2022年8月の記事一覧
【課題研究Ⅲ】日本地理学会・研究発表
令和4年8月6日(土)、75回生(第3学年)の課題研究・地理班が、日本地図学会・定期大会で地図展会場(日本大学経済学部7号館)から「オープンデータを活用した内水氾濫ハザードマップの作製」を発表しました。
三橋浩志氏(文部科学省)から、「こういう素晴らしい取り組みを、高校生で連携をとって広めていってほしい」とご助言をいただきました。
なお、出展した地図は優秀賞(22作品中3作品)に選ばれました。
また、日本地図学会の機関誌『地図』の添付図(付録)に採用されました。
地図作製を専門とする機関や企業の作品のなかで,優秀賞に選ばれたことは光栄なことです。
2022年度地図展優秀作品は,次の3作品です。
「陰陽図による南極の地形」(朝日航洋)
「内水氾濫ハザードマップ」(兵庫県立龍野高等学校)
「火山土地条件図 「浅間山」」(国土地理院)
【課題研究Ⅲ】SSH生徒研究発表会〈令和4年度〉
2022年8月3日4日に神戸国際展示場で開催された 令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会の報告をします。この大会が全国の全SSH校から、各1グループが研究発表を行うSSH校の全国大会と位置付けられる大会です。
龍野高校からは課題研究班のひとつ、「太陽の位置と時間の関係を用いた太陽と地球の位置の新しい計算方法の確立」の研究(3年総合自然科学科 ペルー光詞、竹野脩太、八木大樹、稗田彪雅、前田姫和)が代表に選ばれ、大会に参加してきました。
コロナ禍ということもあり、大会参加生徒は各校3名までであったため、ペルー、竹野、八木の3名が会場で研究発表を行いました。
1日目は各校がそれぞれポスター発表を行います。参加生徒だけでなく、教員、そして大学教員や研究者・教育委員会・文部科学省などに対しても、研究成果を発表しました。また、他校の研究を聞き、質疑応答をして交流を深めました。
2日目は、ポスター発表での審査で選ばれた、各分野1本の優れた研究が全体会で口頭発表をしました。
本校の発表は全体会への進出には至りませんでしたが、他校の優れた発表を聞く中で、大いに刺激を受け、科学観を培うことができました。
総合自然科学科では、1年生から3年生まで課題研究の授業があります。その集大成としてこの大会に参加できたことは、出場者にとって大きな財産になったことでしょう。
この経験を礎に、科学そして世界を牽引する人になるよう、今後自分を磨き続けてほしいと思います。