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公益財団法人村田学術振興・教育財団「教育助成事業」の贈呈状授与

 4月15日、公益財団法人村田学術振興・教育財団より「教育助成事業(モノづくり教育支援) 」の贈呈状が授与されました。

 この事業の目的は、「現代社会の複雑な問題解決に対応するためには、総合的な能力やスキルが求められるだけでなく、技術立国日本の将来に期待される競争力やイノベーション創出の源泉となる人材育成を目指す STEAM 教育が探求意欲を高める手段として注目されています。村田学術振興・教育財団は、生徒たちが自らの可能性を広げ、総合的な能力や創造性を伸ばすための STEAM 教育を支援します。」とされています。

 高等部工業技術科では「教育助成事業」に「デジタルファブリケーションを生かした聴覚特別支援学校でのものづくり~ニーズに合わせた玩具を先輩が作る~」をテーマにして応募し、採択されました。

 今回いただいた助成金を元に、3Dプリンターや射出成型機などを購入し、高等部3年生の工業技術科生徒、普通科A「工業情報数理」選択生徒が子どもの玩具(おもちゃ)づくりを行っていきます。ありがとうございました。

2025年度助成採択結果

ワークテーブルの組み立て(普通科Bキャリア実践)

 3月13日(木)高等部普通科Bの「キャリア実践」の授業で、購入した「ワークテーブル」の組み立てを行いました。「ワークテーブル」はこれまでの机より広く、作業がしやすくなっています。

 組み立てを行う前には、①使用する道具の名前、②ケガがないように安全に進めること、③説明書をよく読むことなどを確認しました。

 段ボールの梱包から出した後、説明書を読み、必要なねじを選び組み立てました。ケガはなく安全に作業を終えることができました。

課題研究を行う飾磨工業高校生から取材を受けました。

 11月21日(木)、聴覚障害者に配慮した機器の開発について課題研究を行う、飾磨工業高校3年生1名が取材のため来校しました。
 まず施設を見学し、本校教員が使用している聴力測定の機器の紹介と説明を行い、聴覚障害者へどのような配慮が必要かを伝えました。次に、高等部生徒が課題研究についての質問を受け、日常生活の困りごとやランプによる情報保障などについて研究をすすめていく上で役立つ情報を提供しました。