カテゴリ:課題研究・産業社会と人間

トルコ学生とのオンライン交流会

 3月7日(金)、トルコのギュンドードゥ中学校(ブルサ)、ベネクタシュ・アタテュルク・アナトリア高校(イスタンブール)とオンラインで繋ぎ、学生同士の交流会を実施しました。

 今回の交流会は、日本とトルコの文化、都市の災害リスク、防災教育を含む防災リスク軽減の実践についての理解を深める機会とし、本校からは、1年次のクロスカリキュラム探究で「防災」をテーマに取り組んだ4つのゼミから、代表生徒9名が参加しました。

 生徒たちは慣れない英語でのプレゼンテーションやQ&Aに苦戦しながらも、英語を通じて異なる文化圏の人々と交流できることを楽しんでいました。

〈生徒の感想〉

・今回トルコの学生との交流会でお互いの文化や地震が多い国同士で防災についての話をできてとても良かったです。防災では似ている面が多いのが印象的でした。どちらの国も公用語が異なるけれど、英語を使うことで皆が話すことができました。発表では、自分がクロカリでしたことを英語で資料を作るなど慣れないことが多くて大変でした。これから国際交流が増えると思うので、英語の勉強を続けていかならないと思いました。 

・正直言って私は勉強が苦手です。ですが、人とコミュニケーションをとることはすごく大好きです。この活動で苦手意識を少しでも改善出来たらいいなと思い参加しました。実際にトルコの方と交流してみてトルコの方は一人で15分間も英語を話せるということに圧倒されました。この活動を通してこの先に出会う多くの人と仲良くなるためにも勉強を頑張りたいと心から感じました。

静岡県立駿河総合高等学校とのオンライン交流会

 2月12日(水)、本校と同様に本年度から三菱みらい育成財団の助成校に採択されている静岡県立駿河総合高等学校との間で、オンライン交流会を実施しました。

 駿河総合高校では、総合的な探究の時間に「地域防減災コミュニティプロジェクト」を実施しているそうです。本校からは、1年次のクロスカリキュラム探究で防災について取り組んだ4つのゼミから、代表生徒6名が参加し、「防災」をテーマに各校の取り組みについて生徒同士で交流しました。

〈生徒の感想〉

・兵庫県以外の県での防災に対する知識や取り組みなどを知ることができました。震災が多いこの国で今の自分たちにできることは何なのか、災害が起きた時に何をするべきなのかを改めて考えさせられました。

・質問を多くされた時は戸惑ってしまったが、臨機応変な対応もできたため、この先のための力になったと思う。駿河総合高校の方達は、多くの視点から研究を進めていて、2年次の課題研究の参考になった。

41回生2年次課題研究 研究経過報告会(7月11日,17日)

41回生2年次生徒による課題研究の経過報告会が、特編期間中(7月11日、17日の2日間×2時間 合計4時間)に行われました。4月からテーマ決めに取り掛かって3ヶ月弱の研究成果と、夏休み中の研究計画について、各自がスライド6枚程度で発表しました。研究テーマが決まったばかりの生徒から、すでに実験に取り掛かかっている生徒、夏休みのインタビュー調査について具体的にプランを練られている生徒など進度は様々でしたが、自分自身のこれまでの研究をまとめて発表し、お互いの研究について知ることができ、質疑応答を通して今後の計画を修正する機会が得られました。

甲南大学リサーチフェスタ

 12月17日(日)、本校セミナールームにおいてオンライン(zoom)で「甲南大学リサーチフェスタ2023」が行われました。本校から2年次の生徒22名が参加し、課題研究の成果をスライド発表しました。質疑応答を含めて合計10分の持ち時間で、午前に前発表2回、午後に本発表3回、計5回の発表を行いました。自分の発表だけでなく、「聴講者」「司会進行」「審査員」の役割も務めるというハードスケジュールでしたが、最後までやり遂げることが出来ました。

 今回の開催は、全国から高校生約900名(40校)、甲南大学生・大学院生約160名が発表に参加し、計375件の発表が行われました。生徒は高校生、大学生、大学院生、大学の先生方から質疑応答を通して多くの気づきを得ることが出来、今後の研究の方向性を再確認しました。

 12月20日に審査の結果が発表され、2年3組の栢野舞祐さんと2年5組の松本奈來さんが「ロジカルデザイン賞」を受賞しました。おめでとうございます。 

審査結果はこちら→ 217_231220_リサーチフェスタ2023_審査結果一覧.pdf

中・高生 探究の集い2023

 12月16日(土)、関西学院高等部の西宮上ケ原キャンパスにおいて「中・高生 探究の集い2023」が開催されました。本校からは2年4組の前田雛璃さんが「コンテスト部門」でスライドを用いた口頭発表、2年1組の棚野陽葉さんがオープン部門でポスター発表を行いました。午後のプログラム「交流会」では、東は栃木、西は熊本と全国各地から発表に足を運んだ学生の皆さんと、親睦を深め合いました。

 大学の先生方や他校生との質疑応答で今後の研究の方向性のヒントを得るとともに、交流会を通して他校生徒の探究に対する思いに触れ、多くの刺激を受けた一日となりました。