子どもみらい類型

2016年11月の記事一覧

教育入門Ⅰ

本日は第5回目の保育園・幼稚園実習でした。雨がやんだのを見計らい、園児たちは元気にドッジボールをしていました。そして間近にせまった音楽発表会の練習も行われており、歌や楽器に真剣に取り組む姿も見られました。また園児たちは屋根の修理をする用務員さんに向かって「蜂がいるの?」とか「クモの巣をとってるの?」と話しかけ、あいにくの天候にも関わらず好奇心旺盛で元気な様子でした。回数を重ねるごとに本校の生徒たちと園児たちの距離は縮まり、各園とも実り多き実習となっています。次回の実習は11月15日です。

教育入門Ⅱ


 11月2日(水)、教育入門Ⅱでは模擬授業の研究会を行いました。小学校3年生用の教材「ゆうすげ村の小さな旅館」という物語を、どのように教えるか。2学期に入ってから「教職の探求」の時間をつかい「教材観」、「指導観」、「45分の授業展開」などを各自で練り上げました。そして、各実習校ごとのグループに分かれ、全員で指導案を検討、修正することで、実習校ごとに一つの指導案を完成させました。その指導案に基づき、今日、各実習校の代表者が、10分間の模擬授業を行いました。最初は緊張した面持ちでしたが、授業が進むにつれ大きな声で、はきはきと話すことができるようになり、初めての模擬授業にしては、発表者全員良い授業ができていました。実際に授業をしてみて、また授業をする立場として模擬授業を見ることで、これからの課題も多く見つかりました。その課題の答えを探すという意味でも、次回からの小学校実習に、全力で取り組みたいと思います。
 

   模擬授業に向けての指導案の検討

 
     

     
 
 

  各実習校グループの代表者による模擬授業

     

     

     

   

教育入門Ⅰ

本日の実習は地元の幼稚園児を迎えての芋掘り交流会でした。5月の実習で植えた約300本の苗はこの夏の暑さや、校務員さんの手入れによって見事なサツマイモになっていました。

園児たちと子どもみらい類型の生徒たちの共同作業で掘り出されたサツマイモはとんでもない大きさに成長しており、一同びっくりする場面もありました。上の写真を見ていただければわかるように標準サイズのサツマイモの10倍以上の重さで、園児たちの顔ほどある大きさでした。

あらかじめ少し掘っておいたサツマイモを焼き芋にしました。できあがった焼き芋は非常に甘くて美味しく、園児たちも喜んで食べていました、

食事の後、園児たちは中庭で折り紙さがしをして楽しんでいました。この折り紙は子どもみらい類型の生徒たちが折ったものを、あらかじめ中庭のあちこちに隠しておきました。閉会式では園児から丁寧なお礼の言葉があり、お土産のサツマイモを持ってバスに乗り込んだ園児たちに手を振ってお別れのあいさつをしました。

幼稚園の引率の先生方のご協力と晴天に恵まれ、無事に芋掘り交流会を終えることができました。お世話になった方々に心から感謝しております。本当にありがとうございました。