生徒の活動

1年生校外学習~兵庫県立美術館,わくわくオーケストラ教室~(R6.5.30)

5月30日(木)1年生(18回生)が校外学習を行いました。

午前は兵庫県立美術館へ。ギャラリートークや作品世界の鑑賞を通じて、美術作品に触れる奥深い楽しさについて学ぶことができました。

ギャラリートークでは、白髪一雄氏の作品について、生徒各々が「作品から感じたこと」を発表していきました。一つの作品を通して、さまざまな視点から豊かな感性が共有されていきます。美術作品がもつ自由な魅力を思い思いに体験することができました。

午後はいよいよ「わくわくオーケストラ教室」へ。会場は、阪神・淡路大震災からの復興のシンボルとしてオープンした劇場「兵庫県立芸術文化センター」です。

プログラムは以下の通りです。

①ヘンデル:「水上の音楽」より“アラ・ホーンパイプ”

②リムスキー=コルサコフ:「スペイン奇想曲」より

 第1曲 アルボダーラ

 第2曲 シェーナとジプシーの歌

 第3曲 アストゥリアのファンタンゴ

③スメタナ:交響詩《わが祖国》より“ヴルタヴァ(モルダウ)”

④ふるさと(嵐)

※アンコール J.シュトラウスⅠ世:ラデツキー行進曲

 PACオーケストラ(兵庫芸術文化センター管弦楽団)が奏でる朗らかなリズムや流麗の旋律に生徒たちも真剣に聴き入ります。『ふるさと』では、オーケストラの演奏に合わせて会場全体で大合唱!さらにアンコールでは、指揮に合わせて手拍子で演奏に参加しました。会場の熱気冷めやらぬままに終演を迎えました。

普段あまり聴くことができない、オーケストラの「音」を全身に浴びて、感性育む有意義な経験となりました。

 

令和6年度第1回生徒総会を実施しました。(R6.05.17)

5月17日(金)に令和6年度第1回生徒総会を実施しました。

事前にクラス内で協議した内容をもとに、生徒会執行部の提案に対して、各クラス代表者がさまざまな質問や意見を共有しました。ときに侃々諤々の議論が繰り広げられるなど、生徒たちの「自分たちで学校を創り上げたい!」といった姿勢があらわれた生徒総会となりました。

総会をまとめてくれた生徒会執行部の皆さん、お疲れさまでした。

 

令和6年度文化祭2日目~3年生ポスターセッション~(R6.05.10)

5月10日(金)、昨日に引き続き文化祭が開催されました。中学生は、高校2年生の劇を鑑賞したり、高校1,3年生の縁日やバザーを楽しんだりするとともに、3年生はプロジェクト学習のポスターセッションを行いました。また、音楽部や有志による演奏・舞台発表も行われました。さらには、PTAバザーや文化部による活動も展開され、附属学校全体に文化の花が咲き誇りました。

3年生によるプロジェクト学習のポスターセッションでは、自分たちの研究の内容や成果を、さまざまな工夫をもって分かりやすく、そしてユニークに伝えていました。附属中生はもちろん、高校生も興味をもって聞き入っている姿が印象的でした。

中高合同の音楽部の発表では、プログラムを『Clasic』と題し、『「セントポール組曲」より1,2,4楽章(G.ホルスト作曲)』『アンダンテ・フェスティーボ(シベリウス作曲)』『銀河鉄道999』の3曲を高校生の先輩たちとともに演奏しました。古典作品の織り成す豊かな旋律と、中高生による爽やかで優しい響きを体育館全体に届けるような、すばらしい演奏となりました。

昨年に引き続き、制限なしの通常開催となった文化祭。今年のテーマである『Poppin!』があちこちで感じられる、「文化」の歓び溢れる2日間となりました。

 

令和6年度文化祭1日目~インターぴーぷるday~(R6.05.09)

5月9日(木)、附属高校と合同の文化祭1日目が開催されました。今年度のテーマは『Poppin!』です。さらに今年度は、事前に中高合同全校取り組みとして、6学年が縦割り班でお昼を食べる『みんなdeランチ』や、各班色とりどりの「『アンブレラスカイ』作成など、本校の特徴をいかした取り組みを行ったことにより、学年の垣根を越えた附属学校生一体の文化祭となりました。

1日目である今日は「インターぴーぷるday」として、午前中は体育館にてプレゼンテーション、ゲストスピーチ、スピーチコンテストが英語で行われました。さらには、百人GL一首大会も開催されました。プレゼンテーションでは、3年生・2年生の生徒2人が出場し、それぞれ「韓流スターの社会問題」と「私の秘密」について、さまざまな工夫をもって伝えました。そして中学校では午後に、計8会場に分かれてクラス交流会が行われました。中国、韓国、アメリカ合衆国、イギリス、カナダ出身のCIRやALTの先生をお招きし、1年生は日本語を交え、2,3年生は英語で会話やゲームを通じて交流を楽しみました。

日本とは異なる文化を積極的に知ろうと、各クラスともに大盛況。驚きの声が廊下にまで響き渡ります。ゲストの先生方とさまざまなコミュニケーションを通じて国際交流を深めることができました。

百人GL大会では、中学校からの出場者が大幅に増えたこともあり、さらなる盛り上がりを見せました。なんと優勝は中学3年生のペアです。1年生ペアも非常に多く、高校生ペアと白熱の戦いを繰り広げていました。来年こそはと、リベンジに燃えるペアも数多いことでしょう。

 

実習生紹介を行いました。(R6.06.17)

6月17日(月)、夢創館にて教育実習生の紹介を行いました。

今年は1名の先生(本校9回生)が来校されました。担当教科は理科で1年生を担当していただきます。

1週間と短い期間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします!

ガイダンスキャンプポスター@西はりま天文台

4月に行われたガイダンスキャンプ(詳細はこちら)における学びの集大成として、1年生(18回生)がポスターを作成しました。

そのうち、特に優秀な作品は西はりま天文台にて展示されています。

なお、7月13日(土)から、展示作品からベストポスターを選出する「ポスター総選挙2024」が開催されます。どの作品も学びに溢れた内容となっていますので、ぜひご覧ください。

専門職大学連携授業

5月31日(金)、中学2年生が、芸術文化観光専門職大学の平田知之先生を講師にお招きし、ディベートについての授業を受けました。「ディベートにおける論題の種類について」「立論・質疑・反駁ですべきことについて」「ディベートで大切な力について」など、具体的な例を交えながら詳しく教えていただきました。

2年生は半年間かけて、何度もディベートの練習をしていきます。翌週の授業では、さっそく平田先生に教えていただいたことをもとに、自分たちで討論を進めました。

1年生ガイダンスキャンプ(R6.04.25~04.26)

4月25日(木)26日(金)に1年生(18回生)がガイダンスキャンプを行いました。この行事は、附属中学校に入学して最初に行う、校外での宿泊をともなう集団活動であり、総合的な学習の時間における本校独自の取り組みである「プロジェクト学習」の一環として実施している学習活動です。

生徒たちが定めた活動スローガン「高・挑・優(はい(High)ちゅー)を持ってがんばろう!」を胸に、生徒一人ひとりが充実した学習活動を通じて「自然科学とは、どういうものなのか」という問いに向き合いました。

1日目の午前中は開始式の後、2つの講座を受講しました。教頭先生の『科学を学ぶということ』では、ランニングシューズを題材に「科学は身近に存在する」という視点を発見していきました。。総長先生の『物理学と私』では、総長先生のご専門である物理学のお話を通じて、科学と向き合う態度や考え方を学びました。生徒たちは、これから始まる探究活動への誘いに、早くも情熱を秘めた表情でバスへと乗り込みました。

到着した先は兵庫県立西はりま天文台。天気はまさに快晴!集合写真を撮影して入所式に臨みます。入所式では、伊藤センター長のお話を伺い、高山先生が作成された天文台紹介動画を視聴しました。

その後、青空の下でレジャーシートを広げ、昼食をとりました。春の穏やかな日差しと豊かな山々に囲まれて、気持ちの良いランチタイムとなりました。

午後は、3つの講座が行われました。

先ずは「天文工作」です。本田先生・高山先生ご指導のもと、光のスペクトルを測定する簡易分光器『にじみえ〜る』をつくりました。できあがった分光器を通して、様々な光を見ていくと、あちこちから感嘆の声が聞こえてきます。実習後、分光器を大切にカバンへとしまう様子から、生徒たちの科学に対する興味関心の高まりを感じました。

続いては、「昼間の星の観察会&太陽観察」「小型望遠鏡実習」に取り組みました。「昼間の星の観察会&太陽観察」では、専用の望遠鏡を用いて太陽フレアや黒点を観測しました。普段はなかなか見ることができない太陽の姿に興味津々の様子でした。その後、60cm望遠鏡で昼間の星を観測しました。天体ドームが展開する様子にも大興奮、充実した学びの時間となりました。「小型望遠鏡実習」では、班毎に小型望遠鏡の操作方法を実践で学びました。

休憩をはさみ、兵庫県立大学西はりま天文台のセンター長の伊藤教授による講義を受けました。タイトルは「天文学と私」。先生の研究者としての軌跡や星座のお話、天文学についてなど、多様なお話をしていただきました。研究者の姿を、各々が学んでいきました。

夕食を食べた後は、いよいよ夜間観望会です。西はりま天文台が誇る、「なゆた望遠鏡」を通して瞬く星々を観測しました。「なゆた」が入った建物の外でも、研究員の先生が星座の解説をしてくださりました。生徒たちは、瞳を輝かせて夜空を堪能しました。

2日目、朝食をとったあと、8時30分から天文台退所式を行いました。研究員の先生方を代表していらっしゃった伊藤先生に、天文台における数々の学びのお礼を伝えることができました。

さて、続いての目的地は「兵庫県立人と自然の博物館(通称:ひとはく)」です。

ホロンピアホールにて館内での過ごし方を聞き、まずは館内見学を行いました。本館の多様な展示に目を奪われ、時間があっという間に過ぎていきます。本館だけでなく、新収蔵庫棟「コレクショナリウム」や「ひとはく恐竜ラボ」も見学しました。普段は見られない標本の数々や恐竜化石のクリーニング作業などを間近に触れ、改めて自然の可能性を学び取った様子です。

深田公園で朝食をとったあとは、来年度2年生時にプロジェクト学習をご指導いただく、人と自然の博物館の5人の研究員の先生方からの講義『私と研究』。を受講しました。専門分野における「おもしろさ」を、中学生にも分かりやすくお伝えくださりました。来年度から始まるプロジェクト学習について、早くも期待膨らむ時間となったのではないでしょうか。

いよいよ、ガイダンスキャンプ最後の実習となる「特注セミナー」です。事前に希望した4つの講座に分かれて、特色あるセミナーに参加しました。

セミナーはそれぞれ、「里山のいきもの」「絶滅生物アンモナイト」「むしとりペナントレース」「身近な植物観察」です。セミナー名を聞くだけでもわくわくしてきそうな講座に、生徒たちは2日間で培った探究心の芽生えを実感させるような、晴れ晴れとした表情で取り組んでいきました。

さまざまな活動を通じて、「探究」に向かう姿勢、考え方について考えてきました。そして、ここでの学びをぜひ、今後の附属中生活へと生かしてほしいと思います。

2日間、お疲れ様でした。

 

情報モラル講演会を行いました(R6.04.19)

4月19日(金)に、兵庫県立大学環境人間学部の竹内和雄教授をお招きして、情報モラル講演会を行いました。

前半は事前のアンケート調査をもとに、附属中生のスマホ・ネット等に関する利用状況の実態や、それに対する今後の心構えなどについて学びました。特にネットの長時間利用に関する調査では、進級するにつれてスマホ・SNS等の利用時間が増えていくことが実態として挙げられました。そのような状況を客観的に知ることによって、家族と合意の上でルールを定めたり、自分の言動をふり返ったりなど、一人ひとりが自分の利用状況にあったネットへの向き合い方を考えるきっかけとなりました。

 講演会の後半は、実例をもとにした再現VTRをふまえて、「闇バイト」について学びました。自分たちと同じ境遇の若者が「受け子」として「闇バイト」に関わっている実情を知り、今まで別世界の出来事のように捉えていた生徒たちにざわめきが広がります。身近にひそむ甘いワナについて、自分事として想像し、考えを深めることができました。

今回の講演を通じて、改めて情報通信技術・インターネットの利便性と、そこに潜む身近な脅威について学ぶことができました。

新入生歓迎行事を行いました(R6.04.17)

4月17日(水)5-6校時より、生徒会執行部による新入生歓迎行事が開催されました。学年縦割りの各班が、班員でお互いに協力しながら、執行部が企画する様々なゲームに挑戦し、附属中生の輪を広げました。

「じゃんけん列車」で縦割り班を決定するという大胆な取り組みから始まった今回の歓迎行事。各ブースで展開されるゲームも、県大クイズから風船リフティングまで、8種の多様なお題で挑戦者を待ち構えます。しかしそこは県大生。クラスや学年の垣根を越えた絆で各班ともに次々とお題をクリアするとともに、班内にとどまらないコュニケーションで交流の輪を広げていきました。

春の日差しが眩しい中、生徒たちのあたたかくて活発な交流が見られた素敵な歓迎行事となりました。そして、このような歓迎行事を開催すべく、大胆な発想から細部の工夫に至るまで尽力してくれた生徒会執行部や、新入生を快く歓迎し、楽しい班活動を支えてくれた2・3年生など、たくさんの生徒たちがこの行事を成功させるために活躍している様子があちこちで見られました。改めて、ありがとうございました。