カテゴリ:課題研究・産業社会と人間

5月12日 「ハテナソンワークショップ」

5月12日(金)、1年次の「産業社会と人間」の授業では、京都産業大学より佐藤賢一先生をお招きし、「自ら問いを立てる学び方を実践し、対話するハテナソン授業」と題したワークショップを行いました。

生徒たちは、自分たちが何気なく浮かんだ「ハテナ」に対して、互いに問いを投げかけ、議論や思考を深めていくといったワークを行いました。日常生活に溢れているどんな「ハテナ」でも、問いをぶつけていくことで議論や思考が深まったり、仲間で取り組み、自分では気が付かない側面からの問いなどに触れていくことで、自らの視野が広がったりすることにも気づいたようです。

〈生徒の感想〉

・疑問に対し疑問で返すグループワークを行い、新しい意見の発見や、今までとは、違った角度からその疑問に向き合うことができた。これは将来、社会を築いていくうえで必要な能力なのではないかと感じる。

・疑問に対し一つの解答だけを探すのではなく、なぜこの解答に至ったのか、根本的な理由、背景や意図に目を向けることを大切にしていきたい。

・日常生活や授業、部活の際でも、自分たちが取り組む課題について、問いを立て、それに対する解決策を考えることで、よりよい成果を得られるのではないかと考えました。

 

4月28日 「職業人の方に仕事の話を聞こう!」(産社)

4月28日(金)の5・6時間目、1年生の「産業社会と人間」の時間に、「職業人の方に仕事の話を聞こう!」と題して、9名の講師の方をお招きし、お話を伺いました。様々な方面で活躍されている講師の皆さんの現在のお仕事の様子やご苦労、また、現在に至るまでの経緯等貴重なお話を伺うことができ、生徒たちの「仕事をする」という事に対する考えが深まる良い機会となりました。今回のお話から感じたことを1学期後半にある職業研究につなげていきたいと思います。

*講師の先生方のご職業*

 宮大工/テレビ局営業/鍼灸院/ヨガ講師/こめ農園経営/海苔漁師/助産師/

 IT Webデザイナー/管理栄養士

 

2年次「課題研究Ⅰ」全体講演会

 4月13日(水)の3限目、2年次の「課題研究Ⅰ(総合的な探究の時間)」の時間に、甲南大学フロンティアサイエンス学部より甲元一也先生を講師としてお招きし、体育館において全体講演会を実施しました。

 これから課題研究(探究活動)を始める本校の2年次生にとって課題研究の意義や課題の設定のヒント、課題解決に向けた視点の持ち方などを解りやすくお話頂きました。この学びを生かして、これから生徒の課題研究がスタートします。

 

第24回兵庫県総合学科高等学校研究発表会開催される

 令和5年1月28日(土)、兵庫県立三木東高等学校にて県下の総合学科高校による研究発表大会が開催されました。総合学科での学びの集大成としてのこの発表会は、コロナウィルス感染症により一昨年、規模を縮小し本校で開催され、昨年は動画配信でした。当日は兵庫県北部に気象警報が出るなど心配されましたが、2年ぶりの本格開催となりました。

 ポスターセッション参加校として本校からは3年次生の清水美伶さんが、「子ども食堂 〜その実態とこれから〜」と題した課題研究の成果を発表しました。聞いていた三木東の生徒のみなさんからの質問にも堂々と答えていました。発表の最後に、「これを機会に子ども食堂に興味を持って、みなさんも活動に協力してもらえたら嬉しいです」とメッセージを発信していました。

マイプロジェクトアワード2022 オンラインSummit

 1月8日(日)・22日(日)、NPO法人カタリバが主催するマイプロジェクトアワード2022のオンラインSummitに、2年の神谷柚希さん、東川吏玖さんの2名が参加し、課題研究で取り組んできた自身の「研究」について発表しました。

 サポーターの方や、他校の高校生に発表を聞いていただき、率直な感想や意見、質問などをしてもらうことができました。自分の研究に自信が持てた部分や、今後さらに改善する部分も見つかりました。また、他校生の発表を聞くことで良い刺激を受け、大変有意義な時間を過ごすことができました。