〒654-0142 神戸市須磨区友が丘1丁目1番5 TEL(078)791‐7881 FAX(078)791‐7882 行事予定はこちら
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12月18日(月) 令和5年度「税に関する高校生の作文」の表彰が、校長室で行われました。本校からは、2年生の大野さんが『助け合いの心」と題した作文を応募し入選され、近畿税理士会より表彰されました。
12月14日(木)、3年次の学校設定科目「世界の国々」の授業で、講師として髙橋智恵様とZoomでお繋ぎし、「“紛争地”パレスチナと関わり続けること ~木と刺繍の手仕事を通して~」と題した講演会を実施しました。髙橋様は学生時代にパレスチナにホームステイの経験があり、現在はフェアトレードブランド「架け箸」を立ち上げ、ご活躍されています。
講演では、パレスチナの置かれている状況や、髙橋様とパレスチナの出会い、またフェアトレードのお仕事や、紛争解決に向けての想いを語っていただきました。
〈生徒の感想〉
・髙橋さんがホームステイをしていた時の話では、パレスチナにも普通の暮らしがあり、街並みがきれいで、ごはんが美味しいということを伺い、占領下でも日常の生活があることに驚きました。「自分たちにできることは何か」という質問に対し、SNSで活動したり、同じ思いをした方と交流することを挙げていただいたので、自分にもできることを考えたいです。
・ガザ地区もそうですが、ヨルダン川西岸地区の方も苦しい思いをしていることが分かりました。ガザ地区の人々は、イスラエル軍の占領から逃れるしかないと話を伺い、とても心が苦しくなりました。一刻も早くパレスチナでの戦争が終わり、平和な暮らしが訪れることを願っています。そして、私もたくさんの国のことについてもっと知りたいと思いました。
12月15日(金)、朝日新聞阪神支局より勝亦邦夫記者をお招きし、1年次を対象にNIE講演会を行いました。
勝亦記者からは、まず新聞の役割や記者の仕事について説明があり、その後「物事の多面性」をテーマにお話していただきました。具体例として「自然エネルギー」、「ふるさと納税」、「病院の統廃合」という3つの話題を提供してくださり、新聞記事を含めた資料を踏まえて、複雑な問題を読み解いていきました。
今回の講演会を通して、政策決定の背後にある多様な意見や、複数の視点からアプローチすることで深い理解につながることを学べたと思います。
*NIE = Newspaper in Education(学校などで新聞を教材として活用すること)
〈生徒の感想〉
・話を聞いて驚いたのは、多数派の意見ではなく反対派などの少数派の意見を聞いているということです。私の勝手なイメージでは、多くある意見を記事にしていると思っていました。ただ、実際に目指していることは公正で平等な取材をするということを聞いて、少し新聞のイメージが変わりました。
・講演会で、物事は複数から捉えられるということを知った。ニュースなどで取り上げられる社会問題や政治・経済は、賛成派と反対派から成り、人の感じ方によって意見が異なる。だから、その分話し合いが必要になる。私は、新聞を読む際に自分の価値観のまま思い込んでいたけれど、一度立ち止まって、違う考え方をする人もいることを認識して、今後の生活に活かしたい。
12月14日(木)、41回生が「こうべカタリ場」の出張授業を受講しました。
初めは緊張していた生徒たちでしたが、大学生の「先輩」たちの明るい挨拶や、対話の中でどんどん自分を引き出され、打ち解けていきました。いくつかの班に別れ、それぞれの班に配属された「先輩」とグループワークを行いました。それぞれの班担当の「先輩」から話を聞いてもらったり、勇気をもらったりし、授業の最後にはこれからの生活でがんばりたいことを「先輩」と約束しました。
生徒たちから見て身近なロールモデルとして、大学生の「先輩」たちとふれあい、将来の自分の像とも重ね合わせることができ、大きな刺激になったようです。
今回の授業で感じたこと、決意した気持ちを忘れず、それぞれの目標達成のために高校生活を送ってほしいです。
<生徒の感想より>
・先輩方のお話の中で、印象に残っているものがあります。先輩は、物事や人間関係で悩んだとき、「なんで自分だけ」や「仕方ない」などと思っていたと話していました。上手くいかないときは、周りの原因や影響もあるけど、自分にも治さなくてはならないところがある。「誰かのせいでも、自分のために努力」という言葉がとても印象に残りました。
・話し手のお方が、これまで溜め込んできた思いを周りに相談し、自らの弱い部分を見せたことで、友人や家族とより良い関係を築くことができたのだなと伝わってきました。周りに相談することが苦手な私にとって、とても共感し勇気づけられる話でした。
・大学生の先輩方の話を聞く前は、私は今の自分に満足していて、このままの私で大学生になるのだと思い込んでいました。しかし、先輩の話を聞いていると、高校生活でくじけそうになる場面や困ったことが必ず起こることがわかりました。その際には、他人に頼ることなく自分で決断し、上来の目標に向かって努力し続けることが大切であるとわかりました。
12/18(月)3,4校時に1年生を対象として、高大連携講義を行いました。
甲南大学法学部より松原英世教授にお越しいただき、「犯罪統計とは何をあらわすものか」をテーマとして講義をいただきました。各種犯罪統計を題材に、犯罪認知件数の増加が単純に犯罪発生件数の増加を示しているわけではないこと、認知件数や検挙率は刑事制度がどのように設計され運用されているかによって変化することなどを、具体例を交えつつお話しいただきました。
令和7年度 教育実習の希望受付について (終了しました)
令和7年度 実施予定 教育課程表(pdf)を掲載しました。
令和6年度 使用教科書一覧表(pdf)を掲載しました。