想〉
・神戸市では、2025年度までにゴミの排出量を10%削減するという目標があるのを初めて知りました。その目標は、1人あたりのゴミの量を50gから40gに減らすことで達成できるということを知り、一人ひとりが少しの努力をするだけで達成することができると考えました。
・今回調べて、発表して終わりではなくて、ここから学んだことをどう生かすかが大事だと感じました。また、食品ロスだけでなく、神戸市が取り組んでいることがたくさんあったので、今後もっと広く目を向けていきたいです。
2月22日(火)、本校の学校設定科目「日本の地域」の授業で、プロジェクト発表会 兼 講演会を実施しました。
本科目では、2学期から地元神戸を題材に、“遊び(ゲーム)を通して、自身の住んでいる地域を知り、地域を好きになる”ことをテーマにしたカードゲーム『神戸王』の作成プロジェクトを実施してきました。
講師として、福知山公立大学 地域経営学部の谷口知弘様をお招きするとともに、プロジェクトの途中でもお世話になった愛宕商事株式会社の田宮翔様にもZoomにてご参加いただきました。
授業の前半は、まず生徒たちが発表を行いました。活動を通して神戸を今まで以上に好きになり、その魅力をもっと多くの人に知ってもらいたと語っていたのが印象的でした。その後、自分たちで作った『神戸王』のカードゲームを体験しました。
田宮様からは、『知域王』の開発を行った立場から見て、高校生が制作したことに感動したとお言葉をいただき、谷口様からは、活動を通して高校生にシビックプライド(都市に対する市民の誇り)が育っているように感じると、ご講評いただきました。
授業の後半は、谷口様による「コミュニティをデザインしよう~地域社会を元気にする、持続可能なまちづくり~」と題した講演会を行いました。コミュニティデザインは、“「私」が社会に働きかけること”であり、今回の授業での活動は、まさにその第一歩であったとお話がありました。
また、福知山で実践されている「協働」のまちづくりの事例を教えていただき、最後はグループに分かれて、地域資源を生かす小さなコミュニティ・デザインを考えるワークを行いました。生徒たちは、これまでの活動で調べた地域資源を生かして、アイデアを出し合いました。
プロジェクトの締めくくりとして、生徒は自分たちの活動をふり返りながら活動の意味づけを行い、今後の可能性等について考えるきっかけになったと思います。
〈過去の記事〉
令和8年度 教育実習の希望受付について を掲載しました。
令和7年度 実施予定 教育課程表(pdf)を掲載しました。
令和6年度 使用教科書一覧表(pdf)を掲載しました。