生徒の活動
3年生中大連携授業
2月5日(月)3・4校時に兵庫県立大学環境人間学部の井上教授をお招きして、「人と人が関わり、癒える力」について受講しました。
将来の選択について考えるとともに、カウンセリングについては、心の傷や生きづらさを抱えた人に対する関わり方において、心のケアの大切さなど深く考えさせるような講義であり、生徒たちにとって良い学びになりました。
『消費者トラブルとその対策』について学びました
1月31日(水)2・3校時に、中学2年生と1年生が、家庭科の講師招聘授業で「消費者トラブルへの対策」について学びました。
指導してくださったのは、全国消費生活専門相談員の前田様です。
近年、インターネットの普及やキャッシュレス化の進行により、中学生がトラブルに巻き込まれることも増えています。よって、悪質商法の実態と具体的な対応策について知っていることはとても重要です。
前田様は、実際に青少年が被害にあった事案等を具体的に紹介してくださり、トラブル防止の方法を教えてくださいました。
★オンラインゲームでの「課金」を繰り返して高額請求(特にキャリア決裁は要注意)
★「お試し価格」につられて1回だけのつもりで購入したら、実は「定期購入」
★身に覚えのない代金を請求するSMSに連絡するとさらなる被害に!
などはどの年代でも気を付けたい事案です。
対応策として「クーリング・オフ制度」も学びましたが、適応外の事案も多く、特に通信販売には適用されないとのこと。生徒らは「普段から<無料>や<儲け話>などの言葉に惑わされず、情報は小さな文字ほど確認する」ことの大切さを確認しました。
令和5年度プロジェクト学習発表会(3年生口頭発表)を実施しました(R6.1.23)
1月23日(火)12時30分より、3年生が2年間の探究成果を口頭発表する「プロジェクト学習発表会」を実施しました。
プロジェクト学習とは、兵庫県立大学附置研究所及び各学部等の研究者の指導を受けながらグループ毎に探究学習を2年間かけて行う、本校独自の総合的な学習です。
いずれの研究班も、研究成果をまとめたスライドや原稿をもとに、2年間の集大成を堂々と発表しました。質疑応答の場面では、専門家である講師の先生方や生徒からの鋭い質問を受け止め、自身の研究成果にしたがって誠実に回答している姿が印象的でした。
この2年間で培った研究者としての視点・考え方をもとに、高校生以後の探究活動でも「世界のパイオニア」として活躍するに違いないと実感させる、有意義な研究発表となりました。
2年間ご指導いただきました講師の先生方、誠にありがとうございました。
【発表内容(発表順)】
1 カルスから植物体に成長させる(カルス培養班)
2 地球の自転と地軸について(天文班)
3 もったいないから始めよう 身近なアップサイクルの理解と実践(アップル班)
4 チョウから自然の豊かさを調べる(チョウ査班)
5 起業家になってみよう(Super Hero!班)
6 金めっきと銅めっきの研究(めっき班)
7 植物はどんなふうに生長するのか(植物班)
8 ヘビ類の骨学的研究(蛇骨研班)
9 クモのインベントリー調査(スパイダーハンター班)
10 人と関わるロボットを作ろう(マイ魂ロボット班)
『金融の基礎知識』を学びました
1月24日(水)2・3校時に、中学2年生と1年生が、家庭科の講師招聘授業で「お金」について学びました。
指導してくださったのは、兵庫県金融広報アドバイザーの山田様です。
お金の歴史に始まり、支払い方法や金銭の管理など消費生活に必要な金融の基礎知識を、クイズを交えながら教えてくださいました。
なかでも、支払い方法の一つ「後払い」に使われるクレジットカードについて、利点や問題点を詳細に説明してくだり、リボ払いの特徴を初めて知った生徒からは驚きの声があがりました。「クレジットカードで、10万円をリボ払い(手数料15%)で毎月2,000円ずつ払う時、払い終えるまでに79ヵ月,約16万円かかる」という計算には、生徒と一緒に受講した教員も思わず苦笑い。これらの知識は、支払い方法の選択に役立てたいですね。
山田様の「お金のコントロールは人生のコントロールに通じる。未来の自分に投資しよう」というお話は、私たちの消費生活の教訓になりそうです。
新春百人一首大会を開催しました(R6.1.19)
1月19日(金)5-6校時より、体育館にて図書委員会及び国語科主催の「令和5年度 新春百人一首大会」を開催しました。
本大会の目的は「百人一首を通して、我が国の伝統文化である和歌に親しむ」「百人一首大会のかるたゲームを通して、クラス、全校の親睦を深める」となります。今年度大会は、コロナ禍以前の大会様式を踏まえて、100枚の散らしどり形式で実施しました。
各クラス7チームに分けて、チーム対抗戦を2回戦行い、クラス・チーム・個人の合計取り札を競います。国語の授業や冬休みの課題、さらには昼休みなども活用して培ってきた実力を発揮し、各コートで電光石火の熱戦が繰り広げられました。
激闘を制した上位10名による王座決定戦では、全校生が固唾を飲んで応援を行うなか、実力が拮抗して大接戦を演じました。
決着の後、校長先生から、詠み手として名を連ねる崇徳院の物語や、競技中に互いの実力を称賛し、喜び合う生徒たちの様子についてお話いただきました。
互いに健闘を称えながら、全力で百人一首に挑む生徒たちの輝く姿から、本大会目標の達成を実感する、素晴らしい大会となったのではないでしょうか。
令和5年度第2回生徒総会及び第16代生徒会役員認証式を実施しました(R6.01.15)
1月15日(月)4校時より、夢創館にて令和5年度第2回生徒総会及び第16代生徒会役員認証式を実施しました。生徒総会では、各クラスから選出された議長団による進行のもと、生徒会執行部及び各専門委員会の活動報告が行われました。昨年5月に実施した第1回生徒総会に基づいて行ってきた生徒会・委員会活動の成果と課題について、次年度につなぐ長期的な視点をもって確認することができました。本校生徒の主権者意識を切実に感じられる生徒総会となりました。
生徒総会に引き続いて行われた第15代生徒会長の挨拶及び第16代生徒会役員認証式では、2年生(16回生)より8名の生徒が第16代生徒会役員として認証され、校長先生から認証書を授与されました。さらには、第16代生徒会が掲げる新たなスローガン「超楽幸創」の発表も行われました。
第15代執行部から受け継いだバトンを握りしめ、令和6年の附属中学校生活をますます豊かなものにすべく奮闘してくれるだろうと、新執行部の決意の表情から期待が溢れます。
そして、激動の令和5年を全力で駆け抜けた第15代生徒会執行部の皆さん、お疲れさまでした。
冬季休業明けの全校集会を行いました(R6.01.09)
1月9日(火)1校時に、冬季休業明けの全校集会を行いました。
校長先生より、「広島平和記念公園」「選挙と戦争」、そして「科学技術を使う責任」のトピックを通じて、2024年を含む、未来を生きるために必要な視点についてお話いただきました。
次に、表彰伝達では、「書道」「Astronomy day in schools」「創作童話」「卓球部・大会」「税に関する作文」の表彰を行いました。本校生徒の豊かな創造性や多様性を表すように、非常に多くの生徒が表彰されました。なお、「税に関する作文」表彰についてはこちらに詳細を掲載しています。
0円ストアに参加しました!
12月23日(土)に、ボランティアスタッフとして「0円ストア」に本校生徒が参加しました。これは、西はりま特別支援学校が展開しているコミュニティ・スクール事業の一環として行われているイベントで、無料で「贈りあいっこ(ギフト/リデュース)」を楽しむお店を経営するものです。同時に、スポーツや音楽を楽しめるブースも設置されます。
8月の「0円ストア」は本校より有志が集まって参加しましたが、今回は生徒会事業の一環として執行部の呼びかけにより10名以上の生徒がスタッフを務めました。
それぞれのブースで、明るく、楽しく場を盛り上げることができ、ボランティアスタッフの役目を果たすことができました。
参加生徒の感想より「着ぐるみを着て、いろんな人に会えて、様々な場所で喜んでもらえてよかったです」
ASTRONOMY DAY IN SCHOOLS に参加しました!
12月22日(金)18:30~21:00に、本校自然科学部天文班が、ASTRONOMY DAY IN SCHOOLSに参加しました。このイベントは、天文学に関心がある世界中の児童生徒が国を超えて交流するイベントです。本校は12月中旬に導入された新しいWEB会議システムを使って参加しました。
今回の参加国は、日本・イラン・ルーマニア・タイ・ブルガリアの5ヵ国です。日本からは本校と北海道の高校が参加しました。共通テーマ「冬至」について各国の特徴を発表すると同時に、それぞれのグループが普段から研究している天文に関する報告も行いました。
本校の生徒らは、日本の冬至には「南瓜」を食べて「柚子湯」に入ることなど、実物を示しながら英語でプレゼンしました。そして、プロジェクト学習天文班も兼ねている生徒等が、観望会で観察した星空について説明しました。
他の国からも大変興味深いプレゼンが行われました。特にイランでは、冬至は日本以上に重要な意味を持っており、冬至(ヤルダ)の夜は「シャベヤルダ(シャブ エ ヤルダ)」といって、一年で一番長い夜を家族や大事な友人達と一緒に過ごすことを、鮮やかな画像や映像を使って説明してくれました。
冬期休業前の全校集会を行いました(R5.12.22)
12月22日(金)11時10分より、冬季休業前の全校集会を中高合同で行いました。校長先生より、今年度の各講演会でいただいた言葉をふり返ってお話をしていただきました。
その後、生徒指導部の先生より、交通事故やネット上のトラブルに関するお話があり、冬季休業をより良く過ごすべく、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
年末年始は楽しい行事が盛りだくさんです。1月9日(火)を笑顔で迎えられるように、危険や誘惑に気を付けつつ、充実した冬休みを過ごしてほしいと思います。