STEAM探究科ブログ
STEAM1年研修旅行報告
8月1日、2日の1泊2日でSTEAM探究科1年生が研修旅行に行ってきました。
このツアーは、兵庫県内の企業、大学、研究施設を巡り新しい知識を得たり、宿泊を通じて親睦を深めたりするのが目的です。
訪れたのは、神戸芸術工科大学、シスメックス(株)、西はりま天文台(宿泊)、理化学研究所(SPring-8)、兵庫県立大学の5施設です。
==神戸芸術工科大学==
ここでは3つの体験講座から生徒が希望した講座を受講しました。
①身近な環境に関する数値を測定しよう。
②3Dプリンターでイラストの立体化
③常識に囚われないデザインをしよう
全員で集合写真。
==シスメックス(株)==
施設、最新の機器見学。社員に対する配慮やクリエイトな発想を促す工夫も紹介頂きました。
==西はりま天文台==
宿泊地。また日本一のサイズを誇る望遠鏡「なゆた」での天体観測、本校が所有しているデジタル望遠鏡「SeeStar」での天体撮影も行いました。
また夕食後は勉強したり、早朝には運動をしたりと自由に過ごしました。
==理化学研究所 SPring-8 ==
ここでは大型放射光施設SPring-8の見学や実際に勤務されている研究者から研究のプロセスやポイントをレクチャーして頂きました。(英語での講義のため、なんとかついていこうと必死でした(笑))
==兵庫県立大学姫路環境人間キャンパス==
最後の訪問先。
ここでは兵庫県立大学工学部の教授からSTEAM探究の意義や出石にある「辰鼓楼」と明石にまつわる話を伺いました。
無事に全員帰校。
たくさんの先生方にお出迎えして頂きました
このツアーがSTEAM探究の生徒の知的好奇心への刺激や財産になればと思います
高企連携授業を行いました!
STEAM探究科1回生を対象に、高企連携授業を行いました!
日東コンピューターサービス株式会社 代表取締役の 石田 一成 様、管理部経営管理課の 中森 祐治 様にお越しいただき、「現在のITの仕事とDX」というテーマで講義をしていただきました。
講義の冒頭で「コンピューターは私たちの生活に切っても切れないもの」と述べられ、
情報社会におけるITやAI、デジタルトランスフォーメーションについて力説していただきました。グループワークでは頼まれたレシピ通りに作る工程を通して、プログラムを組み立てるプログラマー体験をしました。
固定概念ではなく、必要な情報を選ぶ大切さや周りの人と協力してプログラムを作っていく事の必要性を教えていただきました。
生徒たちもとても興味をもち、たくさんの生徒の質問に対応していただき大変有意義な講義となりました。
統計学入門第2回授業を行いました。
6月21日、STEAM探究科のクラスで統計学入門の第2回目の授業を行いました。
今回のテーマは「データを根拠づけに用いる」
以前グループでの議論した「日本は移民の受け入れをすべきか否か」というテーマについて、
統計学入門の1回目の授業で学んだ知識を基に、適切なデータを用いて、自分たちの主張をよ
り説得力のあるものに改良することを目指しました。
授業の終わりにはその成果をポスターを用いて発表しました。
生徒たちからは「うまくデータを引用できた」「主張の裏付けとなるデータを見つけるのが難
しい」などという感想があがりました!
引き続き、課題研究の基礎となる手法や考え方を学んでいきます!
明高祭での機器体験!
STEAM探究科1年生ではクラスでの展示に加えて、ドローンとVRゴーグル体験会を探究ルームで開催しました。
たくさんの人に来ていただき、最初は緊張しながらも使い方を教えて、楽しんでもらいました!
体験した人からは「おお、すげ!!」という声があがったり、「思ったよりもすごかった」とい
うような感想も寄せられました!
お越しいただきありがとうございました!!
高大連携講義を行いました
「探究を探究する」というテーマで、甲南大学より甲元一也先生に講義をしていただきました。
講義内容は、探究活動の意義や重要性、探究活動によって培われる能力などでした。
現在、企業が採用したいのは、主体性と実行力がある人物、課題設定・解決能力を持っている人物、そしてチームワーク・リーダーシップを発揮できる協調性がある人物だというデータを示していただき、このような力を身につけるのに、文理の枠を超えた探究活動を重ねていくSTEAM探究科の学びは最適であるとも言っていただきました。
また、中盤には、必要な情報を検索して探し出したり、グラフの読み取りに挑戦する活動も体験して、あっという間の2時間でした。
今日の学びを普段の学びに結びつけてくれるでしょう。
スタートしたばかりのSTEAM探究科1回生、これからの成長が楽しみです!