保健室より

保健だより(5月)

保健だより 5月 2025.pdf

 GWが終わり、本格的な夏に向けて季節が動いています。暑さと寒さが混在して、梅雨前は衣服の調節が難しいで時期ですね。外出の際には。寒暖の調整ができるような羽織りものや熱中症対策に飲み物や帽子・日焼け止めを用意しておき、天気予報を確認することも忘れずに!

 GW前後から咽頭痛や鼻炎、湿った咳の継続など上気道の症状を中心に感染性の感冒が流行しています。インフルエンザも高熱ばかりとは限りません。全身の倦怠感や重い頭痛、関節痛なども含む複数の重い症状が1日経っても継続・悪化している場合は、集団使用の室内換気やマスク、手洗い・消毒など感染症の予防はもちろん、早めの情報収集と予防、相談・検査受診を心がけましょう!

 歯科の検診が始まります。歯科におけるセルフケア・プロケアを見直す良い機会です。専門の先生方や学生の方から頂いた歯科保健教育の情報をもとに、日常生活の中のケア習慣の成果を確認しましょう。昨年は、小刻みで丁寧なブラッシングや間食回数・時間など食生活の見直し、フッ素濃度の高い歯磨き剤の使用などの複数の実践が良い結果につながっていたようです。学校での検診以外に、かかりつけ医での定期健診を視野に入れて効果的なケアを続けていきたいですね。

  5月12日は看護の日。ナイチンゲールの誕生日。看護の『看』は手と目から構成されています。自分や周りの人に目を配ったり手を差し伸べたりすることについて考えるひとときにしても良いですね。

 ← ナイチンゲール使用のカンテラ(ナイチンゲール博物館所蔵)

保健だより(4月 R7)

4月保健だより(身体測定)R7県大付属 .pdf

 4月、新しい桜の季節が早々と過ぎていこうとしています。日によっては寒暖の差が激しくて、慌ただしいスケジュールの中、身体の調子を保つのに少し工夫が必要かもしれません。

 検診が始まっています。昨年度の検診後の治療やケアはすでに出来ているでしょうか?自分のケアに対してネグレクトしていませんか?自分の健康管理をする力は自立していく上でとても大事で、人としても素敵なことです。毎日の生活の積み重ねが、未来を拓いていきます。自分を本当に大事にする生活を自分で動かしていくつもりで、与えられた今の時間や出会いを大切に、小さなことでも前を向いた行動から成長につなげたいものですね。

 4月は今年度の一番の目標は何にするか、それを達成するどうしていけるか、出来るだけ具体的に考えて書き出してみましょう!それを習慣化出来、軌道にのせられたら、何かが変わっていくかもしれません。

 新入生のオリエンテーションで、健康診断やカウンセリング、保健室利用、学校生活での災害報告(保険)、学校感染症の報告について、お伝えしました。それぞれに決められたルールもありますので、何かご不明な点などあれば、早めにお知らせいただいたり、ご理解や対応へのご協力をいただけると助かります。本年度もよろしくお願いします。

 

 

保健だより(3月)

 冷たい空気の中、少しずつ梅の花もふくらみつつあります。卒業式と入学式の間、来年度に向かって皆さんはどんなスタートをきるのでしょうか?春の間にできることは少なからずあります。今の内だから出来ること、それぞれ後悔のないように週間計画を立てていきましょう!

 休みが続く間は睡眠と食事の習慣を意識して生活リズムを整える。その積み重ねが体力や精神力を鍛えていきます。昨年度の検診で治療の勧告を受けた人、体調を崩している人は受診しておくことをお勧めします。そして、睡眠と食事の習慣を整えるには、歯磨きの活用!全身にわたるプロのケアを支えていくのも日頃の自分自身。セルフケアなのです。

 玄関ホールのところに、9月に歯科保健教育講演をしていただいた西真紀子先生からいただいた資料や講演後の皆さんからの質問に対する回答を展示しています。ぜひ、一読してみてください。一緒に昨年の保健委員からの交換留学生への歯と口の保健についての質問に対する回答結果もあります。感想を聴かせてもらえると嬉しいです。

 ほけんだより 2025.2.pdf

 

 

保健だより(1月)

 保健だより 2025.1.pdf

 受験シーズン、年内から感染症の流行が続いています。インフルエンザ、新型コロナウィルス、マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎、RSウイルス感染症…どの感染症にも①丁寧な手洗い、②ブクブクうがい、③歯磨き習慣、④効果的な換気、⑤マスク常備、⑥簡易消毒など一つひとつの対策を行動にうつすこと、消化にやさしい食事や必要な睡眠、冷え防止など、基本のコンディション作りで感染症防止に備えていきましょう!(予防接種については、効果が期待される免疫が高まるまでに数週間かかります。感染した場合には症状が軽減されます。絶対的なものではありませんが、毎年、受験生やご家族にはお勧めしたいところです。)

 また、服装や受験票、のどを潤す飲み物も慌てないように準備しておくと同時に、最後の最後まで自分の力を堂々と出し切る明るいイメージで試験に臨みましょう!運も味方つけられるよう、つよい気持ちも作っていきたいものですね。幸運をお祈りしています☆彡

保健だより12月

保健だより12月R6.docx

  年末になりました。今年もあと少しですが、心残りはありませんか?インフルエンザ感染症の流行で学級閉鎖もありましたが、大事なイベントを控えている場合は、少しの心がけで自身の感染を防げることもあります。基本の感染対策を大切に、学校にいる時だけでなく、家庭内(家族)や寮、塾等で拡げないこと。外出時にも外食などで感染しないように気を配りましょう!

 長めの冬休みが明けた後は、本格的な受験本番の時期、学年末の仕上げの時期でもあります。それぞれが長期休みを有効に活用させていくために、皆でコンディション作りに協力しましょう!

 本校における9月の歯科保健教育講演会の講演内容に触れることができなかった人のために、ご紹介があります。本校歯科校医の先生から、その資料から本校での9月のご講演が良いご講演内容であったことがわかるとお話しされていました。

ご案内 歯科保健 東京都予防医学協会.pdf ← 近い将来、成人となり親になっていく高校生の内に、高校卒業後の自分や未来の子ども、家族をはじめとする周囲の人のために拡げていってほしい内容です。口腔細菌叢が確立される幼少期。子どもの歯科保健については親や関係する大人の責任とも言われています。会に参加できなかった保護者や関係の皆様も、講師の先生のご厚意でお知らせいただきました別講演ですが、QRコードから、是非ご視聴ください。