子どもみらい類型

2012年5月の記事一覧

子どもみらい類型 第2学年

5月30日(水)5・6時間目、教育入門Ⅱでは、小学校での教育実習の準備として、教頭先生より掃除講習を受けました。
冒頭、小学生にとって高校生は「大人」であり、「挨拶」「返事」そして「掃除」がしっかりできる必要があると説かれました。
箒(ほうき)の使い方、雑巾の絞り方などの指導を受けた後、実際に掃除をし、道具の使い方で仕上に違いが出ることを実感しました。また、自分たちが掃除して集めたゴミを持ち寄り、その中身がどんなものか確認しました。
最後に、実習を前にして各自が持っている「素朴な不安」を共有しました。「小学生に受け入れてもらえるだろうか」「算数が分かりやすく教えられるだろうか」「先生方の役に立てるだろうか」など、いろいろなものが出され、実習に真剣に取り組もうとしていることがうかがわれました。次回6月6日も引き続き、実習の事前指導を受けます。
 

教育入門Ⅰ 救急救命


 5/29(火) 3・4限 「救急救命」というテーマで、三田市消防署・救急係の永吉氏と田端氏に実習指導をしていただきました。
 心肺蘇生法とAEDの手順を実践とボードでわかりやすく指導して頂きました。また、緊急時に「あなたならどうする」となげかけ、正しい動きも確認していきました。
 最後は班に分かれて、心肺蘇生法の流れとAEDの使い方を体験し、実際の現場の動きを確認することができました。今回初めての体を動かした実習を行い、生徒も生き生きと実習に取り組んでいました。
 
 

教育入門Ⅱ 模擬授業


5月16日(水)5・6時間目、教育入門Ⅱでは、小学校算数の模擬授業に取り組みました。
どんなことを教えるかは事前に「総合」の時間に決めており、この時間は教材づくりと、それを使っての授業を行いました。
これまでの講演で学んだ「こどもの視点で考える」といったことなどに気をつけながら、それぞれに工夫し取り組みました。同じクラスの生徒を対象にした短いものながら、教えることの難しさを実感できた様子でした。
週末からの中間考査をはさみ、いよいよ6月には小学校での実習が始まります。
 
 

教育入門Ⅰ 「野外活動」


5/15の教育入門Ⅰのテーマは「野外活動」でした。先週に引き続き、神戸YMCAの山本亮司先生にご指導いただきました。
今回は、三田市から子どもみらい類型に「三田市サマーキャンプ」の企画依頼があった、という設定で、三田市の小学校5~6年生60人を対象にした夏休み2泊3日のキャンプを計画しました。
40分間で企画からプレゼンテーション準備までを行いましたが、限られた時間の中でどのグループも一生懸命にアイデアを出し合いました。定番のキャンプファイヤーやカッター漕ぎなどを始めとして、腕相撲大会などユニークなものもありました。
1グループ3分でプレゼンテーションを行いましたが、初めての発表体験に戸惑いながらも、3分をうまく使った発表が目立ち、山本先生の質問にも臨機応変に答えることができていました。
最後に山本先生のまとめ講義がありました。今回の活動を土台にしながら、生徒達が今後の様々な活動に活かしてくれることを期待しています。
次回は5月29日、救急救命です。
 
 

教育入門Ⅱ「ボランティアを考える」

5/9の教育入門Ⅱは「ボランティアを考える」と題して、兵庫県立舞子高等学校環境防災科 諏訪清二先生に講義をしていただきました。
舞子高校のボランティア活動を中心に、現地での教訓や帰ってきてからの支援、活動などについて具体的にわかりやすく話していただきました。
生徒達はテレビニュースや新聞では決して知ることのできない貴重な体験や心構えの数々に、食い入るように耳を傾けていました。
「ボランティアに必要な力は日常生活で身につくことばかり」という諏訪先生の話には深くうなずかされました。7月21日(土)・22日(日)に淡路島で行われる舞子高校主催のジュニアリーダー育成合宿の案内もしていただきました。多数の参加を期待したいと思います。
次回の教育入門Ⅱは、「模擬授業を計画しよう」というテーマでグループ活動を行う予定です。