実践科学
【実践科学】化学分野 「ギ酸、酢酸水溶液の濃度と電離度の関係」の実験と統計的なデータ処理
10月8日(水)から化学分野の実践科学の授業が始まりました。計5回の計画で、「ギ酸、酢酸水溶液の濃度と電離度の関係」の実験と統計的なデータ処理(t検定)について学習する予定です。
本日は、実験に必要な基礎知識の授業を受けました。次回は実験のための表計算ソフトの使い方について学ぶ予定です。
【実践科学】物理分野 「単振り子の周期を利用した重力加速度の測定」と統計的なデータ処理
7月16日から10月1日までの計5回の授業で、「単振り子の周期を利用した重力加速度の測定」の実験と統計的なデータ処理について学習しました。
この授業の目的は、実験で得られた実験データの統計的処理(標準偏差や分散等)の習得と統計的処理の結果から適した測定方法を身につけるというものです。
実験の際は、測定誤差が出ないように実験器具のセッティングを整えたり、計測の精度を上げるために目線に位置などに注意を払っていました。
統計処理においては、各班の実験データを表計算ソフトを用いて分析し、理論値とのずれや測定誤差の大きさから3種類の測定方法のうち最も良い結果を考えました。
この授業を通して、統計的な手法の習得はもちろんですが、正確な実験結果を得るための実験準備の大切さ等も実感したようでした。
この授業で得たことを課題研究につなげて欲しいと思います。
<実践科学> ギ酸,酢酸水溶液の濃度と電離度の関係
ギ酸水溶液と酢酸水溶液の温度とpHを測定し,弱酸に分類される2つの酸の中での強弱を決定します。
この分野では,数の多いデータをどう処理するかを学習します。
① データ処理のための準備(表計算ソフトの活用)
② 温度とpHを測定
③ データ処理の実践(表計算ソフトの活用)
④ 整理したデータの考察
処理したデータについて考察している様子
令和6年度 実践科学
実践科学は,データ処理の理論と実践について学ぶ科目です。
令和6年度は以下のテーマで行います。
① 数学分野「確率分布と統計的な推測」
② 物理・情報分野「単振り子の周期を利用した重力加速度の測定」
③ 化学・情報分野「ギ酸,酢酸水溶液の濃度と電離度の関係」
④ 生物・情報分野「兵庫県の花ノジギクをグラフで識別できるか」
【実践科学】講義「応用例から学ぶ実験データの処理」1
2023(令和5)年9月20日(水)4限に,本校課題研究アドバイザーの福島整先生を講師として,「応用例から学ぶ実験データの処理」の講義を聴講しました。この授業は,学校設定教科『科学探究』の学校設定科目『実践科学』です。
2年生になりこれまで課題研究に取り組んできました。そこで得られたデータをどのように見て,評価するのかについて学ぶ機会となりました。
全3回講義の1回目は,「データから測定時の問題点を考察する」と題しての講義でした。授業でも何気なく見ていた有効数字の考え方から,測定の再現性(装置の精度)の評価について学びました。また,得られた数字データをグラフ化することでさまざまな気づきがあることも学びました。
【実践科学】講義「データ分析の基礎」
2022(令和4)年9月21日(水)4限に,本校課題研究アドバイザーの福島整先生を講師として,「データ分析の基礎」の講義を聴講しました。この授業は,学校設定教科『科学探究』の学校設定科目『実践科学』です。
1年生では,プレゼンテーションについて学び,ミニ課題研究発表会を行ってきました。2年生になり,ミニ課題研究を発展させ,課題研究に取り組んできました。そこで得られたデータをどのように見て,評価するのかについて学ぶ機会となりました。
全3回講義の1回目は,「データから測定時の問題点を考察する」と題しての講義でした。授業でも何気なく見ていた有効数字の考え方から,得られたデータの評価法を学びました。また,得られた数字データをグラフ化することでさまざまな気づきがあることも学びました。