子どもみらい類型

2019年1月の記事一覧

教育入門Ⅰ 幼稚園・保育園実習

 1月29日(火)の「教育入門Ⅰ」は第7回幼稚園・保育園実習でした。
 今回は親和幼稚園で15分間ほどの模擬保育、光の子保育園で素話(すばなし=何も見ないでお話を語ること)をさせていただきました。
 模擬授業は3月6日(水)の課題研究発表会に向けて、2学期から保育案を書き、練習を重ねてきたものを実践させていただきました。生徒たちは前もって担当の先生からアドバイスをいただいて、教具を試行錯誤しながら作り上げていきました。園児たちを注目させるのは予想以上に難しく、落ち込んでいる生徒もいましたが、園児の楽しそうな反応を見て、達成感を得た生徒もいました。
 素話はお話を暗記するのに時間がかかって事前の練習では心配するところもありましたが、みなしっかりと覚えて園児の顔を見てお話しできたようです。園児たちが高校生のお話に聞き入ってくれたので、生徒たちは「もっとこうすればよかった」など反省しながらさらに欲が出てきたようでした。
 高校生のうちにこのような現場での体験ができ、教職へ進むための準備が大学とあわせて7年間できます。その間、自分の適性を見つめ直し、将来への夢を確かなものとして前を向いていってほしいものです。教育者という職業柄ゴールというものはなく、常に研さんを積み重ねて行かなくてはなりませんが、子どもたちに向かう者としてこの3年間の重みは日々感じています。
 来週がいよいよ今年度最後の実習となります。しっかりと子どもたち、先生方を見て豊かな学びにつながりますように。実習園の先生方、よろしくお願いいたします。

 
模擬保育






 









素話



生活発表会準備


教育入門Ⅰ『ピアノ基礎』

1月15日(火)4、5限の教育入門Ⅰでは、本校芸術科教員による『ピアノ基礎』を行いました。ペアワークを中心に幼児・園児にリズムや拍子をどのように教えるのかを実技通し、教えていただきました。ペアで、「むすんでひらいて」や「ひげじいさん」を弾きました。ピアノの鍵盤に初めて触れる生徒も一生懸命に取り組んでいました。
この学びを将来、教員になったときに活かしてもらいたいものです。


教育入門Ⅱ

 1月16日(水)の2年生教育入門Ⅱは、「子どもみらい類型のみなさんと考える『防災教育』」と題して、香美町立村岡中学校の山本秀樹先生(EARTH員)にご講演いただきました。
 前半は現在の防災意識や兵庫の防災教育、災害時の備え、心のケアなどについて学びました。後半は防災コミュニケーションワークショップ(グループワーク)を行いました。
 阪神・淡路大震災を知らない生徒たちではありますが、いろいろな角度から防災・減災について学ぶことができ、有意義な時間でした。今回の学びを通じて、さらに防災についての関心を深めていって欲しいと願います。